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第6話 守られた少女が見た真の力
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オーガ討伐から二日後。
ルースの町は、再び穏やかな日常を取り戻していた。
ギルドではアルトとリリアの名があっという間に広まり、冒険者たちの間では早くも“森の英雄”と呼ばれ始めていた。
とはいえ、当の本人は褒められることに慣れていない。
ギルドのカウンター越しにちらちらと視線を送られても、アルトは居心地が悪そうに眉をひそめた。
「なあリリア、もう帰らないか?」
「だめです。正式に報酬を受け取るまでが依頼です」
「分かってるけど……あんなに見られるとな」
「英雄は注目を浴びるものですよ」
「俺は英雄になった覚えはない」
そんな会話をしている間にも、彼の背後からは興味津々の囁きが聞こえてくる。
「あの人が、たった二人でCランク討伐を成功させたんだって?」
「見た目、普通の兄ちゃんだけど……」
「隣の聖騎士の子が、けっこう可愛いな!」
リリアの頬がわずかに引きつる。
「……アルトさん、聞こえてますか?」
「うん、聞こえてる。聞かなかったことにしておこう」
やがて受付嬢が報酬袋を差し出した。
「これが依頼完了の報酬です。オーガ一体につき金貨二枚、今回は複数確認されたため、追加報酬も含めて六枚になります」
「思ったより多いな」
「解析班が言ってました。あの丘で見つかった魔力痕が、通常のオーガとは比較にならないほど強かった、と」
リリアが真剣な顔になる。
「つまり、あの個体が異常だったと?」
「はい。もしかすると“魔獣化”の兆候があったのかもしれません」
アルトの胸にざらついた感覚が広がった。
魔獣化――それは通常の魔物が、闇の力や呪詛の干渉を受け、理性を失った状態になる現象。
そして多くの場合、その裏には“人為的な力”が関わっている。
「……また、誰かが裏で糸を引いてるのか」
小さく呟いたその声を、リリアは聞き逃さなかった。
「アルトさん、まさか――」
「確かめてみる。何か嫌な予感がする」
***
夕暮れ時。
町の外れ、川沿いの小道を歩いていると、不意に悲鳴が響いた。
「きゃああっ!!」
反射的に脚が動く。
声の方角に駆けると、そこには荷馬車を囲む三人の男たちと、怯えた商家の娘らしき少女の姿があった。
「やめてください! 父の屋敷には何も――!」
「うるせぇ、金を出せって言ってんだよ!」
盗賊風の男たちがナイフを構え、少女の前に立ち塞がる。
アルトは咄嗟に地面を蹴った。
男たちが振り返るより早く、彼の姿が目の前に現れる。
「やめとけ。それ以上やったら、後悔する」
「なんだ貴様!」
叫ぶと同時に刃が振り下ろされた。
瞬間、ナイフが空中で止まる。
まるで風が凍ったかのように、動きが止まったのだ。
アルトはそのまま指を弾いた。
金属音と共に、ナイフが逆に弾け飛び、盗賊の手から離れる。
もう一人が背後から斧を振り上げたが、それも触れる前に粉々に砕け散った。
「ば、化け物かよ……!」
「逃げろ!」
残りの男たちが踵を返したが、その瞬間、アルトの影が膨らんだ。
巨大な鎖のようなものが地面から伸び、逃亡者たちの足を絡め取る。
鎖は虹色の光を放ち、数秒で消えた。
その場には気絶した三人だけが横たわっている。
沈黙。
少女はその場に崩れ落ち、かすれた声で呟いた。
「あ、ありがとうございます……命の恩人です……」
リリアが少し遅れて到着し、状況を確認すると安堵の息を吐いた。
「また助けたんですか、アルトさん……」
「放っておけなかっただけだ」
少女は立ち上がり、涙を拭いながら深々と頭を下げた。
「本当に、ありがとうございました。私はミナ。父がこの町の商会を営んでいて……恩返しをさせてください」
「気にしなくていい。怪我は?」
「いえ、何も。……あの、今のお力は一体……?」
アルトは困ったように微笑んだ。
「ただの、ちょっとした防御だよ」
その言葉を聞いたリリアが苦笑し、少女に向かって言う。
「彼は“ちょっとした”と言いながら、昨日オーガを一撃で倒しました」
「えっ……!?」
ミナの瞳が大きく開かれた。
***
その夜。
ミナの屋敷で簡単な食事を振る舞われた二人は、温かな明かりの中でくつろいでいた。
リリアはワイングラスを手に取りながら、少し頬を赤くして言った。
「こうして落ち着くのも久しぶりですね。こんなにちゃんとした食事、実は久々なんです」
「騎士団は厳しいんだな」
「ええ、毎日パンとスープですから。でも……あなたといると、なんだか普通に笑える気がします」
アルトは照れたように頭をかいた。
「俺なんかと一緒にいて楽しいか?」
「楽しいですよ。だって、あなたの力は誰かを救うために使われている。そんな人、そういません」
暖かな空気が流れた。
リリアが微笑み、アルトがその笑顔に自然と目を奪われる。
だが次の瞬間、胸の奥が微かに軋んだ。
――本当に、俺はこのまま人を救うために力を使えるのか。
――この力が暴走したら、守るどころか、また誰かを傷つけるんじゃないか。
不安が胸を締めつける。
だがそのとき、ミナが慌てて部屋に飛び込んできた。
「アルトさん! 外に、黒衣の男たちが……!」
彼女の言葉が終わるより早く、窓の外で炎が上がった。
叫び声、そして金属音。どうやら屋敷が襲撃を受けている。
アルトは椅子を跳ね飛ばし、剣を召喚した。
「リリア、ミナを頼む!」
「え、でも――」
「頼む!」
言い終えると同時に、彼は外へ飛び出した。
夜風が肌を打ち、庭園の向こうで数人の黒衣の影が蠢いている。
手にした刃は赤く光り、その動きはまるで操られているかのように不自然だった。
アルトが一歩踏み出した瞬間、白い線が走る。
空気が弾け、激しい光弾が放たれた。
彼は手をかざし、瞬時に魔法を“無効化”する。
だが、逃げ場を失った炎が上空に散り、周囲の木々を照らした。
「貴様が……あの討伐者か」
黒衣の男が言葉を発した。
声に、聞き覚えのある響き。
「……リオ?」
アルトの視線が鋭くなった。
勇者パーティの元仲間――狩人リオ、その人影に瓜二つだった。
「まさか、まだ生きていたとはな。お前の記録はとっくに処分されたはずだ」
「お前が……何をしてる?」
「命令だ。お前という“異常存在”を排除せよ、とな」
瞬間、空気が張り詰める。
アルトの瞳から温度が消えた。
「……なるほど。ようやく分かった」
「何がだ?」
「俺を追放した理由。最初から、恐れてたんだな――俺の力を」
風が止まり、時間が凍る。
アルトの右手が光を宿し、その輝きは闇を切り裂くように鮮烈だった。
黒衣の者たちが動くより早く、空間が“停止した”。
「無効化領域展開」
すべての魔力の流れが断たれ、炎も音も消える。
次の瞬間、アルトの剣が閃き、男たちは何が起こったかも理解できぬまま崩れ落ちた。
静寂。
夜の冷気だけが残る中、アルトはゆっくりと剣を下ろした。
胸の奥に、複雑な怒りと哀しみが滲む。
リリアとミナが駆け寄る。
「大丈夫ですか!?」
「ああ、問題ない。……だが、これで確信した。俺を排除しようとしている何者かがいる」
「まさか、勇者一行が……?」
「それだけじゃない。国家、そして教会まで繋がっているかもしれない」
リリアが震える声で問う。
「これからどうするんです?」
アルトは短く答えた。
「逃げるんじゃない。俺が、真実を暴く」
夜風が強く吹き抜け、灰色の雲が流れていく。
その下で、アルトの瞳は確かに光った。
“無能”として捨てられた男の戦いが、今、新たな段階へ突入する。
(第6話 終)
ルースの町は、再び穏やかな日常を取り戻していた。
ギルドではアルトとリリアの名があっという間に広まり、冒険者たちの間では早くも“森の英雄”と呼ばれ始めていた。
とはいえ、当の本人は褒められることに慣れていない。
ギルドのカウンター越しにちらちらと視線を送られても、アルトは居心地が悪そうに眉をひそめた。
「なあリリア、もう帰らないか?」
「だめです。正式に報酬を受け取るまでが依頼です」
「分かってるけど……あんなに見られるとな」
「英雄は注目を浴びるものですよ」
「俺は英雄になった覚えはない」
そんな会話をしている間にも、彼の背後からは興味津々の囁きが聞こえてくる。
「あの人が、たった二人でCランク討伐を成功させたんだって?」
「見た目、普通の兄ちゃんだけど……」
「隣の聖騎士の子が、けっこう可愛いな!」
リリアの頬がわずかに引きつる。
「……アルトさん、聞こえてますか?」
「うん、聞こえてる。聞かなかったことにしておこう」
やがて受付嬢が報酬袋を差し出した。
「これが依頼完了の報酬です。オーガ一体につき金貨二枚、今回は複数確認されたため、追加報酬も含めて六枚になります」
「思ったより多いな」
「解析班が言ってました。あの丘で見つかった魔力痕が、通常のオーガとは比較にならないほど強かった、と」
リリアが真剣な顔になる。
「つまり、あの個体が異常だったと?」
「はい。もしかすると“魔獣化”の兆候があったのかもしれません」
アルトの胸にざらついた感覚が広がった。
魔獣化――それは通常の魔物が、闇の力や呪詛の干渉を受け、理性を失った状態になる現象。
そして多くの場合、その裏には“人為的な力”が関わっている。
「……また、誰かが裏で糸を引いてるのか」
小さく呟いたその声を、リリアは聞き逃さなかった。
「アルトさん、まさか――」
「確かめてみる。何か嫌な予感がする」
***
夕暮れ時。
町の外れ、川沿いの小道を歩いていると、不意に悲鳴が響いた。
「きゃああっ!!」
反射的に脚が動く。
声の方角に駆けると、そこには荷馬車を囲む三人の男たちと、怯えた商家の娘らしき少女の姿があった。
「やめてください! 父の屋敷には何も――!」
「うるせぇ、金を出せって言ってんだよ!」
盗賊風の男たちがナイフを構え、少女の前に立ち塞がる。
アルトは咄嗟に地面を蹴った。
男たちが振り返るより早く、彼の姿が目の前に現れる。
「やめとけ。それ以上やったら、後悔する」
「なんだ貴様!」
叫ぶと同時に刃が振り下ろされた。
瞬間、ナイフが空中で止まる。
まるで風が凍ったかのように、動きが止まったのだ。
アルトはそのまま指を弾いた。
金属音と共に、ナイフが逆に弾け飛び、盗賊の手から離れる。
もう一人が背後から斧を振り上げたが、それも触れる前に粉々に砕け散った。
「ば、化け物かよ……!」
「逃げろ!」
残りの男たちが踵を返したが、その瞬間、アルトの影が膨らんだ。
巨大な鎖のようなものが地面から伸び、逃亡者たちの足を絡め取る。
鎖は虹色の光を放ち、数秒で消えた。
その場には気絶した三人だけが横たわっている。
沈黙。
少女はその場に崩れ落ち、かすれた声で呟いた。
「あ、ありがとうございます……命の恩人です……」
リリアが少し遅れて到着し、状況を確認すると安堵の息を吐いた。
「また助けたんですか、アルトさん……」
「放っておけなかっただけだ」
少女は立ち上がり、涙を拭いながら深々と頭を下げた。
「本当に、ありがとうございました。私はミナ。父がこの町の商会を営んでいて……恩返しをさせてください」
「気にしなくていい。怪我は?」
「いえ、何も。……あの、今のお力は一体……?」
アルトは困ったように微笑んだ。
「ただの、ちょっとした防御だよ」
その言葉を聞いたリリアが苦笑し、少女に向かって言う。
「彼は“ちょっとした”と言いながら、昨日オーガを一撃で倒しました」
「えっ……!?」
ミナの瞳が大きく開かれた。
***
その夜。
ミナの屋敷で簡単な食事を振る舞われた二人は、温かな明かりの中でくつろいでいた。
リリアはワイングラスを手に取りながら、少し頬を赤くして言った。
「こうして落ち着くのも久しぶりですね。こんなにちゃんとした食事、実は久々なんです」
「騎士団は厳しいんだな」
「ええ、毎日パンとスープですから。でも……あなたといると、なんだか普通に笑える気がします」
アルトは照れたように頭をかいた。
「俺なんかと一緒にいて楽しいか?」
「楽しいですよ。だって、あなたの力は誰かを救うために使われている。そんな人、そういません」
暖かな空気が流れた。
リリアが微笑み、アルトがその笑顔に自然と目を奪われる。
だが次の瞬間、胸の奥が微かに軋んだ。
――本当に、俺はこのまま人を救うために力を使えるのか。
――この力が暴走したら、守るどころか、また誰かを傷つけるんじゃないか。
不安が胸を締めつける。
だがそのとき、ミナが慌てて部屋に飛び込んできた。
「アルトさん! 外に、黒衣の男たちが……!」
彼女の言葉が終わるより早く、窓の外で炎が上がった。
叫び声、そして金属音。どうやら屋敷が襲撃を受けている。
アルトは椅子を跳ね飛ばし、剣を召喚した。
「リリア、ミナを頼む!」
「え、でも――」
「頼む!」
言い終えると同時に、彼は外へ飛び出した。
夜風が肌を打ち、庭園の向こうで数人の黒衣の影が蠢いている。
手にした刃は赤く光り、その動きはまるで操られているかのように不自然だった。
アルトが一歩踏み出した瞬間、白い線が走る。
空気が弾け、激しい光弾が放たれた。
彼は手をかざし、瞬時に魔法を“無効化”する。
だが、逃げ場を失った炎が上空に散り、周囲の木々を照らした。
「貴様が……あの討伐者か」
黒衣の男が言葉を発した。
声に、聞き覚えのある響き。
「……リオ?」
アルトの視線が鋭くなった。
勇者パーティの元仲間――狩人リオ、その人影に瓜二つだった。
「まさか、まだ生きていたとはな。お前の記録はとっくに処分されたはずだ」
「お前が……何をしてる?」
「命令だ。お前という“異常存在”を排除せよ、とな」
瞬間、空気が張り詰める。
アルトの瞳から温度が消えた。
「……なるほど。ようやく分かった」
「何がだ?」
「俺を追放した理由。最初から、恐れてたんだな――俺の力を」
風が止まり、時間が凍る。
アルトの右手が光を宿し、その輝きは闇を切り裂くように鮮烈だった。
黒衣の者たちが動くより早く、空間が“停止した”。
「無効化領域展開」
すべての魔力の流れが断たれ、炎も音も消える。
次の瞬間、アルトの剣が閃き、男たちは何が起こったかも理解できぬまま崩れ落ちた。
静寂。
夜の冷気だけが残る中、アルトはゆっくりと剣を下ろした。
胸の奥に、複雑な怒りと哀しみが滲む。
リリアとミナが駆け寄る。
「大丈夫ですか!?」
「ああ、問題ない。……だが、これで確信した。俺を排除しようとしている何者かがいる」
「まさか、勇者一行が……?」
「それだけじゃない。国家、そして教会まで繋がっているかもしれない」
リリアが震える声で問う。
「これからどうするんです?」
アルトは短く答えた。
「逃げるんじゃない。俺が、真実を暴く」
夜風が強く吹き抜け、灰色の雲が流れていく。
その下で、アルトの瞳は確かに光った。
“無能”として捨てられた男の戦いが、今、新たな段階へ突入する。
(第6話 終)
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