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◆第二任務 朝木春彦の同棲
第5彦 『愛の牢』 (薫)
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まさかね。初めての恋人が、春だなんて思わなかった。
更に、三つも年下の彼と同じ日に朝木院を出ることができて、いきなり二人で暮らすときが来るなんて。
夢にも思っていなかったことでも、実現する場合もあるのだと初めて知った。
これまで『呼び出し』で数多の知らない男の人と一夜を過ごすことを強制されてきたけれど、そこには一寸の情もない。
情はないのだけれど……それでも汚されきってしまった私は、もう男の人と普通に過ごす資格はないのだと思っていた。
けれど春は、全てを知った上で私を好きだと言ってくれた。
嬉しかったの……すごく。
あの日、軽バンに押し込まれた日。
春は駆けつけてはこなかった。
動かないことを選ぶのも護り方の一つだと、私も春も知っていたから。それで良かったのだ。
けれど、やっぱり。
本当は助けてほしかった――そんなことを、あの車の中、窓の外で小さくなっていく春の姿に思ってしまった。
そしてあのときの助けてほしかった気持ちが、今になってようやく叶ったような気がしていたのだ。
三年も待たされちゃったけど、ね。なんて。
住居が整うまでの数日は、ホテル暮らしをしていた。
春は、朝木院を出たその翌日からプロの殺し屋になった。
そういう約束であの場所を出たのだと、淡々とした口調で彼は言う。朝早く出発してから夜中まで帰ってこない。私は不安になっていた。
朝木院を出てから初めての、男の人の腕の中以外の外の世界。
ホテルで布団を頭からかぶって、春の帰りをひたすら待っていた。
知らない人の足音。エントランスにいるホテルマン。朝木院で食べたこともないようなおいしい食事。
それら全てが怖かった。
二十歳になって、私は朝木院で一番のお姉さんだと思っていた。けれど、外の世界で、心はずっと子供のままなのだ。
春は十七歳という歳で、お金をたくさんもっていた。
朝木院にいたこれまでの十七年間、訓練として裏稼業の補佐に入ったときに発生した支給金を、一円たりとも使っていなかったらしい。
なんでも、全てこの時のための計画だったのだとか……。
春はいつからか、そういう人になった。
策士というか……うん。
弱い弟の皮を被って、その裏で自分の実力を自分で値踏みし――そして目的が叶うことを誰よりも信じているように見えるのだ。
そして、そんな春の計算高さは、二人暮らしの部屋を用意することに対しても実力を発揮した。
予想以上に事が早く進んでいったのだ。
朝木院を出て、まだひと月も経たないある日。
ホテル暮らしに慣れる前に、私の手の中には、もう次の扉の鍵があった。
仕事が休みだった春と二人で、見知らぬ街へ向かっていた。
マンションの鍵を渡してくれたのは取引人の『平井さん』という人。裏の人脈から得た、春の知り合いらしかった。
「では朝木さん、私はこれで」と優しく笑った彼に、春は会釈を返していた。
平井さんは帰り際「幸せに」と微笑みを交えて私に言う。
平井さんの言う、幸せ、というものが正直今の私にはよく分からない。
けれど単なる仲介人の平井さんが教えてくれるはずもなく、彼は過行く煙のようにその姿をくらませ、それっきり。
新居のエントランスはホテルみたいだった。
ついこの前まで宿泊していたホテルと似たような、豪華なものに見えた。
エントランスにいた管理人さんの姿に、思わず足がすくむ。やっぱり、まだ外の世界の人には慣れない。
春はそんな私の手からボストンバッグを取って、何も言わずに前を歩いてくれた。
春が、私の前を歩いている……初めてのことだったかもしれない。
磨かれた床は足音を吸い、エレベーターはほとんど音を立てない。
壁際には季節の花が生けてあって、柔らかい香りが漂っている。
春が部屋の鍵を開ける。
扉を開けた瞬間、ひんやりとした新しい空気が体を包み込んでくるようだった。
新築の3LDK――大型バルコニーつき。
壁も床も真新しく、白と木目で統一されている。
生活感は……正直、ゼロ。
これまで朝木院の娯楽の日に鑑賞した映画で見てきたような、表の人たちが暮らしている『平均的な部屋』を想像していたから、私は目をぱちぱちさせることしかできなかった。
しかしさり気なく揃えられたクッションの柄や、カーテンの色合いから、春が私のために一から用意してくれた場所という思いが伝わってくる。なんだか気分が高揚してくるようだった。
バルコニーに出て下を覗くと、私たちの部屋の番号『8802』と書かれた駐輪スペースに、見たことのない大型バイクが停まっている。
まさか……。
「春、そこ、停まってるやつ……買った?」
「買った」
「わーお……」
春は手荷物を端に寄せて、優しい顔で「結構好きなんだ、バイク」と続けた。
大型マンションと大型バイク。
朝木院から出たことで解放感があるのかもしれないけれど……ためらいもなく揃えるあたり、春は金銭感覚が少し、いや結構、大胆なタイプなのかもしれない。初めて知った顔だった。
そんな一面に、なんだかんだ、私のためだけでなく春も楽しんでいる――ということが分かって、ますますこれからの生活に胸が踊る。
家具や家電は全部揃っていて、しかも新品。
私の荷物も、いつの間にか決められた場所にきれいに収まっていた。
クローゼットの中は広くて、棚の高さまでぴったりと合わせられている。
一方で、冷蔵庫の中を覗くと、入っていたのは飲料だけ。
「春殿、もしや……料理……は?」
「え。あ、その気になれば……たぶん」
と、詰まったように言う。
その気になれば――の、顔じゃない。完全に知識ゼロのやつだ。
まあ、無理もないね。男子棟の人たちは、訓練だらけで料理なんて教えてもらう暇なんてなかったのだから。
「んー、じゃあ今日は、俗にいう出前ってやつにしてみます?」と、聞いてみると、春は少し顔を逸らして、「これから学ぶ」と言った。
その言い方があまりに強がっているように見えて、逆におかしくて笑ってしまう。
出前が届くまでの間、部屋を歩き回る。
窓は二重で、防音は完璧のようだった。ドアには複数のロック。視線の届かない場所にだけ開く小窓。
全部、春の『選択』なのだろう。すごく春らしい。朝木院で身に着けた警戒心か、心配性すぎるのかは分からないけど……。
夜景の見えるバルコニーで、届いた料理の袋を広げた。
春は椅子に腰を下ろし、私が座るまで何も食べずに待っていた。
「ここはもう薫さんの家だから、好きにしてほしい。俺がいないときも、ここは一番安全な場所だから」
その一言で、胸の奥が温かくなる。
外の世界へ来たことの不安が、ゆっくりと解けていく。
ふたりで料理を食べながらも、春はずっと心地よい距離を保ってくれていた。
『呼び出し』のときの男の人とは違う。やたらと話しかけてくるわけでもなく、身体に触れてくることもない。
ただ、私との時間を共有してくれていた。
春がこんなに優しくて格好良い男の人に成長していただなんて、朝木院にいた頃は全く気が付かなかったよ。
でもなんか、やっぱり、ずっと遠くにいっちゃったみたい。
嬉しいけれど、少しだけ寂しいかな。
「へへ、ちょっと変な感じだけ――」
「ずっとこうしたかった」
突然、言葉を遮られた。
目が合うと、春の瞳が……怖いくらいにギラりと光りを帯びて見えて、私は息をのんだ。「いや、なんでもない」とそのまま視線を逸らした彼は、黙って白い月を見上げているだけ。
……なに、今の。
少しの違和感を覚えながらも、私は飲み物を注いでいた。
* * *
ソファに並んで座る夜。
テレビはつけていないのに、不思議と静かすぎる感じはしなかった。
――こんな穏やかな夜が、ずっと続いたら。
隣に座る春の肩に、ぽす、と頭を寄せる。春のさらさらの、長い茶髪が頬に触れる。
どっちがお姉ちゃんで、お兄ちゃんか分からないね。
思っていたより、ずっと、私は春のことが大好きだったみたい。
春は少し驚いたように体を緊張させていたけれど、ふ、と優しく笑ってくれた。
そのとき、彼の顔が近づき、指先が私の頬に触れる。
やさしく、そっと。
「春……?」
私の心臓が跳ね上がるより前に、春がふわりと笑う。
「まつ毛」
ぽつりとそう呟いた彼の指先には、私の頬へ抜け落ちていたまつ毛がちょんと抓ままれていた。
……な、なんだ、びっくりした。
とても十七歳とは思えない大人びた彼の姿。
同時に、混じる視線の向こう側、春の瞳は僅かに赤く染まっていた。
疲れているのかもしれない。そう思ったけれど、声には出さなかった。
私ばかりが、どんどん夢中になっていってしまいそうになっている。
――そんな同棲一日目の、夜。
更に、三つも年下の彼と同じ日に朝木院を出ることができて、いきなり二人で暮らすときが来るなんて。
夢にも思っていなかったことでも、実現する場合もあるのだと初めて知った。
これまで『呼び出し』で数多の知らない男の人と一夜を過ごすことを強制されてきたけれど、そこには一寸の情もない。
情はないのだけれど……それでも汚されきってしまった私は、もう男の人と普通に過ごす資格はないのだと思っていた。
けれど春は、全てを知った上で私を好きだと言ってくれた。
嬉しかったの……すごく。
あの日、軽バンに押し込まれた日。
春は駆けつけてはこなかった。
動かないことを選ぶのも護り方の一つだと、私も春も知っていたから。それで良かったのだ。
けれど、やっぱり。
本当は助けてほしかった――そんなことを、あの車の中、窓の外で小さくなっていく春の姿に思ってしまった。
そしてあのときの助けてほしかった気持ちが、今になってようやく叶ったような気がしていたのだ。
三年も待たされちゃったけど、ね。なんて。
住居が整うまでの数日は、ホテル暮らしをしていた。
春は、朝木院を出たその翌日からプロの殺し屋になった。
そういう約束であの場所を出たのだと、淡々とした口調で彼は言う。朝早く出発してから夜中まで帰ってこない。私は不安になっていた。
朝木院を出てから初めての、男の人の腕の中以外の外の世界。
ホテルで布団を頭からかぶって、春の帰りをひたすら待っていた。
知らない人の足音。エントランスにいるホテルマン。朝木院で食べたこともないようなおいしい食事。
それら全てが怖かった。
二十歳になって、私は朝木院で一番のお姉さんだと思っていた。けれど、外の世界で、心はずっと子供のままなのだ。
春は十七歳という歳で、お金をたくさんもっていた。
朝木院にいたこれまでの十七年間、訓練として裏稼業の補佐に入ったときに発生した支給金を、一円たりとも使っていなかったらしい。
なんでも、全てこの時のための計画だったのだとか……。
春はいつからか、そういう人になった。
策士というか……うん。
弱い弟の皮を被って、その裏で自分の実力を自分で値踏みし――そして目的が叶うことを誰よりも信じているように見えるのだ。
そして、そんな春の計算高さは、二人暮らしの部屋を用意することに対しても実力を発揮した。
予想以上に事が早く進んでいったのだ。
朝木院を出て、まだひと月も経たないある日。
ホテル暮らしに慣れる前に、私の手の中には、もう次の扉の鍵があった。
仕事が休みだった春と二人で、見知らぬ街へ向かっていた。
マンションの鍵を渡してくれたのは取引人の『平井さん』という人。裏の人脈から得た、春の知り合いらしかった。
「では朝木さん、私はこれで」と優しく笑った彼に、春は会釈を返していた。
平井さんは帰り際「幸せに」と微笑みを交えて私に言う。
平井さんの言う、幸せ、というものが正直今の私にはよく分からない。
けれど単なる仲介人の平井さんが教えてくれるはずもなく、彼は過行く煙のようにその姿をくらませ、それっきり。
新居のエントランスはホテルみたいだった。
ついこの前まで宿泊していたホテルと似たような、豪華なものに見えた。
エントランスにいた管理人さんの姿に、思わず足がすくむ。やっぱり、まだ外の世界の人には慣れない。
春はそんな私の手からボストンバッグを取って、何も言わずに前を歩いてくれた。
春が、私の前を歩いている……初めてのことだったかもしれない。
磨かれた床は足音を吸い、エレベーターはほとんど音を立てない。
壁際には季節の花が生けてあって、柔らかい香りが漂っている。
春が部屋の鍵を開ける。
扉を開けた瞬間、ひんやりとした新しい空気が体を包み込んでくるようだった。
新築の3LDK――大型バルコニーつき。
壁も床も真新しく、白と木目で統一されている。
生活感は……正直、ゼロ。
これまで朝木院の娯楽の日に鑑賞した映画で見てきたような、表の人たちが暮らしている『平均的な部屋』を想像していたから、私は目をぱちぱちさせることしかできなかった。
しかしさり気なく揃えられたクッションの柄や、カーテンの色合いから、春が私のために一から用意してくれた場所という思いが伝わってくる。なんだか気分が高揚してくるようだった。
バルコニーに出て下を覗くと、私たちの部屋の番号『8802』と書かれた駐輪スペースに、見たことのない大型バイクが停まっている。
まさか……。
「春、そこ、停まってるやつ……買った?」
「買った」
「わーお……」
春は手荷物を端に寄せて、優しい顔で「結構好きなんだ、バイク」と続けた。
大型マンションと大型バイク。
朝木院から出たことで解放感があるのかもしれないけれど……ためらいもなく揃えるあたり、春は金銭感覚が少し、いや結構、大胆なタイプなのかもしれない。初めて知った顔だった。
そんな一面に、なんだかんだ、私のためだけでなく春も楽しんでいる――ということが分かって、ますますこれからの生活に胸が踊る。
家具や家電は全部揃っていて、しかも新品。
私の荷物も、いつの間にか決められた場所にきれいに収まっていた。
クローゼットの中は広くて、棚の高さまでぴったりと合わせられている。
一方で、冷蔵庫の中を覗くと、入っていたのは飲料だけ。
「春殿、もしや……料理……は?」
「え。あ、その気になれば……たぶん」
と、詰まったように言う。
その気になれば――の、顔じゃない。完全に知識ゼロのやつだ。
まあ、無理もないね。男子棟の人たちは、訓練だらけで料理なんて教えてもらう暇なんてなかったのだから。
「んー、じゃあ今日は、俗にいう出前ってやつにしてみます?」と、聞いてみると、春は少し顔を逸らして、「これから学ぶ」と言った。
その言い方があまりに強がっているように見えて、逆におかしくて笑ってしまう。
出前が届くまでの間、部屋を歩き回る。
窓は二重で、防音は完璧のようだった。ドアには複数のロック。視線の届かない場所にだけ開く小窓。
全部、春の『選択』なのだろう。すごく春らしい。朝木院で身に着けた警戒心か、心配性すぎるのかは分からないけど……。
夜景の見えるバルコニーで、届いた料理の袋を広げた。
春は椅子に腰を下ろし、私が座るまで何も食べずに待っていた。
「ここはもう薫さんの家だから、好きにしてほしい。俺がいないときも、ここは一番安全な場所だから」
その一言で、胸の奥が温かくなる。
外の世界へ来たことの不安が、ゆっくりと解けていく。
ふたりで料理を食べながらも、春はずっと心地よい距離を保ってくれていた。
『呼び出し』のときの男の人とは違う。やたらと話しかけてくるわけでもなく、身体に触れてくることもない。
ただ、私との時間を共有してくれていた。
春がこんなに優しくて格好良い男の人に成長していただなんて、朝木院にいた頃は全く気が付かなかったよ。
でもなんか、やっぱり、ずっと遠くにいっちゃったみたい。
嬉しいけれど、少しだけ寂しいかな。
「へへ、ちょっと変な感じだけ――」
「ずっとこうしたかった」
突然、言葉を遮られた。
目が合うと、春の瞳が……怖いくらいにギラりと光りを帯びて見えて、私は息をのんだ。「いや、なんでもない」とそのまま視線を逸らした彼は、黙って白い月を見上げているだけ。
……なに、今の。
少しの違和感を覚えながらも、私は飲み物を注いでいた。
* * *
ソファに並んで座る夜。
テレビはつけていないのに、不思議と静かすぎる感じはしなかった。
――こんな穏やかな夜が、ずっと続いたら。
隣に座る春の肩に、ぽす、と頭を寄せる。春のさらさらの、長い茶髪が頬に触れる。
どっちがお姉ちゃんで、お兄ちゃんか分からないね。
思っていたより、ずっと、私は春のことが大好きだったみたい。
春は少し驚いたように体を緊張させていたけれど、ふ、と優しく笑ってくれた。
そのとき、彼の顔が近づき、指先が私の頬に触れる。
やさしく、そっと。
「春……?」
私の心臓が跳ね上がるより前に、春がふわりと笑う。
「まつ毛」
ぽつりとそう呟いた彼の指先には、私の頬へ抜け落ちていたまつ毛がちょんと抓ままれていた。
……な、なんだ、びっくりした。
とても十七歳とは思えない大人びた彼の姿。
同時に、混じる視線の向こう側、春の瞳は僅かに赤く染まっていた。
疲れているのかもしれない。そう思ったけれど、声には出さなかった。
私ばかりが、どんどん夢中になっていってしまいそうになっている。
――そんな同棲一日目の、夜。
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