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2章 町と仲間と成長と
24話 襲撃
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露店が繁盛してから数週間が経過した。大変ありがたいことに、紫電一閃の皆さんが訪れてからは、お客さんが途切れない忙しい日々を過ごしている。
最近ではその依頼人の多さから露店の開店日を週3に増やそうかとシュムと会話しているほどである。
そんな大変ながらも充実している日々を過ごす中、今日は販売するロングソードの素材となるゴブリンの剣を集めるため、2人でガルドの森に来ている。
ちなみにただ常時依頼を受けるだけではランクに影響がないため、ついでとばかりにランク依頼であるゴブリン討伐依頼を受けている。
「にゃっ!」
小さく声を上げながらシュムが凄まじい速度でゴブリンを屠っていく。その姿に相変わらず軽やかだなと感想を抱きつつ、僕も負けじとゴブリンを討伐していく。
こうして2人で協力すること数分。最早一つの傷も受けることなく、僕たちは余裕でゴブリンの集落を壊滅させることができた。
「ふぅ……シュムお疲れ様」
「にゃ。ファンもお疲れ様にゃ! 剣持ちはいたかにゃ?」
「うん。都合よく2匹もいたよ。シュムはどう?」
「こっちは1匹だけだったにゃ……」
「合計3本か。悪くないけど、最近の売上を考えるともう少し用意したいね」
「せめて5本にゃ?」
「だね。欲を言えば10本欲しいところだけど、1日じゃ流石に厳しいかな」
「にゃ! きっとファンとシュムならやれるにゃ!」
「シュム……そうだね。それじゃ次の集落に向かおうか」
「はいにゃ!」
言葉の後、僕たちは別のゴブリン集落へと向かった。
この日は結局3つの集落を壊滅させ、ゴブリンの剣を6本入手することができた。
◇
ゴブリン討伐後、僕たちは剣の修繕を行うべくいつもの平らな岩のある場所へとやってきた。
地面に腰を下ろし、岩の上に剣を1本置く。するとシュムが笑顔のまま僕の側へと腰を下ろした。
「毎度のことながら見てて楽しい?」
「にゃ! どんどん綺麗ににゃるの楽しいにゃ!」
「ならよかったよ。さてそろそろ暗くなってくる頃だし、急いで終わらしちゃおうか。この後楽しい予定も待っていることだしね」
実はこの後僕たちは紫電一閃の皆さんと会う予定を立てている。何か理由があるかと言われると取り立ててない。
単にルナさんが僕たちに会いたくなったということだったため、せっかくなら全員で夕食でも取ろうということになったのだ。
ただどうせならこの際、露店が繁盛したお礼を言おうと考えているところではある。
僕の言葉にシュムは楽しげにうんと頷く。
「そうにゃ! だからファン頑張るにゃー!」
「おっけー!」
シュムの応援を受け、僕は修繕を開始する。とはいえゴブリンの剣の修繕は最早慣れたもので、僕は十数分で全てを完了させた。
「よし、こんなもんかな」
「お疲れ様にゃ」
「よし、それじゃそろそろ帰ろうか」
言葉の後、僕はゆっくりと立ち上がろうとした──その瞬間であった。
「ファン! ……にゃっ!」
突然ハッとしたシュムが立ち上がると、短剣を手に僕の側に立った。途端にカキンッという金属音が響く。
「シュム! ……短剣?」
弾かれた物体へとチラと視線を向ける。するとそこには黒一色に染まった短剣があった。しかし次の瞬間どういう訳か黒の短剣はモヤとなり霧散した。
「さっすが獣人。まさかアレを防ぐとは思わなかったわ」
「……っ! 誰だ!?」
抜き放った剣を手に、声の方向へと視線をやる。すると全身を黒のローブで包んだ細身の男が、森の中から姿を現した。
男は飄々とした動きで、右手に有している短剣を遊ぶように動かしながら口を開いた。
「俺は暗剣のジャック。元Bランクの冒険者で、今はちょっくら裏稼業というもんをやってる者よ。短い間だけどよろしくな坊ちゃん、嬢ちゃん」
「暗剣のジャック……」
「んー? その表情、まさか俺のことを知らないのか? ……まぁいいか。これを機に是非覚えてくれ」
その捉えどころのない様子に眉根を寄せながら、僕は警戒しつつ声を上げる。
「それにしても随分と物騒じゃないか。いきなり剣を放ってくるなんて。シュムが守ってくれなかったらきっと今頃僕の首は飛んでいたと思うんだけど」
「……なんだい存外冷静じゃないか。でもそうだな。彼女が守ってなかったら坊ちゃんは死んでいたろうよ」
「何が目的だ。少なくとも僕たちは裏稼業の人間に狙われるようなことはしていないはずなんだけどね」
「そうだな。坊ちゃんたちは清廉潔白だ。なんの悪いこともしていない。ただ露店がほんの少し繁盛しただけの幼気な少年少女だ。惜しむらくは露店を開いていたのがこのガルドの町だったということだな」
「露店……もしかしてどこかの商会の依頼……メルド商会か?」
「…………」
「沈黙は正解と捉えていい?」
「坊ちゃんその年齢の割に随分と頭が切れるんだな。……依頼主からは守秘義務が課されているが、まぁいいか。冥土の土産に教えてやろう。大正解さ。今回はメルド商会からの依頼でね、目障りな露店の少年少女を抹殺しろってよ」
「抹殺……穏やかじゃないね」
「あぁ俺もそう思う。坊ちゃん嬢ちゃんのような子供相手にすることではないわな。だが依頼である以上……俺は全うしなけりゃならねぇ」
言葉の後、ジャックは漆黒の短剣を構える。
「ファンには指一本触れさせにゃいにゃ!」
シュムが力強い声音と共に僕の前に立ち、キッと鋭い視線を向ける。
「シュム……僕も──」
「ファンは下がってるにゃ! それで戦いが始まったらすぐ町に逃げるにゃ!」
「なにを」
「こいつ……あの時の殺気のやつにゃ。すごく危険にゃ」
「ほう…….殺気で人を判断できるのか。獣人ってやつは感覚が鋭いとは聞くがまさかここまでとはねぇ」
言葉の後、ジャックは聞いてもいない内容を楽しげにペラペラと喋る。
「ついでに話しておくと俺はあの夜人知れず殺害する予定だったんだ。それがまさかあの距離で察知されるとは思わなくてよ、結局こうして人のいないタイミングを狙うことにしたってわけさ」
……あの時シュムが感じた殺気は本当だったってことか。くそっ、そのことを紫電一閃の皆さんに相談すべきだったか?
僕は後悔の念を抱きながら、シュム越しにジャックの姿を見る。
彼は相変わらずゆらゆらと不気味に動きながら、ニヤリとした表情を浮かべている。
……暗剣のジャック。元Bランクの冒険者。つまり格上だ。おそらくシュム1人では、いや2人で協力しても勝てない。なんとか逃げることは……いや、きっとシュムの言葉に従って僕だけ逃げても町に到着する前に殺されるだろう。それだけの実力差はあるはずだ。なら、どうする。どうすればいい。
考えが纏まらない。額から汗がたらりと地面に落ちる。
そんな僕のことなどどうでも良いとばかりに、ジャックは口を開く。
「喋りすぎたか? まぁいい……さて、そろそろ終わりにしようか……ねっ!」
言葉の後、ジャックは右手の短剣を振るった。瞬間、その短剣と同じ形をした黒い剣がこちらへと高速で迫ってくる。
……なっ!?
「にゃっ……くぅ」
シュムがその身体能力の高さを活かし弾く。しかし先程よりも勢いがあったのか、完全に弾くことはできず、彼女の頬に切り傷ができた。
「シュム!」
「ファン! 逃げるにゃ! はやく!」
「逃すかよっ!」
ジャックが地面を蹴ると、こちらへと走り寄ってくる。対してシュムも勢いよく走り出し、ジャックへと迫る。
2種の短剣が何度もぶつかり合う。
「ほう。獣人の嬢ちゃん中々やるじゃねぇか」
「にゃ、にゃ、にゃ! ……くっ!」
しかしどうやらジャックの方に分があるようで、余裕の表情である彼とは違い、シュムは険しい表情を浮かべ、身体にいくつもの切り傷を作っている。
「シュム!」
「おっと、動くなよ」
思わず助けに入ろうとした瞬間、ジャックが剣を振るう。瞬間、黒い短剣が飛び、僕の頬を掠めた。
「お前はそこで大人しく見てろ。な?」
……くそっ! 何かできることは!
僕がその場で動けない中、ジャックとシュムの戦いは続く。
「うーん。もったいねぇ。この身体能力に察知能力。それに短剣の扱い。このまま順調に成長すりゃSランクすら狙える器だろうに」
「……にゃ! うにゃ!」
「まぁ恨むなら俺じゃなくメルドの奴を恨むんだな。……さて、そろそろ締めに入るか──【影縫い】」
言葉と共にジャックが短剣を2度振るう。すると黒い剣が2本飛び出し、それがシュムの影へと突き刺さった。
「……うにゃ!? あ、あしが……」
瞬間、まるで縫い付けられたようにシュムの足が地面へと固定される。
「ははっ、どうだ。動けねぇだろ。──んじゃ、嬢ちゃんはそこで見てな」
言葉の後、ジャックはシュムの横をするりと抜けると、ゆっくりとした足取りで僕へと近づいてきた。
最近ではその依頼人の多さから露店の開店日を週3に増やそうかとシュムと会話しているほどである。
そんな大変ながらも充実している日々を過ごす中、今日は販売するロングソードの素材となるゴブリンの剣を集めるため、2人でガルドの森に来ている。
ちなみにただ常時依頼を受けるだけではランクに影響がないため、ついでとばかりにランク依頼であるゴブリン討伐依頼を受けている。
「にゃっ!」
小さく声を上げながらシュムが凄まじい速度でゴブリンを屠っていく。その姿に相変わらず軽やかだなと感想を抱きつつ、僕も負けじとゴブリンを討伐していく。
こうして2人で協力すること数分。最早一つの傷も受けることなく、僕たちは余裕でゴブリンの集落を壊滅させることができた。
「ふぅ……シュムお疲れ様」
「にゃ。ファンもお疲れ様にゃ! 剣持ちはいたかにゃ?」
「うん。都合よく2匹もいたよ。シュムはどう?」
「こっちは1匹だけだったにゃ……」
「合計3本か。悪くないけど、最近の売上を考えるともう少し用意したいね」
「せめて5本にゃ?」
「だね。欲を言えば10本欲しいところだけど、1日じゃ流石に厳しいかな」
「にゃ! きっとファンとシュムならやれるにゃ!」
「シュム……そうだね。それじゃ次の集落に向かおうか」
「はいにゃ!」
言葉の後、僕たちは別のゴブリン集落へと向かった。
この日は結局3つの集落を壊滅させ、ゴブリンの剣を6本入手することができた。
◇
ゴブリン討伐後、僕たちは剣の修繕を行うべくいつもの平らな岩のある場所へとやってきた。
地面に腰を下ろし、岩の上に剣を1本置く。するとシュムが笑顔のまま僕の側へと腰を下ろした。
「毎度のことながら見てて楽しい?」
「にゃ! どんどん綺麗ににゃるの楽しいにゃ!」
「ならよかったよ。さてそろそろ暗くなってくる頃だし、急いで終わらしちゃおうか。この後楽しい予定も待っていることだしね」
実はこの後僕たちは紫電一閃の皆さんと会う予定を立てている。何か理由があるかと言われると取り立ててない。
単にルナさんが僕たちに会いたくなったということだったため、せっかくなら全員で夕食でも取ろうということになったのだ。
ただどうせならこの際、露店が繁盛したお礼を言おうと考えているところではある。
僕の言葉にシュムは楽しげにうんと頷く。
「そうにゃ! だからファン頑張るにゃー!」
「おっけー!」
シュムの応援を受け、僕は修繕を開始する。とはいえゴブリンの剣の修繕は最早慣れたもので、僕は十数分で全てを完了させた。
「よし、こんなもんかな」
「お疲れ様にゃ」
「よし、それじゃそろそろ帰ろうか」
言葉の後、僕はゆっくりと立ち上がろうとした──その瞬間であった。
「ファン! ……にゃっ!」
突然ハッとしたシュムが立ち上がると、短剣を手に僕の側に立った。途端にカキンッという金属音が響く。
「シュム! ……短剣?」
弾かれた物体へとチラと視線を向ける。するとそこには黒一色に染まった短剣があった。しかし次の瞬間どういう訳か黒の短剣はモヤとなり霧散した。
「さっすが獣人。まさかアレを防ぐとは思わなかったわ」
「……っ! 誰だ!?」
抜き放った剣を手に、声の方向へと視線をやる。すると全身を黒のローブで包んだ細身の男が、森の中から姿を現した。
男は飄々とした動きで、右手に有している短剣を遊ぶように動かしながら口を開いた。
「俺は暗剣のジャック。元Bランクの冒険者で、今はちょっくら裏稼業というもんをやってる者よ。短い間だけどよろしくな坊ちゃん、嬢ちゃん」
「暗剣のジャック……」
「んー? その表情、まさか俺のことを知らないのか? ……まぁいいか。これを機に是非覚えてくれ」
その捉えどころのない様子に眉根を寄せながら、僕は警戒しつつ声を上げる。
「それにしても随分と物騒じゃないか。いきなり剣を放ってくるなんて。シュムが守ってくれなかったらきっと今頃僕の首は飛んでいたと思うんだけど」
「……なんだい存外冷静じゃないか。でもそうだな。彼女が守ってなかったら坊ちゃんは死んでいたろうよ」
「何が目的だ。少なくとも僕たちは裏稼業の人間に狙われるようなことはしていないはずなんだけどね」
「そうだな。坊ちゃんたちは清廉潔白だ。なんの悪いこともしていない。ただ露店がほんの少し繁盛しただけの幼気な少年少女だ。惜しむらくは露店を開いていたのがこのガルドの町だったということだな」
「露店……もしかしてどこかの商会の依頼……メルド商会か?」
「…………」
「沈黙は正解と捉えていい?」
「坊ちゃんその年齢の割に随分と頭が切れるんだな。……依頼主からは守秘義務が課されているが、まぁいいか。冥土の土産に教えてやろう。大正解さ。今回はメルド商会からの依頼でね、目障りな露店の少年少女を抹殺しろってよ」
「抹殺……穏やかじゃないね」
「あぁ俺もそう思う。坊ちゃん嬢ちゃんのような子供相手にすることではないわな。だが依頼である以上……俺は全うしなけりゃならねぇ」
言葉の後、ジャックは漆黒の短剣を構える。
「ファンには指一本触れさせにゃいにゃ!」
シュムが力強い声音と共に僕の前に立ち、キッと鋭い視線を向ける。
「シュム……僕も──」
「ファンは下がってるにゃ! それで戦いが始まったらすぐ町に逃げるにゃ!」
「なにを」
「こいつ……あの時の殺気のやつにゃ。すごく危険にゃ」
「ほう…….殺気で人を判断できるのか。獣人ってやつは感覚が鋭いとは聞くがまさかここまでとはねぇ」
言葉の後、ジャックは聞いてもいない内容を楽しげにペラペラと喋る。
「ついでに話しておくと俺はあの夜人知れず殺害する予定だったんだ。それがまさかあの距離で察知されるとは思わなくてよ、結局こうして人のいないタイミングを狙うことにしたってわけさ」
……あの時シュムが感じた殺気は本当だったってことか。くそっ、そのことを紫電一閃の皆さんに相談すべきだったか?
僕は後悔の念を抱きながら、シュム越しにジャックの姿を見る。
彼は相変わらずゆらゆらと不気味に動きながら、ニヤリとした表情を浮かべている。
……暗剣のジャック。元Bランクの冒険者。つまり格上だ。おそらくシュム1人では、いや2人で協力しても勝てない。なんとか逃げることは……いや、きっとシュムの言葉に従って僕だけ逃げても町に到着する前に殺されるだろう。それだけの実力差はあるはずだ。なら、どうする。どうすればいい。
考えが纏まらない。額から汗がたらりと地面に落ちる。
そんな僕のことなどどうでも良いとばかりに、ジャックは口を開く。
「喋りすぎたか? まぁいい……さて、そろそろ終わりにしようか……ねっ!」
言葉の後、ジャックは右手の短剣を振るった。瞬間、その短剣と同じ形をした黒い剣がこちらへと高速で迫ってくる。
……なっ!?
「にゃっ……くぅ」
シュムがその身体能力の高さを活かし弾く。しかし先程よりも勢いがあったのか、完全に弾くことはできず、彼女の頬に切り傷ができた。
「シュム!」
「ファン! 逃げるにゃ! はやく!」
「逃すかよっ!」
ジャックが地面を蹴ると、こちらへと走り寄ってくる。対してシュムも勢いよく走り出し、ジャックへと迫る。
2種の短剣が何度もぶつかり合う。
「ほう。獣人の嬢ちゃん中々やるじゃねぇか」
「にゃ、にゃ、にゃ! ……くっ!」
しかしどうやらジャックの方に分があるようで、余裕の表情である彼とは違い、シュムは険しい表情を浮かべ、身体にいくつもの切り傷を作っている。
「シュム!」
「おっと、動くなよ」
思わず助けに入ろうとした瞬間、ジャックが剣を振るう。瞬間、黒い短剣が飛び、僕の頬を掠めた。
「お前はそこで大人しく見てろ。な?」
……くそっ! 何かできることは!
僕がその場で動けない中、ジャックとシュムの戦いは続く。
「うーん。もったいねぇ。この身体能力に察知能力。それに短剣の扱い。このまま順調に成長すりゃSランクすら狙える器だろうに」
「……にゃ! うにゃ!」
「まぁ恨むなら俺じゃなくメルドの奴を恨むんだな。……さて、そろそろ締めに入るか──【影縫い】」
言葉と共にジャックが短剣を2度振るう。すると黒い剣が2本飛び出し、それがシュムの影へと突き刺さった。
「……うにゃ!? あ、あしが……」
瞬間、まるで縫い付けられたようにシュムの足が地面へと固定される。
「ははっ、どうだ。動けねぇだろ。──んじゃ、嬢ちゃんはそこで見てな」
言葉の後、ジャックはシュムの横をするりと抜けると、ゆっくりとした足取りで僕へと近づいてきた。
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