Spelunker's 2

CHABO

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Unlikely hero

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【前回までのあらすじ】
ポケ◯ンCの強さに何とか対抗しようと必死に戦うマチルダ達。。
そして遂にアングリーフィストによるななこ渾身の右ストレートが炸裂する。

マロン「!!!」

完璧に入ったななこの渾身の右ストレート。。

ポケ〇ンC「....」

後方に吹き飛ばされたが踏みとどまり、こちらを見ている。
が、やはり相当なダメージはあるようだ、見た目ではわからないが。。

たまき「今ので7割程度のHPは削ったわ!! 追撃して!!」

特殊なコンタクトで相手のアビリティ値を見れるたまきが情報を送る。。

マチルダ(7割...思ったより硬い!! しかもここで決めないとエルフのオートヒールでどんどん回復しちゃう!!)

ポケ〇ンC『マァドコイルド!!』

ななこ「きゃあっ!!!」

マチルダのマァドコイルドほどの大きさではないが、ななこを泥の塊が覆いつくす。。

マチルダ「しまった、油断した!!」

とてつもないダメージを受ければ普通の相手なら魔法で即時反撃など不可能、痛覚のないポケ◯ンだからこそなしえる所業であり、マチルダの油断も無理はなかった。。

マロン「取り込んだ魔王軍には何人も天才がいまつからね、即座に魔法のコピーは容易でち」

マチルダ「ふっ...ふふふふふ」

マロン「何でち?? おもちろいことあったでちか? 教えてでち~~」

マチルダ「本気で楽しい事教えてって聞き方すんじゃないわよww はんっ!!こっちはね、一撃でやれるなんて思ってないのよ!! アスタロトッ!!」

アスタロト「溜まってるわよ~~!!」

人の壁を作り、バレないように魔力を指先に集中させたアスタロトが返事をする。。

マロン「!! バカなでち!! あの悪魔族があれほどの魔力を!!」

マチルダ「アスタロトはね、人の言う事真似するのが大の苦手なのよ、だからジャンマーが上達しないのw その代わり、ヒントを与えてコツを自分で掴むと凄まじい力を発揮することが分かってね。。日本州ならみんなお馴染みのを教えといたわ」

マロン「あっ、あのポーズは~~!!」

アスタロト「食らえ~~『Mac and Comms Ca pow!!』」

2本の指先から直線状と螺旋状の光線を放つ、某漫画のパクリなのでこれ以上は説明したくないw

マロン「よけるでち!!」

ポケ〇ンC「!!」

足元にはマチルダのマァドコイルドがべっとりとまとわりついていた。。

マチルダ「足しか固めてない分さっきのより硬いわよ、お前は絶対動けない!! 終わりよ!!」

魔王軍「いっけ~~~!!!」

アスタロトの放った一撃は見事、ポケ〇ンCを完璧に貫いた。。
某有名バトル漫画のパクリとは言え、威力は絶大であったw
ポケ〇ンCのHPは底をつき、消滅していく。。
トドメを刺したのはまさかの伏兵、アスタロトだった。

マロン「...」

マチルダ「ふっぇ~~、凄い威力...ポンコツ悪魔のくせにw」

マァドコイルドの効果が切れ、ななこが出てくる。。

ななこ「ぺぺっ...口に砂入った。。やったねアスタロトさん、作戦通りだね」

アスタロト「あはは、もう雀牌も握れないくらいMPスッカラカンだけどね...あっちで横になってくる」

切り札らしくこの魔法はMPを全て消費してしまう最終手段であった。。

グディオン「すごいすご~~い、やったぁ~~、結局私何も出来なかったなぁ~~」

実は違う。。
グディオンのバフは数値に現れるものとそうでないものがあり、人知れず全員、何かしらの能力が裏で向上していた。
従ってななこもマチルダもアスタロトもグディオンがいなければ決めきれず、まだ戦闘中だったはずである。。

マロン「負け惜しみではないでちが真実を言うでち。。今倒したキメラはではありまちぇんでちた」

マチルダ「? どういうこと??」

マロン「おそらく...いや、さっき吸い込んだアバドンの仕業でち...中で何か細工されたくさいでちね」

ななこ「まさか、アバドンちゃんそれを狙ってわざと吸い込まれて...」

マロン「それは100%ないでちw 多分中で誰かに買収されたんでち、魔王軍の仕事を数か月免除とか...」

ソフィー「アマテラスだな。。アバドンは魔王軍の雑務を免除してやると意外と何でも協力してくれるからなw」

ステンノー「あの子は様々な要望をこなし、向こう2年間は魔王軍の仕事が免除になっていますからw」

トット「あいつちゃっかりしてるからなぁ...まぁおかげで助かったのか」

マロン「彼女はここにいても吸い込んでもどっちにしろ脅威でちた...大事にするでちよ」

マチルダ「さぁ、あとはあんたね。。今すぐやる??」

マロン「残念でちがうちは戦闘タイプじゃないでち、降参でちよ。任務失敗で自己消滅するでち」

いつも通りのペースかつ屈託のない笑顔で降参を申し出るマロン。。

ソフィー「そうか。ではひとつ聞かせてくれ。今後もお前みたいなのは定期的に生まれてくるのか??」

そもそもこの世界が平和ゆえに生み出されたAIの二人、今後の懸念は最もである。。

マロン「ハッキリとした答えは言えまちぇんが、可能性は高いでちね...でも心配いらないでちよ」

ソフィー「?? どういう意味でち? あっ!!」

マロンの口調につられるソフィーww

エラ「ぷくくく、ソフィーさんだっさぁ~~www」

エメリー「魔王として自害を申し渡す!!」

ソフィー「罰重すぎだろ!!ww こほん!! で、どういう意味だ??」

マロン「前魔王を復活させるんでちよね?? それが答えでち」

魔王軍「???」

前魔王の強さを知っている魔王軍は本当に理解できなかった。。
何故なら彼らの知っている前魔王の実力はグラッセの足元にも及ばなかったからだ。。
いや、いまや実力を増したララノアと互角...それくらいに思っていた。。

マロン「じゃあもう逝くでち。。楽しい祭りをたくさん開催するでちよ、AIとして働く唯一の楽ちみなんでちから」

エメリー「望むところだ、毎週各地で祭りの開催を強制する!!」

ソフィー「それはお前の私利私欲だろが、勝手に決めるな、稟議書を出せw」

マロン「楽ちみでち、よろちくでち~~」

そう言い残すとマロンは笑顔で自ら消滅した。。

トット「ふぅ~~勝ったねぇ。。あいつが戦闘タイプじゃなくてよかったねぇ...」

マチルダ「...8割方ウソね」

トット「えっ??」

マチルダ「どう思う? ターニャ??」

ターニャ「勘も鋭くなったのぅ小娘。ひとつ言えることは奴とグラッセが組んで余に向かってきたとしたら、余は足元にも及ばなかったであろうな」

トット「ティターニア様が足元にも...あいつ実力隠して...」

マチルダの察した通り、マロンはグラッセを凌ぐ強さを持っていた。。
ハッキリ言ってあのまま戦闘が続けば間違いなく全員倒されていた。。
しかし、冒険者には手を出せない上にまぁ~~面倒くさがり+覇気なし+殴るのも殴られるのも嫌いな平和主義なα世代らしく、任務である仕事すら放棄して消えたのだった...w
そしてマロンは消えながらこう口にしたのだった。。

『モームリ』とww

代理を立てなかっただけでも拍手を送ろうではないかw

..............................
【補足コーナー】
・一見ゆるそうな魔王軍だが、しっかりと毎日個々に仕事が振られている。例えば食料調達、人間の護衛、町の開墾や守護、有用アイテムの研究など。。しかし日本の様な異常な時間数は働かないし、年の半分は休みである(管理職は例外)w アバドンは主に研究班に詰めている
・ななこが一撃を食らわせた後、すかさずアスタロトは魔力を貯めるよう事前にマチルダに指示されていた。よくもこのバラッバラなパーティをまとめたものである、マチルダは優秀この上ない。しかもアスタロトは操作系魔法を好んで使っていたが、マチルダはいち早く彼女に攻撃系魔法の適性を感じていた
・全員の能力はグディオンによって底上げされており、陰のMVPは間違いなくグディオン
・数十年後、この2人のAIに刺激を受け、ターニャは人間であるにも関わらず元の姿であるティターニアを凌ぐ強さになる事は特に本編に関係のない話
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