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第8章から第10章まで
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【第8章 処刑】
琵琶湖でスズキは釣れたらしいです。
小説で書いた『すすぎ』と嘗て呼ばれていた由来の一例なので、他にも由来はあるようです。
信長の次男信雄がお馬鹿さんだったのは、安土城を燃やしてしまった犯人が彼と言われている事でも納得です。
嘘にしても本当にしても、ろくな逸話がない事から、『また、あの人仕出かしたの?やっぱりね。』と悪い意味での常連さんだったのは確かです。
そして細く長く生きました。
美少年アサシンで有名なのは宇喜多直家の刺客、岡剛介。
見事に討ち果たして宇喜多の元に戻りました。
他の成功例では家康が差し向けた刺客の話し。
上杉謙信の暗殺に失敗した少年等、名前は忘れてしまいましたが、四名くらいは聞いた事あります。
この時代では、松茸よりも椎茸の方が格上で、椎茸の菓子があったというのも記録に残っているのですが、どんな味わいのどんな菓子だったかは分かりません。
前田利家と信長がデキていたというのは、今となってはポピュラーな話しです。
「若い頃に、不寝番のそなたを良く側に寝かせて格別に親しくしたものだ わっはっは」
という感じが最低限の直訳になるでしょうか。
周りにいた武将達が羨ましがり、利家が照れて鶴の汁を食べ過ぎた状況から、ただの不寝番で熱く語り合ったぐらいなら、誰でも良くある事で記録に残す必要はなく、それ以上の関係を意味していると解釈して良いと思います。
荒木村重逃亡から荒木の妻子達の処刑までの流れは大体こんな感じです。
荒木五郎右衛門と妻の美談もポピュラーで記録に残っています。
戦国時代の二大男色嫌いは細川忠興と秀吉ですが、忠興が何故そんなに男色を嫌ったかという心理を推測して蘭丸を嫌いという設定にしていますから、本当に仲が悪かったかは分からないので創作です。
二大って言っても、男色を嫌っていたのがこの二人くらいしかいないというのも笑えます。
ちなみに、弟の仙千代と忠興がオジサンになってからの仲良しエピソードはあります。
【第9章 主と母】
本願寺との和睦の件は割りとポピュラーでネット検索すれば簡単に出てきます。
妙向尼の百回忌まで法要が営まれたとか。
妙向尼の肖像画がプレゼントされたとか。
でも、全部妙向尼やんか!蘭丸は何をしてたん?と思った訳なのです。
彼が信長に取り次いだ事は確かでしょうが具体的な蘭丸の行動が知りたいと思い、森家の事に日本一詳しい方の力を借りる事にしました。
森家の出来事が書かれたものとしては森家先代実録や金山記とか、他にもネット上で見れたりします。
ただ、肝心の蘭丸の動きが書かれた林家覚書なる蘭丸の叔父林為忠の記したものだけは、確か名古屋だったっけ、どこかに所蔵されているとかで、簡単に見れないそうなので、森家に詳しい方に一部原文を送って貰いました。
それによると本願寺からの使者が金山を訪れ、妙向尼にお願いしたとあり、妙向尼が熱心な信者で、息子の蘭丸が「出頭」だったから和睦の依頼がされたと書かれています。
出頭とは、最も勢いのある家臣、出世頭という意味ですが、15歳の蘭丸君凄いですね。
敵方から白羽の矢を立てられちゃうなんて。
敵の狙い通り、蘭丸は和睦を母と一緒に否応なく訴える羽目に陥る訳ですが。
この林家覚書には森家に詳しい方の話しによると林為忠は、本願寺に内通していたと書いてるそうです。 自分で.....。
森家に関係する人達は皆正直ですね。
林家覚書には妙向尼が内通していたとまでは書かれていないそうなのですが、妙向尼もがっつり内通していたと書かれているものも信憑性はともかくとして、ある事はあります。
個人的には妙向尼は内通していたと思っています。
それでなければ、和睦の取り次ぎ頼まないと思うので。
私が気になった蘭丸の具体的な動きは、次の章です。お楽しみにー( ´∀`)
本願寺との和睦に森家が関わる事になった流れは、林家と森家の史料によれば、金山に本願寺からの使者が訪れ、妙向尼が息子の蘭丸に取り次ぎを頼み、信長の耳に入る。
という感じです。
そして、林為忠、妙向尼、蘭丸は本願寺の調略を開始します。
調略といったって向こうから和睦を申し込んできたんだから、そんなに大変な事にならない筈なんですが。
林家覚書に記されている私の知りたかった蘭丸の動きですが、先ず顕如に手紙を書いたようです。
小説の159Pに書いた『まず本願寺を明け渡し、何れかの国に退くと約束をして下さい。その上で、和睦を願い出るのが筋というものです。』
という内容となっております。
実際に本願寺に使者として出向いたのは、林為忠や妙向尼であったと思いますので、蘭丸の調略的行動はこれで終わりです。
本願寺明け渡し助命、和睦という結果になるのですが、そこに至るまでの流れにかなりの一悶着があったと森家史料には記されているようです。
信長が和睦をすると言ったのに、それを策略と見抜いてしまった蘭丸が母に告げてしまいます。
母は愕然として、二回目の謁見を申し入れたって事でしょうね。
和睦をエサに本願寺を明け渡させ、顕如を叩き潰そうとする信長を止める為に156P のようなセリフ 「承知致しました。では、乱法師と坊丸、力丸に暇を下さいませ。あくまでも本願寺を叩き潰すと仰せなら、我が子を仏敵にするよりは、この尼と共に生害させ、極楽浄土に連れて行こうと存じまする。」を吐いたと伝わっています。
こんな事本当に言ったのかと思う人もいるかと思いますが、彼女は蘭丸の母である前に長可の母ですから。
息子があれだけとんでもない事を毎回やらかすのですから、母としてこれくらいのセリフは吐きそうです。
割りとマトモそうな蘭丸ですら、叔父に「信長に対しても言いたい事ははっきり言う」と言われているくらいですから、森家は常に正直であれ!というのが家訓だったのかもしれませんね。
息子を人質に取られて普通困るのは母の方だと思うのですが、可愛いい蘭丸を盾にされて困ったのは信長の方らしく、これで決着が付いたようですね。
後の朝廷からの使者とか誓紙を交わした流れは、その儘です。
琵琶湖でスズキは釣れたらしいです。
小説で書いた『すすぎ』と嘗て呼ばれていた由来の一例なので、他にも由来はあるようです。
信長の次男信雄がお馬鹿さんだったのは、安土城を燃やしてしまった犯人が彼と言われている事でも納得です。
嘘にしても本当にしても、ろくな逸話がない事から、『また、あの人仕出かしたの?やっぱりね。』と悪い意味での常連さんだったのは確かです。
そして細く長く生きました。
美少年アサシンで有名なのは宇喜多直家の刺客、岡剛介。
見事に討ち果たして宇喜多の元に戻りました。
他の成功例では家康が差し向けた刺客の話し。
上杉謙信の暗殺に失敗した少年等、名前は忘れてしまいましたが、四名くらいは聞いた事あります。
この時代では、松茸よりも椎茸の方が格上で、椎茸の菓子があったというのも記録に残っているのですが、どんな味わいのどんな菓子だったかは分かりません。
前田利家と信長がデキていたというのは、今となってはポピュラーな話しです。
「若い頃に、不寝番のそなたを良く側に寝かせて格別に親しくしたものだ わっはっは」
という感じが最低限の直訳になるでしょうか。
周りにいた武将達が羨ましがり、利家が照れて鶴の汁を食べ過ぎた状況から、ただの不寝番で熱く語り合ったぐらいなら、誰でも良くある事で記録に残す必要はなく、それ以上の関係を意味していると解釈して良いと思います。
荒木村重逃亡から荒木の妻子達の処刑までの流れは大体こんな感じです。
荒木五郎右衛門と妻の美談もポピュラーで記録に残っています。
戦国時代の二大男色嫌いは細川忠興と秀吉ですが、忠興が何故そんなに男色を嫌ったかという心理を推測して蘭丸を嫌いという設定にしていますから、本当に仲が悪かったかは分からないので創作です。
二大って言っても、男色を嫌っていたのがこの二人くらいしかいないというのも笑えます。
ちなみに、弟の仙千代と忠興がオジサンになってからの仲良しエピソードはあります。
【第9章 主と母】
本願寺との和睦の件は割りとポピュラーでネット検索すれば簡単に出てきます。
妙向尼の百回忌まで法要が営まれたとか。
妙向尼の肖像画がプレゼントされたとか。
でも、全部妙向尼やんか!蘭丸は何をしてたん?と思った訳なのです。
彼が信長に取り次いだ事は確かでしょうが具体的な蘭丸の行動が知りたいと思い、森家の事に日本一詳しい方の力を借りる事にしました。
森家の出来事が書かれたものとしては森家先代実録や金山記とか、他にもネット上で見れたりします。
ただ、肝心の蘭丸の動きが書かれた林家覚書なる蘭丸の叔父林為忠の記したものだけは、確か名古屋だったっけ、どこかに所蔵されているとかで、簡単に見れないそうなので、森家に詳しい方に一部原文を送って貰いました。
それによると本願寺からの使者が金山を訪れ、妙向尼にお願いしたとあり、妙向尼が熱心な信者で、息子の蘭丸が「出頭」だったから和睦の依頼がされたと書かれています。
出頭とは、最も勢いのある家臣、出世頭という意味ですが、15歳の蘭丸君凄いですね。
敵方から白羽の矢を立てられちゃうなんて。
敵の狙い通り、蘭丸は和睦を母と一緒に否応なく訴える羽目に陥る訳ですが。
この林家覚書には森家に詳しい方の話しによると林為忠は、本願寺に内通していたと書いてるそうです。 自分で.....。
森家に関係する人達は皆正直ですね。
林家覚書には妙向尼が内通していたとまでは書かれていないそうなのですが、妙向尼もがっつり内通していたと書かれているものも信憑性はともかくとして、ある事はあります。
個人的には妙向尼は内通していたと思っています。
それでなければ、和睦の取り次ぎ頼まないと思うので。
私が気になった蘭丸の具体的な動きは、次の章です。お楽しみにー( ´∀`)
本願寺との和睦に森家が関わる事になった流れは、林家と森家の史料によれば、金山に本願寺からの使者が訪れ、妙向尼が息子の蘭丸に取り次ぎを頼み、信長の耳に入る。
という感じです。
そして、林為忠、妙向尼、蘭丸は本願寺の調略を開始します。
調略といったって向こうから和睦を申し込んできたんだから、そんなに大変な事にならない筈なんですが。
林家覚書に記されている私の知りたかった蘭丸の動きですが、先ず顕如に手紙を書いたようです。
小説の159Pに書いた『まず本願寺を明け渡し、何れかの国に退くと約束をして下さい。その上で、和睦を願い出るのが筋というものです。』
という内容となっております。
実際に本願寺に使者として出向いたのは、林為忠や妙向尼であったと思いますので、蘭丸の調略的行動はこれで終わりです。
本願寺明け渡し助命、和睦という結果になるのですが、そこに至るまでの流れにかなりの一悶着があったと森家史料には記されているようです。
信長が和睦をすると言ったのに、それを策略と見抜いてしまった蘭丸が母に告げてしまいます。
母は愕然として、二回目の謁見を申し入れたって事でしょうね。
和睦をエサに本願寺を明け渡させ、顕如を叩き潰そうとする信長を止める為に156P のようなセリフ 「承知致しました。では、乱法師と坊丸、力丸に暇を下さいませ。あくまでも本願寺を叩き潰すと仰せなら、我が子を仏敵にするよりは、この尼と共に生害させ、極楽浄土に連れて行こうと存じまする。」を吐いたと伝わっています。
こんな事本当に言ったのかと思う人もいるかと思いますが、彼女は蘭丸の母である前に長可の母ですから。
息子があれだけとんでもない事を毎回やらかすのですから、母としてこれくらいのセリフは吐きそうです。
割りとマトモそうな蘭丸ですら、叔父に「信長に対しても言いたい事ははっきり言う」と言われているくらいですから、森家は常に正直であれ!というのが家訓だったのかもしれませんね。
息子を人質に取られて普通困るのは母の方だと思うのですが、可愛いい蘭丸を盾にされて困ったのは信長の方らしく、これで決着が付いたようですね。
後の朝廷からの使者とか誓紙を交わした流れは、その儘です。
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