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英雄と神狼と
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それはまだこの世界が魔王の軍勢に
暴虐の限りを許していた頃だった。
一人の英雄が現れ、女神様から授かった
ギフトとスキルを駆使し、魔王の手下達を相手に
連戦連勝を重ねていった。
その英雄は思うところがあり、
同じ仲間と共に戦うことようなことはなく、
ほぼいつも一人で孤高の戦いをしていた。
エルフ族の近くの手下とはエルフ族の猛者数名と、
ドワーフ族の近くで暴れる手下との戦いにも
数名のドワーフの猛者と戦うのだが、
その軍勢を率いる手下とは常に一対一で
激闘をしたという。
最後の局面を迎えた時のことだ。
瘴気がたちこめ、普通の人間では
一呼吸もできなくなった人族の元王都に
魔王は君臨していた。
その瘴気立ち込める中に単身で挑もうとする
英雄の姿があった。
瘴気のゆらめきの向こうには、一面を埋める
魔王の軍勢が待ち構えていた。
遠方から見つめるエルフ族の戦士が
絶望的な声音で弱音を吐いた。
「この大軍を相手に、九郎義経様は
一人で立ち向かおうとされている。
無茶だ、そして無理だ。
あの濃度の瘴気の中では我らの矢も
突き進めぬ。
助力をさしあげたいとここまで来たが、
見ていることしか出来ぬとは、
不甲斐ない。」
そのエルフの戦士の肩を軽く叩くものがいた。
「そう言うな、森の戦士よ。
我ら鬼人族も一族を救って頂いた恩を
何も返せぬままの不義理をしておるのだ。
諦めるでない。あの方の背を見よ。
あの背の何処に諦めが見える?
何処に無理だと感じる?
我らには見える。
あの方はきっとあの軍勢であろうとも
必ずや打ち倒し、
魔王すらも倒されるであろう未来がな。
見るだけとはいうが本当に何もできないのか?
よく考えたか?何かないか?
何でもいいのだ。
何かあの方の手助けはできまいか?」
見上げるほどの背丈の鬼人族の戦士の言葉に
エルフ族の戦士は進みゆく英雄の背をじっと見つめ、
思案を始めた。
「矢をたくさん用意できないだろうか?
俺の矢は風の魔力を纏わせて
射抜く事ができる。
魔王の軍勢を射抜くためではなく
瘴気を射抜く事なら出来るかもしれぬ。
矢が欲しい、俺の弓が擦り切れるほどの矢が。」
「そう来るだろうと思ったわい。
そら、これを使え。
弓の換えも用意して来ておるわい。
打てるだけ打ちまくれ!」
同行していたドワーフ族の戦士が、
乗って来た馬車から巨大な箱を引き摺り下ろして
エルフ族の戦士の前にどかっと置いた。
エルフ族の戦士の目に戦意が戻っていた。
黙々と凄まじい数の矢を放ち始めた。
英雄の周りの瘴気が矢によって
どんどん薄まってゆく。
だが、大軍を前に孤軍奮闘することに変わりはない。
英雄はただ普通に荒野を歩むかのように
淡々と進んでいった。
軍勢が迫り始めた頃、我慢の限界に来た鬼人族の戦士が
死を覚悟の上で突撃をしようとした。
「おやめなさい!
今のあなたでは、あの瘴気の中で
一時もまともに戦えないのは
分かっているでしょう!
じっと待つのしかないのです。
ここであの方の帰りを待ちましょう。」
白い法衣の人族の聖女が宝玉のついた杖を握りしめて
鬼人族の戦士を諌めていた。
彼女の傍では先刻無謀にも先陣を切ろうとして
瘴気の中に飛び込み、全身が爛れてしまった、
獣人族の戦士がいた。
彼女に同行していた獣人族の商人が持つスキル、
引き寄せる で命は取り留めたものの、
もうまともに戦うことは出来ない
ボロボロの体になってしまった。
その苦しむ姿をチラリと見ると
鬼人族の戦士は唇を噛み切って血を流しながら
悔しがっていた。
ついに戦端が開かれた。
英雄は大軍をものともせずに手にした薙刀で
打ち払って、突き進んでいく。
エルフ族の戦士は最後の矢を放つと、
もう何もできないのかと呟き、
無念の涙を一筋流した。
背後では、ドワーフ族の戦士も英雄の戦いぶりを
握り拳を固めて見据えている。
あまりにも強く握ったのか、
手の中から血が流れていた。
その時、彼らの背後の森の中から、白い巨体が
飛び出していった。
まるで二筋の白い光の川の如く、
長い尾を揺らめかせて英雄のもとへ駆けて行った。
「「「「何だあれは!」」」」
馬よりも長い体のように見えた
その二筋の白い光の正体は狼型の魔物のようであった。
大きな咆哮と共に魔王の軍勢を咬み殺すように
暴れ始めていた。
白い光が光跡を残すように思えるほど素早く、
縦横無尽に駆け回り、英雄の周りの軍勢を
撃破している。
「まさか、伝承に聞く、神の使わされる狼様か!」
「うむ、神狼様に違いなかろう。
あの凄まじい速さ、強さは
神の怒りと言えよう。」
神狼二頭が息のあった連携攻撃で、
英雄の進む先を広げていく。
見れば、神狼が広げた辺りは瘴気のゆらめきが
弱まっている。
英雄の進んだ後を囲むように軍勢が
展開しようとしている。
「あの弱まった瘴気の中であれば
なんとかなろう!
我らはゆくぞ!
あの方の背後を取らせるな!
鬼人族の戦士達よ、突撃開始!!」
ここが勝負所と見た鬼人族の戦士は
大きな声を張り上げて同行していた精鋭部隊と
弱まった瘴気の先へ駆け出していった。
その後をエルフ族、ドワーフ族の戦士達が追う。
獣人族の戦士も動けるものは続いて出ていった。
その後を人族、獣人族、ドワーフ族、エルフ族の
治療スキル持ちの娘達が追ってゆく。
多部族の混成部隊が突撃してくるのを見た、
神狼が一際大きく咆哮を上げた。
この声の衝撃波で瘴気が弾き飛ばされた。
鬼人族の戦士達も唸り声を大きく上げて
魔王の軍勢に襲いかかった。
負傷者は続出した。
娘達は戦場内を駆け巡り、杖で牽制しながら、
治療スキルを使っていく。
何十倍か分からないほどの圧倒的な数的不利の
状況にもかからず、誰の目にも諦めなどなく、
強い光が灯っていた。
英雄が魔王のいる城内に入ると、
神狼達は混成部隊の援護に来てくれた。
一体は金色の目を輝かせ、もう一体は銀色の目を
光らせていた。
神狼の助力のお陰で数的不利を押し返し、
ついに壊滅させるに至った。
丁度、最後の敵を神狼が食いちぎった時だった。
空を覆っていた黒い雲が強い光でかき消され、
暖かな春の日差しが戦場にさしてきていた。
まるで勝利とその勇気を讃えるかのように
柔らかな日差しが注いだ。
神狼に続いて混成部隊は城内に駆け込んだ。
城内に植えられていた大きな木の下で
魔王と英雄が戦っていた。
大きな木から舞い散る花びらを踏みながら右に左へと
飛び交いながら、優雅な舞を舞うかの如く、
英雄が魔王の巨体を少しずつ切り刻んでいた。
その戦闘を神狼達は座って見守っていた。
まるで神が見ているかのように思えるほどの
神秘的な戦闘だった。
薙刀の煌めきが残像となって目に焼き付くほどに。
やがて、魔王が絶叫と共に打ち倒されると、
英雄は石突で地面を大きくついた。
少し頭を下げているように見えた。
「住む世界が違っておったのだ。
ここはそなたのいる世界ではなかった。
ただそれだけのことだ。
せめて、安らかに眠れ。」
英雄がそう言ったと同時に、
魔王の体は光の粒子となって
舞い散る桜色の花びらと共に天に登っていくように
霧散したといわれている。
神狼の姿はいつの間にかそこから消えていたそうだ。
その神狼ではないかと思われる二頭の大きな狼が
俺たちの目の前に鎮座している。
俺と目が合ったその馬より大きそうな二頭は
ゆっくりと腰を上げると、俺の方に歩み寄って来ていた。
二頭の尾が左右に揺れていた。
暴虐の限りを許していた頃だった。
一人の英雄が現れ、女神様から授かった
ギフトとスキルを駆使し、魔王の手下達を相手に
連戦連勝を重ねていった。
その英雄は思うところがあり、
同じ仲間と共に戦うことようなことはなく、
ほぼいつも一人で孤高の戦いをしていた。
エルフ族の近くの手下とはエルフ族の猛者数名と、
ドワーフ族の近くで暴れる手下との戦いにも
数名のドワーフの猛者と戦うのだが、
その軍勢を率いる手下とは常に一対一で
激闘をしたという。
最後の局面を迎えた時のことだ。
瘴気がたちこめ、普通の人間では
一呼吸もできなくなった人族の元王都に
魔王は君臨していた。
その瘴気立ち込める中に単身で挑もうとする
英雄の姿があった。
瘴気のゆらめきの向こうには、一面を埋める
魔王の軍勢が待ち構えていた。
遠方から見つめるエルフ族の戦士が
絶望的な声音で弱音を吐いた。
「この大軍を相手に、九郎義経様は
一人で立ち向かおうとされている。
無茶だ、そして無理だ。
あの濃度の瘴気の中では我らの矢も
突き進めぬ。
助力をさしあげたいとここまで来たが、
見ていることしか出来ぬとは、
不甲斐ない。」
そのエルフの戦士の肩を軽く叩くものがいた。
「そう言うな、森の戦士よ。
我ら鬼人族も一族を救って頂いた恩を
何も返せぬままの不義理をしておるのだ。
諦めるでない。あの方の背を見よ。
あの背の何処に諦めが見える?
何処に無理だと感じる?
我らには見える。
あの方はきっとあの軍勢であろうとも
必ずや打ち倒し、
魔王すらも倒されるであろう未来がな。
見るだけとはいうが本当に何もできないのか?
よく考えたか?何かないか?
何でもいいのだ。
何かあの方の手助けはできまいか?」
見上げるほどの背丈の鬼人族の戦士の言葉に
エルフ族の戦士は進みゆく英雄の背をじっと見つめ、
思案を始めた。
「矢をたくさん用意できないだろうか?
俺の矢は風の魔力を纏わせて
射抜く事ができる。
魔王の軍勢を射抜くためではなく
瘴気を射抜く事なら出来るかもしれぬ。
矢が欲しい、俺の弓が擦り切れるほどの矢が。」
「そう来るだろうと思ったわい。
そら、これを使え。
弓の換えも用意して来ておるわい。
打てるだけ打ちまくれ!」
同行していたドワーフ族の戦士が、
乗って来た馬車から巨大な箱を引き摺り下ろして
エルフ族の戦士の前にどかっと置いた。
エルフ族の戦士の目に戦意が戻っていた。
黙々と凄まじい数の矢を放ち始めた。
英雄の周りの瘴気が矢によって
どんどん薄まってゆく。
だが、大軍を前に孤軍奮闘することに変わりはない。
英雄はただ普通に荒野を歩むかのように
淡々と進んでいった。
軍勢が迫り始めた頃、我慢の限界に来た鬼人族の戦士が
死を覚悟の上で突撃をしようとした。
「おやめなさい!
今のあなたでは、あの瘴気の中で
一時もまともに戦えないのは
分かっているでしょう!
じっと待つのしかないのです。
ここであの方の帰りを待ちましょう。」
白い法衣の人族の聖女が宝玉のついた杖を握りしめて
鬼人族の戦士を諌めていた。
彼女の傍では先刻無謀にも先陣を切ろうとして
瘴気の中に飛び込み、全身が爛れてしまった、
獣人族の戦士がいた。
彼女に同行していた獣人族の商人が持つスキル、
引き寄せる で命は取り留めたものの、
もうまともに戦うことは出来ない
ボロボロの体になってしまった。
その苦しむ姿をチラリと見ると
鬼人族の戦士は唇を噛み切って血を流しながら
悔しがっていた。
ついに戦端が開かれた。
英雄は大軍をものともせずに手にした薙刀で
打ち払って、突き進んでいく。
エルフ族の戦士は最後の矢を放つと、
もう何もできないのかと呟き、
無念の涙を一筋流した。
背後では、ドワーフ族の戦士も英雄の戦いぶりを
握り拳を固めて見据えている。
あまりにも強く握ったのか、
手の中から血が流れていた。
その時、彼らの背後の森の中から、白い巨体が
飛び出していった。
まるで二筋の白い光の川の如く、
長い尾を揺らめかせて英雄のもとへ駆けて行った。
「「「「何だあれは!」」」」
馬よりも長い体のように見えた
その二筋の白い光の正体は狼型の魔物のようであった。
大きな咆哮と共に魔王の軍勢を咬み殺すように
暴れ始めていた。
白い光が光跡を残すように思えるほど素早く、
縦横無尽に駆け回り、英雄の周りの軍勢を
撃破している。
「まさか、伝承に聞く、神の使わされる狼様か!」
「うむ、神狼様に違いなかろう。
あの凄まじい速さ、強さは
神の怒りと言えよう。」
神狼二頭が息のあった連携攻撃で、
英雄の進む先を広げていく。
見れば、神狼が広げた辺りは瘴気のゆらめきが
弱まっている。
英雄の進んだ後を囲むように軍勢が
展開しようとしている。
「あの弱まった瘴気の中であれば
なんとかなろう!
我らはゆくぞ!
あの方の背後を取らせるな!
鬼人族の戦士達よ、突撃開始!!」
ここが勝負所と見た鬼人族の戦士は
大きな声を張り上げて同行していた精鋭部隊と
弱まった瘴気の先へ駆け出していった。
その後をエルフ族、ドワーフ族の戦士達が追う。
獣人族の戦士も動けるものは続いて出ていった。
その後を人族、獣人族、ドワーフ族、エルフ族の
治療スキル持ちの娘達が追ってゆく。
多部族の混成部隊が突撃してくるのを見た、
神狼が一際大きく咆哮を上げた。
この声の衝撃波で瘴気が弾き飛ばされた。
鬼人族の戦士達も唸り声を大きく上げて
魔王の軍勢に襲いかかった。
負傷者は続出した。
娘達は戦場内を駆け巡り、杖で牽制しながら、
治療スキルを使っていく。
何十倍か分からないほどの圧倒的な数的不利の
状況にもかからず、誰の目にも諦めなどなく、
強い光が灯っていた。
英雄が魔王のいる城内に入ると、
神狼達は混成部隊の援護に来てくれた。
一体は金色の目を輝かせ、もう一体は銀色の目を
光らせていた。
神狼の助力のお陰で数的不利を押し返し、
ついに壊滅させるに至った。
丁度、最後の敵を神狼が食いちぎった時だった。
空を覆っていた黒い雲が強い光でかき消され、
暖かな春の日差しが戦場にさしてきていた。
まるで勝利とその勇気を讃えるかのように
柔らかな日差しが注いだ。
神狼に続いて混成部隊は城内に駆け込んだ。
城内に植えられていた大きな木の下で
魔王と英雄が戦っていた。
大きな木から舞い散る花びらを踏みながら右に左へと
飛び交いながら、優雅な舞を舞うかの如く、
英雄が魔王の巨体を少しずつ切り刻んでいた。
その戦闘を神狼達は座って見守っていた。
まるで神が見ているかのように思えるほどの
神秘的な戦闘だった。
薙刀の煌めきが残像となって目に焼き付くほどに。
やがて、魔王が絶叫と共に打ち倒されると、
英雄は石突で地面を大きくついた。
少し頭を下げているように見えた。
「住む世界が違っておったのだ。
ここはそなたのいる世界ではなかった。
ただそれだけのことだ。
せめて、安らかに眠れ。」
英雄がそう言ったと同時に、
魔王の体は光の粒子となって
舞い散る桜色の花びらと共に天に登っていくように
霧散したといわれている。
神狼の姿はいつの間にかそこから消えていたそうだ。
その神狼ではないかと思われる二頭の大きな狼が
俺たちの目の前に鎮座している。
俺と目が合ったその馬より大きそうな二頭は
ゆっくりと腰を上げると、俺の方に歩み寄って来ていた。
二頭の尾が左右に揺れていた。
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