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春先の異変
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巨大大陸に暖かな風が吹き、
春の訪れが感じられるようになったる日。
パティシエの街に異変があった。
街の外を走り回って遊んでいた子供達が
戻って来ないのだと騒ぎになっていた。
門番の役割をしているフェンリルと白虎は
街に接した湖の畔に広がる小さな森の中で
子供達の気配がしていたことを覚えていた。
『あの子供らはあの木立の中で
いつものように遊んでおったはずだな。』
『そうです。
いつも同じ森の入り口辺りで
花摘みなどして遊んでいた筈です。
ちょっと探ってきますよ。』
『ふむ、白虎よ頼んだ。
シヴァ神含め戦力となる者のほとんどが
新たに出来た北の酒の街の祝いに出ておる。
我はここの守りに徹しておこう。
何かあれば、念話で伝えて参れ。』
『はい、では。』
パティシエの街の門の外で警戒していた白虎は、
門の中で不安がる子供達の相手をしているフェンリルに
そう念話で会話をし、側にいた衛兵となった獣人族の
フォグとグーラの夫婦に警戒を任せて、林に向けて
飛ぶように駆けて行くのだった。
「お家に帰してぇ~」
「おかあさ~ん」
怪しげに揺らめく鬼火が灯る洞窟のような空間の中に
子供達の泣き声が響いている。
そこへのっそりと大柄な女が現れた。
赤い瞳を爛々と輝かせる赤い肌の鬼人のようだ。
「もうお前達は私のものだ。
諦めるのだな。
泣き止まぬものから食ろうてやろうか。」
大きな声を響かせると子供達の泣き声はピタリと止んだ。
「ふん、森を荒らす者達と聞いておったが、
こんな子供ではないか。
ドリアードめ、何処に行った?」
鬼人の女はそう呟いて周りを見渡すが、
怯える子供の影しかなかった。
(子供達の気配がない。
いや、薄く土の中に残ってるな。)
「この地の精霊よ、問いに答えよ。
この辺りにいた子供達は今どこにいる?」
白虎の体から白い靄が周りに溢れ出し、
地中の中へ入っていった。
地中の精霊の声を聞き出しているようだ。
「地の精霊に聞く必要ないの。
あの者達はこの森を荒らしたの。
だからこの森に還ってもらうの。」
木の上から子供達と同じサイズの
緑色のものが蔓を延ばしてきてそう言った。
「その姿、木の精霊ドライアドかよ。
子供達が森を荒らしたっていうけど、
子供にできる事なんてたかが知れてるだろ?
許してやってくれよ
連れて帰るしさ。」
「もう遅いの。
ハーリーティー様が来られたの。
皆この森の養分になるの。
諦めて帰るといいの。」
「あーそれやばい感じっぽいなぁ。
どうしても返さないっていうなら
力づくで取り戻させてもらうよ。
見えた!
この地下の空洞にいるのかよ。
じゃあな、ドライアド。」
そう言って地面に穴を錬成し、飛び込もうとした白虎に
ドライアドの蔓が延びて拘束しようとしたが、
一歩間に合わず、するりと地下の闇に呑まれていった。
「大変なの。
ハーリーティー様に迷惑なの。
トレント、この穴を塞いでいて欲しいの。
追っかけるの。」
穴の傍でうつらうつらしている木の魔物の
トレントにそうお願いするとドライアドは
穴の中に消えていった。
「そうか、お前達は残雪の中で咲く
花を摘んでおったのか。
そうか、そうか。
花を愛でてくれるのは良いが、
出来るだけ愛でるだけにしてやって欲しい。
小さな草花もお前達と同じ命を持っておるのだ。
共に生きるものとして見守りながら
愛でてくれることを願う。」
大柄の鬼人の女は周りに座らせた子供達に向かって
先ほどとは違った柔らかな顔と声で話をしていた。
「あーあんたがハーリーティーさんかな?
悪いんだけどその子達を帰して欲しいんだけど。」
「何者だ、貴様は。
この子達をどうする気だ。
貴様のような邪悪な気配のするものに
渡すわけにはいかん。
失せるがいい。」
「何言ってんの?
あんた達がうちの街の子供達さらったから
街で騒ぎになってんだけど。
どうしてもってんなら、
力づくで取り戻させてもらうけど。」
「何?どういうことだ?
攫ったとはなんだ?」
「ハーリーティー様、
そのものの言葉を聞いてはいけないの。
その子達は森を荒らしたの。
だから森の栄養にするの。
早く栄養にして欲しいの。」
「ちょっと待て、ドライアド。
この子達が何をしたというのか?
聞かせてくれ。」
「森の実をもぎ取ったの。
森の木を焼いたの。
凍らせて壊したりしたの。
酷い事したの。」
「ありえねえだろ!
この寒空の森のどこに実があるんだよ!
どこの木が焼けてんだよ!
この子ら魔法なんてまだ使えないんだぜ。」
「ドライアドよ、
ちょっと森を見に上がる。
ついて参れ。
この子供達も一緒に上がるとしよう。」
「ダメなの。
この子達は早く栄養にしないとダメなの。
森が弱ってしまうの。」
「では、ドライアドよ。
この子供達がもぎ取ったという木の実は
何の実だ?」
「グレープフルーツの仲間なの。
甘酸っぱい実がなるの。
楽しみにしていたの。
全部取られたの。」
「ほお、この辺りはかなり寒い地域のようだが、
そんな木がこの辺りにあるのか?
そもそも大きな木であろう。この子供達が
どうやってもぎ取ったのだ?」
「普通にとっていたの。
飛んでいる感じだったの。」
「だからそんな魔法使えないって。
それにこの子達が取っていたのは
草花だよ。持ってるのよく見てみろよ。
どこにそんな実持ってるんだよ。」
「うるさいの。
間違いなく見たの。
もぎ取ったあと、森を焼いたりしたの。」
「わかったわかった。
ドライアドよ、とにかくその現場を見に行こう。
百聞は一見にしかずだ。」
なおもブツブツいうドライアドも引き連れて
ハーリーティーと呼ばれた鬼人の女は
器用に子供達と共に穴の上に向かって浮かんでいった。
白虎も後に続き登って行く。
「まだ残雪が残っておる、静かな森だな。
しかも針葉樹の森だな。
・・・ドライアドよ、
そなたいつそれを見た?」
「昨日なの。
その時そこにその子供達がいたの。」
「ふむ、もう一つ聞くが、
そなた冬眠しておったな。いつ目覚めた?」
「・・・昨日なの。」
「えっ?それって・・・。」
「ドライアドよ、
それは本当にあったことではないのだ。
ニンフ共がたまに見せる悪夢の一つなのだ。
おかしいとは思わぬか?
この森には実がなる木がない。
見たとしても、ここではない
どこか別の森の異変だったのだろう。
理解したか?
この子供達を街に返してやろう。」
「森を守りたかったの。
滅ぼされそうな怖い光景だったの。
・・・間違えてごめんなさいなの。」
「分かってくれりゃあいいさ。
って、俺も信用なさそうだし、
ハーリーティーさん、
一緒に街まで行きましょう。
俺そこで門番してるんで顔が効くんすよ。」
「そういうことであれば、
護衛も兼ねて行かせてもらおう。」
しょんぼりしたドライアドもトボトボとついて来ていた。
街に近づくと、街の人達が門の前にたかっていて、
無事に子供達が戻ったことを知って大捜索隊は解散となり、
出迎えた親達は泣きながら子供達を抱きかかえていた。
ちょうどシヴァ神達が他の者達より一足先に
フライングユニットで戻ってきていた。
「おお、鬼子母神様ではないかえ。
子供達を守ってくれたのかえ?」
「シヴァ神がいるとは。
いや、話せば長くなるが、
私の眷属が迷惑をかけた。
申し訳ないことをした。
お詫びと言ってはなんだが、
この街の通りに実がなる木を
贈らせて頂きたい。
このドライアドが面倒を見るので
出来た実はこのドライアドから
もらってやって欲しい。
頼む。」
「それはいいのじゃ。
ここまで来たのも何かの縁じゃ。
私の神殿でお茶にでもするかえ。
パイロ、甘いものを頼むのじゃ。」
子供達の守り神とも言われる鬼子母神の眷属であったらしい、
ドライアドはその後パティシエの街で果樹の育成に勤しみ、
収穫時には街をあげた大きな祭りが催されるように
なったという。
悪夢を見せたニンフにはハーリーティー(鬼子母神)から
キツイお仕置きがあったという。
赤く血走った目をした天使がいた。
胸の中には見るもの全てを破壊せずにおれない、
激しい衝動が渦巻いていた。
『この世界、存在に値せん。
滅ぼす時が来たようだ。』
その天使とは違う声が口ではなく体から発せられるように
周りに溢れたという。
春の訪れが感じられるようになったる日。
パティシエの街に異変があった。
街の外を走り回って遊んでいた子供達が
戻って来ないのだと騒ぎになっていた。
門番の役割をしているフェンリルと白虎は
街に接した湖の畔に広がる小さな森の中で
子供達の気配がしていたことを覚えていた。
『あの子供らはあの木立の中で
いつものように遊んでおったはずだな。』
『そうです。
いつも同じ森の入り口辺りで
花摘みなどして遊んでいた筈です。
ちょっと探ってきますよ。』
『ふむ、白虎よ頼んだ。
シヴァ神含め戦力となる者のほとんどが
新たに出来た北の酒の街の祝いに出ておる。
我はここの守りに徹しておこう。
何かあれば、念話で伝えて参れ。』
『はい、では。』
パティシエの街の門の外で警戒していた白虎は、
門の中で不安がる子供達の相手をしているフェンリルに
そう念話で会話をし、側にいた衛兵となった獣人族の
フォグとグーラの夫婦に警戒を任せて、林に向けて
飛ぶように駆けて行くのだった。
「お家に帰してぇ~」
「おかあさ~ん」
怪しげに揺らめく鬼火が灯る洞窟のような空間の中に
子供達の泣き声が響いている。
そこへのっそりと大柄な女が現れた。
赤い瞳を爛々と輝かせる赤い肌の鬼人のようだ。
「もうお前達は私のものだ。
諦めるのだな。
泣き止まぬものから食ろうてやろうか。」
大きな声を響かせると子供達の泣き声はピタリと止んだ。
「ふん、森を荒らす者達と聞いておったが、
こんな子供ではないか。
ドリアードめ、何処に行った?」
鬼人の女はそう呟いて周りを見渡すが、
怯える子供の影しかなかった。
(子供達の気配がない。
いや、薄く土の中に残ってるな。)
「この地の精霊よ、問いに答えよ。
この辺りにいた子供達は今どこにいる?」
白虎の体から白い靄が周りに溢れ出し、
地中の中へ入っていった。
地中の精霊の声を聞き出しているようだ。
「地の精霊に聞く必要ないの。
あの者達はこの森を荒らしたの。
だからこの森に還ってもらうの。」
木の上から子供達と同じサイズの
緑色のものが蔓を延ばしてきてそう言った。
「その姿、木の精霊ドライアドかよ。
子供達が森を荒らしたっていうけど、
子供にできる事なんてたかが知れてるだろ?
許してやってくれよ
連れて帰るしさ。」
「もう遅いの。
ハーリーティー様が来られたの。
皆この森の養分になるの。
諦めて帰るといいの。」
「あーそれやばい感じっぽいなぁ。
どうしても返さないっていうなら
力づくで取り戻させてもらうよ。
見えた!
この地下の空洞にいるのかよ。
じゃあな、ドライアド。」
そう言って地面に穴を錬成し、飛び込もうとした白虎に
ドライアドの蔓が延びて拘束しようとしたが、
一歩間に合わず、するりと地下の闇に呑まれていった。
「大変なの。
ハーリーティー様に迷惑なの。
トレント、この穴を塞いでいて欲しいの。
追っかけるの。」
穴の傍でうつらうつらしている木の魔物の
トレントにそうお願いするとドライアドは
穴の中に消えていった。
「そうか、お前達は残雪の中で咲く
花を摘んでおったのか。
そうか、そうか。
花を愛でてくれるのは良いが、
出来るだけ愛でるだけにしてやって欲しい。
小さな草花もお前達と同じ命を持っておるのだ。
共に生きるものとして見守りながら
愛でてくれることを願う。」
大柄の鬼人の女は周りに座らせた子供達に向かって
先ほどとは違った柔らかな顔と声で話をしていた。
「あーあんたがハーリーティーさんかな?
悪いんだけどその子達を帰して欲しいんだけど。」
「何者だ、貴様は。
この子達をどうする気だ。
貴様のような邪悪な気配のするものに
渡すわけにはいかん。
失せるがいい。」
「何言ってんの?
あんた達がうちの街の子供達さらったから
街で騒ぎになってんだけど。
どうしてもってんなら、
力づくで取り戻させてもらうけど。」
「何?どういうことだ?
攫ったとはなんだ?」
「ハーリーティー様、
そのものの言葉を聞いてはいけないの。
その子達は森を荒らしたの。
だから森の栄養にするの。
早く栄養にして欲しいの。」
「ちょっと待て、ドライアド。
この子達が何をしたというのか?
聞かせてくれ。」
「森の実をもぎ取ったの。
森の木を焼いたの。
凍らせて壊したりしたの。
酷い事したの。」
「ありえねえだろ!
この寒空の森のどこに実があるんだよ!
どこの木が焼けてんだよ!
この子ら魔法なんてまだ使えないんだぜ。」
「ドライアドよ、
ちょっと森を見に上がる。
ついて参れ。
この子供達も一緒に上がるとしよう。」
「ダメなの。
この子達は早く栄養にしないとダメなの。
森が弱ってしまうの。」
「では、ドライアドよ。
この子供達がもぎ取ったという木の実は
何の実だ?」
「グレープフルーツの仲間なの。
甘酸っぱい実がなるの。
楽しみにしていたの。
全部取られたの。」
「ほお、この辺りはかなり寒い地域のようだが、
そんな木がこの辺りにあるのか?
そもそも大きな木であろう。この子供達が
どうやってもぎ取ったのだ?」
「普通にとっていたの。
飛んでいる感じだったの。」
「だからそんな魔法使えないって。
それにこの子達が取っていたのは
草花だよ。持ってるのよく見てみろよ。
どこにそんな実持ってるんだよ。」
「うるさいの。
間違いなく見たの。
もぎ取ったあと、森を焼いたりしたの。」
「わかったわかった。
ドライアドよ、とにかくその現場を見に行こう。
百聞は一見にしかずだ。」
なおもブツブツいうドライアドも引き連れて
ハーリーティーと呼ばれた鬼人の女は
器用に子供達と共に穴の上に向かって浮かんでいった。
白虎も後に続き登って行く。
「まだ残雪が残っておる、静かな森だな。
しかも針葉樹の森だな。
・・・ドライアドよ、
そなたいつそれを見た?」
「昨日なの。
その時そこにその子供達がいたの。」
「ふむ、もう一つ聞くが、
そなた冬眠しておったな。いつ目覚めた?」
「・・・昨日なの。」
「えっ?それって・・・。」
「ドライアドよ、
それは本当にあったことではないのだ。
ニンフ共がたまに見せる悪夢の一つなのだ。
おかしいとは思わぬか?
この森には実がなる木がない。
見たとしても、ここではない
どこか別の森の異変だったのだろう。
理解したか?
この子供達を街に返してやろう。」
「森を守りたかったの。
滅ぼされそうな怖い光景だったの。
・・・間違えてごめんなさいなの。」
「分かってくれりゃあいいさ。
って、俺も信用なさそうだし、
ハーリーティーさん、
一緒に街まで行きましょう。
俺そこで門番してるんで顔が効くんすよ。」
「そういうことであれば、
護衛も兼ねて行かせてもらおう。」
しょんぼりしたドライアドもトボトボとついて来ていた。
街に近づくと、街の人達が門の前にたかっていて、
無事に子供達が戻ったことを知って大捜索隊は解散となり、
出迎えた親達は泣きながら子供達を抱きかかえていた。
ちょうどシヴァ神達が他の者達より一足先に
フライングユニットで戻ってきていた。
「おお、鬼子母神様ではないかえ。
子供達を守ってくれたのかえ?」
「シヴァ神がいるとは。
いや、話せば長くなるが、
私の眷属が迷惑をかけた。
申し訳ないことをした。
お詫びと言ってはなんだが、
この街の通りに実がなる木を
贈らせて頂きたい。
このドライアドが面倒を見るので
出来た実はこのドライアドから
もらってやって欲しい。
頼む。」
「それはいいのじゃ。
ここまで来たのも何かの縁じゃ。
私の神殿でお茶にでもするかえ。
パイロ、甘いものを頼むのじゃ。」
子供達の守り神とも言われる鬼子母神の眷属であったらしい、
ドライアドはその後パティシエの街で果樹の育成に勤しみ、
収穫時には街をあげた大きな祭りが催されるように
なったという。
悪夢を見せたニンフにはハーリーティー(鬼子母神)から
キツイお仕置きがあったという。
赤く血走った目をした天使がいた。
胸の中には見るもの全てを破壊せずにおれない、
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