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赤い目と黒い瞳
第5話 相談
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顎に手を添えられ、顔を上げると漆黒の瞳と目が合った。
「――――そこまで固くなるな。これは命令だ」
「し、しかし……」
「なんだ、俺様に逆らうのか?」
そ、そんなことを言われても。
どうしよう、ここで間違えてしまえば、私は斬られてしまうのだろうか。
――――スッ
あ、襖が、開いた。
「何をしているのですか、雅。怖がっているでしょう、辞めなさい」
「……」
あ、顎から手を放された。
後ろを向くと、そこには雅様に似ているお美しい女性が立っていた。
青白磁色の肩まで長い髪に、雅様と同じ漆黒の瞳。
水色の地に、白で波のような模様が刻まれている着物を着こなしている綺麗な女性。
お美しく思わず見惚れていると、私の前に座った。
「初めまして。挨拶が遅れてしまいごめんなさいね」
柔和な笑みを浮かべた女性は、浅く頭を下げる。
「い、いえ。そ、そなこと……」
「私の名前は、鬼神響。雅の実の母です」
母、母……。
「お、お母様!? こ、こここ、こちらこそ申し訳ありません、ご無礼な態度を……」
「大丈夫ですよ。もう少し肩の力を抜いて、ほ~ら」
私の肩に両手を置き、撫でてくれる。
優しい笑み、優しい手。
自然と体から力が抜ける。
「うん、いい子いい子。それより雅、貴方、せっかく来てくれたお嫁さんになんていう態度をとっているの? 初めての環境で緊張もしているのだから、優しくしてあげなさい」
あっ、ち、違うんですよ、違うのに。
雅様も、「わかった」と頷いてしまった。
違うのに、違うのに。
私が勝手に緊張して、勝手にから回っているだけなのに。
「ち、違うんです。雅様は優しく私に接してくれております。本当です」
否定、してしまった。
でも、これでは雅様があまりに不憫だ。
私が悪いのに、私が勝手に緊張しているだけなのに。
雅様が怒られるのはおかしい。
なんとか言葉を絞り出すと、お二人は顔を見合わせて黙ってしまった。
これこそ、無礼だ。お二人の言葉を否定してしまったのだから。
でも、でも……。
怖くて二人の顔を見れずにいると、響様が私の肩に手を置いた。
少しだけ顔を上げると、柔和な笑みが視界に入る。
「ごめんなさい。雅も不器用だから、貴方に不快な気持ちを抱かせていないか心配だったの。でも、今のでわかったわ」
わかった…………?
「やはり、貴方に来ていただけて良かった。久光様には感謝しなければなりませんね」
「え、父様に、ですか?」
「あら、聞いていないのかしら? 今回の縁談は――」
響様が言いかけた時、雅様が手を伸ばし制してしまった。
「そこからは、俺様が説明する」
「――――わかったわ。それじゃ、お食事を楽しみながら、聞いてくださいね」
笑みを浮かべながら響様は立ちあがり、一礼して部屋を後にした。
何を言いかけていたのかな。
襖を見ていると、雅様が私を呼んだ。
「おい」
「は、はい」
「座れ」
お食事が準備されているところを顎で指しながら言う。
すぐに座り直し、顔を上げた。
雅様は箸を手に取り、礼儀正しく挨拶。食べ始めた。
その動作は完璧で、綺麗。
またしても見惚れていると、雅様が咳き込んでしまった――え!?
「だ、だだ、大丈夫ですか!?」
「問題ない……。ゴホッ。それより、早く食べろ」
「は、はい……」
口元を抑え、顔を逸らす雅様。本当に大丈夫なのだろうか。
でも、問題ないと言われてしまったから、これ以上の心配は逆に迷惑となってしまう。
私も本で見たようにお食事を食べ進めると、落ち着いたのか雅様が姿勢を整えた。
「先ほどの話の続きをするが、いいか?」
「あ、はい。よろしくお願いします」
「…………時間がかかりそうだな」
え、なんか、呆れられてしまった?
私が何か言う前に、雅様が先ほど響様が言いかけた話をしてくださった。
「今回の縁談なんだが、そちらの父、久光からの申し出なのだ」
「えっ、父様が!? でも、縁談は鬼神家からの申し出だと……」
「それは、そっちから相談を受けた時に、こちらから提案したのだ」
「そ、相談?」
ど、どういうこと?
父のお考えがわからない……。
「縁談の一番の理由は、貴様をあの軋轢が生じている空間から、少しでも早く救い出したかったからだそうだ」
耳を疑うような内容に、言葉が出ない。
だって、父は私を捨てた。私を、お払い箱にしたの。
救うなんて、そんなこと考えるはずがない。
「元々、我々鬼神家と桔梗家は関わりがあった。今では薄くなってしまったらしいが、その薄い関係に久光は賭けたと言っていた」
そんなの、一歩間違えれば、その薄い関係が崩れてしまうというのに。
それに、私の目の事も……。
いや、その前に。
「あの、その話では、今回の縁談に指定がなかったのは、何故なのでしょうか。もしかしたら、美晴姉様が縁談へと顔を出していたかもしれませんよ」
「それはない。――いや、そうならないように細工をしたのだ。そこは、母が考えてな」
響様が?
「自己紹介文、悪い噂しか書かれていなかっただろう」
「あ、え、えっと……」
「安心しろ。あのように書いているのは知っている。事実でもあるしな」
お味噌汁を啜りながら言う。
事実――本当に、事実なのだろうか。
『口数が少なく、冷酷な発言が目立つ。すぐに部下を切り捨てるなどといった非道な一面を持つ』
この紹介文は、今となっては本当かどうかわからない。
だって、よそ者である私に最初から優しくしてくれた。
優しい言葉をかけてくれた、心を温めてくれた。
そんな人が、酷い人の訳がない。
そんな優しい人が、人を簡単に斬り捨てる訳がない。
そんな温かい人が、そんな言われ方をしていいはずが、ない。
「――――そこまで固くなるな。これは命令だ」
「し、しかし……」
「なんだ、俺様に逆らうのか?」
そ、そんなことを言われても。
どうしよう、ここで間違えてしまえば、私は斬られてしまうのだろうか。
――――スッ
あ、襖が、開いた。
「何をしているのですか、雅。怖がっているでしょう、辞めなさい」
「……」
あ、顎から手を放された。
後ろを向くと、そこには雅様に似ているお美しい女性が立っていた。
青白磁色の肩まで長い髪に、雅様と同じ漆黒の瞳。
水色の地に、白で波のような模様が刻まれている着物を着こなしている綺麗な女性。
お美しく思わず見惚れていると、私の前に座った。
「初めまして。挨拶が遅れてしまいごめんなさいね」
柔和な笑みを浮かべた女性は、浅く頭を下げる。
「い、いえ。そ、そなこと……」
「私の名前は、鬼神響。雅の実の母です」
母、母……。
「お、お母様!? こ、こここ、こちらこそ申し訳ありません、ご無礼な態度を……」
「大丈夫ですよ。もう少し肩の力を抜いて、ほ~ら」
私の肩に両手を置き、撫でてくれる。
優しい笑み、優しい手。
自然と体から力が抜ける。
「うん、いい子いい子。それより雅、貴方、せっかく来てくれたお嫁さんになんていう態度をとっているの? 初めての環境で緊張もしているのだから、優しくしてあげなさい」
あっ、ち、違うんですよ、違うのに。
雅様も、「わかった」と頷いてしまった。
違うのに、違うのに。
私が勝手に緊張して、勝手にから回っているだけなのに。
「ち、違うんです。雅様は優しく私に接してくれております。本当です」
否定、してしまった。
でも、これでは雅様があまりに不憫だ。
私が悪いのに、私が勝手に緊張しているだけなのに。
雅様が怒られるのはおかしい。
なんとか言葉を絞り出すと、お二人は顔を見合わせて黙ってしまった。
これこそ、無礼だ。お二人の言葉を否定してしまったのだから。
でも、でも……。
怖くて二人の顔を見れずにいると、響様が私の肩に手を置いた。
少しだけ顔を上げると、柔和な笑みが視界に入る。
「ごめんなさい。雅も不器用だから、貴方に不快な気持ちを抱かせていないか心配だったの。でも、今のでわかったわ」
わかった…………?
「やはり、貴方に来ていただけて良かった。久光様には感謝しなければなりませんね」
「え、父様に、ですか?」
「あら、聞いていないのかしら? 今回の縁談は――」
響様が言いかけた時、雅様が手を伸ばし制してしまった。
「そこからは、俺様が説明する」
「――――わかったわ。それじゃ、お食事を楽しみながら、聞いてくださいね」
笑みを浮かべながら響様は立ちあがり、一礼して部屋を後にした。
何を言いかけていたのかな。
襖を見ていると、雅様が私を呼んだ。
「おい」
「は、はい」
「座れ」
お食事が準備されているところを顎で指しながら言う。
すぐに座り直し、顔を上げた。
雅様は箸を手に取り、礼儀正しく挨拶。食べ始めた。
その動作は完璧で、綺麗。
またしても見惚れていると、雅様が咳き込んでしまった――え!?
「だ、だだ、大丈夫ですか!?」
「問題ない……。ゴホッ。それより、早く食べろ」
「は、はい……」
口元を抑え、顔を逸らす雅様。本当に大丈夫なのだろうか。
でも、問題ないと言われてしまったから、これ以上の心配は逆に迷惑となってしまう。
私も本で見たようにお食事を食べ進めると、落ち着いたのか雅様が姿勢を整えた。
「先ほどの話の続きをするが、いいか?」
「あ、はい。よろしくお願いします」
「…………時間がかかりそうだな」
え、なんか、呆れられてしまった?
私が何か言う前に、雅様が先ほど響様が言いかけた話をしてくださった。
「今回の縁談なんだが、そちらの父、久光からの申し出なのだ」
「えっ、父様が!? でも、縁談は鬼神家からの申し出だと……」
「それは、そっちから相談を受けた時に、こちらから提案したのだ」
「そ、相談?」
ど、どういうこと?
父のお考えがわからない……。
「縁談の一番の理由は、貴様をあの軋轢が生じている空間から、少しでも早く救い出したかったからだそうだ」
耳を疑うような内容に、言葉が出ない。
だって、父は私を捨てた。私を、お払い箱にしたの。
救うなんて、そんなこと考えるはずがない。
「元々、我々鬼神家と桔梗家は関わりがあった。今では薄くなってしまったらしいが、その薄い関係に久光は賭けたと言っていた」
そんなの、一歩間違えれば、その薄い関係が崩れてしまうというのに。
それに、私の目の事も……。
いや、その前に。
「あの、その話では、今回の縁談に指定がなかったのは、何故なのでしょうか。もしかしたら、美晴姉様が縁談へと顔を出していたかもしれませんよ」
「それはない。――いや、そうならないように細工をしたのだ。そこは、母が考えてな」
響様が?
「自己紹介文、悪い噂しか書かれていなかっただろう」
「あ、え、えっと……」
「安心しろ。あのように書いているのは知っている。事実でもあるしな」
お味噌汁を啜りながら言う。
事実――本当に、事実なのだろうか。
『口数が少なく、冷酷な発言が目立つ。すぐに部下を切り捨てるなどといった非道な一面を持つ』
この紹介文は、今となっては本当かどうかわからない。
だって、よそ者である私に最初から優しくしてくれた。
優しい言葉をかけてくれた、心を温めてくれた。
そんな人が、酷い人の訳がない。
そんな優しい人が、人を簡単に斬り捨てる訳がない。
そんな温かい人が、そんな言われ方をしていいはずが、ない。
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