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革命
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「どっこいしょっと」
「ん? なんだそれ」
「優夏、それはなにかの祝詞か?」
え、嘘だろ。どっこいしょを知らないだと?
琴平と紅音は同時に首を傾げながら俺を見てくる。義兄妹と知ったからか、二人の行動が似ているように見えてきた。
『今はそんなのどうでもいいよ。早く本題に入るよ』
「確かにどうでもいいけど、そんなはっきり言われるのもなんかなぁ……」
村長の家で円になり、お互いの顔を確認しながら話し合える態勢になった。
こう改めて見ると、顔面偏差値高いなぁ。美男美女しかいない。今は俺も闇命君の体だから、凡人ではなく美少年だぜ。
『それじゃ、まずはこの村についてだ。この村は件によって成り立っているように見える。その件はもう僕のモノになった。そのため、この村を支えるモノは無くなり、このままでは存続は難しいだろうね』
「どうするつもりなのですか」
『前にも言ったけど、とりあえず最初は安倍家がこの村を管理するでもいいし、他の寮に宛があるのならそっちでどうにかして欲しい。もし、安倍家で管理するのなら、雨燕に任せるとするよ』
「勝手に決めるな」
『一番最適な方法を伝えてるだけだよ。相手を説得させるのは慣れてるでしょ。件の洗脳を塗り替えてよ。安倍家の陰陽師達を洗脳しているんだから簡単でしょ』
「洗脳している訳では無い。あやつらがあのような行動をしているのみ。人聞きの悪い事を言うな」
『あっそ、どうでもいいけど。そんな感じでこの村は存続させていくつもり。次に漆家について。おそらく、次の陰陽頭は準備していないだろうね。側近とかいなかったのかな』
闇命君は他の陰陽寮について詳しく知らないみたいだな。まぁ、あまり関わってこなかったみたいだし、仕方がないか。
「琴平、漆家について知らない?」
「詳しくは知らないが、側近はいたはずだ。確か、志美津という女性だった気がするが……」
「うろ覚え?」
「あぁ。そこまで目立つ存在ではなかったしな。陰陽頭の斜め後ろをずっと歩いていた感じだな」
「なるほど、その人が側近だったのか。ん? 側近じゃなくて陰陽助の可能性はない?」
「また違う人のはずだ」
「ほぉ~」
なんか、もう人物が頭の中に出てこない。
とりあえず関係図を頭の中で整理すると、漆家の陰陽頭は魔魅ちゃんで、側近が志美津さんという名前の女性。側近なため、陰陽助は他にいる──っと。
「陰陽助は誰?」
「陰陽助様は今いらっしゃいませんよ。よくいなくなってしまわれるのです」
「そうなの? 一体どんな人なの?」
「そうですね……。女性に目がない……と、だけ伝えておきます」
わぁお。女性に目がないか。どこの陰陽寮にも曲者はいるんだなぁ。
「でも、次の陰陽頭は現段階で陰陽助の立ち位置にいる人がなるんじゃないの?」
「僕は反対です」
全否定されているな、陰陽助さん。
まぁ、女性に目がないんだもんね。女性からしたら、嫌だわ……。
「もう一人いないのか」
「漆家では一人しか陰陽助はおりません。そこまで漆家自体大きい訳ではありませんので」
「そうか。確かに、漆家はそこまで領土を広げているわけではない。当たり前か」
雨燕さんはそのまま口を閉じてしまった。
なら、陰陽助の一つ下の位なら、ワンチャンあるかな。えっと、なんて名前だったっけ……。えっとぉぉおおおおお……………。思い出せない。
『もしかして、陰陽允って言いたい?』
「それが、陰陽助の下の位?」
『そういうわけじゃないけど、まぁ、まだ上のくらいに立つ人かな。仕事内容は寮内の資料管理などだね。まぁ、漆家の場合は一人だろうし、陰陽頭になってもいいような気はするけど。いきなりは難しいんじゃない?』
「そっかぁ。…………安倍家から貸し出しとか出来たらいいんだけどなぁ」
まぁ、DVDとか本とかを借りるとはまた違うから無理か。
『…………アリだな』
「え?」
『雨燕』
「断る」
『何も言ってないでしょ。どうするの? これから僕が言う事が雨燕にとって良い話だった場合、後悔するのはあんただと思うんだけど?』
「安心するがいい。今のお前が何をするのか手に取るようにわかる」
『ふーん』
…………雨燕さんを漆家の陰陽頭にするつもりだったな闇命君。それは、誰でもわかる。貸出不可だと思うぞ、絶対に。
「闇命様が漆家の陰陽頭代理になるのはいかがでしょうか? 今の闇命様の立ち位置に納得しておりませんので、ここで上の立場に行きましょう!!」
『紅音、今は少し口を閉じててもらってもいい?』
「はい…………」
紅音や、悲しげに眉を下げないでくれ。琴平は同情でなのか肩ポンしてるし……。
闇命君、紅音にはだいぶ優しいなぁ。
って、闇命君が陰陽頭かぁ。悪くない立場ではあるけど、動きにくくなりそうだな。これから旅に出る事になるし、陰陽頭ではなく違い立ち位置で漆家の人達に話を通す事が出来ないかなぁ。
「ん? なんだそれ」
「優夏、それはなにかの祝詞か?」
え、嘘だろ。どっこいしょを知らないだと?
琴平と紅音は同時に首を傾げながら俺を見てくる。義兄妹と知ったからか、二人の行動が似ているように見えてきた。
『今はそんなのどうでもいいよ。早く本題に入るよ』
「確かにどうでもいいけど、そんなはっきり言われるのもなんかなぁ……」
村長の家で円になり、お互いの顔を確認しながら話し合える態勢になった。
こう改めて見ると、顔面偏差値高いなぁ。美男美女しかいない。今は俺も闇命君の体だから、凡人ではなく美少年だぜ。
『それじゃ、まずはこの村についてだ。この村は件によって成り立っているように見える。その件はもう僕のモノになった。そのため、この村を支えるモノは無くなり、このままでは存続は難しいだろうね』
「どうするつもりなのですか」
『前にも言ったけど、とりあえず最初は安倍家がこの村を管理するでもいいし、他の寮に宛があるのならそっちでどうにかして欲しい。もし、安倍家で管理するのなら、雨燕に任せるとするよ』
「勝手に決めるな」
『一番最適な方法を伝えてるだけだよ。相手を説得させるのは慣れてるでしょ。件の洗脳を塗り替えてよ。安倍家の陰陽師達を洗脳しているんだから簡単でしょ』
「洗脳している訳では無い。あやつらがあのような行動をしているのみ。人聞きの悪い事を言うな」
『あっそ、どうでもいいけど。そんな感じでこの村は存続させていくつもり。次に漆家について。おそらく、次の陰陽頭は準備していないだろうね。側近とかいなかったのかな』
闇命君は他の陰陽寮について詳しく知らないみたいだな。まぁ、あまり関わってこなかったみたいだし、仕方がないか。
「琴平、漆家について知らない?」
「詳しくは知らないが、側近はいたはずだ。確か、志美津という女性だった気がするが……」
「うろ覚え?」
「あぁ。そこまで目立つ存在ではなかったしな。陰陽頭の斜め後ろをずっと歩いていた感じだな」
「なるほど、その人が側近だったのか。ん? 側近じゃなくて陰陽助の可能性はない?」
「また違う人のはずだ」
「ほぉ~」
なんか、もう人物が頭の中に出てこない。
とりあえず関係図を頭の中で整理すると、漆家の陰陽頭は魔魅ちゃんで、側近が志美津さんという名前の女性。側近なため、陰陽助は他にいる──っと。
「陰陽助は誰?」
「陰陽助様は今いらっしゃいませんよ。よくいなくなってしまわれるのです」
「そうなの? 一体どんな人なの?」
「そうですね……。女性に目がない……と、だけ伝えておきます」
わぁお。女性に目がないか。どこの陰陽寮にも曲者はいるんだなぁ。
「でも、次の陰陽頭は現段階で陰陽助の立ち位置にいる人がなるんじゃないの?」
「僕は反対です」
全否定されているな、陰陽助さん。
まぁ、女性に目がないんだもんね。女性からしたら、嫌だわ……。
「もう一人いないのか」
「漆家では一人しか陰陽助はおりません。そこまで漆家自体大きい訳ではありませんので」
「そうか。確かに、漆家はそこまで領土を広げているわけではない。当たり前か」
雨燕さんはそのまま口を閉じてしまった。
なら、陰陽助の一つ下の位なら、ワンチャンあるかな。えっと、なんて名前だったっけ……。えっとぉぉおおおおお……………。思い出せない。
『もしかして、陰陽允って言いたい?』
「それが、陰陽助の下の位?」
『そういうわけじゃないけど、まぁ、まだ上のくらいに立つ人かな。仕事内容は寮内の資料管理などだね。まぁ、漆家の場合は一人だろうし、陰陽頭になってもいいような気はするけど。いきなりは難しいんじゃない?』
「そっかぁ。…………安倍家から貸し出しとか出来たらいいんだけどなぁ」
まぁ、DVDとか本とかを借りるとはまた違うから無理か。
『…………アリだな』
「え?」
『雨燕』
「断る」
『何も言ってないでしょ。どうするの? これから僕が言う事が雨燕にとって良い話だった場合、後悔するのはあんただと思うんだけど?』
「安心するがいい。今のお前が何をするのか手に取るようにわかる」
『ふーん』
…………雨燕さんを漆家の陰陽頭にするつもりだったな闇命君。それは、誰でもわかる。貸出不可だと思うぞ、絶対に。
「闇命様が漆家の陰陽頭代理になるのはいかがでしょうか? 今の闇命様の立ち位置に納得しておりませんので、ここで上の立場に行きましょう!!」
『紅音、今は少し口を閉じててもらってもいい?』
「はい…………」
紅音や、悲しげに眉を下げないでくれ。琴平は同情でなのか肩ポンしてるし……。
闇命君、紅音にはだいぶ優しいなぁ。
って、闇命君が陰陽頭かぁ。悪くない立場ではあるけど、動きにくくなりそうだな。これから旅に出る事になるし、陰陽頭ではなく違い立ち位置で漆家の人達に話を通す事が出来ないかなぁ。
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