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修行
似てきた
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琴平との別れをし、仲間と合流。水仙家に戻り、体を休める事にした。
水分さんはなんの疑いもなく靖弥を俺達に預け、琴葉さんも笑顔で「任せたよぉ~」とどこかに行ってしまった。
今部屋にいるのは、紅音と夏楓と魔魅ちゃん、靖弥と俺の五人。
んで、何故か紅音と夏楓は俺を守るように前に座り、魔魅ちゃんは抱き着いて来ている、可愛いな。
一番この状況で怖がっているであろう靖弥は、沈黙を貫いている。
………………………………重たいなぁ、というか紅音がものすごく怖い。殺気が隠れていない。今にでも靖弥を襲いにかかりそう。
『紅音、落ち着け』
「……………………はい」
『はぁ』
お、肩に乗っていた闇命君が半透明の姿になった。紅音の前に立ち、右手を伸ばす。背伸びをして、紅音の頭に伸ばした手を乗せ――え??
「――――ッ!?」
『触れないけど、これで許してあげてよ。早く話を進めたいんだ』
「~~~~~~はい!!!」
あ、めっちゃ元気になった。ほくほくしているし、良かったね、紅音。闇命君に撫でてもらうそぶりをしてもらえて。
『さて、今日からしばらく体を休めたいと思っている。その前に、問題点を出来る限り排除したい』
闇命君が靖弥の方に振り向き、腕を組み見据えている。あまり、怖がらせないでね。
『わかっていると思うけど、僕達は優夏以外君を信用していない。自由になるのはもっと先になるから、そこだけは覚悟していてほしい』
「…………わかっている」
『それなら話は早い。それと、もう道満はお前を捨てたと思ってもいい。だから、話しても問題無いはずだ。君の今までの行動と、意味を』
闇命君の言葉に、返答はない。靖弥はさっきから口を開かないで、俯いているだけ。
『…………優夏、何とかして』
「えぇ。えっと、靖弥、話してくれる?」
いきなり俺に振られても何もできないって。普通に質問するくらいしか。まぁ、それにすら靖弥は無反応なんだけど。
『役立たず』
「うるさいよ。仕方がないだろ、こんな靖弥、今まで見た事がないんだから」
それにしても、どうしよう。話してくれなくてもいいけど、闇命君が納得してくれないだろうし。かといって、靖弥に無理やり話させるのもなぁ。
今の靖弥に無理は浅瀬たくないし、どうにか、出来ないか…………。
「…………あ」
そういえば、ここの裏手って、確か――……
☆
「優夏、どこに連れて行くつもりだ」
「いい所~」
「どこだよ…………」
「もう少しでつくよ~」
「さっきからそればっかりだな…………」
ふふ、あの光景を見たら、光のない衰弱しきっている靖弥の瞳に、少しでも光が宿てくれるだろ。多分、きっと、おそらく多分。
水仙家の裏の森の中を真っすぐ歩いていると、どんどん光が強くなってきた。あともう少しで辿り着くな、これで元気になってよ、靖弥。
「ついたよ!!!」
「ついてよって、どこにっ――……」
ふふふっ。ここは、紅音と魔魅ちゃんが一緒に花冠を作っていた場所。景色全部が黄色で、風が吹く度踊るように揺れているたんぽぽ達。
「たんぽぽ畑、綺麗でしょ?」
雲一つない晴天に、風が吹く度気持ちよさそうに舞う花弁。たんぽぽ達も皆、心地よさそうに、楽しそうにゆらりゆらりと、揺れている。
「こんな所が……」
「びっくりだよね、まさか陰陽寮の裏手がこんな風になっているなんて」
靖弥は、目の前に広がる光景に目を開き、疑問の声を漏らす。目だけはしっかりと目の前のたんぽぽ畑に向けられている。
「ねぇ、靖弥。俺は、この世界で靖弥に出会えて、怖かったし悲しかったけど、嬉しかったんだ。まぁ、嬉しかったからこそ、さすがに…………かな…………しかった…………けど…………。刀を向けられたり、お腹に刺されたり、敵意むき出しだったり――……」
「わ、悪かったって。そこはまじで、何でもするから…………」
「なら、これからは他人行儀なのやめて」
横を向いて見上げながら言うと、靖弥は何を言われたのか理解出来ず目をぱちぱちとさせている。
「……………………日本語でよろしく」
「お前の中での日本語はどれに当たるんだ。カタカナ?? 漢字? 俺は日本語しか話していないんだけど、これで理解してくれ」
「お前、今の言い方、子孫に似ていたぞ」
え、え??
「俺はあんなに嫌味ったらしい口調で言ってないよ!?」
『へぇ、それはつまり、僕の口調は嫌味ったらしいと言いたいんだね?』
「ソンナコトナイヨ」
いだだだだだだだだだ!!!!!!! 耳を噛むな耳を!!!!
「うぅ、痛い…………」
『馬鹿発言するからでしょ。それより、話を進めて』
「誰のせいだと思って…………」
『自分のせいでしょ?? なに人のせいにしようとしているのさ、責任転換やめてくれる??』
「…………はい」
……………………やっぱり、勝てない。クソ。
水分さんはなんの疑いもなく靖弥を俺達に預け、琴葉さんも笑顔で「任せたよぉ~」とどこかに行ってしまった。
今部屋にいるのは、紅音と夏楓と魔魅ちゃん、靖弥と俺の五人。
んで、何故か紅音と夏楓は俺を守るように前に座り、魔魅ちゃんは抱き着いて来ている、可愛いな。
一番この状況で怖がっているであろう靖弥は、沈黙を貫いている。
………………………………重たいなぁ、というか紅音がものすごく怖い。殺気が隠れていない。今にでも靖弥を襲いにかかりそう。
『紅音、落ち着け』
「……………………はい」
『はぁ』
お、肩に乗っていた闇命君が半透明の姿になった。紅音の前に立ち、右手を伸ばす。背伸びをして、紅音の頭に伸ばした手を乗せ――え??
「――――ッ!?」
『触れないけど、これで許してあげてよ。早く話を進めたいんだ』
「~~~~~~はい!!!」
あ、めっちゃ元気になった。ほくほくしているし、良かったね、紅音。闇命君に撫でてもらうそぶりをしてもらえて。
『さて、今日からしばらく体を休めたいと思っている。その前に、問題点を出来る限り排除したい』
闇命君が靖弥の方に振り向き、腕を組み見据えている。あまり、怖がらせないでね。
『わかっていると思うけど、僕達は優夏以外君を信用していない。自由になるのはもっと先になるから、そこだけは覚悟していてほしい』
「…………わかっている」
『それなら話は早い。それと、もう道満はお前を捨てたと思ってもいい。だから、話しても問題無いはずだ。君の今までの行動と、意味を』
闇命君の言葉に、返答はない。靖弥はさっきから口を開かないで、俯いているだけ。
『…………優夏、何とかして』
「えぇ。えっと、靖弥、話してくれる?」
いきなり俺に振られても何もできないって。普通に質問するくらいしか。まぁ、それにすら靖弥は無反応なんだけど。
『役立たず』
「うるさいよ。仕方がないだろ、こんな靖弥、今まで見た事がないんだから」
それにしても、どうしよう。話してくれなくてもいいけど、闇命君が納得してくれないだろうし。かといって、靖弥に無理やり話させるのもなぁ。
今の靖弥に無理は浅瀬たくないし、どうにか、出来ないか…………。
「…………あ」
そういえば、ここの裏手って、確か――……
☆
「優夏、どこに連れて行くつもりだ」
「いい所~」
「どこだよ…………」
「もう少しでつくよ~」
「さっきからそればっかりだな…………」
ふふ、あの光景を見たら、光のない衰弱しきっている靖弥の瞳に、少しでも光が宿てくれるだろ。多分、きっと、おそらく多分。
水仙家の裏の森の中を真っすぐ歩いていると、どんどん光が強くなってきた。あともう少しで辿り着くな、これで元気になってよ、靖弥。
「ついたよ!!!」
「ついてよって、どこにっ――……」
ふふふっ。ここは、紅音と魔魅ちゃんが一緒に花冠を作っていた場所。景色全部が黄色で、風が吹く度踊るように揺れているたんぽぽ達。
「たんぽぽ畑、綺麗でしょ?」
雲一つない晴天に、風が吹く度気持ちよさそうに舞う花弁。たんぽぽ達も皆、心地よさそうに、楽しそうにゆらりゆらりと、揺れている。
「こんな所が……」
「びっくりだよね、まさか陰陽寮の裏手がこんな風になっているなんて」
靖弥は、目の前に広がる光景に目を開き、疑問の声を漏らす。目だけはしっかりと目の前のたんぽぽ畑に向けられている。
「ねぇ、靖弥。俺は、この世界で靖弥に出会えて、怖かったし悲しかったけど、嬉しかったんだ。まぁ、嬉しかったからこそ、さすがに…………かな…………しかった…………けど…………。刀を向けられたり、お腹に刺されたり、敵意むき出しだったり――……」
「わ、悪かったって。そこはまじで、何でもするから…………」
「なら、これからは他人行儀なのやめて」
横を向いて見上げながら言うと、靖弥は何を言われたのか理解出来ず目をぱちぱちとさせている。
「……………………日本語でよろしく」
「お前の中での日本語はどれに当たるんだ。カタカナ?? 漢字? 俺は日本語しか話していないんだけど、これで理解してくれ」
「お前、今の言い方、子孫に似ていたぞ」
え、え??
「俺はあんなに嫌味ったらしい口調で言ってないよ!?」
『へぇ、それはつまり、僕の口調は嫌味ったらしいと言いたいんだね?』
「ソンナコトナイヨ」
いだだだだだだだだだ!!!!!!! 耳を噛むな耳を!!!!
「うぅ、痛い…………」
『馬鹿発言するからでしょ。それより、話を進めて』
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『自分のせいでしょ?? なに人のせいにしようとしているのさ、責任転換やめてくれる??』
「…………はい」
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