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その教師、クソ野郎につき
「実習を始める」
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それからは、生徒達は和やかに薬草を観察し、保護者達はその姿を優しく見守る時間が続いた。
──親って、あんな目で子供を見るもんなんだなあ。
レイは少しだけ、クラスメイト達を羨ましく思った。
「……さて。そろそろ草を眺めるのにも飽きてきた頃だろう。ここで問題だ」
シャルルルカはそう言って、手のひらに真っ赤な花の幻影を出す。
「この赤い花の名前は? さあ、図鑑を開いて。早い者勝ちだぞ?」
「あ、それ! ネムレナクサやね! 眠れなくする花や! わしがよくお世話になっとる!」
「エイダン、正解だ」
「よっしゃ!」
エイダンは拳を握り、小さくガッツポーズをする。
「これの美味い飲み方も覚えてるか?」
「花弁を擦り潰して、茶に浮かべて飲むんやったね」
「正解。よく覚えていたな。苦味があるが、それが紅茶とよく合うんだ」
シャルルルカはネムレナクサの幻影を手で揉み消す。
その後にまた手を開き、花のない薬草を手のひらに映し出した。
「では、次の問題。この薬草の名前は? 少し難しいかもな」
白衣の男子生徒ジュードが手を低い位置で上げたり下げたりする。
シャルルルカはそれを見逃さなかった。
「ジュード、答えられるか?」
「えっ」
名前を呼ばれ、ジュードはビクリと肩を飛び上がらせる。
「えと、あの……その薬草は、マヒマヒソウ。バクハバナと一緒に煮ると、麻痺治療薬になります」
「正解だ、ジュード。マヒマヒソウは体内に入れると体を麻痺させる性質を持っているが、麻痺治療薬の材料にもなる。あと焼くと美味い」
「先生、なんで当然のように薬草を調理して食べたことあるんですか?」
レイは呆れた顔をした。
「戦時中は食べられるものが限られていたからな。薬草の美味い食べ方の知識なら、誰にも負けないという自負がある」
「へえ!」
デイヴはその言葉に目を輝かせた。
「僕は自分を相当なグルメだと自負しているのだけれど、薬草料理はまだ食べたことがありません。美味しく頂けるなら、是非一度食べてみたいものです!」
じゅるり、とデイヴは口端から垂れる涎を啜った。
シャルルルカはニヤリと笑った。
「そんなに食べたいか?」
「はい!」
デイヴは大きく頷いた。
「確か、帽子の中に昨日の夜食の残りが──ああ、あった」
シャルルルカはとんがり帽子から皿に乗ったハンバーグを取り出した。
「これ、昨日作ったんですか? 湯気が出ていて、まるで出来立てのようですね!」
「私の帽子の中は異空間に繋がっている。異空間では時の流れ方が違うからな。ほぼ出来立てのようなものさ」
シャルルルカは机の上にことりと皿を置く。
「デイヴ、お望みの薬草料理だ。ご賞味あれ」
「わあ! 頂きます!」
デイヴは席について、携帯していたナイフとフォークを取り出す。
ハンバーグを一口サイズに切ると、迷わず口に運んだ。
肉を舌の上で転がし、初めての毒草料理を堪能した。
「これは美味しい……」
そう言って顔を綻ばせた直後、デイヴの体は硬直し、椅子から転げ落ちた。
「で、デイヴくん!? どうしたんですか!?」
レイが叫ぶ。
「デイヴちゃん!」
レイを押しのけ、太ったマダムがデイヴに駆け寄る。
デイヴの母だろう。
そのマダムは、デイヴを抱き上げる。
「デイヴちゃん! しっかりして!」
「う、あ、あ」
デイヴは体を硬直させ、小刻みに震えている。
「ああた! アテクシのデイヴちゃんに何をしたの!?」
デイヴの母はキッと目でシャルルルカを睨みつけた。
「このハンバーグに入ってる薬草はマヒマヒソウ。先程も説明した通り、これを口にする麻痺してしまうんです。つまり、痺れるほど美味い訳ですね」
「生徒に毒草を食べさせたってこと!? これは大問題よ! ああた、それでも教師!?」
「薬にもなるので、これは薬草です。何、心配いりません。麻痺は数十分程度で完治します。後遺症もほぼありません」
「そんな問題じゃないの、わかるでしょお!?」
「全く……」
シャルルルカは話が通じないなと首を振った。
「他人から貰ったものをほいほい口にするなんて、一体今まで御子息にどんな躾をされてきたんです? お貴族様が聞いて呆れますね」
シャルルルカはデイヴとその母を鼻で笑った。
──シャルルルカ先生は、貴族嫌い。
レイは呆然とする頭でそう思った。
デイヴの母は顔を真っ赤にし、鼻息を荒くして言う。
「アテクシを侮辱したわね!? ああたのことは、学園長に報告させて頂きます!」
「どうぞご勝手に」
シャルルルカはデイヴ親子に背を向けた。
「さて」
シャルルルカは自身の帽子の中を探り、赤い花と薬草を取り出した。
「ここに本物のバクハバナとマヒマヒソウがある。取り扱いは図鑑を見ればわかるな? おい、ジュード」
「えっ。僕?」
「魔法の大釜をここに」
シャルルルカは指で机の上を叩いた。
「いや、あの」
「揃ってるはずだろう? いつも授業中に使ってるの見てたぞ」
「あります、けど……」
「出せ」
「わ、わかりました……」
ジュードは手際よく、机に魔法の大釜を設置した。
「な、何をするの?」
ジュードが聞くと、シャルルルカはニヤリと笑った。
「麻痺治療薬作りの実習だ」
シャルルルカは手を挙げる。
「生徒の中に、デイヴを助けたい優しい人はいるか?」
「た、助けたいわ!」
ブリリアントが声を上げた。
「いいね。じゃあ、ブリリアントに頼もう」
「でも、リリ、治療薬作り成功させたことない……」
「誰でも最初は失敗するものだ。それとも何か? 苦しんでるデイヴを見て、何とも思わないのか?」
──どの口が言う。
ブリリアント以外のその場にいた全員がそう思った。
「そんな訳ないじゃない!」
「では、前へ」
ブリリアントは渋々魔法の大釜の前に立った。
「それでは、麻痺治療薬作りの実習を始める」
□
数分後。
魔法の大釜の中に、麻痺治療薬が出来上がった。
「で、出来た……?」
シャルルルカは魔法の大釜の中を覗き込み、「うん」と頷いた。
「初めてにしては申し分ない。早速デイヴへ」
「う、うん! デイヴくん! 麻痺治療薬が出来たわ!」
ブリリアントはデイヴに駆け寄る。
デイヴは満足に体を動かせないようだ。
ブリリアントは麻痺治療薬をデイヴの口に流し込む。
「ど、どう?」
ブリリアントは恐る恐る聞いた。
「……ああ、痺れが、引いてい、くよ」
「良かった……!」
ブリリアントはホッとして、泣いてしまった。
「リリアン! 頑張ったな!」
ブリリアントの父が彼女を抱き締めて、頭を撫でる。
ブリリアントは父の腕の中で、こくこくと頷いた。
「この授業で、薬草の危険性、それを超える有用性は理解出来たと思う。以上で、私の授業を終える」
いつの間にか、シャルルルカは教卓の前に立っていた。
シャルルルカはそう言い終えると、教室を去った。
勿論、これで万事解決とはいかず。
シャルルルカの教師としての不誠実さを非難する声が、アレクシス学園長に届けられることとなる。
□
授業参観から数日後。
レイは授業参観でのシャルルルカの失態を思い出し、気が重かった。
──先生の処分はどうなるんだろう。クビかな、やっぱり。
「おはよう! レイさん!」
そう思いながら廊下を歩いていると、声をかけられた。
その声は件のデイヴのものであった。
「デイヴくん! 体調はどうですか──」
レイが振り向くと、そこにぽっちゃりとした男の子は居らず、すらりとした男の子が立っていた。
レイは人違いをしたと思った。
「すみません。どちら様……?」
「デイヴだよ! デイヴ・クレームブリュレ!」
デイヴと名乗る細身の男の子は、キラリと光る歯を見せつけた。
同じ仕草をデイヴもしていたことを、レイは思い出した。
「え、本当にデイヴくん!? めっちゃ痩せましたね!?」
「ああ! あのあと、毒草料理にどハマりしてね。食べていたら、みるみる内に体重が落ちたのさ!」
「それ、健康的な痩せ方じゃないのでは……?」
「大丈夫だよ! ちょっとお腹を壊すくらいで!」
「大丈夫じゃねえですね!?」
ヘラヘラと笑って話すデイヴに、レイは叫ぶしかなかった。
「シャルルルカ先生にもっと美味しい毒草料理を教えて貰いたくってうずうずしてたんだ! 先生は職員室だよね? ちょっと行ってくる!」
「あ! 待って! デイヴくん! シャルル先生に薬草料理について聞くのはやめた方がー!」
スキップで廊下を進み出すデイヴを、レイは慌てて追いかけるしかなかった。
──親って、あんな目で子供を見るもんなんだなあ。
レイは少しだけ、クラスメイト達を羨ましく思った。
「……さて。そろそろ草を眺めるのにも飽きてきた頃だろう。ここで問題だ」
シャルルルカはそう言って、手のひらに真っ赤な花の幻影を出す。
「この赤い花の名前は? さあ、図鑑を開いて。早い者勝ちだぞ?」
「あ、それ! ネムレナクサやね! 眠れなくする花や! わしがよくお世話になっとる!」
「エイダン、正解だ」
「よっしゃ!」
エイダンは拳を握り、小さくガッツポーズをする。
「これの美味い飲み方も覚えてるか?」
「花弁を擦り潰して、茶に浮かべて飲むんやったね」
「正解。よく覚えていたな。苦味があるが、それが紅茶とよく合うんだ」
シャルルルカはネムレナクサの幻影を手で揉み消す。
その後にまた手を開き、花のない薬草を手のひらに映し出した。
「では、次の問題。この薬草の名前は? 少し難しいかもな」
白衣の男子生徒ジュードが手を低い位置で上げたり下げたりする。
シャルルルカはそれを見逃さなかった。
「ジュード、答えられるか?」
「えっ」
名前を呼ばれ、ジュードはビクリと肩を飛び上がらせる。
「えと、あの……その薬草は、マヒマヒソウ。バクハバナと一緒に煮ると、麻痺治療薬になります」
「正解だ、ジュード。マヒマヒソウは体内に入れると体を麻痺させる性質を持っているが、麻痺治療薬の材料にもなる。あと焼くと美味い」
「先生、なんで当然のように薬草を調理して食べたことあるんですか?」
レイは呆れた顔をした。
「戦時中は食べられるものが限られていたからな。薬草の美味い食べ方の知識なら、誰にも負けないという自負がある」
「へえ!」
デイヴはその言葉に目を輝かせた。
「僕は自分を相当なグルメだと自負しているのだけれど、薬草料理はまだ食べたことがありません。美味しく頂けるなら、是非一度食べてみたいものです!」
じゅるり、とデイヴは口端から垂れる涎を啜った。
シャルルルカはニヤリと笑った。
「そんなに食べたいか?」
「はい!」
デイヴは大きく頷いた。
「確か、帽子の中に昨日の夜食の残りが──ああ、あった」
シャルルルカはとんがり帽子から皿に乗ったハンバーグを取り出した。
「これ、昨日作ったんですか? 湯気が出ていて、まるで出来立てのようですね!」
「私の帽子の中は異空間に繋がっている。異空間では時の流れ方が違うからな。ほぼ出来立てのようなものさ」
シャルルルカは机の上にことりと皿を置く。
「デイヴ、お望みの薬草料理だ。ご賞味あれ」
「わあ! 頂きます!」
デイヴは席について、携帯していたナイフとフォークを取り出す。
ハンバーグを一口サイズに切ると、迷わず口に運んだ。
肉を舌の上で転がし、初めての毒草料理を堪能した。
「これは美味しい……」
そう言って顔を綻ばせた直後、デイヴの体は硬直し、椅子から転げ落ちた。
「で、デイヴくん!? どうしたんですか!?」
レイが叫ぶ。
「デイヴちゃん!」
レイを押しのけ、太ったマダムがデイヴに駆け寄る。
デイヴの母だろう。
そのマダムは、デイヴを抱き上げる。
「デイヴちゃん! しっかりして!」
「う、あ、あ」
デイヴは体を硬直させ、小刻みに震えている。
「ああた! アテクシのデイヴちゃんに何をしたの!?」
デイヴの母はキッと目でシャルルルカを睨みつけた。
「このハンバーグに入ってる薬草はマヒマヒソウ。先程も説明した通り、これを口にする麻痺してしまうんです。つまり、痺れるほど美味い訳ですね」
「生徒に毒草を食べさせたってこと!? これは大問題よ! ああた、それでも教師!?」
「薬にもなるので、これは薬草です。何、心配いりません。麻痺は数十分程度で完治します。後遺症もほぼありません」
「そんな問題じゃないの、わかるでしょお!?」
「全く……」
シャルルルカは話が通じないなと首を振った。
「他人から貰ったものをほいほい口にするなんて、一体今まで御子息にどんな躾をされてきたんです? お貴族様が聞いて呆れますね」
シャルルルカはデイヴとその母を鼻で笑った。
──シャルルルカ先生は、貴族嫌い。
レイは呆然とする頭でそう思った。
デイヴの母は顔を真っ赤にし、鼻息を荒くして言う。
「アテクシを侮辱したわね!? ああたのことは、学園長に報告させて頂きます!」
「どうぞご勝手に」
シャルルルカはデイヴ親子に背を向けた。
「さて」
シャルルルカは自身の帽子の中を探り、赤い花と薬草を取り出した。
「ここに本物のバクハバナとマヒマヒソウがある。取り扱いは図鑑を見ればわかるな? おい、ジュード」
「えっ。僕?」
「魔法の大釜をここに」
シャルルルカは指で机の上を叩いた。
「いや、あの」
「揃ってるはずだろう? いつも授業中に使ってるの見てたぞ」
「あります、けど……」
「出せ」
「わ、わかりました……」
ジュードは手際よく、机に魔法の大釜を設置した。
「な、何をするの?」
ジュードが聞くと、シャルルルカはニヤリと笑った。
「麻痺治療薬作りの実習だ」
シャルルルカは手を挙げる。
「生徒の中に、デイヴを助けたい優しい人はいるか?」
「た、助けたいわ!」
ブリリアントが声を上げた。
「いいね。じゃあ、ブリリアントに頼もう」
「でも、リリ、治療薬作り成功させたことない……」
「誰でも最初は失敗するものだ。それとも何か? 苦しんでるデイヴを見て、何とも思わないのか?」
──どの口が言う。
ブリリアント以外のその場にいた全員がそう思った。
「そんな訳ないじゃない!」
「では、前へ」
ブリリアントは渋々魔法の大釜の前に立った。
「それでは、麻痺治療薬作りの実習を始める」
□
数分後。
魔法の大釜の中に、麻痺治療薬が出来上がった。
「で、出来た……?」
シャルルルカは魔法の大釜の中を覗き込み、「うん」と頷いた。
「初めてにしては申し分ない。早速デイヴへ」
「う、うん! デイヴくん! 麻痺治療薬が出来たわ!」
ブリリアントはデイヴに駆け寄る。
デイヴは満足に体を動かせないようだ。
ブリリアントは麻痺治療薬をデイヴの口に流し込む。
「ど、どう?」
ブリリアントは恐る恐る聞いた。
「……ああ、痺れが、引いてい、くよ」
「良かった……!」
ブリリアントはホッとして、泣いてしまった。
「リリアン! 頑張ったな!」
ブリリアントの父が彼女を抱き締めて、頭を撫でる。
ブリリアントは父の腕の中で、こくこくと頷いた。
「この授業で、薬草の危険性、それを超える有用性は理解出来たと思う。以上で、私の授業を終える」
いつの間にか、シャルルルカは教卓の前に立っていた。
シャルルルカはそう言い終えると、教室を去った。
勿論、これで万事解決とはいかず。
シャルルルカの教師としての不誠実さを非難する声が、アレクシス学園長に届けられることとなる。
□
授業参観から数日後。
レイは授業参観でのシャルルルカの失態を思い出し、気が重かった。
──先生の処分はどうなるんだろう。クビかな、やっぱり。
「おはよう! レイさん!」
そう思いながら廊下を歩いていると、声をかけられた。
その声は件のデイヴのものであった。
「デイヴくん! 体調はどうですか──」
レイが振り向くと、そこにぽっちゃりとした男の子は居らず、すらりとした男の子が立っていた。
レイは人違いをしたと思った。
「すみません。どちら様……?」
「デイヴだよ! デイヴ・クレームブリュレ!」
デイヴと名乗る細身の男の子は、キラリと光る歯を見せつけた。
同じ仕草をデイヴもしていたことを、レイは思い出した。
「え、本当にデイヴくん!? めっちゃ痩せましたね!?」
「ああ! あのあと、毒草料理にどハマりしてね。食べていたら、みるみる内に体重が落ちたのさ!」
「それ、健康的な痩せ方じゃないのでは……?」
「大丈夫だよ! ちょっとお腹を壊すくらいで!」
「大丈夫じゃねえですね!?」
ヘラヘラと笑って話すデイヴに、レイは叫ぶしかなかった。
「シャルルルカ先生にもっと美味しい毒草料理を教えて貰いたくってうずうずしてたんだ! 先生は職員室だよね? ちょっと行ってくる!」
「あ! 待って! デイヴくん! シャルル先生に薬草料理について聞くのはやめた方がー!」
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