ミスキャスト!

梅津 咲火

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◇第六章 ルイス編◇   先輩に似てない彼は私にとって何ですか?

◆Louis Happy END◆   これからの未来も、あなたの横で(中編)

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 ◇

「本読みました! 俺の勝率は低いって思ってましたけど……けど! うああぁぁぁぁぁ!! どうか幸せになってください!!」
「食堂の天使が汚されたぁぁぁあああっっっ!! 俺のいやしぃぃぃいいいっっ!!」
「クガさんは、クガさんは陥落しないって信じてたのに! チクショーーーっっ!!」
「やっぱり顔か!? 男は顔なのか!?」
「ああ、ファドール神はどうしてこんな試練を俺らにおあたえになるんだ!?」
「……けどさ、人妻ってエロいよな?」
「「「ハッ!? た、たしかに……!!」」」

 食堂の配膳場では、泣きくずれる屈強くっきょうな男の人達。私の両手をにぎって幸福をいのられたかと思ったら、泣きくずれるなんて。
 他の人達も、つられて泣き始めるし。

 男泣きって、こういうことなのかな?
 何にしたって、見たくなかったよ……。

 集団でわめいたり一喜一憂する姿は、ハッキリ言って、不気味に見えるんだけど。

 一体、どうして突然こんな事態になったのかな?

「クッガさぁぁあああああんんんっっ!!! ついに、ついに先輩とできたんすね!? おめでとうっす!!」
「!? あ、ありがとう、ございます……?」

 泣いてた騎士の人達を押しのけて、スクワイアさんが私の手をつかんできた!?
 って、スクワイアさん! さっきまでいた騎士の人を思いっきりんでますよ!? 苦しそうなうめき声が聞こえてくるので、足を上げてあげてください!

「あの――」
「おめでとうございます!!」
「!?」

 そのことを指摘しようとした私の発言をさえぎって、さらに目の前に新たな集団が押し寄せてきた。

「これで、我ら第三部隊の身も保障ほしょうされたというものだな!」
「八つ当たりの日々ともおさらばだ……!」
「ぜひ! ぜひとも、うちの副隊長を頼む!! あんなダメな人間性満載の人だけどな、悪い人じゃないんだ!」
「見捨てないでやってくださいね! むしろ返品不可能です! そんで、俺らの平穏を守ってください!!」
「!? !? え、ええ!?」

 第三部隊の人達っ!? 部隊の三分の一は居そうだけど、こんなに集まっていいの!?
 というよりも、突然一体何事なのかな?

 そんな一斉いっせいに話しかけられたって、聞き取れないよ。
 断片的に耳から入った情報によると、たぶんだけど……第三部隊の人達には祝福されてるみたい?

「皆さん、ありがとうございます。これからもどうか、よろしくお願いします」

 お祝いの言葉は素直に嬉しいから、ちゃんと感謝しないと。
 頭も下げて、しっかりお礼を伝える。

「「「……」」」
「…………?」

 騒がしかったのに、どうして急に今度は全員が黙り始めるの?
 何にも変な事なんか言ってないよね、私?

 下げてた頭を戻して、視界を第三部隊の人達に向けたら、皆が私の方を観察してた。
 そんなマジマジながめたって、面白くなんてないと思うのに。

「あの……?」
「こんなイイ子が副隊長の嫁……」
「ありえねぇ、あんな典型的なダメ男のモンなんて」
「今からでも遅くないっす! 俺の嫁に――」
「なんねぇよ」
「あ」

 ルイスさんの強い否定が、スクワイアさんの言いかけた言葉をさえぎった。

 周囲の第三部隊の人達をどうしてナイフみたいな鋭利えいりな視線でにらんでいるんですか。
 もしかして、殺気が混じっていませんか? 第三部隊の人達の顔色が、見る見るうちに悪くなってるよ。白い塗料でも塗られたのかなってくらい、真っ青になってる。

随分ずいぶん、面白い話をしてるな? なぁ、チェスター?」
「っ!? そ、そそそそそそそうっすね!?」
「縦半分と横半分、どっちが好みだよ? せめてものなさけで、選ばせてやるから」
「ルイスさん!?」

 なんで腰に装備してるさやに入ってた剣を抜き出してるんですか!? ギラッと光を反射してるってことは、それ真剣ですよね!?
 スクワイアさんの顔色が真っ青を通り越して土気色になってるよ!

 他の第三部隊の人達はルイスさんの殺気を真正面から受けてないとはいえ、恐怖で固まってる。
 食堂にいる人達もルイスさんの気迫きはくにのみ込まれて、身動きもできなくなってるよ。

 ちなみに私は普段と変わらないけど、それはきっとルイスさんがその対象外に意識してくれてるからだと思う。そんなところに気を配るなら、他のことに関心を向けてほしいけどね!

 スクワイアさんは、身を小刻こきざみに震わせながら、まるで襟元えりもと定規じょうぎを差し込んだときみたいに背筋をピンッとばした。

「ひぃぃぃいいいいっっ!? さーせんっ! 出来心だったんっす! 本心からじゃないんで、見逃してくださいっす!! まだかわいい彼女がいないのに、死ねないっすよぉぉおお!!!」
「…………二度目はないからな」
「う、うっす! す、すみませんでしたぁ!! きもめいじておくっす!!」

 謝罪って、絶叫してするものだったかな……? スクワイアさん、この世界に土下座の文化があったら真っ先にしそうなくらい、恐慌きょうこうしてるよ。
 ルイスさんの許しを得て、スクワイアさんは表情をゆるませたけど……半泣きになってますよね?

 ルイスさん、いくら何でもやりすぎなんじゃないのかな?
 私に対してのさっきの言葉だって、単なる社交辞令でスクワイアさんは言っただけだと思うのに。

 先輩後輩としてのからかいの延長線のつもりでだとしたら、怖すぎるよ。殺伐さつばつとし過ぎてるから。

「ルイスさん、気にしすぎですよ? スクワイアさんだってきっと、ただの社交辞令のつもりだったのに」
「……だろうな」
「わかってたんですか? だったら、どうしてそんな怖がらせるようなことをするんですか?」
「あー……いいっすよ、クガさん。俺のことは自業自得なんで」

 スクワイアさん、気軽に手を左右に振ってますけど、流しちゃっていいものなのかな?
 それともやっぱり今のって、日常茶飯事さはんじの出来事なの?

「今のは俺の完全なミスっす。ベタれの婚約者に冗談でもそんな言葉かけたら、そりゃ威嚇いかくするっすよ」
「!? ベ、ベタれなんて、されてません!」
「いやー……どっからどう見ても、ベタ惚れっすけど」
「!?」

 スクワイアさんの「ベタ惚れ」って言葉に対して、他の第三部隊の人達も「うんうん」って深くうなずいてる。そんな強く肯定こうていするようなものなのかな?
 大人数で同じ意見を述べられると、そうなのかなって勘違かんちがいしそうになるけど……そんなことない、よね?

「先輩がベタ惚れは社会一般の共通認識っす。例の本の影響で、その傾倒けいとうっぷりを知らない人は本国だとほとんどいないんじゃないっすかね? なにしろ、あれを元に劇にしたり、吟遊詩人ぎんゆうしじんが語ったりしてるっすから」

 この国中に私とルイスさんのことが知れ渡ってるの!?
 というより、劇とか吟遊詩人とか何なのかな!? 私、そのことは初耳だよ!

「あ、もしかしたら近々他国でも翻訳出版されるかもしれないらしいっすよ。新しく開発された、複製の魔法のおかげっすね!」

 明るい口調で言わないでください! それってつまりは、世界規模で広がる第一歩ってことじゃないですか!

 恥ずかしくって、顔が熱くて仕方ないよ。
 こんなはずかしめを受けるなんて予想外もいいところじゃないかな!?

「ま、なんにしても。末永くお幸せにっす! 俺、応援してるっすから!」

 ニシシなんて、からかうみたいに笑うスクワイアさんがちょっとにくい。他人事だと思って、面白がってるよね、絶対!
 あと、第三部隊の他の人達も、どうして同じような表情を浮かべてるのかな?

 そんな風に見られたら、余計に恥ずかしさが増すよ!

 加熱されて私の頬が赤く染まってるって気づいてるはずなのに、ルイスさんはさっきまで不機嫌だったのが嘘みたいに、満足そうに笑ってる。

「……お前ら、ありがとな」
「! う、うす!! とんでもないっす!」
「そうっすよ! 副隊長、おめでとうございます!」
「俺も応援してますからね!」
「俺も俺も!」
「あー、わかったわかった。お前らもありがとな」

 ルイスさんのお礼の言葉に、スクワイアさんをふくめた第三部隊の人達が目を丸くした。そして、次々に賛同の声を上げてくる。
 こう言うと失礼かもしれないけど、必死に言いつのってる様子が少しだけ面白いよ。められたがってる子どもみたい。

 そう感じたのはルイスさんも同じみたいで、「仕方ないな」みたいな苦笑いを返してる。

 本当に、したわれてるよね。ルイスさんって。
 微笑ほほえましくなっちゃうよ。

「…………テメェら」
「!? ぎゃぁぁあああああああ!? なんすか!? なんなんっすか!? 敵襲っすか!?」
「!?」

 ビ、ビックリしたよ。地にうような声がしたかと思ったら、スクワイアさんの頭がガシッとわしづかみされるなんて。
 眉間にしわをたっぷり寄せた隊長さんが、スクワイアさんの頭をつかんでた。
 私がもしオーラを見えるなら、絶対今の隊長さんの背景は暗闇くらいに真っ黒になってるんじゃないかな?

 隊長さん、かつてないほど不機嫌になってるけど、どうしたのかな?

「ゴリゴリ言ってる! ゴリゴリ言ってるっすから!! 頭れるっす!」
「割れちまえ! テメェの脳ミソなんざ、からだろうが!!」
「ひどっっ!? ちょ、隊長ひどくないっすか!? 入ってますよ! 超天才的頭脳がギッシリ入ってるっす!! って、いってぇぇぇぇぇ!!? 痛いっすよ隊長!」
「テメェは脳ミソをいくつも持ってんのか!! そもそも頭がイイ奴が、仕事バックレてここにいねぇだろ!」
「!? なんでバレタっすか!?」
「バレねぇとでも思ってんのなら、本気で割るぞ!」
「!? すんませんっしたぁぁぁあああああ!!」

 隊長さんとスクワイアさんがこういうやり取りをしてるのって、ちょっと新鮮な気分。そのポジションはいっつもルイスさんだったのに。
 というよりも、スクワイアさん。仕事はサボっちゃダメですよ。それは隊長さんだって怒るよ。
 でも、隊長さん直々におむかえって、いいのかな……。ルイスさんが仕事から逃亡して私の所に来てた時も追いかけて来てたけど……。
 …………きっと、他の人がうまく回してるんだよね? そう思うことにしよっと、うん。

「テメェらもだ! 集団でサボるとは、イイ度胸だな? ア”ア”? 次の訓練日は覚悟しろよ?」
「「「!? う、うっす!! す、すみませんでした!!」」」
「謝るなら最初っからすんじゃねぇ!! 面倒増やすな、クソ共が!!」

 「戻ったらテメェら全員、根性きたえ直してやるからな!!」なんて唾を飛ばしての怒号どごうに、第三部隊の人達が「うへぇ」なんて嫌そうな表情を浮かべてる。
 それがますます隊長さんの怒りに油をそそいだみたいで、第三部隊の人達に対して本格的な説教に突入した。これは、長くなりそうな予感がするよ。
 ところで、スクワイアさんが段々静かになっていくのが気になるんですけど。大丈夫なんですよね?

「あーあ。何やってんだよ。隊長すっげぇ怒ってんじゃん」
「他人事ですね、ルイスさん」
「俺は粗方仕事終わらせて、ここには休憩きゅうけいで来てるからな」
「! そう、ですか」

 前なんか、仕事を中途半端にして私の所に押しかけて来てたのに。
 私達付き合いたてのはずなのに、ルイスさんがその頃より冷静になってるような。

 ……そんなこと、ないよね?

「……変わりましたね? 前は、放棄ほうきしてた時もありましたよね?」
「ん? だってあんた、仕事ができない奴は嫌なんだろ?」
「っ?」

 え……っ?
 ルイスさんはキョトンとあどけない表情で、首をかたむけて笑った。 

「どうだ! えらいか?」
「っ! そう、ですね……えらい、ですよ?」

 それってつまり、私のためってことだよね。
 ………………。

「クガ」
「……何ですか?」
「顔、真っ赤」
「! う、うるさいですよ!!」

 わざわざ指摘してきしなくてもいいじゃないですか!
 ニヤニヤ笑って顔をのぞき込んでこなくたって、わかりきってるのに。どうしてあらためて確認しようとしてくるんですか。

 顔を背ける私と、のぞき込もうとするルイスさんの無言の攻防こうぼうが続く。
 何とか逃げられないかな!?

「あ? テメェら、何やってんだ?」
「っ! た、隊長さん! 説教はもういいんですか!」
「ちぇ、つまんねぇの」

 怪訝けげんな表情でこっちを見てる隊長さんの一言は、まさに助け舟だよ!
 ガミガミ皆に対して怒ってたけど、それも一区切りついたのかな。

 あとルイスさん、何もつまらなくないですからね! どうしてふてくされてるんですか?

「ま、とりあえずはな。ここじゃ場所がワリィから、駐在地に戻ってからじっくりめてやるさ」
「「「えぇー……」」」
「ア”? なんか言ったか、テメェら」
「「「!? な、何でもありません!」」」

 ま、まだ説教するんですか。そして同じ意見だったみたいの第三部隊の人達の嫌そうな声に、ドスのいた声で黙らせるなんて。
 余程、腹にえかねたのかな。

「邪魔したな。騒がしくして、ワリィ」
「いえ、そんな。気になさらないでください。皆さん、私にわざわざ声をかけに来てくださったみたいですし。私のほうこそ、なんだか迷惑をかけてしまってすみません」

 そもそも、お祝いの言葉を伝えに来てくれたのが発端なんだから。私のせいで間接的に隊長さんに迷惑をかけちゃったような気がするよ。

 申し訳なくて頭を下げて謝ったら、ルイスさんが慌てた様子で首を左右に振った。

「いやいや! それ、クガのせいじゃないよな? こいつらが自己管理の無さのせいじゃん」
「そうです! クガさんのせいじゃありません!」
「俺らが来ちまっただけです!」
「ってか、俺らをかばってくれるとか、マジで食堂の天使だろ……」
「あー、そういうことだ。このアホ共も認めてっから、テメェは気にする必要なんざねぇよ」
「……はい」 

 口をそろえてフォローされたら、気にする方が皆を困らせちゃいそう。……申し訳ないとは思うけど、気にしないでおこうかな。
 それにしてもこういう時まで意見がそろうなんて、第三部隊の人達って本当に仲がいいよね。

「それじゃあテメェら、とっとと行くぞ! 時間がもったいねぇんだよ!!」
「「「うーす……」」」
「ア”?」
「う、うす!!」

 騎士の皆さんが懲りずに渋々って感じで返事をしたら、隊長さんの鋭い視線が向けられてビクッとなった。
 慌てて姿勢を正してみせるのが、いかにも建前って様子がするよ。

 とりあえず皆さん、足を重そうに引きずりながら移動するのは、やめたほうがいいんじゃないのかな? その姿を隊長さんが振り返って見たら、また雷が落ちる気がするよ。
 ゾンビみたいに動く第三部隊の人達を引き連れて去ろうとしてた隊長さんが、ふいに足を止めた。

「おい、クガ」
「っ? はい」

 ビックリしたよ。急に話しかけるなんて、思いもしなかったのに。突然、どうかしたのかな?
 何か他に用事でもあったのかな。

 私の方に振り返った隊長さんは、目を細めてニヤッと笑った。
 ……なんだか、嫌な予感。

「ひとまず、祝福しといてやるよ。そのどうしようもないクズでバカでメンドクセェ野郎のどこがいいのか、俺にはちっともわかんねぇが」
「……隊長、どんだけ俺をけなす気ですか」
「うるせぇ、全部事実じゃねぇか。文句言うんじゃねぇ」

 苦言をはさんだルイスさんを、隊長さんがジロリと睨みつけてる。
 口をはさむなと言いたそうな隊長さんの視線に、ルイスさんは肩をすくめた。

「そんなどうしようもねぇ奴だが、俺の部下であることには変わりねぇ。昔からのよしみもあるしな。だから、もしこいつが浮気だの、何かバカなことをやらかしたり、ロクでもねぇことを言い出しやがったら」
「はぁ!? 浮気なんてするわけないじゃないですか! というか、やっぱ隊長俺の扱いひどくないですか!?」
「だから黙れって言ってんだろうが!!」

 一瞬で黙る素振りを解除してみついたルイスさんに、隊長さんが叱責しっせきした。
 文句を言いたそうにルイスさんはしてるけど、隊長さんの「今度邪魔をしたら殺す」とでも言いたそうな目にもう一回口を閉ざした。

「万が一そんなことになったら、俺に相談しろ。こいつをきっちり叩きのめしてやっから。ただ、別れんのだけは認めねぇからな。飼ったからには、最後まで面倒を見ろ。じゃねぇとまた、このバカが暴走するに決まってるからな」
「……はい、わかりました」
「ああ」

 飼うって表現、犬に使うようなものじゃないのかな。
 だけどたまに、普段のルイスさんの行動が犬みたいに見えることもあるから、下手に触れないようにしよう。

 隊長さんは、なんだかんだでルイスさんを一番に気にかけてて甘いよね。素直にかわいがってもいいと思うのに、憎まれ口を叩いてて全然そんな様子は見せてないけど。
 わかりにくい愛情の裏返しだって思う。だけどきっと、ルイスさんには伝わってるんじゃないのかな。

 だって今も、ルイスさんが「この心配性のクソ中年が。余計なお世話なんだよ」なんて、気恥ずかしそうに毒づいてるから。

 私の答えに満足そうにうなずいて、隊長さんは止めてた歩みを再開した。その後に騎士の人達が続いてく。

「…………あのっ!」

 呼び止めたら、第三部隊の人達が振り返った。
 不思議そうにこっちを見てる彼らと、目が合った。

「ありがとうございます!!」

 私の心からのお礼の言葉に、彼らは笑顔を返してくれた。

 ……ところで隊長さん、スクワイアさんはつかんだまま移動するんですか?

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