ミスキャスト!

梅津 咲火

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◇第五章 レイモンド編◇   毒舌家で皮肉屋の彼の本質はなんですか?

第二十三話  「鍵、ですか?」

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 「開かずの間」。ホラーだったら、定番中の定番ネタでありがちなベタすぎる逸話。
 そんな「開かずの間」が、マクファーソンの屋敷内にも一つ存在してる。

 試用期間からずっと、そこの部屋は清掃したことがない。だから、私はコッソリ心の中で「開かずの間」って呼んでる。
 でも、それは私だけじゃなくって。アンナさんに聞いたら、彼女も開かずの間の奥には入ったことがないみたい。

 そもそもいったいなんの部屋なのかも不明。どうしよう、青髭《あおひげ》って物語みたいに死体がたくさんあったら。
 ないよね? ない、はずだっておもう。死体がある商会って怪しさ満点だから、たぶんないよ。むしろ、ないでほしいな。

 とにかく。謎に包まれたその部屋を、私は勝手に『開かずの間』だって認定してた。

「……なのに、私がここに入るなんて」

 いきなり降ってわいた仕事に、動揺を隠しきれるはずもなくて。
 手に握った鍵を預けられた経緯を、なんとなく思い出していた。


 ◇◇◇


「クガ様、花祭りではお疲れ様でございました。大盛況だったご様子で、このセバスいたく感激しております」
「ありがとう、ございます?」

 ずいぶんと大げさな言い方。だけど、そっか。やっぱり行列があったから、あれって大盛況だって思っていいんだよね。

「時に、アレを祭事のみ販売する製品として今後商会でも正式に扱わせていただきたく思います。よろしいでしょうか?」
「え? あ、はい。ご自由にどうぞ?」

 そもそもだけど、私に許可を取る必要なんてないのにな。

「ありがとうございます。……不思議そうにしておりますが、発案者には了承を得るものでございます」
「発案者? 私が、ですか?」
「ええ、そうですとも。食品が売りにもかかわらず、器に付加価値をつけて購入者意欲を煽《あお》る。特異的な着眼点、そこから生まれる妙案は、実に素晴らしいものですな」
「……そんなことないです」
「いえいえ、ご謙遜《けんそん》を」

 というよりも、意図してやったわけでもないんだよね。だから、そんなにベタ褒《ほ》めされたって、実感が湧《わ》かないよ。
 首を振って否定したのに、セバスチャンさんは聞く耳持ってないみたい。満足そうにフォッフォッフォなんて笑ってる。

「それで、セバスチャンはまた仕事をさぼってるのか」
「おや、人聞きの悪い。これも立派な仕事ですとも。加えて訂正をしますが、他にも用件はございます」

 ヴェルツさんが至極冷静にセバスチャンさんに聞いた。
 通常の仕事がちょうどひと段落着いたときに、調理場に顔を出されたんだけど。この確認で来たのかと思ったら違うみたい?

「まず一つ。クガ様のご要望の食材が、本日届きますのでそのご報告にございます」
「なに!? 食材だとっ! さすがは俺が認めたこの国の食文化を変える期待の料理人だな! おいクガ、一体なにを頼んだんだ!」

 うわぁ、相変わらず引くぐらいのヴェルツさんの食狂い……。それと、私はいつの間に料理人になったの? 食文化も変える気ないんだけどな。
 目の色を変えてグイグイこっちに迫《せま》ってくるヴェルツさんから、心持ち一歩距離を置く。こういうことがなかったら、寡黙で愚直な頑固料理長って感じなのに。致命的すぎるよ。

 ところで、私が頼んだ食材ってなんのこと?
 心当たりはパッとは思い出せないんだけど。セバスチャンさんに頼んだ覚えもないし。

「ごめんなさい。まず何か頼みましたか、私?」
「おや。坊ちゃまの手違いとは、めずらしいこともあったものですな」
「レイモンドさんの?」
「はい、あなた様からおねだりをされた日から、わずかな休息すら惜しんで、該当する食材を調べておりました」

 おねだりって、なにかな?
 そんなこと、した覚えなんて……。

「あ! もしかしてその食材って、コメのことですか?」
「はい、さようでございます」

 え、でも花祭りから一週間も経ってないのに。いくらなんでも、早すぎないかな。
 私の困惑が顔に出てたみたいで、セバスチャンさんは訳知り顔で頷《うなず》かれた。

「坊ちゃまは、非常に・・・尽力《じんりょく》されたのです」
「そう、なんですか」

 力強く言い切られたら、そうとしか返せないよね。
 調べたり、取り寄せたり結構手間かかったんじゃないのかな? なのに、その一言で済ませていいもの?

「コメってなんだ!? うまいのか!?」

 揺らがないですね、ヴェルツさん……。
 キラッキラ輝いてる目が眩《まぶ》しいよ。小さい男の子がカブトムシを発見したときって、たぶんこんな瞳をするんじゃないかなー?

「わ、私の故郷ではパンよりも好まれてた主食、だと思います。もちろん、パン派の人もいましたけど……」
「主食が2つ、だと……!?」

 答える声に覇気《はき》がなくなって腰が引けたのは、流されたみたい。
 違う点に衝撃を受けたみたいで、まるで雷に撃たれたみたいに固まってる。

 コメ派とパン派に分かれるけど、私はやっぱりコメが断然好き。食べるとホッとするんだよね。

 ヴェルツさんが期待の眼差しでこっちを見てる。なんとなく、この後言われる内容が予想つくのは慣れたせいだね。

「おい! すぐにでもそのコメとやらを試食――」
「する前に、クガ様には一つ、任せたいことがあるのでございます」

 ヴェルツさんのウキウキしてる声を遮《さえぎ》って、セバスチャンさんがズイッと会話に割り込んできた。
 ムッとしたヴェルツさんなんて目にもとめないで、セバスチャンさんはただ話を続けてる。

「引き受けて、くださいますかな?」

 どうして改まって確認なんてされるの?
 仕事を嫌がったりするとでも思われたのかな? それとも、確認が必要になるくらい大事ってこと?

 戸惑いが大きいけど、とりあえず私の反応をジッと待ってるセバスチャンに対して頷《うなず》いた。

「もちろん。いいですけど……?」
「それはよろしゅうございます」

 満足そうに目を細めてから微笑まれた。セバスチャンさんの普段とはなんだか違う様子に、ヴェルツさんも不審に感じたみたい。ギュッと眉を寄せて、ますます強面になってる。

「では、こちらをお受け取りください」
「? 鍵、ですか?」

 セバスチャンさんから渡されたのは、金色に輝く小さな鍵。大きさは、ちょうど私の親指くらいかな?
 一体何の鍵?

 手のひらにある鍵を観察してたら、息をのんだ音が聞こえた。音の発生源をたどったら、ヴェルツさんの顔色がサッと変わってた。さっきまで食べ物ではしゃいでたのが嘘みたいに、今までで一番真剣な表情。
 ヴェルツさんは、これが一体何の鍵かわかってるってこと?

 間違いなく言えることは、二人とも様子がおかしいってこと。
 この鍵に、何があるの?
 
「クガ様に任せたいのは、掃除でございます」

 身構えてた私に対して、セバスチャンさんはそう言って口角を上げた。


 ◇◇◇


 掃除用具を片手に携えたって、どこか心もとない。RPGで例えたら、今の装備ってきっと「木の棒」とかになるよね。
 と、そんなことより。

「いつまでもためらってても仕方ないよね」

 セバスチャンさんに掃除するように指定された部屋の前で、入るかどうか迷ってたけど。

 深呼吸を一つして、鍵穴に手に握った鍵を差し込んで回した。
 『カチッ』って音と手ごたえがすぐにあった。鍵が回らない、なんてこともなくて簡単に開けれた。

「……?」

 「開かずの間」だと思ってたのに、全然さびついた様子なんてないなんて変じゃないかな?
 もしも使ってなかったら、そう上手くいかないはずだと思う。それこそ、定期的にこの部屋に入ってたりしないと……。

 そこまで考えて、もう一つ思い当たった。

「そういえば、?」

 使わないんだったら、表面が曇《くも》ってもっと鈍い色になるはずなのに。今、私が持ってる鍵は陽の光を受けて輝いてる。
 こまめに磨《みが》いてたりしない限り、そうはならないはず、だよね。

 奥歯に物でもはさまったみたいな違和感。使われてないはずなのに、使われてるなんて。ナゾナゾみたい。

「一体、中に何があるの……?」

 怖いけど、気になる。第一、任された仕事を放りだすわけにもいかないよね。

 覚悟を決めよう、うん。とりあえず、死体ではないないはず。……ないよね?
 他はあり得るとしたら、臭すぎる商品を隔離してるとか? 食品があるんだったら、ヴェルツさんが部屋の中身を知ってるのも納得だよね。
 時間が経てば経つほど色々想像しちゃって余計怖くなるだけだから、ここは一気にいこう。一思いに。

 せーので!

「っ! …………あ、れ?」

 取っ手をつかんで、勢いよく扉を開いたのはいいんだけど。
 部屋の中は予想してたどのパターンとも違ってた。

 開けっ放しにしてるのもどうかと思って、そのまま中に入って扉を閉める。
 警戒してたのに、なんだか拍子抜けしたよ。緊張で肩に入ってた力が、あっという間に抜けてく。

「普通の部屋、だよね?」

 客室用の私の部屋よりも、ひと回り以上広い。だけど置いてある家具は、特に変わった物なんてない。
 窓辺にかかったカーテンは桜みたいな薄ピンク色。ベッドは、まさしく「お姫様ベッド」って表現がピッタリなくらい白の豪華なレースがシーツの裾《すそ》にたくさんついてる。

 どちらかといえば、女性向けの配色とか内装だよね。ということは、女性用の部屋?
 でも、それだけでこの部屋を閉め切る理由なんてない、よね。

 ……考えてもわからないし、掃除をしようかな。ただボーっとしてたら、サボってたのと一緒になっちゃう。それに、夕飯の仕込みだって早く戻ってやらなくちゃ。

 他の部屋でやるみたいに、まずは上の方にたまったほこりを床に落とすことから始めよう。
 この部屋で高さがある家具は……本棚、かな?

 やわらかい印象のオフホワイトの木製本棚は、私の身長と同じくらいの高さ。棚の仕切りとかには、彫刻でツタの模様が彫られてたりする。おまけに、端々が少しだけ丸みのあるように形作られてて。細かい所まで凝ってて、こだわってるのがわかるよ。

 本棚の上の方を拭くために、雑巾を持っていく。
 近づいてくと、自然と棚に並んでる本のタイトルが目に入ってくる。

「……絵本?」

 タイトルだけしか見えてないからたぶんだけど、並んでる蔵書は全部子供向けみたい。試しに一つ取ってみて表紙を確認したら、かわいい犬っぽい動物が寝そべってた。
 気になって、他のも取り出してみる。…………うん、やっぱりどれも、絵本みたい。

 …………でも、これでわかったよ。ここはやっぱり、客用の部屋じゃない。だってそうだったら、絵本だけじゃなくってもっと物語とか、専門書とか置いたりするんじゃないのかな。

 ここはきっと、小さな女の子のための部屋。

「……でも私、この屋敷でそんな小さな子、会ったことないよね?」

 マクファーソン家は、ジョシュアさんに、アンジェさん。それに、レイモンドさん。
 あとは同僚の使用人の人達もいるけど、誰もその条件にあてはまらない。


 ――だったら、この部屋の主は誰で、どこにいるの?

 
「…………あれ? これって……『おてんば姫と王子さま』?」

 一回、王宮図書館から借りて読んだやつだ。たしか内容は、お城から飛び出すくらい元気な姫様が、冒険の末に危険なところを助けてくれた王子様と結ばれるお話だったはず。
 ハラハラするシーンも、甘酸っぱいラブストーリーも味わえるような、かわいい物語。

 まるでシンデレラとか、白雪姫みたいに、小さな女の子だったら憧れそうなステキなおとぎ話。

「すっごく、読みこまれてる……」

 背表紙の端が今にも破れそう。取り出してみたら、表紙の文字はかすんでるし、全体の色だって少しあせてる。きっとこの物語が大好きで、読み込んだんだ。

 パラパラとめくってみたら、やっぱり私が前に読んだ物と同じだった。
 どのページも、しっかり開く。それは、愛読者だった誰かが、1ページ1ページめくってじっくり眺めてたって何よりの証拠だよね。

 ……? 最後のページの姫様と王子様の結婚式の絵の端っこに、小さく何かがある?
 指先でなぞってみたけど、とれない。黒いから一瞬ゴミかなって思ったけど違う。これは、文字?

 小さな丸みのある筆跡で書かれたその文字は、ずいぶん前のものみたい。かすれて薄くなってて、消えかかってる。
 ええと…………?

「『私と、大好きな騎士さまのルイス』?」

 たどたどしい文字で書かれてた内容は、よくわからない。
 もしかして読んでいた誰かが、自分自身を登場人物の姫様に重ね合わせて書いたとかかな?

 微笑ましく思えて、心の奥がほっこり温かくなるよ。

 と、その時。背後の扉からきしむ音が聞こえた。しっかり閉めておいたから、たぶんセバスチャンさんが様子を見にきた、とかかな?

 振り返ってみたら、半開きの扉から見えたのは――

「何故、あなたがここにいるのですか」
「レイモンド、さん?」

 いつにないくらい、ぎこちない表情をしてる。目尻をつり上げてこっちを睨《にら》む彼は、危機せまってた。

 こんなむき出しの敵意を、レイモンドさんから向けられたのはひさしぶりで。
 そう、こんなの、初対面の時以来だと思う。

 思わず身を固くしちゃう私を、レイモンドさんがゆっくりと近づいてくる。

「退室なさい。ここは、あなたが侵してはならない場所です」
「で、でも私、ここの掃除を」」
「そんな御託《ごたく》は構いません。いいからさっさと――っ!」
「っ!?」

 レイモンドさんの長身が、グラリと揺れる。焦りを出して体勢を整えようとしたみたいなのに、そのままドサリと床に倒れた。

「レイモンドさん!?」

 どうしちゃったの!? まさか何かにつまずいたとか? でも、床にあるのなんてカーペットくらいだし、他に物なんてないよね?
 慌《あわ》てて駆け寄ったけど、レイモンドさんが起き上がる気配がない。

 傍《そば》にしゃがんだら、彼はまぶたを閉じてて浅く呼吸を繰り返してた。
 もしかして、意識もない?

 ソッと彼の額に手をあてる。って、熱いっ!?
 やけどするんじゃないかってほど、熱をおびてるよ!?

「だ、誰かっ!! 誰か来てください! レイモンドさんが、レイモンドさんがっ!!」

 助けを呼ぶために出した大声が、辺り一面に響いた。


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