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◇第五章 レイモンド編◇ 毒舌家で皮肉屋の彼の本質はなんですか?
第三十話 「レイモンドが優しい、ねぇ?」
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レイモンド・マクファーソンさんの朝は早い。
日の出よりも前に起床するのが、彼の日課だってことを知ったのはつい最近のこと。
彼の性格みたいな、厳めしい扉をノックする。その音が、シンと静まりかえった廊下に響く。
「失礼します」
「……どうぞ」
一言断ってから入る。起こすために私が行くんだから、本来中から返事がないのが正しいと思うんだけど。
物音をなるべく立てないように、そっとレイモンドさんの私室に入る。
夜明け前でほとんどの人が寝てるわけだから、うるさくするのは迷惑になる。十分に注意しないとね。
執務室を通り抜けて、寝室へ。
そこにはいつも通り身支度を完璧に整え終わったレイモンドさんがいた。
「……おはようございます」
「おはようございます。それであなたは一体、何に対してふくれているのですか」
「今日も朝の職務をできなかったことに対して、です」
「ああ」
首をすくめられてるけど、半分はレイモンドさんのせいだと思うよ。こんなの早々あるとマズイよね!?
「別にいいでしょう。あなたは指定した時刻よりも早く行動しています。仕事が減ったことを喜んではいかがですか?」
「……なんだか悔しいんですよ」
「子どもですか。勝負事ではないでしょう」
その通りなんだけど。なんか、納得いかないよ。
「子どもじゃないです。私、16歳ですから」
「……私の2歳年下には見えませんね」
それってやっぱり、私が子どもっぽいって言いたいんだよね?
ムッとして睨んだら、レイモンドさんがため息をついた。
「第一、私を起こしに来ること自体が手間でしょう。あなたが粘るので認めましたが、必要性はありません」
「……」
そう、朝にレイモンドさんを起こしに部屋へ向かうことが、そもそも彼に猛反対を受けた。
「女性がやすやすと男性の部屋に入るものではありません」なんて、また言われて。
だけどそこをなんとか説得して、レイモンドさんに折れてもらうかたちで今は許可してもらってる。
「それとも、まさか。あなた、私の寝顔に興味でも?」
「っ!? っえ!? な!?」
「まともな言語を話しなさい」
誰のせいですか、誰の!
そんなこと突然言われたら、動揺くらいしたって当然だから!
レイモンドさんらしからぬ冗談にもだけど、なによりその内容にビックリするよ。
レイモンドさんの寝顔に興味があるから、起こそうとしてるって言いたいんだよね!? そんなの誤解もいいところだから!
「違います! 私はただ、キチンと仕事をしたくて……! レイモンドさんの寝顔に興味は、たしかにありますけど!」
「は?」
「っ! あ……」
やっちゃった……ついポロッと本音が。
だって、レイモンドさんの寝顔なんて、気になるに決まってるのに。
穴が開くくらい観察されてるのは、視線でわかる。長い無言が、私に圧力をかけてきてるような気がするよ。
沈黙が重すぎる……! 言い訳になるかもわからないけど、そう思ってるわけを話したら多目に見てくれたりしないかな。
「キレイな人の寝顔に、興味くらいあって当然、かと思います……よ?」
言葉尻が消え入りそうなのは許してほしい。任されてる仕事をするためにって気持ちが一番だけど、そのおまけで見るのを期待くらいするよ。
「……あなたは、バカですか」
「返す言葉もないです」
全くその通りだよね。レイモンドさんだってあきれてるはずだよ。
あえて視界に入れてなかったけど、今、どんな顔してるのかくらいわかる。怖いもの見たさで、確認してみようかな。
「……? レイモンド、さん?」
「……何ですか」
「顔、赤くなってませんか?」
「あなたの気のせいでしょう」
そんなことないと思うんだけど。顔の下半分を手で覆ってるけど、頬の赤みも完全には隠しきれてない。目の錯覚でもない限り、その否定は説得力がないよ。
やっぱり、レイモンドさんって一回こっちが慣れると、案外わかりやすいよね。
「何をジロジロと見ているのですか。不躾《ぶしつけ》にも程があるとは思いませんか」
「それを直前までしてたレイモンドさんが注意するんですか?」
「…………あなたも言うようになりましたね」
うん、たしかに前までだったら絶対に言い返せたりできなかったよ。だけど、レイモンドさんのことが少しわかってからは、変わったかもしれない。
そんなことしたって、彼は怒ったりしないって思うから。
赤らんだ頬がまだ冷めないみたいで、レイモンドさんは手のひらをあてたまま、私を横目で睨《にら》んできたけど。全然怖くなんてないし、むしろなんだかかわいいなって思う。
なんというか……そう、猫が必死に毛を逆立てて威嚇《いかく》してるみたいなのを見るみたい?
「レイモンドさん」
「……何ですか」
「今日も一日、よろしくお願いします」
眉間にしわを刻んだ彼に、頭を下げてお辞儀をする。
そうしたら、ふてくされた表情のまま、レイモンドさんは短く「はい」って不機嫌そうに返事をしてくれた。
◇◇◇
「ふぅん、つまりリオンはレイモンドに付きっきりってわけか」
「そうなりますね」
ソファーに深々と腰かけたアルの前のティーカップに紅茶を注ぐ。給仕をするのはまだぎこちないかもしれないけど、その辺りは見知った相手だから許してくれるはず。
「……若干《じゃっかん》味が濃いですね。蒸らす時間が超過しています。せっかくの繊細な風味が、渋みで飛んでいます」
「義母のつもりかな、レイモンド。些細なことにとらわれ過ぎるよ」
……レイモンドさんにはお気に召さなかったみたい。アルはたしなめてるけど、否定はしてない。ということは、たぶん渋くなってるってことだよね。
今度淹れるときは、レイモンドさんの言うように蒸らす時間を注意してないと。
アルは私を庇《かば》ってくれたけど、レイモンドさんの反応はすこぶる冷たい。ただ、片方の眉をつり上げて、鼻で笑うだけ。
「非常に重要な事柄ではないですか? 商会を営んでいる以上、客先に同様に紅茶を振る舞う機会は今後もあるはずでしょう。何よりも、それが彼女の職務ですからね」
「堅苦《かたくる》しいなぁ。常々私は、君の頭には岩石でも詰《つ》め込まれてるのではないかと考えることがあるよ」
「そのようなわけがないでしょう。バカですか、あなたは」
「そっくりそのまま返すよ。物の例えというくらいわからないかな。冗談も通じないのは、外交に支障があるよ」
「ワザとというくらい、察してはいかがです?」
「……」
「……」
……レイモンドさんとアルって、こんなに仲悪かったかな。前に二人が話してる場面に遭遇《そうぐう》したのは、花祭りの少し前くらいだったけど、そんなことなかったはずなのに。
もしかして、今日は二人とも機嫌悪いとか?
レイモンドさんは朝は普通……だったよね。それともまさか、私とのやりとりを引きずったままとか? ううん、でもレイモンドさんって、そういうの他には持ち込まないタイプだと思ってたのに。
なんだかしっくりこなくて内心首を傾げてたら、ふいにアルと視線が合った。
「リオン、こんな狭量な奴の付き人などやめて、私に仕えない? 私なら彼みたいに粘着質なことで詰《なじ》ったりもイジメもせずに、甘《あま》やかすのに。そうすれば、一緒にティータイムも毎日楽しめるね」
「……それは付き人ではないでしょう」
ごもっとも。レイモンドさんは冷めた目でアルを睨《にら》んでる。もしかしたら、アルにあきれてるのかもね。
ううん、アルの申し出はワケがわからないし、それって職業とは言えるの? 甘やかされるのが仕事ってこと? ……それってペットみたいだよね?
そもそも、この仕事を変える気なんてないけど。
「アル、べつにレイモンドさんにイジメられてはいないから。むしろ優しいよ? さっきのだって正論じゃないのかな。それに、職場を変えるつもりもないから遠慮しとくね」
「残念、振られちゃったな。それにしても、レイモンドが優しい、ねぇ?」
「…………」
なに、その表情。二人ともどうしてそんな顔してるの?
アルは裏がありそうな黒い笑顔を浮かべてるし、レイモンドさんは無表情になってるなんて。意味がわからないよ。私の言ったことに、変なところがあったのかな。
「……それよりも、商談に移りましょう」
「ふふ、いいよ。詳しくは言及しないでおこうか。私は気に入った彼女さえ良ければ、口を挟《はさ》むことはないよ」
「今回そちらに薦《すす》めたいのは――」
レイモンドさんは完全にアルの発言を無視してる。淡々と商品をプレゼンし始めちゃった。
そんな失礼にもとれるレイモンドさんの態度を、アルはといえばニコニコ笑ってる。怒るつもりはないのかな。
その後二人は本格的な商談に入っていった。
そういえばたまにアルが屋敷に来てたのは、こういう感じで買い付けとかのためなのかな。
今まで気にしたことなかったけど、レイモンドさんがわざわざ対応するなんて。もしかして、アルって大口の取り引き相手なのかな。それとも、学生時代のよしみってだけ?
わからないけど、あんまり詮索するようなものじゃないよね。
アルはレイモンドさんに冷凍庫付きの冷蔵庫を注文して帰っていった。それも、特注サイズのを。
…………うん、アルが何者なのかは、わからないままのほうが私の精神衛生上いいみたい! 考えないでおこう!
日の出よりも前に起床するのが、彼の日課だってことを知ったのはつい最近のこと。
彼の性格みたいな、厳めしい扉をノックする。その音が、シンと静まりかえった廊下に響く。
「失礼します」
「……どうぞ」
一言断ってから入る。起こすために私が行くんだから、本来中から返事がないのが正しいと思うんだけど。
物音をなるべく立てないように、そっとレイモンドさんの私室に入る。
夜明け前でほとんどの人が寝てるわけだから、うるさくするのは迷惑になる。十分に注意しないとね。
執務室を通り抜けて、寝室へ。
そこにはいつも通り身支度を完璧に整え終わったレイモンドさんがいた。
「……おはようございます」
「おはようございます。それであなたは一体、何に対してふくれているのですか」
「今日も朝の職務をできなかったことに対して、です」
「ああ」
首をすくめられてるけど、半分はレイモンドさんのせいだと思うよ。こんなの早々あるとマズイよね!?
「別にいいでしょう。あなたは指定した時刻よりも早く行動しています。仕事が減ったことを喜んではいかがですか?」
「……なんだか悔しいんですよ」
「子どもですか。勝負事ではないでしょう」
その通りなんだけど。なんか、納得いかないよ。
「子どもじゃないです。私、16歳ですから」
「……私の2歳年下には見えませんね」
それってやっぱり、私が子どもっぽいって言いたいんだよね?
ムッとして睨んだら、レイモンドさんがため息をついた。
「第一、私を起こしに来ること自体が手間でしょう。あなたが粘るので認めましたが、必要性はありません」
「……」
そう、朝にレイモンドさんを起こしに部屋へ向かうことが、そもそも彼に猛反対を受けた。
「女性がやすやすと男性の部屋に入るものではありません」なんて、また言われて。
だけどそこをなんとか説得して、レイモンドさんに折れてもらうかたちで今は許可してもらってる。
「それとも、まさか。あなた、私の寝顔に興味でも?」
「っ!? っえ!? な!?」
「まともな言語を話しなさい」
誰のせいですか、誰の!
そんなこと突然言われたら、動揺くらいしたって当然だから!
レイモンドさんらしからぬ冗談にもだけど、なによりその内容にビックリするよ。
レイモンドさんの寝顔に興味があるから、起こそうとしてるって言いたいんだよね!? そんなの誤解もいいところだから!
「違います! 私はただ、キチンと仕事をしたくて……! レイモンドさんの寝顔に興味は、たしかにありますけど!」
「は?」
「っ! あ……」
やっちゃった……ついポロッと本音が。
だって、レイモンドさんの寝顔なんて、気になるに決まってるのに。
穴が開くくらい観察されてるのは、視線でわかる。長い無言が、私に圧力をかけてきてるような気がするよ。
沈黙が重すぎる……! 言い訳になるかもわからないけど、そう思ってるわけを話したら多目に見てくれたりしないかな。
「キレイな人の寝顔に、興味くらいあって当然、かと思います……よ?」
言葉尻が消え入りそうなのは許してほしい。任されてる仕事をするためにって気持ちが一番だけど、そのおまけで見るのを期待くらいするよ。
「……あなたは、バカですか」
「返す言葉もないです」
全くその通りだよね。レイモンドさんだってあきれてるはずだよ。
あえて視界に入れてなかったけど、今、どんな顔してるのかくらいわかる。怖いもの見たさで、確認してみようかな。
「……? レイモンド、さん?」
「……何ですか」
「顔、赤くなってませんか?」
「あなたの気のせいでしょう」
そんなことないと思うんだけど。顔の下半分を手で覆ってるけど、頬の赤みも完全には隠しきれてない。目の錯覚でもない限り、その否定は説得力がないよ。
やっぱり、レイモンドさんって一回こっちが慣れると、案外わかりやすいよね。
「何をジロジロと見ているのですか。不躾《ぶしつけ》にも程があるとは思いませんか」
「それを直前までしてたレイモンドさんが注意するんですか?」
「…………あなたも言うようになりましたね」
うん、たしかに前までだったら絶対に言い返せたりできなかったよ。だけど、レイモンドさんのことが少しわかってからは、変わったかもしれない。
そんなことしたって、彼は怒ったりしないって思うから。
赤らんだ頬がまだ冷めないみたいで、レイモンドさんは手のひらをあてたまま、私を横目で睨《にら》んできたけど。全然怖くなんてないし、むしろなんだかかわいいなって思う。
なんというか……そう、猫が必死に毛を逆立てて威嚇《いかく》してるみたいなのを見るみたい?
「レイモンドさん」
「……何ですか」
「今日も一日、よろしくお願いします」
眉間にしわを刻んだ彼に、頭を下げてお辞儀をする。
そうしたら、ふてくされた表情のまま、レイモンドさんは短く「はい」って不機嫌そうに返事をしてくれた。
◇◇◇
「ふぅん、つまりリオンはレイモンドに付きっきりってわけか」
「そうなりますね」
ソファーに深々と腰かけたアルの前のティーカップに紅茶を注ぐ。給仕をするのはまだぎこちないかもしれないけど、その辺りは見知った相手だから許してくれるはず。
「……若干《じゃっかん》味が濃いですね。蒸らす時間が超過しています。せっかくの繊細な風味が、渋みで飛んでいます」
「義母のつもりかな、レイモンド。些細なことにとらわれ過ぎるよ」
……レイモンドさんにはお気に召さなかったみたい。アルはたしなめてるけど、否定はしてない。ということは、たぶん渋くなってるってことだよね。
今度淹れるときは、レイモンドさんの言うように蒸らす時間を注意してないと。
アルは私を庇《かば》ってくれたけど、レイモンドさんの反応はすこぶる冷たい。ただ、片方の眉をつり上げて、鼻で笑うだけ。
「非常に重要な事柄ではないですか? 商会を営んでいる以上、客先に同様に紅茶を振る舞う機会は今後もあるはずでしょう。何よりも、それが彼女の職務ですからね」
「堅苦《かたくる》しいなぁ。常々私は、君の頭には岩石でも詰《つ》め込まれてるのではないかと考えることがあるよ」
「そのようなわけがないでしょう。バカですか、あなたは」
「そっくりそのまま返すよ。物の例えというくらいわからないかな。冗談も通じないのは、外交に支障があるよ」
「ワザとというくらい、察してはいかがです?」
「……」
「……」
……レイモンドさんとアルって、こんなに仲悪かったかな。前に二人が話してる場面に遭遇《そうぐう》したのは、花祭りの少し前くらいだったけど、そんなことなかったはずなのに。
もしかして、今日は二人とも機嫌悪いとか?
レイモンドさんは朝は普通……だったよね。それともまさか、私とのやりとりを引きずったままとか? ううん、でもレイモンドさんって、そういうの他には持ち込まないタイプだと思ってたのに。
なんだかしっくりこなくて内心首を傾げてたら、ふいにアルと視線が合った。
「リオン、こんな狭量な奴の付き人などやめて、私に仕えない? 私なら彼みたいに粘着質なことで詰《なじ》ったりもイジメもせずに、甘《あま》やかすのに。そうすれば、一緒にティータイムも毎日楽しめるね」
「……それは付き人ではないでしょう」
ごもっとも。レイモンドさんは冷めた目でアルを睨《にら》んでる。もしかしたら、アルにあきれてるのかもね。
ううん、アルの申し出はワケがわからないし、それって職業とは言えるの? 甘やかされるのが仕事ってこと? ……それってペットみたいだよね?
そもそも、この仕事を変える気なんてないけど。
「アル、べつにレイモンドさんにイジメられてはいないから。むしろ優しいよ? さっきのだって正論じゃないのかな。それに、職場を変えるつもりもないから遠慮しとくね」
「残念、振られちゃったな。それにしても、レイモンドが優しい、ねぇ?」
「…………」
なに、その表情。二人ともどうしてそんな顔してるの?
アルは裏がありそうな黒い笑顔を浮かべてるし、レイモンドさんは無表情になってるなんて。意味がわからないよ。私の言ったことに、変なところがあったのかな。
「……それよりも、商談に移りましょう」
「ふふ、いいよ。詳しくは言及しないでおこうか。私は気に入った彼女さえ良ければ、口を挟《はさ》むことはないよ」
「今回そちらに薦《すす》めたいのは――」
レイモンドさんは完全にアルの発言を無視してる。淡々と商品をプレゼンし始めちゃった。
そんな失礼にもとれるレイモンドさんの態度を、アルはといえばニコニコ笑ってる。怒るつもりはないのかな。
その後二人は本格的な商談に入っていった。
そういえばたまにアルが屋敷に来てたのは、こういう感じで買い付けとかのためなのかな。
今まで気にしたことなかったけど、レイモンドさんがわざわざ対応するなんて。もしかして、アルって大口の取り引き相手なのかな。それとも、学生時代のよしみってだけ?
わからないけど、あんまり詮索するようなものじゃないよね。
アルはレイモンドさんに冷凍庫付きの冷蔵庫を注文して帰っていった。それも、特注サイズのを。
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