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10 初めての出稼ぎ2
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「結局、縛るんですね」
鼻歌でも歌いそうな高藤様は、俺を素っ裸に剥くと手際よく縛っていく。
「痛っ……んん、申し訳ありません」
高藤様の寝室に緊縛用の道具があって、俺は縄で上から吊るされている。
私室とは言え、当主の寝室に置くなよ、こんなの。
高藤様の目線に俺の広げた股が来たところで止められた。
異様に恥ずかしいし、食い込む縄が痛いし、落ちそうで怖いし。
よがる要素なんて何一つない。すごいな、イシュレイ。
高藤様は俺の内腿に音をたてるくらい吸い付いたあと、しげしげと眺めた。
「うん、いい痕がついたな」
もう一度、痕をべろんと舐める。
「それにしても。お前は緊縛向きじゃないね」
縮み上がった玉をふにふにともみ、萎えたちんこにチュッてキスしてきた。
言われた通り、俺にはそっちの才能はないみたいだ。
俺の反応は頂けないらしいけど、縛る行為に興奮したのか、服を着たままの高藤様のあそこはめっちゃ盛り上がってる。変態だなぁ。
「高藤様ってご兄弟います?」
「弟がふたり、妹が3人。どうした?」
「いや、血筋が絶えそうになくてよかったな、と」
高藤様は緊縛趣味持ちのゲイだから、跡継ぎは望めないだろうからね。
「やっぱりお前は面白いね」
ニヤッて高藤様が笑う。
ヤバい、S心に火をつけてしまった?
俺の怯える顔がご馳走だったのか、「いいね」って急に恍惚とした表情で舌なめずりをし始めた。
イケメンなのに、ホント残念な方だよな。
「大丈夫か」
帰り、よろよろしている俺に、ハザナさんが手を貸して馬車に乗せてくれた。
「まさか、挿入されたのか?」
「されてはないけど」
今回は挿入なしプランだった。
そういうのもある。おさわりまでとか、フェラ、兜合わせまでとか。
大体、挿入コミコミセットプランが普通だから、レアケースだよね。
「じゃあ、なんでよろよろなんだ」
「玩具入れられて、ずっとイかされたから疲れただけ」
「なんだと?」
ハザナさんが険しい顔になる。
クレーム対応だのオーナーに報告だのブツブツ言ってたけど、俺は帰って寝たかった。
そういや、仕事で初めてお尻使ったかも。ペニス嵌めたわけじゃないけど。
まるでご奉仕はできてなかったけど、あれで良かったのかな。
俺ばっかり善がって声上げてた気がする。喉がガラガラだ。
その日は疲れてぐっすり寝てしまった。
多分、外に出た興奮もあったのかもしれない。
鼻歌でも歌いそうな高藤様は、俺を素っ裸に剥くと手際よく縛っていく。
「痛っ……んん、申し訳ありません」
高藤様の寝室に緊縛用の道具があって、俺は縄で上から吊るされている。
私室とは言え、当主の寝室に置くなよ、こんなの。
高藤様の目線に俺の広げた股が来たところで止められた。
異様に恥ずかしいし、食い込む縄が痛いし、落ちそうで怖いし。
よがる要素なんて何一つない。すごいな、イシュレイ。
高藤様は俺の内腿に音をたてるくらい吸い付いたあと、しげしげと眺めた。
「うん、いい痕がついたな」
もう一度、痕をべろんと舐める。
「それにしても。お前は緊縛向きじゃないね」
縮み上がった玉をふにふにともみ、萎えたちんこにチュッてキスしてきた。
言われた通り、俺にはそっちの才能はないみたいだ。
俺の反応は頂けないらしいけど、縛る行為に興奮したのか、服を着たままの高藤様のあそこはめっちゃ盛り上がってる。変態だなぁ。
「高藤様ってご兄弟います?」
「弟がふたり、妹が3人。どうした?」
「いや、血筋が絶えそうになくてよかったな、と」
高藤様は緊縛趣味持ちのゲイだから、跡継ぎは望めないだろうからね。
「やっぱりお前は面白いね」
ニヤッて高藤様が笑う。
ヤバい、S心に火をつけてしまった?
俺の怯える顔がご馳走だったのか、「いいね」って急に恍惚とした表情で舌なめずりをし始めた。
イケメンなのに、ホント残念な方だよな。
「大丈夫か」
帰り、よろよろしている俺に、ハザナさんが手を貸して馬車に乗せてくれた。
「まさか、挿入されたのか?」
「されてはないけど」
今回は挿入なしプランだった。
そういうのもある。おさわりまでとか、フェラ、兜合わせまでとか。
大体、挿入コミコミセットプランが普通だから、レアケースだよね。
「じゃあ、なんでよろよろなんだ」
「玩具入れられて、ずっとイかされたから疲れただけ」
「なんだと?」
ハザナさんが険しい顔になる。
クレーム対応だのオーナーに報告だのブツブツ言ってたけど、俺は帰って寝たかった。
そういや、仕事で初めてお尻使ったかも。ペニス嵌めたわけじゃないけど。
まるでご奉仕はできてなかったけど、あれで良かったのかな。
俺ばっかり善がって声上げてた気がする。喉がガラガラだ。
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多分、外に出た興奮もあったのかもしれない。
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