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異変
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「しかし、いつまでこの船内にいればいいんだろ」
スイートルームで、真理亜が退屈そうにつぶやく。
「もう船内にいるのも飽きちゃいました。スマホも通じないですし」
「映画とかも見飽きたし、カジノにいってもつまんないしね」
奈美、小百合も口々に不満を漏らす。
「確かになぁ。あの誠也とかいうやつ、何やってんだ。さっさと通信を回復させて助けを呼べよ」
桐人もいらただしげに愚痴をこぼす。さすがの彼らも暴風雨によりずっと船内に閉じ込められて、我慢の限界を迎えようとしていた。
その時、部屋の照明が消える。
「え?な、何?」
彼らが混乱している間に、今度はエアコンも止まった。
「暑い!」
慌てた桐人たちは、部屋に備え付けられたシャワーを浴びようとするが、船内の配水ポンプが壊れたのか、一滴も水がでなかった。
「だめだ。もう耐えられない」
桐人たちは我慢できずに、部屋から飛びだすのだった。
「くそっ。一体どうなっているんだ!」
部屋から出た上位カーストの生徒たちは、操舵室に行って誠也を詰問する。
「なんで電気が切れたんだ!」
「わからない。もしかしたら燃料切れか、あるいは電気系統にトラブルがあったのかもしれない」
そう説明する誠也に、史郎たちがぶち切れた。
「冗談じゃねえ。それじゃ俺たちはエアコンもなしにずっと過ごさないといけねえのか!」
「そんなの嫌よ!」
贅沢に慣れた生徒たちは、口々に騒ぎ出す。
「仕方ないな……君はなんとかして修理しろ。それまで僕たちはプールで遊んでいるから」
そういうと、生徒たちを引き連れて甲板のプールに赴く。
「直せったって、どうすればいいんだよ……」
残された誠也は、頭を抱えて困り果てるのだった。
船内上層部にあるプールでは、上位カーストたちが集まって遊んでいた。
「キャハハ。楽しーい」
「涼しいですね」
「まだ外は暗いけどね。でも、オーロラをみながらプール遊びってのもおしゃれ」
プールサイドで真理亜たちがくつろぐ。
「こんなバカンスも悪くないな。雨も止んだし」
桐人がいうように、プールに入ると同時になぜか暴風雨は弱まり、生徒たちは雨雲の隙間から見えるオーロラを見ながらはしゃいでいた。
「ヒャッハー」
史郎たち男子生徒は、酒を飲みながら騒ぐ。
「超映える~。帰ったらyoチューブにアップしよっと。オーロラの下でプール遊びって」
美幸たち女子生徒は、動画を撮りまくっていた。
「くそ。あいつら、俺にさんざん仕事をおしつけて、自分たちだけ遊びやがって……」
その様子を、浦島誠也が苦々しく見ている。
「やはり自分勝手な人間たちだな。どうする?奴らを放っておいて俺だけ逃げようか。『海人類(マーメイド)』の俺だけなら泳いで逃げられるんだけどな」
そう悩んでいると、船の飾りとして複数ついているポールフラッグの先端部分に、ポっと光が灯った。
「あれは、母から聞いたことがあるぞ。航海中にマストの先端にが発光することがある。伝説の「セントエレモの怪火」だ。物理的には静電気による放電と言われているけど、あれが出たということは、もしかして」
危機感を募らせた誠也は、マイクを使って生徒たちに呼びかける。
「お前たち、さっさとプールから上がって船内に入れ」
それを聞いた生徒たちは、その警告を嘲笑った。
「おっさん。俺たちに嫉妬しているのかよ」
「残念だけど、ここは私たちの専用なのよ」
口々に誠也に対して罵声を浴びせ、見せつけるように悠々と泳ぐ。
「馬鹿!いいからプールから出ろ。船が帯電しているってことは……」
最後まで言い終えるより前に、空の雨雲から稲妻が走った。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「きぁあああああああ!」
稲妻はまるで狙ったようにプールに落ち、泳いでいた生徒たちを感電させる。
「は、はやくあがれ」
すさまじい痛みに襲われ、生徒たちは慌ててプールから上がって室内に逃げ込むのだった。
「痛い痛い!火傷しちゃった」
泣き叫ぶ生徒たちを治療しながら、誠也は呆れてしまう。
「まったく、雷雲があるのに外に出てプールで泳ぐなんて、馬鹿なのか」
「う、うるさい!」
パンチパーマになった桐人が喚き散らす。
「はぁ……先が思いやられるな。こんなガキどもを抱えて遭難かよ」
誠也はため息をついて思い悩むのだった。
「くそっ。暑いし傷が痛むし、最悪の旅行だな」
不良生徒がそう返す。蒸し暑い室内では、火傷を負った彼らのうめき声が充満していた。
「喉が渇いた……おかあさん」
リア充女子はシクシクと泣いていた。
あれから二日が過ぎたが、暴風雨による落雷は収まる気配もない。
「おい!もう水はないのかよ!」
入光史郎がわめきちらす。
「なら、プールの水でも飲めば?」
空美幸が不機嫌そうに返す。
「アホか!!また雷が落ちたらどうするんだ。それにプールの水なんて飲めるか!」
史郎の言うとおり、外ではひっきりなしに雷が落ちていて、危なくてプールに近寄れない。室内に閉じ込められた彼らは、気温と火傷のせいでのどが渇くが。すでに船内の水道はすべて止まっており、蛇口からは一滴も水が流れてこない。
困った彼らは船内の自販機を強引に破壊して、集めたジュースをがぶ飲みする。その結果、あっという間に船内に飲めるものが無くなってしまった。
「もう限界よ、なんとかしてよ。戻ったらパパに言うからね」
真理亜たちも喉の渇きに耐えかねて、八つ当たりぎみに桐人を責め立てる。
「ま、待ってくれ。今考えるから」
リーダーの地位が脅かされそうになった桐人は、現状を打破するために必死に考え込んだ。
「……そういえば、下層階にも自販機はあったよな」
桐人の言葉に、生徒たちはハっとなる。
「でも、下の奴らがもう飲みつくしているかもしれないぜ」
「それでも、まだ残っているかもしれない。待っていてくれ。きっと何か見つけてくるから」
女子生徒たちにそう告げると、桐人と史郎たち男子生徒は、テーザーガンで武装して下層エリアに赴くのだった。
スイートルームで、真理亜が退屈そうにつぶやく。
「もう船内にいるのも飽きちゃいました。スマホも通じないですし」
「映画とかも見飽きたし、カジノにいってもつまんないしね」
奈美、小百合も口々に不満を漏らす。
「確かになぁ。あの誠也とかいうやつ、何やってんだ。さっさと通信を回復させて助けを呼べよ」
桐人もいらただしげに愚痴をこぼす。さすがの彼らも暴風雨によりずっと船内に閉じ込められて、我慢の限界を迎えようとしていた。
その時、部屋の照明が消える。
「え?な、何?」
彼らが混乱している間に、今度はエアコンも止まった。
「暑い!」
慌てた桐人たちは、部屋に備え付けられたシャワーを浴びようとするが、船内の配水ポンプが壊れたのか、一滴も水がでなかった。
「だめだ。もう耐えられない」
桐人たちは我慢できずに、部屋から飛びだすのだった。
「くそっ。一体どうなっているんだ!」
部屋から出た上位カーストの生徒たちは、操舵室に行って誠也を詰問する。
「なんで電気が切れたんだ!」
「わからない。もしかしたら燃料切れか、あるいは電気系統にトラブルがあったのかもしれない」
そう説明する誠也に、史郎たちがぶち切れた。
「冗談じゃねえ。それじゃ俺たちはエアコンもなしにずっと過ごさないといけねえのか!」
「そんなの嫌よ!」
贅沢に慣れた生徒たちは、口々に騒ぎ出す。
「仕方ないな……君はなんとかして修理しろ。それまで僕たちはプールで遊んでいるから」
そういうと、生徒たちを引き連れて甲板のプールに赴く。
「直せったって、どうすればいいんだよ……」
残された誠也は、頭を抱えて困り果てるのだった。
船内上層部にあるプールでは、上位カーストたちが集まって遊んでいた。
「キャハハ。楽しーい」
「涼しいですね」
「まだ外は暗いけどね。でも、オーロラをみながらプール遊びってのもおしゃれ」
プールサイドで真理亜たちがくつろぐ。
「こんなバカンスも悪くないな。雨も止んだし」
桐人がいうように、プールに入ると同時になぜか暴風雨は弱まり、生徒たちは雨雲の隙間から見えるオーロラを見ながらはしゃいでいた。
「ヒャッハー」
史郎たち男子生徒は、酒を飲みながら騒ぐ。
「超映える~。帰ったらyoチューブにアップしよっと。オーロラの下でプール遊びって」
美幸たち女子生徒は、動画を撮りまくっていた。
「くそ。あいつら、俺にさんざん仕事をおしつけて、自分たちだけ遊びやがって……」
その様子を、浦島誠也が苦々しく見ている。
「やはり自分勝手な人間たちだな。どうする?奴らを放っておいて俺だけ逃げようか。『海人類(マーメイド)』の俺だけなら泳いで逃げられるんだけどな」
そう悩んでいると、船の飾りとして複数ついているポールフラッグの先端部分に、ポっと光が灯った。
「あれは、母から聞いたことがあるぞ。航海中にマストの先端にが発光することがある。伝説の「セントエレモの怪火」だ。物理的には静電気による放電と言われているけど、あれが出たということは、もしかして」
危機感を募らせた誠也は、マイクを使って生徒たちに呼びかける。
「お前たち、さっさとプールから上がって船内に入れ」
それを聞いた生徒たちは、その警告を嘲笑った。
「おっさん。俺たちに嫉妬しているのかよ」
「残念だけど、ここは私たちの専用なのよ」
口々に誠也に対して罵声を浴びせ、見せつけるように悠々と泳ぐ。
「馬鹿!いいからプールから出ろ。船が帯電しているってことは……」
最後まで言い終えるより前に、空の雨雲から稲妻が走った。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「きぁあああああああ!」
稲妻はまるで狙ったようにプールに落ち、泳いでいた生徒たちを感電させる。
「は、はやくあがれ」
すさまじい痛みに襲われ、生徒たちは慌ててプールから上がって室内に逃げ込むのだった。
「痛い痛い!火傷しちゃった」
泣き叫ぶ生徒たちを治療しながら、誠也は呆れてしまう。
「まったく、雷雲があるのに外に出てプールで泳ぐなんて、馬鹿なのか」
「う、うるさい!」
パンチパーマになった桐人が喚き散らす。
「はぁ……先が思いやられるな。こんなガキどもを抱えて遭難かよ」
誠也はため息をついて思い悩むのだった。
「くそっ。暑いし傷が痛むし、最悪の旅行だな」
不良生徒がそう返す。蒸し暑い室内では、火傷を負った彼らのうめき声が充満していた。
「喉が渇いた……おかあさん」
リア充女子はシクシクと泣いていた。
あれから二日が過ぎたが、暴風雨による落雷は収まる気配もない。
「おい!もう水はないのかよ!」
入光史郎がわめきちらす。
「なら、プールの水でも飲めば?」
空美幸が不機嫌そうに返す。
「アホか!!また雷が落ちたらどうするんだ。それにプールの水なんて飲めるか!」
史郎の言うとおり、外ではひっきりなしに雷が落ちていて、危なくてプールに近寄れない。室内に閉じ込められた彼らは、気温と火傷のせいでのどが渇くが。すでに船内の水道はすべて止まっており、蛇口からは一滴も水が流れてこない。
困った彼らは船内の自販機を強引に破壊して、集めたジュースをがぶ飲みする。その結果、あっという間に船内に飲めるものが無くなってしまった。
「もう限界よ、なんとかしてよ。戻ったらパパに言うからね」
真理亜たちも喉の渇きに耐えかねて、八つ当たりぎみに桐人を責め立てる。
「ま、待ってくれ。今考えるから」
リーダーの地位が脅かされそうになった桐人は、現状を打破するために必死に考え込んだ。
「……そういえば、下層階にも自販機はあったよな」
桐人の言葉に、生徒たちはハっとなる。
「でも、下の奴らがもう飲みつくしているかもしれないぜ」
「それでも、まだ残っているかもしれない。待っていてくれ。きっと何か見つけてくるから」
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