59 / 80
白竜
しおりを挟む
復活した白竜は勇人たちを無視して、南東に向けて進んでいった。手をこまねいているうちに、進行途上にあった街や村が蹂躙されていく。
ついに白竜は、日本海に達して、海に泳ぎ出した。
「あいつ、どこに向かっているんだ」
「おそらく、日本の富士山に向かっているのだと思うわ。そこを噴火させ、さらにエネルギーを取り入れようとしているみたい」
エルフリーデの予測に、勇人は真っ青になる。
「冗談じゃない。富士山が噴火したら、どれだけの被害が日本に起こるか……」
歯ぎしりして白竜を見るが、あまりの大きさに、『魔人類(デモンズ)』である勇人の雷も通用しそうになかった。
「くそっ。あのでかい竜を止めるには、どうすればいいんだ」
勇人が自分の無力さに絶望しかけたとき、白竜の進行方向にある海が盛り上がり、聞きなれた声が響き渡った。
「勇人様。俺に任せて下さい。『玄武』様で奴を抑えます」
「誠也さん!」
声の主は、『海人類(マーメイド)』の王子、浦島誠也だった。
「すでにすべての『海人類(マーメイド)』は『流亀城』から退避させました。勇人様、母と同胞を頼みます」
巨大な海亀が浮上し、白竜に対峙する。
「玄武様。最後のお仕事です。世界を救うために、白竜を抑えましょう」
誠也はそういいながら、流亀城の操縦室で玄武を操作する。玄武は咆哮をあげながら、白竜にのしかかっていき、その甲羅で白竜の胴体を組み敷いた。
「グォァァァァァ」
白竜は激怒して、玄武に向かって炎をはく。炎のブレスが直撃した甲羅に、無数のひび割れが生じた。
「誠也さん!」
「あなたに仕えられてよかった。同胞たちの未来を繋げることができた」
その声と共に、玄武が爆発する。それによって生じた破片が白竜に降りかかり、その体を切り裂いた。
「グアァァ」
苦痛の叫び声とともに、白竜の身体が海に沈んでいく。
傷ついた白竜は、胴体を切り離し、首だけになる。巨大な蛇となった白竜は。、なおも日本を目指して泳いでいった。
「勇人ちゃん。あのうなじの逆鱗を雷で貫いて!」
エルフリーデが、甲羅に覆われて今まで隠れていた大蛇の背中側にある金色の鱗を指さす。
「あの鱗の下には脳に通じる神経が通っているの。もしかしたら、脳に電気ショックを与えることで、白竜の記憶が戻るかもしれない」
「わかりました」
勇人は雷神剣を掲げ、巨大な電の槍を発生させる。
「くらえ!『サタンブレイカー』」
勇人から放たれた稲妻の槍は、白竜の逆鱗を正確に貫くのだった。
雷に貫かれた白竜の目に、理性の光が宿る。
「あれ?……ワシ、何をしていたのかのぅ」
白竜の姿が縮んでいき、仙人のような老人の姿になって、空に浮き上がる。
そして、勇人たちの元にやってきた。
「これ、そこの坊主。何がおこったのか説明してくれんかのう。なぜワシが地上に復活したのじゃ」
老人はとぼけた顔で、勇人に聞いてくるのだった。
「なるほど。それはワシの不詳の子孫が迷惑をかけたのう。この12使徒の1人『竜人類(ドラゴン)』のバイロン。心から謝罪しよう。いや、暴れてしまって、本当に悪かった。あまりにも長く眠っていたので、頭がボケておったのじゃよ」
勇人から話を聞いた白竜は、深く頭を下げる。
「あの雷のおかげで、全部思い出したぞ。そういえばワシはブラックナイトを出たあと、竜に転生していたのだった」
「竜?」
「そうじゃ。今では絶滅してしまった、恐竜の正統なる子孫のことじゃよ」
白竜によれば、竜とは恐竜の遺伝子を引き継いだ唯一の種族で、その体には老化の遺伝子が存在しないらしい。
寿命がないがゆえにため込む力も膨大で、その中でもデーモン星人の知恵が合わさった白竜は、現地の人間から『神』として崇められていたという。
「それが1000年前のある日、住処としていた白竜山に噴火の兆候がみられたのじゃ」
白竜の顔が、悲しみに沈む。
「白竜山が噴火すれば、人類絶滅の危機を迎える。困ったワシは、『森人類(エルフ)』に転生していた盟友であるエルロンに相談した」
「私の前世ね」
エルフリーデが補足する。
「彼女の力を借り、ワシは自らを大地に封印して噴火を抑えることにしたのじゃよ。その際マグマの制御に意識を集中し続けられるように、邪魔になる理性を封印した上でな」
白竜のおかげで噴火は最小限に抑えられ、人類絶滅の危機は免れたという。
「しかし、ワシはその影響で、長い眠りにつくことになったのじゃ」
白竜は万一将来自分の力が必要になったとき、封印を解くことができる『呪文(プログラム)』を『森人類(エルフ)』の血に託すと、そのままマグマ制御を続ける、
そうして気づけば一千年の長い時間が過ぎていたという。
「本当にすまんかった。寝起きの上攻撃されたものじゃから、ついつい暴れてしまってのう」
白竜は再び頭を下げてくる。
「勇人君。許してあげて。彼に悪気はなかったのよ」
「でも……誠也さんが」
勇人が暗い顔でつぶやいた時、ヒュルルーという音がして、空から小屋ぐらいの大きさの亀の甲羅が落ちてきた。
「ふう……。まさか流亀城の操縦室が脱出機能も備えていたとは知らなかった。死ぬかと思ったけど、なんとか助かったぞ」
甲羅から出てきたのは、死んだかと思われた誠也だった。
「誠也さん!」
勇人は喜びの声をあげると、誠也の元に駆け寄る。
その様子を好々爺然とみていた白竜は、勇人に告げた。
「どうやらワシは長い間生きすぎたようじゃ。勇人よ、ワシの魂をブラックナイトに還してはくれんかのぅ」
「……いいのか?」
「うむ。今の時代、もはやワシのような老人の力は必要ない。若き勇者たちよ、皆を頼むぞ。ワシは仲間たちがくるまで、のんびりと過ごしておこう」
白竜はそういって、空を仰いだ。
「わかった。ナイト」
「はっ」
天空のブラックナイトから、黒い結晶体が降りてきて、その光にさらされた白竜の身体から、魂が抜けていく。
こうして、長い年月を生きた最後の竜は消滅していくのだった。
「エルフリーデさんは、戻らなくていいんですか?」
「私はまだまだブラックナイトに還る気はないわよ。可愛い娘もいるし、そもそも一万年も地球人類として転生してきたんだから、今更デーモン星人に戻ってもね。それに同胞たちも救わないと」
エルフリーデはそういって、愛しそうに姫子の肩を抱いた。
「わかりました。俺も協力しましょう」
こうして、姫子の誘拐に端を発した騒動は終結するのだった。
ついに白竜は、日本海に達して、海に泳ぎ出した。
「あいつ、どこに向かっているんだ」
「おそらく、日本の富士山に向かっているのだと思うわ。そこを噴火させ、さらにエネルギーを取り入れようとしているみたい」
エルフリーデの予測に、勇人は真っ青になる。
「冗談じゃない。富士山が噴火したら、どれだけの被害が日本に起こるか……」
歯ぎしりして白竜を見るが、あまりの大きさに、『魔人類(デモンズ)』である勇人の雷も通用しそうになかった。
「くそっ。あのでかい竜を止めるには、どうすればいいんだ」
勇人が自分の無力さに絶望しかけたとき、白竜の進行方向にある海が盛り上がり、聞きなれた声が響き渡った。
「勇人様。俺に任せて下さい。『玄武』様で奴を抑えます」
「誠也さん!」
声の主は、『海人類(マーメイド)』の王子、浦島誠也だった。
「すでにすべての『海人類(マーメイド)』は『流亀城』から退避させました。勇人様、母と同胞を頼みます」
巨大な海亀が浮上し、白竜に対峙する。
「玄武様。最後のお仕事です。世界を救うために、白竜を抑えましょう」
誠也はそういいながら、流亀城の操縦室で玄武を操作する。玄武は咆哮をあげながら、白竜にのしかかっていき、その甲羅で白竜の胴体を組み敷いた。
「グォァァァァァ」
白竜は激怒して、玄武に向かって炎をはく。炎のブレスが直撃した甲羅に、無数のひび割れが生じた。
「誠也さん!」
「あなたに仕えられてよかった。同胞たちの未来を繋げることができた」
その声と共に、玄武が爆発する。それによって生じた破片が白竜に降りかかり、その体を切り裂いた。
「グアァァ」
苦痛の叫び声とともに、白竜の身体が海に沈んでいく。
傷ついた白竜は、胴体を切り離し、首だけになる。巨大な蛇となった白竜は。、なおも日本を目指して泳いでいった。
「勇人ちゃん。あのうなじの逆鱗を雷で貫いて!」
エルフリーデが、甲羅に覆われて今まで隠れていた大蛇の背中側にある金色の鱗を指さす。
「あの鱗の下には脳に通じる神経が通っているの。もしかしたら、脳に電気ショックを与えることで、白竜の記憶が戻るかもしれない」
「わかりました」
勇人は雷神剣を掲げ、巨大な電の槍を発生させる。
「くらえ!『サタンブレイカー』」
勇人から放たれた稲妻の槍は、白竜の逆鱗を正確に貫くのだった。
雷に貫かれた白竜の目に、理性の光が宿る。
「あれ?……ワシ、何をしていたのかのぅ」
白竜の姿が縮んでいき、仙人のような老人の姿になって、空に浮き上がる。
そして、勇人たちの元にやってきた。
「これ、そこの坊主。何がおこったのか説明してくれんかのう。なぜワシが地上に復活したのじゃ」
老人はとぼけた顔で、勇人に聞いてくるのだった。
「なるほど。それはワシの不詳の子孫が迷惑をかけたのう。この12使徒の1人『竜人類(ドラゴン)』のバイロン。心から謝罪しよう。いや、暴れてしまって、本当に悪かった。あまりにも長く眠っていたので、頭がボケておったのじゃよ」
勇人から話を聞いた白竜は、深く頭を下げる。
「あの雷のおかげで、全部思い出したぞ。そういえばワシはブラックナイトを出たあと、竜に転生していたのだった」
「竜?」
「そうじゃ。今では絶滅してしまった、恐竜の正統なる子孫のことじゃよ」
白竜によれば、竜とは恐竜の遺伝子を引き継いだ唯一の種族で、その体には老化の遺伝子が存在しないらしい。
寿命がないがゆえにため込む力も膨大で、その中でもデーモン星人の知恵が合わさった白竜は、現地の人間から『神』として崇められていたという。
「それが1000年前のある日、住処としていた白竜山に噴火の兆候がみられたのじゃ」
白竜の顔が、悲しみに沈む。
「白竜山が噴火すれば、人類絶滅の危機を迎える。困ったワシは、『森人類(エルフ)』に転生していた盟友であるエルロンに相談した」
「私の前世ね」
エルフリーデが補足する。
「彼女の力を借り、ワシは自らを大地に封印して噴火を抑えることにしたのじゃよ。その際マグマの制御に意識を集中し続けられるように、邪魔になる理性を封印した上でな」
白竜のおかげで噴火は最小限に抑えられ、人類絶滅の危機は免れたという。
「しかし、ワシはその影響で、長い眠りにつくことになったのじゃ」
白竜は万一将来自分の力が必要になったとき、封印を解くことができる『呪文(プログラム)』を『森人類(エルフ)』の血に託すと、そのままマグマ制御を続ける、
そうして気づけば一千年の長い時間が過ぎていたという。
「本当にすまんかった。寝起きの上攻撃されたものじゃから、ついつい暴れてしまってのう」
白竜は再び頭を下げてくる。
「勇人君。許してあげて。彼に悪気はなかったのよ」
「でも……誠也さんが」
勇人が暗い顔でつぶやいた時、ヒュルルーという音がして、空から小屋ぐらいの大きさの亀の甲羅が落ちてきた。
「ふう……。まさか流亀城の操縦室が脱出機能も備えていたとは知らなかった。死ぬかと思ったけど、なんとか助かったぞ」
甲羅から出てきたのは、死んだかと思われた誠也だった。
「誠也さん!」
勇人は喜びの声をあげると、誠也の元に駆け寄る。
その様子を好々爺然とみていた白竜は、勇人に告げた。
「どうやらワシは長い間生きすぎたようじゃ。勇人よ、ワシの魂をブラックナイトに還してはくれんかのぅ」
「……いいのか?」
「うむ。今の時代、もはやワシのような老人の力は必要ない。若き勇者たちよ、皆を頼むぞ。ワシは仲間たちがくるまで、のんびりと過ごしておこう」
白竜はそういって、空を仰いだ。
「わかった。ナイト」
「はっ」
天空のブラックナイトから、黒い結晶体が降りてきて、その光にさらされた白竜の身体から、魂が抜けていく。
こうして、長い年月を生きた最後の竜は消滅していくのだった。
「エルフリーデさんは、戻らなくていいんですか?」
「私はまだまだブラックナイトに還る気はないわよ。可愛い娘もいるし、そもそも一万年も地球人類として転生してきたんだから、今更デーモン星人に戻ってもね。それに同胞たちも救わないと」
エルフリーデはそういって、愛しそうに姫子の肩を抱いた。
「わかりました。俺も協力しましょう」
こうして、姫子の誘拐に端を発した騒動は終結するのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ハズレ職業の料理人で始まった俺のVR冒険記、気づけば最強アタッカーに!ついでに、女の子とVチューバー始めました
グミ食べたい
ファンタジー
現実に疲れた俺が辿り着いたのは、自由度抜群のVRMMORPG『アナザーワールド・オンライン』。
選んだ職業は“料理人”。
だがそれは、戦闘とは無縁の完全な負け組職業だった。
地味な日々の中、レベル上げ中にネームドモンスター「猛き猪」が出現。
勝てないと判断したアタッカーはログアウトし、残されたのは三人だけ。
熊型獣人のタンク、ヒーラー、そして非戦闘職の俺。
絶体絶命の状況で包丁を構えた瞬間――料理スキルが覚醒し、常識外のダメージを叩き出す!
そこから始まる、料理人の大逆転。
ギルド設立、仲間との出会い、意外な秘密、そしてVチューバーとしての活動。
リアルでは無職、ゲームでは負け組。
そんな男が奇跡を起こしていくVRMMO物語。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
転生先は上位貴族で土属性のスキルを手に入れ雑魚扱いだったものの職業は最強だった英雄異世界転生譚
熊虎屋
ファンタジー
現世で一度死んでしまったバスケットボール最強中学生の主人公「神崎 凪」は異世界転生をして上位貴族となったが魔法が土属性というハズレ属性に。
しかし職業は最強!?
自分なりの生活を楽しもうとするがいつの間にか世界の英雄に!?
ハズレ属性と最強の職業で英雄となった異世界転生譚。
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
ブラック企業で心身ボロボロの社畜だった俺が少年の姿で異世界に転生!? ~鑑定スキルと無限収納を駆使して錬金術師として第二の人生を謳歌します~
楠富 つかさ
ファンタジー
ブラック企業で働いていた小坂直人は、ある日、仕事中の過労で意識を失い、気がつくと異世界の森の中で少年の姿になっていた。しかも、【錬金術】という強力なスキルを持っており、物質を分解・合成・強化できる能力を手にしていた。
そんなナオが出会ったのは、森で冒険者として活動する巨乳の美少女・エルフィーナ(エル)。彼女は魔物討伐の依頼をこなしていたが、強敵との戦闘で深手を負ってしまう。
「やばい……これ、動けない……」
怪我人のエルを目の当たりにしたナオは、錬金術で作成していたポーションを与え彼女を助ける。
「す、すごい……ナオのおかげで助かった……!」
異世界で自由気ままに錬金術を駆使するナオと、彼に惚れた美少女冒険者エルとのスローライフ&冒険ファンタジーが今、始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる