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悪夢
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「日本政府から連絡ありました。勇人さんの返還に応じるそうです」
姫子の言葉を聞いた美亜たちは、歓声を上げた。
「やっと、勇人君に会えるにゃ」
「……もう、二度と離さない。子どもを作って勇人をどこにもいかさせない」
「へっ。心配かけやがって。これでやっと借りを返せるぜ」
もう一度勇人に会えることを、喜び合う。
姫子は、先に誠意を見せるため、捕虜となった自衛隊員たちの解放を決めた。
「あなたたちば政府の命令に従っただけ。何の罪もございませんわ。全力を尽くしたとして、胸を張って帰国してください」
「王女殿下……」
一兵も死傷者を出さずに戦争に勝利し、さらには先に捕虜を解放するという姫子に、自衛隊員たちは涙を流して感謝する。
「帰国したら、政府に訴えよう。彼らはテロリストなどではないと」
しかし、帰国した自衛隊の幹部に浴びせられたのは、三階堂首相の罵声だった。
「負け犬どもが。おめおめとどの面さげて戻ってきた」
そう怒鳴りつける首相の前で、幹部たちは恐れ入ることなく言い返す。
「彼らはジュネーブ条約に比準して、捕虜となった我々に人間として敬意をもって接してくれました。とても国家転覆を計るテロリストたちとは思えません」
「くっ……」
「彼らとしばらく生活を共にした結果、すでに隊員たちは戦意を失っております。たとえ我々がもう一度戦えと命じても、再び戦場に立たせることは難しいでしょう」
その幹部の顔には、自分ももううんざりだという表情が現れていた。
「もういい!謹慎しておれ!」
そういって幹部たちを下がらせる。
「まあいい。勇人は返してやるさ。その体だけはな。今頃はマリアンヌ様の「洗礼」を受けているころだ」
首相は執務室で、暗い笑みを浮かべるのだった。
その頃、マリアンヌは地下牢で、勇人と対面していた。
「日本政府はあなたの解放に同意しました」
それを聞いて、勇人は喜ぶ。
「そうか。あいつらやってくれたんだな。戻ったら何でも言うこと聞いてあげないとな」
そう呟くが、マリアンヌが不気味な笑みを浮かべているのに気づく。
「……なんだ?」
「解放するのは、あなたの身体だけです」
そういうと、白いダイヤの結晶を掲げ、勇人の頭に手を伸ばす。
「なんだ?洗脳でもするつもりか。残念だったな。『魔人類(デモンズ)』である俺の脳に電波干渉は効かな……」
『夢意識(ドリームセンス)』
マリアンヌがそうつぶやいた瞬間、勇人の意識は暗い闇に落ちていく。
気が付くと、勇人は南方家の屋敷に戻っていた。いつの間にか手元の『封電の手錠』も外れている。
「あれ?俺はいつ帰ってきたんだ?」
首をかしげていると、いきなり怒鳴り声が響いた。
「勇人、何をやっているんだ。桐人をいじめたりして」
その声と共に、思い切り殴られる。殴りつけたのは、父親である南方正人だった。
「え?なんで親父がここに?」
「爺さんが死んだというのに、何を寝ぼけているんだ。やはりお前は南方家の後継者に必要ない。真理亜と桐人を結婚させ、後を継がす」
その言葉と共に、二人が現れる。借りらは仲良さそうに腕を組んでいた。
「ほんと、こんなやつが兄だなんて、おぞけがするわね」
「安心しろ。南方財閥は僕が立派に継いで見せる」
二人はニヤニヤしながら、見下してくる。
「なんだと!」
かっとなった勇人は雷を振るおうとしたが、手からは何も発生しなかった。
「そ、そんな、俺は『魔人類』に進化したはずなのに」
変身しようとしても、体は何の反応もしなかった。
「甘やかせていた爺さんが死んだ以上、お前は必要ない。出ていけ!」
正人にどなられ、勇人はあわてて屋敷を出る。
「もしかして……今までのことは夢だったのか?もしかして、姫子たちのことも……」
そう思った勇人は、慌てて弥勒学園に行く。教室に入った勇人が見たものは、四人の美少女に囲まれる桐人の姿だった。
「桐人さん。私を愛人にしてください」
「ずるいにゃ。桐人君は私のものにゃ」
「……みんな、仲よくする。桐人の子種はみんなで平等に分ける」
姫子、美亜、玲に囲まれた桐人は、だらしなく相好を崩す。
「そうか。ならみんなまとめて愛人にしてあげよう。くくく、たっぷり可愛がってあげるからね」
四人は保健室に入っていった。
「ま、待て!」
追いかけようとする勇人の肩を、誰かがつかむ。
振り向くと、ニヤニヤと笑っている入光史郎や、真理亜、奈美、小百合、美幸などがいた。
「あきらめな。爺さんが死んだ以上、てめえには何の力もねえただのガキなんだよ」
そういいながら殴りつけ、あらんばかりの罵声を投げつけてくる
「あああああああ!」
周囲すべてが敵に回る中、勇人は苦痛のあまり絶叫を上げつづけるのだった。
「うまくいったわね」
頭を抱えてうずくまる勇人を見て、マリアンヌは真理亜の声でつぶやく。彼女が持つダイヤは、勇人の魂を吸い込んで煌々と煌めいててた。
「ええ。彼の魂は夢意識の世界『ユートピア』に運ばれました。これから永遠に、悪夢の中をさまようでしょう」
『夢人類(ドリーマー)』ナイトメアの非情な声が響き渡る。
「もうすぐ、日本を支える『要石』まで掘り進めますわ。三種の神宝と南朝の血を引く彼を生贄に捧げることで、日本国民全員を夢の世界にいざなうことができるでしょう。これこそが、あの方の望み」
すべてうまくいっていることを実感して、マリアンヌは高笑いするのだった。
日本政府は、艦艇の返還と石油ガス輸出と引き換えに、勇人の引き渡しを認めた。
「いろいろ不幸な行き違いはあったが、同じ日本に住む者である以上、これからは協力関係を築いていこう」
「ええ」
三階堂首相と姫子は、儀礼的に握手を交わす。
続いて、担架に乗せられた勇人が運ばれてきた。
「勇人さん!」
慌てて姫子は駆け寄るが、勇人は目を覚まさない。
「いったい、勇人さんに何をしたんですか!」
きっとなった姫子に睨みつけられるが、首相は恐れ入らない。
「知らんな。取り調べに疲れて寝ているのだろう。軟弱な男だ!」
あさげるように言い放つ首相に怒りを感じるが、周りの少女に止められた。
「姫子ちゃん。抑えるにゃ」
「……今は一刻も早く、勇人を後醍醐に運ぶべき」
「そうだぜ。こんなところで騒いでも、意味はないぜ」
美亜、玲、アルカードに諭されて、姫子は必死に我慢をする。
「……もし勇人さんが目を覚まさなかったら、協定など知ったことではありません。日本を滅ぼしてやりますからね」
「なんとでも言うがいい。我々は約束を守った。一方的に協定を破棄して世界中から非難されるのは、君たちのほうだ」
首相はそういって、あざけるように笑う。
姫子たちは目を覚まさない勇人をつれて、後醍醐に帰るのだった。
「うーん。これはお手上げだね。魂が抜かれて、別の場所に封印されているよ」
「そんな!」
後醍醐でサタンに診せたら、そんな返事が返ってきた。
「魂を抜き出すって……」
「おそらく、人の脳波を操って夢を見させることができる、『夢人類(ドリーマー』の仕業だね。ほら、脳内電気信号が滅茶苦茶にされている」
空中に勇人の脳の立体映像が走る。脳内を微弱な電流が縦横無尽に走り回っていた。
「魂を捕らえられて、勇人のトラウマを刺激する悪夢を見せられているんだと思う。このままだと、勇人の精神が崩壊してしまうよ」
「誰がこんなことを!」
姫子が泣きそうな声をあげると、アルカードがつぶやいた。
「おそらく、俺のお袋、世界統合教会の副教主『夢人類(ドリーマー)』のナイトメアの仕業だろう」
それを聞くと、姫子は声を張り上げた。
「ユグドラシルに命令します。『シヴァ』発動。反射レーザーシステムを使って、大韓朝国にある世界統合教会の本部を焼き払いなさい」
「ちょっ」
過激な命令を下す姫子を、サタンが慌てて止める。
「落ち着きなよ。そんなことしたら、勇人の魂がどこに封印されているか、わからなくなるよ」
「でも、このままじゃ勇人さんが……」
泣きべそをかく姫子を、サタンは元気づける。
「大丈夫だよ。ドラクルに聞いてみよう」
五人はブラックナイトに昇って、ドラクルが封じこめられているダイヤの所に行くのだった。
「勇人の魂は、おそらく佐我県東松裏郡にある世界統合教会の日本支部に運び込まれている。そこの地下には、『夢人類(ドリーマー)』たちの本拠地『夢世界(ユートピア)』があるのだ」
空中に地図が浮かび、赤い点が灯った。
姫子の言葉を聞いた美亜たちは、歓声を上げた。
「やっと、勇人君に会えるにゃ」
「……もう、二度と離さない。子どもを作って勇人をどこにもいかさせない」
「へっ。心配かけやがって。これでやっと借りを返せるぜ」
もう一度勇人に会えることを、喜び合う。
姫子は、先に誠意を見せるため、捕虜となった自衛隊員たちの解放を決めた。
「あなたたちば政府の命令に従っただけ。何の罪もございませんわ。全力を尽くしたとして、胸を張って帰国してください」
「王女殿下……」
一兵も死傷者を出さずに戦争に勝利し、さらには先に捕虜を解放するという姫子に、自衛隊員たちは涙を流して感謝する。
「帰国したら、政府に訴えよう。彼らはテロリストなどではないと」
しかし、帰国した自衛隊の幹部に浴びせられたのは、三階堂首相の罵声だった。
「負け犬どもが。おめおめとどの面さげて戻ってきた」
そう怒鳴りつける首相の前で、幹部たちは恐れ入ることなく言い返す。
「彼らはジュネーブ条約に比準して、捕虜となった我々に人間として敬意をもって接してくれました。とても国家転覆を計るテロリストたちとは思えません」
「くっ……」
「彼らとしばらく生活を共にした結果、すでに隊員たちは戦意を失っております。たとえ我々がもう一度戦えと命じても、再び戦場に立たせることは難しいでしょう」
その幹部の顔には、自分ももううんざりだという表情が現れていた。
「もういい!謹慎しておれ!」
そういって幹部たちを下がらせる。
「まあいい。勇人は返してやるさ。その体だけはな。今頃はマリアンヌ様の「洗礼」を受けているころだ」
首相は執務室で、暗い笑みを浮かべるのだった。
その頃、マリアンヌは地下牢で、勇人と対面していた。
「日本政府はあなたの解放に同意しました」
それを聞いて、勇人は喜ぶ。
「そうか。あいつらやってくれたんだな。戻ったら何でも言うこと聞いてあげないとな」
そう呟くが、マリアンヌが不気味な笑みを浮かべているのに気づく。
「……なんだ?」
「解放するのは、あなたの身体だけです」
そういうと、白いダイヤの結晶を掲げ、勇人の頭に手を伸ばす。
「なんだ?洗脳でもするつもりか。残念だったな。『魔人類(デモンズ)』である俺の脳に電波干渉は効かな……」
『夢意識(ドリームセンス)』
マリアンヌがそうつぶやいた瞬間、勇人の意識は暗い闇に落ちていく。
気が付くと、勇人は南方家の屋敷に戻っていた。いつの間にか手元の『封電の手錠』も外れている。
「あれ?俺はいつ帰ってきたんだ?」
首をかしげていると、いきなり怒鳴り声が響いた。
「勇人、何をやっているんだ。桐人をいじめたりして」
その声と共に、思い切り殴られる。殴りつけたのは、父親である南方正人だった。
「え?なんで親父がここに?」
「爺さんが死んだというのに、何を寝ぼけているんだ。やはりお前は南方家の後継者に必要ない。真理亜と桐人を結婚させ、後を継がす」
その言葉と共に、二人が現れる。借りらは仲良さそうに腕を組んでいた。
「ほんと、こんなやつが兄だなんて、おぞけがするわね」
「安心しろ。南方財閥は僕が立派に継いで見せる」
二人はニヤニヤしながら、見下してくる。
「なんだと!」
かっとなった勇人は雷を振るおうとしたが、手からは何も発生しなかった。
「そ、そんな、俺は『魔人類』に進化したはずなのに」
変身しようとしても、体は何の反応もしなかった。
「甘やかせていた爺さんが死んだ以上、お前は必要ない。出ていけ!」
正人にどなられ、勇人はあわてて屋敷を出る。
「もしかして……今までのことは夢だったのか?もしかして、姫子たちのことも……」
そう思った勇人は、慌てて弥勒学園に行く。教室に入った勇人が見たものは、四人の美少女に囲まれる桐人の姿だった。
「桐人さん。私を愛人にしてください」
「ずるいにゃ。桐人君は私のものにゃ」
「……みんな、仲よくする。桐人の子種はみんなで平等に分ける」
姫子、美亜、玲に囲まれた桐人は、だらしなく相好を崩す。
「そうか。ならみんなまとめて愛人にしてあげよう。くくく、たっぷり可愛がってあげるからね」
四人は保健室に入っていった。
「ま、待て!」
追いかけようとする勇人の肩を、誰かがつかむ。
振り向くと、ニヤニヤと笑っている入光史郎や、真理亜、奈美、小百合、美幸などがいた。
「あきらめな。爺さんが死んだ以上、てめえには何の力もねえただのガキなんだよ」
そういいながら殴りつけ、あらんばかりの罵声を投げつけてくる
「あああああああ!」
周囲すべてが敵に回る中、勇人は苦痛のあまり絶叫を上げつづけるのだった。
「うまくいったわね」
頭を抱えてうずくまる勇人を見て、マリアンヌは真理亜の声でつぶやく。彼女が持つダイヤは、勇人の魂を吸い込んで煌々と煌めいててた。
「ええ。彼の魂は夢意識の世界『ユートピア』に運ばれました。これから永遠に、悪夢の中をさまようでしょう」
『夢人類(ドリーマー)』ナイトメアの非情な声が響き渡る。
「もうすぐ、日本を支える『要石』まで掘り進めますわ。三種の神宝と南朝の血を引く彼を生贄に捧げることで、日本国民全員を夢の世界にいざなうことができるでしょう。これこそが、あの方の望み」
すべてうまくいっていることを実感して、マリアンヌは高笑いするのだった。
日本政府は、艦艇の返還と石油ガス輸出と引き換えに、勇人の引き渡しを認めた。
「いろいろ不幸な行き違いはあったが、同じ日本に住む者である以上、これからは協力関係を築いていこう」
「ええ」
三階堂首相と姫子は、儀礼的に握手を交わす。
続いて、担架に乗せられた勇人が運ばれてきた。
「勇人さん!」
慌てて姫子は駆け寄るが、勇人は目を覚まさない。
「いったい、勇人さんに何をしたんですか!」
きっとなった姫子に睨みつけられるが、首相は恐れ入らない。
「知らんな。取り調べに疲れて寝ているのだろう。軟弱な男だ!」
あさげるように言い放つ首相に怒りを感じるが、周りの少女に止められた。
「姫子ちゃん。抑えるにゃ」
「……今は一刻も早く、勇人を後醍醐に運ぶべき」
「そうだぜ。こんなところで騒いでも、意味はないぜ」
美亜、玲、アルカードに諭されて、姫子は必死に我慢をする。
「……もし勇人さんが目を覚まさなかったら、協定など知ったことではありません。日本を滅ぼしてやりますからね」
「なんとでも言うがいい。我々は約束を守った。一方的に協定を破棄して世界中から非難されるのは、君たちのほうだ」
首相はそういって、あざけるように笑う。
姫子たちは目を覚まさない勇人をつれて、後醍醐に帰るのだった。
「うーん。これはお手上げだね。魂が抜かれて、別の場所に封印されているよ」
「そんな!」
後醍醐でサタンに診せたら、そんな返事が返ってきた。
「魂を抜き出すって……」
「おそらく、人の脳波を操って夢を見させることができる、『夢人類(ドリーマー』の仕業だね。ほら、脳内電気信号が滅茶苦茶にされている」
空中に勇人の脳の立体映像が走る。脳内を微弱な電流が縦横無尽に走り回っていた。
「魂を捕らえられて、勇人のトラウマを刺激する悪夢を見せられているんだと思う。このままだと、勇人の精神が崩壊してしまうよ」
「誰がこんなことを!」
姫子が泣きそうな声をあげると、アルカードがつぶやいた。
「おそらく、俺のお袋、世界統合教会の副教主『夢人類(ドリーマー)』のナイトメアの仕業だろう」
それを聞くと、姫子は声を張り上げた。
「ユグドラシルに命令します。『シヴァ』発動。反射レーザーシステムを使って、大韓朝国にある世界統合教会の本部を焼き払いなさい」
「ちょっ」
過激な命令を下す姫子を、サタンが慌てて止める。
「落ち着きなよ。そんなことしたら、勇人の魂がどこに封印されているか、わからなくなるよ」
「でも、このままじゃ勇人さんが……」
泣きべそをかく姫子を、サタンは元気づける。
「大丈夫だよ。ドラクルに聞いてみよう」
五人はブラックナイトに昇って、ドラクルが封じこめられているダイヤの所に行くのだった。
「勇人の魂は、おそらく佐我県東松裏郡にある世界統合教会の日本支部に運び込まれている。そこの地下には、『夢人類(ドリーマー)』たちの本拠地『夢世界(ユートピア)』があるのだ」
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