4 / 20
空属性の力
しおりを挟む
両頬を腫らしたワルドは、憮然としながら空間から服を取り出し、シルキドに渡す。
「へえ~これが新しい属性である「空」の力か。結構便利なものね。気に入ったわ。あんた、私の荷物もちになりなさい」
偉そうに受け取った時、ハッとする。
「なんで女物の服をもってんのよ?あんた、やっぱり変態なんじゃ……」
「ち、違うって。たぶん母さんの服が混じっていたんだよ。
「それにしては小さいんですけど。私はドワーフ族の女だからサイズがぴったりだけど、人間だったら子供用にしか見えないわよ」
ロリドワーフであるシルキドは、そう突っ込んでくる。
「あ、あはは。多分母さんの子供のころの服だよ」
ワルドはそういってごまかすが、内心疑問におもっていたて。
(これって、ディミウスが村で作っていた服だよな。フランも小さいころ、喜んで着ていたことを覚えている)
弟のディミウスは手先が器用で、よく服や小物を作って村で重宝されていた。そのデザインも独特で、他の町では見られない可愛いものが多かった。
(たしか『セーラー服』とかいうデザインだったかな。若い女性に似合う服だって聞いたけど……まるでこんなことが起こるとわかっていたみたいな)
「……まあいいわ。安物の変な服だけど、我慢してあげる」
そういいながら、気に入ったかのように上機嫌でセーラー服を身に着けるのだった。
「さっきから偉そうだな。君はいったい何者なんだ?」
「あんた、この高貴な私の姿を見て見てわからないわけ?」
シルキドはふくれっ面になる。。
「ただの痴女だと」
「痴女ですって!失礼な。まあいいわ。私はドワーフ一族の長で、ノーズ村の領主であるノーズ男爵家の娘よ」
シルキドは、そういって偉そうに小さい胸をそらした。
「その男爵家のお嬢様が、こんなところで何してたんだ?」
「ふふん。聞いて恐れ入りなさい。私は魔法学園に入学するために、王都に向かっていたの」
「僕と同じじゃないか。それで、なんで一人で旅をしていたんだ」
そう突っ込まれると、シルキドはきまり悪そうに下を向いた。
「それが、お父様は護衛を雇う余裕はないから、一人でいけって……」
「なんだ、貧乏男爵家か」
ワルドがそういうと、シルキドは真っ赤になった。
「貧乏って言うな!ノーズダンジョンにズルリンが出現するようになってから、鉱石とか石炭の採掘ができなくなって困っているのよ!」
地団太踏んで悔しがり、ワルドにビシッと指をつきつける。
「今にみてなさい。私は魔法学園で魔法を学んで、帰ってきたらノーズダンジョンの魔物なんて一掃してやるんだから」
「はいはい。いいからダンジョンを出よう。君が騒いだから、ズルリンが寄ってきている」
洞窟の入り口方向を見ると、アシッドズルリンの群れがあつまってきていた。
「帰り道がふさがれたわね。仕方がないわ。このまま奥に行くわよ」
悔しそうな顔でそういうと、ワルドの手をひっぱって奥へと向かおうとする。
「待てって。一度戻ったほうがいいって」
「黙りなさい。貴族になりたいなら、まず冒険者として実績をあげないといけないのよ。このノーズダンジョンは、奥でオーラルダンジョンとつながっているという噂があるの。そこを通り抜ければ、あっという間に王都ネックにつくわ」
二人の話し合いは平行線をたどる。その間にアシッドズルリンがどんどん集まってきていた。
「くしゅん」
アイリード村では、畑を耕していたディミウスがくしゃみをしていた。
「どうしたの?」
一緒に農作業をしていたフランが、ちょっと心配そうに聞いてくる。
「なんでもないよ。ちょっと風邪を引いたみたいだ。それにしても兄さんの奴、なかなか動かないなぁ。仕方ない」
そう独り言をいって、わざとらしく鼻をすする。
「鼻がムズムズするなぁ。ずーっ」
思い切り空気を吸い込み、鼻をすするのだった。
同時刻、言い争いをしていた二人に、洞窟の入り口からいきなり突風が吹いてくる。
「うわぁぁぁぁ」
「きゃぁぁぁ」
二人は、あっという間にノーズダンジョンの奥まで吸い込まれていった。
「いたたたた……」
風に吹き飛ばされ、ダンジョンの奥まで引き込まれたワルドは、意識をとりもどして驚く。
周囲には、見たこともない黒光する金属でできた木が生えていた。
「この木はなんだ?……はっ。それよりシルキドは?」
慌てて周囲を見渡すと、近くで倒れている彼女の姿を見つけた。
「シルキド、大丈夫か?」
「ううん……ここは……えっ?うそっ」
目をあけたシルキドは、辺りに生えている木を見ると、歓声を上げて近寄っていった。
「信じられない。伝説は本当だったのね」
「伝説って?」
ワルドが聞くと、シルキドは嬉しそうに説明した。
「ノーズダンジョンの奥には、伝説の木鉱石であるハナゲリュオンが生えているって言われていたの。この木からは、伝説の武器や工具が作れるわ」
うれしそうに木にすりすりかる。
「これらの『木』は。天空森ウィッグに生えている世界樹に匹敵する硬度を誇るわ。大昔はアイズブローの森にも生えていたんだけど、今は失われているの」
テンションが上がったシルキドは、説明を続ける。
「今じゃここ以外では、秘められた秘境アームプットとか、誰も帰ってこれない魔の山ベニスの麓にしか生えてないといわれているわ」
「へえ……貴重な木なんだな」
ワルドはハイテンションでしゃべるシルキドにちょっと引きつつも、相槌をうつ。
「こうしちゃいられない。採取するわよ!」
シルキドは剣を抜いて切りつけるが、木には傷一つつけられなかった。それでもあきらめす、何度も切りつける。
「きーーーっ。悔しい!」
一時間続けても全く歯がたたないので、シルキドは癇癪を起して地団駄を踏んだ。
「もうあきらめようよ」
「嫌よ。このチャンスを逃したら一生後悔するもん。伐採するまでここを動かない」
駄々を起こして、その場に座り込んでしまう。
「困ったな……そうだ」
その時、ワルドにいい案が思い浮かんだ。
「もしかしたら、俺の力で引っこ抜けるかもしれない。『亜空間収納』」
ハナゲリュオンの木に手を当てて「収納」と念じる。
次の瞬間、木は根元ごと消失していった。
「えっ?今何をしたの?」
いきなり木が消えて、シルキドが目を丸くする。
「僕の「空」の力を使って、木を収納したんだ」
ワルドが空間の穴をあけると、中からハナゲリュオンの木が出てきた。
「すごい。これが「空」の力なのね。便利だわ。この調子で、ここにある木を全部持っていきましょう」
「わかった」
調子にのったワルドは、周囲に生えている木を根こそぎひっこぬいて亜空間に収納するのだった。
そして同時刻ー
「痛っ!」
ディミウスが、いきなり叫び声をあげる。。
「ディミウス君、どうしたの?さっきから変だよ」
「いやなに、無理やり引っこ抜かれちゃって。兄さんめ……」
ディミウスは、鼻を押さえて涙目になっている。その時、村の大人たちが畑に走ってきて叫び声をあげた。
「おーい。早くにげろ」
「どうしたの?」
「この近くにできたアイズダンジョンから、いきなり水が噴き出してきたんだ。危ないぞ」
それを聞いて、フランはディミウスの手を引いて走りだす。
「大変。早く逃げなきゃ。行くわよ」
「ああ。迷惑かけてすいません」
なぜかディミウスは、すまなそうな顔をして謝るのだった。
「へえ~これが新しい属性である「空」の力か。結構便利なものね。気に入ったわ。あんた、私の荷物もちになりなさい」
偉そうに受け取った時、ハッとする。
「なんで女物の服をもってんのよ?あんた、やっぱり変態なんじゃ……」
「ち、違うって。たぶん母さんの服が混じっていたんだよ。
「それにしては小さいんですけど。私はドワーフ族の女だからサイズがぴったりだけど、人間だったら子供用にしか見えないわよ」
ロリドワーフであるシルキドは、そう突っ込んでくる。
「あ、あはは。多分母さんの子供のころの服だよ」
ワルドはそういってごまかすが、内心疑問におもっていたて。
(これって、ディミウスが村で作っていた服だよな。フランも小さいころ、喜んで着ていたことを覚えている)
弟のディミウスは手先が器用で、よく服や小物を作って村で重宝されていた。そのデザインも独特で、他の町では見られない可愛いものが多かった。
(たしか『セーラー服』とかいうデザインだったかな。若い女性に似合う服だって聞いたけど……まるでこんなことが起こるとわかっていたみたいな)
「……まあいいわ。安物の変な服だけど、我慢してあげる」
そういいながら、気に入ったかのように上機嫌でセーラー服を身に着けるのだった。
「さっきから偉そうだな。君はいったい何者なんだ?」
「あんた、この高貴な私の姿を見て見てわからないわけ?」
シルキドはふくれっ面になる。。
「ただの痴女だと」
「痴女ですって!失礼な。まあいいわ。私はドワーフ一族の長で、ノーズ村の領主であるノーズ男爵家の娘よ」
シルキドは、そういって偉そうに小さい胸をそらした。
「その男爵家のお嬢様が、こんなところで何してたんだ?」
「ふふん。聞いて恐れ入りなさい。私は魔法学園に入学するために、王都に向かっていたの」
「僕と同じじゃないか。それで、なんで一人で旅をしていたんだ」
そう突っ込まれると、シルキドはきまり悪そうに下を向いた。
「それが、お父様は護衛を雇う余裕はないから、一人でいけって……」
「なんだ、貧乏男爵家か」
ワルドがそういうと、シルキドは真っ赤になった。
「貧乏って言うな!ノーズダンジョンにズルリンが出現するようになってから、鉱石とか石炭の採掘ができなくなって困っているのよ!」
地団太踏んで悔しがり、ワルドにビシッと指をつきつける。
「今にみてなさい。私は魔法学園で魔法を学んで、帰ってきたらノーズダンジョンの魔物なんて一掃してやるんだから」
「はいはい。いいからダンジョンを出よう。君が騒いだから、ズルリンが寄ってきている」
洞窟の入り口方向を見ると、アシッドズルリンの群れがあつまってきていた。
「帰り道がふさがれたわね。仕方がないわ。このまま奥に行くわよ」
悔しそうな顔でそういうと、ワルドの手をひっぱって奥へと向かおうとする。
「待てって。一度戻ったほうがいいって」
「黙りなさい。貴族になりたいなら、まず冒険者として実績をあげないといけないのよ。このノーズダンジョンは、奥でオーラルダンジョンとつながっているという噂があるの。そこを通り抜ければ、あっという間に王都ネックにつくわ」
二人の話し合いは平行線をたどる。その間にアシッドズルリンがどんどん集まってきていた。
「くしゅん」
アイリード村では、畑を耕していたディミウスがくしゃみをしていた。
「どうしたの?」
一緒に農作業をしていたフランが、ちょっと心配そうに聞いてくる。
「なんでもないよ。ちょっと風邪を引いたみたいだ。それにしても兄さんの奴、なかなか動かないなぁ。仕方ない」
そう独り言をいって、わざとらしく鼻をすする。
「鼻がムズムズするなぁ。ずーっ」
思い切り空気を吸い込み、鼻をすするのだった。
同時刻、言い争いをしていた二人に、洞窟の入り口からいきなり突風が吹いてくる。
「うわぁぁぁぁ」
「きゃぁぁぁ」
二人は、あっという間にノーズダンジョンの奥まで吸い込まれていった。
「いたたたた……」
風に吹き飛ばされ、ダンジョンの奥まで引き込まれたワルドは、意識をとりもどして驚く。
周囲には、見たこともない黒光する金属でできた木が生えていた。
「この木はなんだ?……はっ。それよりシルキドは?」
慌てて周囲を見渡すと、近くで倒れている彼女の姿を見つけた。
「シルキド、大丈夫か?」
「ううん……ここは……えっ?うそっ」
目をあけたシルキドは、辺りに生えている木を見ると、歓声を上げて近寄っていった。
「信じられない。伝説は本当だったのね」
「伝説って?」
ワルドが聞くと、シルキドは嬉しそうに説明した。
「ノーズダンジョンの奥には、伝説の木鉱石であるハナゲリュオンが生えているって言われていたの。この木からは、伝説の武器や工具が作れるわ」
うれしそうに木にすりすりかる。
「これらの『木』は。天空森ウィッグに生えている世界樹に匹敵する硬度を誇るわ。大昔はアイズブローの森にも生えていたんだけど、今は失われているの」
テンションが上がったシルキドは、説明を続ける。
「今じゃここ以外では、秘められた秘境アームプットとか、誰も帰ってこれない魔の山ベニスの麓にしか生えてないといわれているわ」
「へえ……貴重な木なんだな」
ワルドはハイテンションでしゃべるシルキドにちょっと引きつつも、相槌をうつ。
「こうしちゃいられない。採取するわよ!」
シルキドは剣を抜いて切りつけるが、木には傷一つつけられなかった。それでもあきらめす、何度も切りつける。
「きーーーっ。悔しい!」
一時間続けても全く歯がたたないので、シルキドは癇癪を起して地団駄を踏んだ。
「もうあきらめようよ」
「嫌よ。このチャンスを逃したら一生後悔するもん。伐採するまでここを動かない」
駄々を起こして、その場に座り込んでしまう。
「困ったな……そうだ」
その時、ワルドにいい案が思い浮かんだ。
「もしかしたら、俺の力で引っこ抜けるかもしれない。『亜空間収納』」
ハナゲリュオンの木に手を当てて「収納」と念じる。
次の瞬間、木は根元ごと消失していった。
「えっ?今何をしたの?」
いきなり木が消えて、シルキドが目を丸くする。
「僕の「空」の力を使って、木を収納したんだ」
ワルドが空間の穴をあけると、中からハナゲリュオンの木が出てきた。
「すごい。これが「空」の力なのね。便利だわ。この調子で、ここにある木を全部持っていきましょう」
「わかった」
調子にのったワルドは、周囲に生えている木を根こそぎひっこぬいて亜空間に収納するのだった。
そして同時刻ー
「痛っ!」
ディミウスが、いきなり叫び声をあげる。。
「ディミウス君、どうしたの?さっきから変だよ」
「いやなに、無理やり引っこ抜かれちゃって。兄さんめ……」
ディミウスは、鼻を押さえて涙目になっている。その時、村の大人たちが畑に走ってきて叫び声をあげた。
「おーい。早くにげろ」
「どうしたの?」
「この近くにできたアイズダンジョンから、いきなり水が噴き出してきたんだ。危ないぞ」
それを聞いて、フランはディミウスの手を引いて走りだす。
「大変。早く逃げなきゃ。行くわよ」
「ああ。迷惑かけてすいません」
なぜかディミウスは、すまなそうな顔をして謝るのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転生者は冒険者となって教会と国に復讐する!
克全
ファンタジー
東洋医学従事者でアマチュア作家でもあった男が異世界に転生した。リアムと名付けられた赤子は、生まれて直ぐに極貧の両親に捨てられてしまう。捨てられたのはメタトロン教の孤児院だったが、この世界の教会孤児院は神官達が劣情のはけ口にしていた。神官達に襲われるのを嫌ったリアムは、3歳にして孤児院を脱走して大魔境に逃げ込んだ。前世の知識と創造力を駆使したリアムは、スライムを従魔とした。スライムを知識と創造力、魔力を総動員して最強魔獣に育てたリアムは、前世での唯一の後悔、子供を作ろうと10歳にして魔境を出て冒険者ギルドを訪ねた。
アルファポリスオンリー
帝国の王子は無能だからと追放されたので僕はチートスキル【建築】で勝手に最強の国を作る!
雪奈 水無月
ファンタジー
帝国の第二王子として生まれたノルは15才を迎えた時、この世界では必ず『ギフト授与式』を教会で受けなくてはいけない。
ギフトは神からの祝福で様々な能力を与えてくれる。
観衆や皇帝の父、母、兄が見守る中…
ノルは祝福を受けるのだが…手にしたのはハズレと言われているギフト…【建築】だった。
それを見た皇帝は激怒してノルを国外追放処分してしまう。
帝国から南西の最果ての森林地帯をノルは仲間と共に開拓していく…
さぁ〜て今日も一日、街作りの始まりだ!!
RPGのストーリー開始前に殺されるモブに転生した俺、死亡フラグを回避してラスボス助けたら女主人公が現れてなぜか修羅場になった。
白波 鷹(しらなみ たか)【白波文庫】
ファンタジー
――死亡フラグのあるモブに転生した。なぜか男主人公の姿で。
王国に孤児院の子供達を殺された少女ミュライトがラスボスのRPG『プリテスタファンタジー』。
物語後半でミュライトと主人公は互いに孤児院出身であることが分かり、彼女を倒した主人公がその死を悲しむ絶望的なエンディングからいわゆる「鬱ゲー」と呼ばれているゲームでもある。
そして、そんなゲームの物語開始前にミュライトと同じ孤児院に住んでいた子供に転生したが…その見た目はなぜか男主人公シュウだった。
原作との違いに疑問を抱くものの、このままストーリー通りに進めば、ミュライトと主人公が戦って悲惨なエンディングを迎えてしまう。
彼女が闇落ちしてラスボスになるのを防ぐため、彼女が姉のように慕っていたエリシルの命を救ったり、王国の陰謀から孤児達を守ろうと鍛えていると、やがて男主人公を選んだ場合は登場しないはずの女主人公マフィが現れる。
マフィとミュライトが仲良くなれば戦わずに済む、そう考えて二人と交流していくが―
「―あれ? 君たち、なんか原作と違くない?」
なぜか鉢合わせた二人は彼を取り合って修羅場に。
こうして、モブキャラであるはずのシュウは主人公やラスボス達、果ては原作死亡キャラも助けながらまだ見ぬハッピーエンドを目指していく。
※他小説投稿サイトにも投稿中
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
追放された検品係、最弱の蛇に正しく聞いたら鉱脈を掘り当てた ~この世界は精霊の使い方を間違えている~
Lihito
ファンタジー
精霊に「やれ」と言えば動く。この世界の全員がそう信じている。
レイドだけが違った。範囲を絞り、条件を決め、段階的に聞く。それだけで最弱の蛇は誰より正確に答える。——誰にも理解されず、追放された。
たどり着いた鉱山町で、国が雇った上位精霊が鉱脈探査に失敗し続けていた。高性能の鷹が毎回違う答えを返す。
原因は鷹じゃない。聞き方だ。
レイドは蛇一体で名乗り出る。
転生先は上位貴族で土属性のスキルを手に入れ雑魚扱いだったものの職業は最強だった英雄異世界転生譚
熊虎屋
ファンタジー
現世で一度死んでしまったバスケットボール最強中学生の主人公「神崎 凪」は異世界転生をして上位貴族となったが魔法が土属性というハズレ属性に。
しかし職業は最強!?
自分なりの生活を楽しもうとするがいつの間にか世界の英雄に!?
ハズレ属性と最強の職業で英雄となった異世界転生譚。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる