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最後の審判ゲーム
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「それでも俺は謝罪するチャンスを与えた。力の一端を見せ、復讐される可能性がある事を示した。ホームルームの5分間は人生で一番大切な時間になるといったはずだ。本当に悪かったと思っているなら、裸になって土下座することに躊躇しなかったはず。現に一人はいただろう?わざわざ、仕返しされた後の謝罪なんて自己保身の為で心から謝罪することなんてないから、絶対に許さないといったはずだ」
正志の言葉に言い返せなくなる女生徒たち。
「そんなことない!私達は心の底から反省しているわ! 」
里子が強い口調で主張する。
「本当に謝罪しているのか」
「ええ」
女子たちは申し訳なさそうな顔をして、頭をさげる。
「なら……魂を売れ」
正志は悪魔のような笑みを浮かべて、女子たちに迫った。
「魂って……」
「これから未来永劫、俺に従うということだ。どんな抵抗もできなくなる。俺の奴隷も同然だ。一生どころか、死後も続く」
正志の言葉に震えおののく女子たち。
「そんな……ひどい」
「やりすぎだよ……。確かに私達はひどい事をしていて、吾平君が怒るのは当然だけど。もう充分でしょ。私達は本当に心から反省しているんだよ。もう馬鹿になんかしたりしないし、友達になって……」
「ふざけるな」
正志の言葉は短かったが、深刻な怒りを抱えている事を感じ取れ、美香は思わす口をつぐんだ
「友達になってあげる?やりすぎ? まだお前らは自分の立場がわかってないな。俺は犯罪の被害者で、お前らは加害者だ。俺はお前たちを憎み、お前たちは仕返しされた事を逆恨みする。被害者と加害者の関係は未来永劫に憎しみ合うだけさ。俺はそれで構わないと思っている」
「ち、違うわ。人間同士ならやり直せるはずです……。キチンと謝罪すれば、お互いに許しあえるはずです」
理沙が必死に正志の心を溶かそうとする。
「残念だが俺は人間じゃない。だからお前らと分かり合うこともない。……とはいえ、単なる復讐なんか飽きてくるのも事実だけどな」
正志がつまらなそうに言う。
確かに女生徒達は泣くだけで、彼女達に仕返しするのも飽きてきた。
「そ、そうよ。復讐なんて虚しいだけよ。そんなの綺麗に忘れて、前を向きましょうよ」
エセスポーツ少女の里子が正志の言葉を受けていいつのる。
「黙っていろよ! 調子にのんな! 」
「ひいっ」
里子が恐怖して座り込む。思わず感情を高ぶらせた正志は、深呼吸して落ち着いた後、女子たちに冷たく言い放った。
「魂を売りたくないなら、今から行うゲームで生き残ってみろ。お前たちが助かるかどうかは、公平に決めてもらうさ、話は終わりだ!出て行け!」
女子たちは正志を説得できず、すごすごと引き換えすのだった。
校長室
正志はそこに設置されているパソコンに向き合って座っていた。
「さて、そろそろ『最後の審判ゲーム』を始めるか」
そういうと、パソコンの画面に手を当てる。
「『精神同期』」
正志の精神は電脳世界に直接つながり、インターネットを通じて日本中のパソコンや携帯と接続する。
日本中のパソコンを操作していた人は、突然現れた画面に釘付けになった。
「最後の審判」と題名が書かれた画面にいきなり切り替わったからである。
「なんだこれは!」
「消せないぞ!」
日本中パニックが広がっていく。同時にすべての携帯電話にメールが送られ、強制的に『最後の審判』の画面が映し出された。
画面が切り替わり、正志の顔が現れる。
「日本中の皆さん。はじめまして。現在井上学園で、生徒たちを人質にして立てこもっている吾平正志と申します」
画面の中の正志が馬鹿丁寧に礼をする。この日、日本中の人が正志の顔と対面することになるのだった。
「今回私がこの暴挙を行うことになったのは、すべて理由があってのことです。詳しい理由は、このサイトのここをクリックしていただければわかります」
正志の指が画面の右上を示す。そこには「理由」と書かれていた。
それをクリックすると、正志の凄惨な苛めを受けた画像が出てきた。
「それはさておき、皆様にはこのゲームに参加していただきたいと思います」
画面が切り替わる。次の画面には、現在人質になっているすべての生徒と教師の名前が書かれていた。
「この画面で、この井上学園にいる人間のすべての個人情報を見ることができます。ためしに私のページを開いてみましょう」
カーソルが動き、「吾平正志」の名前をクリックする。
すると、正志の個人情報が現れた。吾平正志 『救世主』と書かれてあり、その下に『善』『悪』とかかれた箇所がある。
「このゲームでは、その人間が今まで行ってきた『善行』と『悪行』が乗っています。たとえば、私の場合でいうとー」
正志の『善行』がクリックされる。そこには、正志が今まで行ってきた善行が書かれていた。電車で席を譲ったり、落し物を届けたりなどのたわいもないことである。
そして、次に『悪行』がクリックされると、全校生徒を人質にとったり、手に入れた力で人を傷つけたりしたことが載っていた。
「さて、皆さんに聞きます。私は善でしょうか?悪でしょうか?」
一番下の画面に「正義(ジャスティス)or邪悪(イーブル)」と浮かぶ。どちらかをクリックできるようになっていた。
ものすごい勢いで「イーブル」のカウンター数が上がっていく。
「皆様は私を「悪」だと判断されているようですね」
この結果を予想していたのか、正志は平然としている。
「このように、他の生徒や教師たちもあなた方が自分の意思で「ジャッジ」して票を入れてください。彼らが今まで何をしてきたか、包み欠かさずすべて知った上での公平な判断を希望します。投票できるのは人質一人につき一回だけです」
正志が話している間にも、正志の悪行カウンターはどんどん上がっていく。
『善行カウンターが悪行カウンターを1000件上回った時点で、その人質を解放しましょう。彼らが助かるかどうか、すべてあなた方の手にかかっています」
正志は馬鹿丁寧にお辞儀をする。
「明日の12時の時点で悪行カウンターが善行カウンターを上回っていた場合、その者には残らず罰を与えます。私以外はね」
正志が邪悪に笑うと、彼の悪行カウンターの増加はいっそう激しくなった。
「さて、人質全員には、これから一日今までの行為を弁解する時間が与えられます。一人ひとりに掲示板が与えられ、誰でも書き込めるようになっています。本人の書き込みは色で判別がつくようになっています」
そういうと、画面に掲示板が現れる。その一番上には残り時間が表示されていた。
正志は自ら最初の書き込みをすると『私はテロ事件を起こしたことを後悔していません。これは大いなる救いの為に必要なのです』と赤い字で表示された。
それにより、悪行カウンターはますます増えていく。ついに一万にも達した。
その掲示板にも「馬鹿!」「人殺し」などの罵声の書き込みがどんどん現れていった。
「おやおや、困りましたね。仕方ありません。弁解するとしましょうか」
そういうと、正志は新たな書き込みを始める。
『私に『悪行投票』をした人は、来るべき大破滅において救いは与えられません。万が一、私がただの狂人ではなくて本当の救世主だった場合、あなた方はなすすべもなく地獄に墜ちるでしょう』」と書かれていた。
悪行カウンターの数字の伸びが緩やかになる。
「ただの小僧にこんな日本中を巻き込むような、大それたテロ行為ができると思いますか?私はこれから沢山の奇跡を起こし、自らが救世主であることを証明しようと思います。善悪の判断は慎重に行ったほうがよろしいかと思われます」
正志がそういった途端、悪行カウンターの増加の数字がどんどん減り、ちらほらと善行カウンターの数字が入り始めた。
「皆さん、慎重な判断をされているみたいで。誠に結構です。それでは、『最後の審判』を始めます」
正志がそういうと画面は選択画面に戻る。次の瞬間から、日本全土を巻き込んだゲームが開始されるのだった
正志の言葉に言い返せなくなる女生徒たち。
「そんなことない!私達は心の底から反省しているわ! 」
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「本当に謝罪しているのか」
「ええ」
女子たちは申し訳なさそうな顔をして、頭をさげる。
「なら……魂を売れ」
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「魂って……」
「これから未来永劫、俺に従うということだ。どんな抵抗もできなくなる。俺の奴隷も同然だ。一生どころか、死後も続く」
正志の言葉に震えおののく女子たち。
「そんな……ひどい」
「やりすぎだよ……。確かに私達はひどい事をしていて、吾平君が怒るのは当然だけど。もう充分でしょ。私達は本当に心から反省しているんだよ。もう馬鹿になんかしたりしないし、友達になって……」
「ふざけるな」
正志の言葉は短かったが、深刻な怒りを抱えている事を感じ取れ、美香は思わす口をつぐんだ
「友達になってあげる?やりすぎ? まだお前らは自分の立場がわかってないな。俺は犯罪の被害者で、お前らは加害者だ。俺はお前たちを憎み、お前たちは仕返しされた事を逆恨みする。被害者と加害者の関係は未来永劫に憎しみ合うだけさ。俺はそれで構わないと思っている」
「ち、違うわ。人間同士ならやり直せるはずです……。キチンと謝罪すれば、お互いに許しあえるはずです」
理沙が必死に正志の心を溶かそうとする。
「残念だが俺は人間じゃない。だからお前らと分かり合うこともない。……とはいえ、単なる復讐なんか飽きてくるのも事実だけどな」
正志がつまらなそうに言う。
確かに女生徒達は泣くだけで、彼女達に仕返しするのも飽きてきた。
「そ、そうよ。復讐なんて虚しいだけよ。そんなの綺麗に忘れて、前を向きましょうよ」
エセスポーツ少女の里子が正志の言葉を受けていいつのる。
「黙っていろよ! 調子にのんな! 」
「ひいっ」
里子が恐怖して座り込む。思わず感情を高ぶらせた正志は、深呼吸して落ち着いた後、女子たちに冷たく言い放った。
「魂を売りたくないなら、今から行うゲームで生き残ってみろ。お前たちが助かるかどうかは、公平に決めてもらうさ、話は終わりだ!出て行け!」
女子たちは正志を説得できず、すごすごと引き換えすのだった。
校長室
正志はそこに設置されているパソコンに向き合って座っていた。
「さて、そろそろ『最後の審判ゲーム』を始めるか」
そういうと、パソコンの画面に手を当てる。
「『精神同期』」
正志の精神は電脳世界に直接つながり、インターネットを通じて日本中のパソコンや携帯と接続する。
日本中のパソコンを操作していた人は、突然現れた画面に釘付けになった。
「最後の審判」と題名が書かれた画面にいきなり切り替わったからである。
「なんだこれは!」
「消せないぞ!」
日本中パニックが広がっていく。同時にすべての携帯電話にメールが送られ、強制的に『最後の審判』の画面が映し出された。
画面が切り替わり、正志の顔が現れる。
「日本中の皆さん。はじめまして。現在井上学園で、生徒たちを人質にして立てこもっている吾平正志と申します」
画面の中の正志が馬鹿丁寧に礼をする。この日、日本中の人が正志の顔と対面することになるのだった。
「今回私がこの暴挙を行うことになったのは、すべて理由があってのことです。詳しい理由は、このサイトのここをクリックしていただければわかります」
正志の指が画面の右上を示す。そこには「理由」と書かれていた。
それをクリックすると、正志の凄惨な苛めを受けた画像が出てきた。
「それはさておき、皆様にはこのゲームに参加していただきたいと思います」
画面が切り替わる。次の画面には、現在人質になっているすべての生徒と教師の名前が書かれていた。
「この画面で、この井上学園にいる人間のすべての個人情報を見ることができます。ためしに私のページを開いてみましょう」
カーソルが動き、「吾平正志」の名前をクリックする。
すると、正志の個人情報が現れた。吾平正志 『救世主』と書かれてあり、その下に『善』『悪』とかかれた箇所がある。
「このゲームでは、その人間が今まで行ってきた『善行』と『悪行』が乗っています。たとえば、私の場合でいうとー」
正志の『善行』がクリックされる。そこには、正志が今まで行ってきた善行が書かれていた。電車で席を譲ったり、落し物を届けたりなどのたわいもないことである。
そして、次に『悪行』がクリックされると、全校生徒を人質にとったり、手に入れた力で人を傷つけたりしたことが載っていた。
「さて、皆さんに聞きます。私は善でしょうか?悪でしょうか?」
一番下の画面に「正義(ジャスティス)or邪悪(イーブル)」と浮かぶ。どちらかをクリックできるようになっていた。
ものすごい勢いで「イーブル」のカウンター数が上がっていく。
「皆様は私を「悪」だと判断されているようですね」
この結果を予想していたのか、正志は平然としている。
「このように、他の生徒や教師たちもあなた方が自分の意思で「ジャッジ」して票を入れてください。彼らが今まで何をしてきたか、包み欠かさずすべて知った上での公平な判断を希望します。投票できるのは人質一人につき一回だけです」
正志が話している間にも、正志の悪行カウンターはどんどん上がっていく。
『善行カウンターが悪行カウンターを1000件上回った時点で、その人質を解放しましょう。彼らが助かるかどうか、すべてあなた方の手にかかっています」
正志は馬鹿丁寧にお辞儀をする。
「明日の12時の時点で悪行カウンターが善行カウンターを上回っていた場合、その者には残らず罰を与えます。私以外はね」
正志が邪悪に笑うと、彼の悪行カウンターの増加はいっそう激しくなった。
「さて、人質全員には、これから一日今までの行為を弁解する時間が与えられます。一人ひとりに掲示板が与えられ、誰でも書き込めるようになっています。本人の書き込みは色で判別がつくようになっています」
そういうと、画面に掲示板が現れる。その一番上には残り時間が表示されていた。
正志は自ら最初の書き込みをすると『私はテロ事件を起こしたことを後悔していません。これは大いなる救いの為に必要なのです』と赤い字で表示された。
それにより、悪行カウンターはますます増えていく。ついに一万にも達した。
その掲示板にも「馬鹿!」「人殺し」などの罵声の書き込みがどんどん現れていった。
「おやおや、困りましたね。仕方ありません。弁解するとしましょうか」
そういうと、正志は新たな書き込みを始める。
『私に『悪行投票』をした人は、来るべき大破滅において救いは与えられません。万が一、私がただの狂人ではなくて本当の救世主だった場合、あなた方はなすすべもなく地獄に墜ちるでしょう』」と書かれていた。
悪行カウンターの数字の伸びが緩やかになる。
「ただの小僧にこんな日本中を巻き込むような、大それたテロ行為ができると思いますか?私はこれから沢山の奇跡を起こし、自らが救世主であることを証明しようと思います。善悪の判断は慎重に行ったほうがよろしいかと思われます」
正志がそういった途端、悪行カウンターの増加の数字がどんどん減り、ちらほらと善行カウンターの数字が入り始めた。
「皆さん、慎重な判断をされているみたいで。誠に結構です。それでは、『最後の審判』を始めます」
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