無能の烙印を押されパーティーから追放された俺、探知スキルと古代遺物の力で無双する~今更戻って来いと言われてももう遅い~

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魔導発電所

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翌日、俺とアンジェリカたちは遺跡に向かっていた。はるか昔に発電所として使われていたようだが、
今ではワイバーンの住みかとなってしまっている。「今日も暑いな」
俺は額の汗をぬぐった。
「もうすぐだよアレン君、ほら見えてきたぞ!」
アンジェリカは元気よく言った。
「……ああ、そうだな」
確かに町が見えてきた。
しかし、それは廃墟となった町並みだ。
かつてそこには立派なビルが立ち並んでいたはずだが、今は見る影もない。
「あれ?おかしいな……」
「どうしたんだ?」
「いや、地図だとここにあるはずなんだが……」
アンジェリカはそう言って辺りを見回している。
「あそこじゃないか?」俺のスキルで探知

してみる。
すると遠くの方から大きな魔力反応があることが分かった。
「やっぱりあそこみたいだな」
「よし!行こう!!」
俺たちはその地点へと向かった。
しばらく進むとその場所にたどり着いた。
「これは酷いな……」
その光景を見て思わず呟く。
そこはまるで戦場跡だった。
あたり一面瓦礫だらけで建物もほとんど残っていない。
そして何より目に付いたのは数体のワイバーンの姿だ。
ワイバーン達は俺たちの存在に気付いたのか一斉にこちらを振り向いた。
『グオオォオ!!』
「うるさい!!お前たちの相手はこっちだ!」
俺は魔道エネルギー砲を構えると発射。凄まじい閃光と共にワイバーン達を飲み込んでいった。
「す、すごい威力だね……」
アンジェリカは呆気に取られた様子で言う。
「まぁ、これでも手加減してるんだけどな」
本当はもっと強い魔法もあるのだが、さすがにここで使うわけにはいかないだろう。
「それより他のワイバーン達が向かってくる前に早く片付けよう」
「そ、そうだね!よーし私も頑張るぞ!!」
そう言うとアンジェリカは呪文を唱え始めた。
「大地の女神よ!我が声に応えたまえ!そして彼の者たちへ裁きを与えたまえ!」
すると地面が大きく揺れ動き巨大な岩が出現してワイバーン達を押し潰していった。
「これで全部かな?」
「ああ、多分な」
「じゃあ次は町の調査だね」
アンジェリカはそう言いながら歩き出した。
俺もそれについていくことにした。
「それにしてもこの辺りは随分荒れ果ててるな……何かあったんだろうか?」
「大昔の戦争のせいだろうね。ほら、あそこに発電所の遺跡がある」アンジェリカが指差したところを見ると確かにそれらしきものが見える。
「とりあえず行ってみよう」
俺たちはその施設に向かった。
中に入るとかなり広い空間が広がっていた。
どうやらここは発電施設のようだ。
壁沿いにたくさんの機械が設置されている。
「うわぁ……これが古代文明の遺産かぁ……」
アンジェリカは興味深そうに見つめている。
「触って壊したりするなよ?」
「そんなことしないよ!!」
彼女は頬を膨らませて反論する。
その時だった。突然天井が崩れ落ちてきたのだ。
「危ない!!」俺は咄嵯の判断で彼女を庇った。
瓦礫に押しつぶされそうになったものの何とか助かったようだ。
しかし、問題はここからだった。
なんと崩れ落ちたはずの天井が再び元の位置に戻り始めたのだ。
「なっ!?どうして……」
困惑しているうちに天井は完全に修復された。
そして再び部屋全体に明かりがついた。
「まさか罠か?それとも……」
「ねぇアレン君大丈夫かい?」
アンジェリカは心配そうな顔でこちらを見つめていた。
「ああ、平気だよ」
「よかった……ところで今のは何だったんだろう?」
「分からない。だけど恐らくまたここに来れば分かるかもしれないな」
「そうだね。じゃあ今日のところはこの辺にしておこう」
俺たちは再び遺跡を出た。
そして俺たちは宿へと戻った。
「今日はありがとう。おかげでとても楽しかったよ」
「それは良かった」
「それであの遺跡のことはどう思う?」
「有効活用すべきだな」
「私も同意見だ」
活用すべきだな。領民が豊かになる」
「うん。まずはあの遺跡の整備から始めないとな」
「よし、明日は忙しくなるぞ!!」
こうして次の日になった。
「よし!今日から工事を始める!!」
俺はそう宣言した。
「工事は任せてくれ!!」
「私も手伝おう!!」
アンジェリカもやる気満々といった感じだ。
「よし、始めるぞ!!」
それからしばらく経った頃だった。
「おい!見ろよあれ!!」
誰かが叫んだ。その方向を見てみるとそこには信じられないものがあった。
「あれは……ゴーレム!?」
なんと目の前に巨大なゴーレムが現れたのである。
「何でこんなところに……」
「みんな落ち着いて!!一体ずつ倒していくよ!!」
アンジェリカはそう言って呪文を唱え始めた。
「大地の女神よ!我が声に応えたまえ!そして彼の者たちへ裁きを与えたまえ!」
巨大な岩石が次々と現れてゴーレムたちを粉砕していった。
しかし、それでもかなりの数が残っていた。
「くそ!!どうすればいいんだ……」
俺は必死で頭を働かせる。
「よし、こうなったら……」
俺は覚悟を決めた。
「アンジェリカ、少しの間だけ時間を稼いでくれ」
「えっ……でも君は何をするつもりだい?」
「まぁ見ていろ」
そう言うと俺は魔道エネルギー砲を構えた。
「喰らえ!!」
凄まじい閃光と共にエネルギー波が発射される。
その威力は凄まじく、あっという間に全てのゴーレムを倒してしまった。
「す、すごい威力だね……」
「まぁ、このくらいならな」
俺は得意げに言った。
そして無事に発電所の再建は終わったのだった。
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