13 / 15
12話 トラブル発生
しおりを挟む
「それじゃあ今日は学院の案内をするわよ、昨日班に分かれたと思うからそのメンバーで各班で行動してかまわないわよ。お昼になったらみんなの実力を見せてもらうから第4訓練場にきてね。」
班行動か、まだ会話したこともない奴らも一緒だったら気まずかったしな、良かった。
「んじゃあ俺達の班も行くかー?」
後ろにはもう第10班の面子が揃っていた。
「お前がしきんのか」
サモンが突っ込むがライドは
「まーまーいいじゃねえか、カズトもリーダー苦手みたいだしよ、こーゆー時は相棒の俺がやるしかないだろ!」
流石ライド、気が利く。
「ああ、頼む。なんか人の上に立つってのは嫌いでさ、ライドがいてくれて助かったよ。」
そんなこんなで俺達は順調に学院内を見て回った。
「ここは?」
「ここはギル先輩たちがいる生徒会室みたいだな。」
「こっちは?」
「んと、東洋の格闘技をするとこだな」
東洋の格闘技…この世界にも武道とかあるんだな。逆に格闘で目指すのもありかな…。
「お、そろそろ時間だな。」
サモンが時計を見て教える。
「みんな移動してるみたいだし私達もいく?」
「そうだな。いくか」
俺達は第4訓練場に向かう途中なにやら大きな声が聞こえてきた。
「おい姫はどこだ!探せ!このグラドリア公爵家の息子が命令してるんだ!早く探さないか!」
おいおい、この学院で身分を振るのかよこいつ、少し言っておくかな。
「何をお探しでしょうか?」
俺はイライラしているその貴族に問うてみた。俺の予想では貴族の権限をつかうだろうな、案の定そいつは期待通りの反応をしてくれてる。
「貴様、この私がグラドリア公爵の息子だということを知ってその口をしてるのか?」
「いや、知りませんけど、それよりも何か姫を探しているようですが…」
「まあな、私の婚約者が他の男と婚約を交わしたようでな!私はその姫を問いただすために探しているのだ。」
姫…まさかとは思うが…
俺はカナの顔を見る
「…!」
お前かよ!ったく、俺のいない間にこんな奴と婚約を交わされたのかよ…
「!見つけたぞ!カナ・レイクロウズ王女!!さあこちらで話を聞かせていただきましょうか!」
俺の存在をいないかのようにずんずんと進んでいくこいつはカナの腕をガッシリと掴んで連れて行こうとする。
「ま、待ってください!」
「待ってなどいられるか!このグラドリア公爵の息子アイン・グラドリアを無視しておいて我慢できるか!」
そのとき俺の中で何かが切れた。
「その手を離せ」
俺はアインの腕を掴んで進行を止めた。
「何だ貴様。この私の前を防ぐので有ればただでは済まんぞ」
「できるもんならしてみろよ。ここがどこなのかも考えずにしたことを」
「ふん!学院の決まりのことか?あんなものどうでもいい。私の実力は貴様よりもはるかに上にいるんだからな!」
こいつ何も知らないのか?
「ぷっぷふw」
ライドが笑いを堪えている。確かに笑えるな、笑いを通りこしてイライラがたまってきた。
「そんなのはここの院生であるならば貴族らしく高貴な行動をしてほしいもんだな、公爵家の七光りさんよぉ」
アインの顔は見る見る内に赤くなりまるでトマトのようだ。
「貴様私を愚弄したな…いいだろう貴様!叩き潰してやる!」
なんでこんなに上から目線なんだよ
「いいけどまずその手を離せよいい加減離さないと…」
不機嫌そうにカナを腕を放す。
「じゃあどうするんだ?模擬戦で決着つけるか?」
丁度ここに訓練場あるからもってこいだろ
「いや、貴様徹底的に叩き潰す!私と決闘しろ!」
決闘、学院や冒険者の中で行われる生死を纏ういわば殺し合いだ。相手が貴族や王族であれど決闘で敗れた者は人権を奪われる最悪の戦いだ。
「いいよ。今からやるのか?」
「当たり前だ!貴様を徹底的に潰して死よりも苦しい人生にしてやる!第一闘技場で15時からはじめる!逃げるなよ!」
逃げねえよ。
そういってアインは取り巻きとどっかにいった。
班行動か、まだ会話したこともない奴らも一緒だったら気まずかったしな、良かった。
「んじゃあ俺達の班も行くかー?」
後ろにはもう第10班の面子が揃っていた。
「お前がしきんのか」
サモンが突っ込むがライドは
「まーまーいいじゃねえか、カズトもリーダー苦手みたいだしよ、こーゆー時は相棒の俺がやるしかないだろ!」
流石ライド、気が利く。
「ああ、頼む。なんか人の上に立つってのは嫌いでさ、ライドがいてくれて助かったよ。」
そんなこんなで俺達は順調に学院内を見て回った。
「ここは?」
「ここはギル先輩たちがいる生徒会室みたいだな。」
「こっちは?」
「んと、東洋の格闘技をするとこだな」
東洋の格闘技…この世界にも武道とかあるんだな。逆に格闘で目指すのもありかな…。
「お、そろそろ時間だな。」
サモンが時計を見て教える。
「みんな移動してるみたいだし私達もいく?」
「そうだな。いくか」
俺達は第4訓練場に向かう途中なにやら大きな声が聞こえてきた。
「おい姫はどこだ!探せ!このグラドリア公爵家の息子が命令してるんだ!早く探さないか!」
おいおい、この学院で身分を振るのかよこいつ、少し言っておくかな。
「何をお探しでしょうか?」
俺はイライラしているその貴族に問うてみた。俺の予想では貴族の権限をつかうだろうな、案の定そいつは期待通りの反応をしてくれてる。
「貴様、この私がグラドリア公爵の息子だということを知ってその口をしてるのか?」
「いや、知りませんけど、それよりも何か姫を探しているようですが…」
「まあな、私の婚約者が他の男と婚約を交わしたようでな!私はその姫を問いただすために探しているのだ。」
姫…まさかとは思うが…
俺はカナの顔を見る
「…!」
お前かよ!ったく、俺のいない間にこんな奴と婚約を交わされたのかよ…
「!見つけたぞ!カナ・レイクロウズ王女!!さあこちらで話を聞かせていただきましょうか!」
俺の存在をいないかのようにずんずんと進んでいくこいつはカナの腕をガッシリと掴んで連れて行こうとする。
「ま、待ってください!」
「待ってなどいられるか!このグラドリア公爵の息子アイン・グラドリアを無視しておいて我慢できるか!」
そのとき俺の中で何かが切れた。
「その手を離せ」
俺はアインの腕を掴んで進行を止めた。
「何だ貴様。この私の前を防ぐので有ればただでは済まんぞ」
「できるもんならしてみろよ。ここがどこなのかも考えずにしたことを」
「ふん!学院の決まりのことか?あんなものどうでもいい。私の実力は貴様よりもはるかに上にいるんだからな!」
こいつ何も知らないのか?
「ぷっぷふw」
ライドが笑いを堪えている。確かに笑えるな、笑いを通りこしてイライラがたまってきた。
「そんなのはここの院生であるならば貴族らしく高貴な行動をしてほしいもんだな、公爵家の七光りさんよぉ」
アインの顔は見る見る内に赤くなりまるでトマトのようだ。
「貴様私を愚弄したな…いいだろう貴様!叩き潰してやる!」
なんでこんなに上から目線なんだよ
「いいけどまずその手を離せよいい加減離さないと…」
不機嫌そうにカナを腕を放す。
「じゃあどうするんだ?模擬戦で決着つけるか?」
丁度ここに訓練場あるからもってこいだろ
「いや、貴様徹底的に叩き潰す!私と決闘しろ!」
決闘、学院や冒険者の中で行われる生死を纏ういわば殺し合いだ。相手が貴族や王族であれど決闘で敗れた者は人権を奪われる最悪の戦いだ。
「いいよ。今からやるのか?」
「当たり前だ!貴様を徹底的に潰して死よりも苦しい人生にしてやる!第一闘技場で15時からはじめる!逃げるなよ!」
逃げねえよ。
そういってアインは取り巻きとどっかにいった。
0
あなたにおすすめの小説
七日後に神罰が落ちる。上層部は「下を切り捨てろ」と言った——私は全員を逃がす
蒼月よる
ファンタジー
七日後、この港に神罰が落ちる。
追放された元観測士イオナだけが、その事実を知っていた。
しかも災害は自然現象ではない——誰かが、意図的に引き起こそうとしている。
港の上層部はすでに手を打っていた。「下層区画を緩衝被害区として切り捨てる」秘密契約。被害を最小限に見せかけ、体制を守る冷徹な計画だ。
イオナは元護送隊長ガルム、荷運び組合長メラとともに動き出す。
犯人を暴き、証拠を公開し、住民を逃がし、工廠を止める——すべてを七日で。
被害を「選ぶ」管理か、全員を「残す」運用か。
追放観測士の、七日間の港湾カウントダウン・サスペンス。
この作品は以下の箇所にAI(Claude Code)を利用しています。
・世界観・設定の管理補助
・プロット段階の壁打ち
・作者による執筆後の校正
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
腹違いの妹にすべてを奪われた薄幸の令嬢が、義理の母に殴られた瞬間、前世のインテリヤクザなおっさんがぶちギレた場合。
灯乃
ファンタジー
十二歳のときに母が病で亡くなった途端、父は後妻と一歳年下の妹を新たな『家族』として迎え入れた。
彼らの築く『家族』の輪から弾き出されたアニエスは、ある日義母の私室に呼び出され――。
タイトル通りのおっさんコメディーです。
デイリーさんに叱られる〜転生先を奪われた悪役令息は、デイリーミッションで世界の秘密を知るようです〜
陰陽@4作品商業化(コミカライズ他)
ファンタジー
いじめっ子である八阪直樹を助けようとして死んだ桐野佳祐は、八阪直樹とともに転生することになったが、八阪直樹に転生先の神の使徒の座を奪われ、別の体で転生することになってしまう。
その体は生まれながらに魔王復活の器の役割をになう呪われた期限付きの命だった。
救いの措置として、自分だけに現れるデイリーミッションを使い、その運命に抗う為、本当の神の使徒として世界を救う為の、佳祐=シルヴィオの戦いが今始まる。
※こちらは1ヶ月の間毎日連載致します。
1ヶ月経過後、金土日更新となる予定です。
許可を得て転載しているものになる為、取り下げする場合があります。
断腸の思いで王家に差し出した孫娘が婚約破棄されて帰ってきた
兎屋亀吉
恋愛
ある日王家主催のパーティに行くといって出かけた孫娘のエリカが泣きながら帰ってきた。買ったばかりのドレスは真っ赤なワインで汚され、左頬は腫れていた。話を聞くと王子に婚約を破棄され、取り巻きたちに酷いことをされたという。許せん。戦じゃ。この命燃え尽きようとも、必ずや王家を滅ぼしてみせようぞ。
卒業パーティでようやく分かった? 残念、もう手遅れです。
柊
ファンタジー
貴族の伝統が根づく由緒正しい学園、ヴァルクレスト学院。
そんな中、初の平民かつ特待生の身分で入学したフィナは卒業パーティの片隅で静かにグラスを傾けていた。
すると隣国クロニア帝国の王太子ノアディス・アウレストが会場へとやってきて……。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
イジメられっ子世に憚る。
satomi
ファンタジー
主人公須藤正巳はぼんやりと教室で授業を受けていた。その時、突然教室中に物凄い量の光が…。 正巳が属する2-C全員が異世界転移することとなってしまった。 その世界では今まで正巳が陰キャとして読み漁ったラノベともゲームとも異なり、レベルがカウントダウン制。つまりレベル999よりレベル1の方が強い。という世界だった。 そんな中、クラスのリーダー的陽キャである神谷により全員で教室の外に出ることに。 いきなりドラゴンに出会い、クラスの全員がとった行動が『正巳を囮にして逃げること』だった。 なんとか生き延びた正巳は、まず逃げた連中へ復讐を誓う。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる