クソガキ、暴れます。

サイリウム

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原作開始前:迷宮編

17:あげません!

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さて、この超絶美少女ティアラちゃん(5歳)のお仕事と言えば……。

そう、レベリングである! というわけでほいっと!



〇ーーー〇

ティアラ 空騎兵 Lv1

HP (体力)10
MP (魔力)6
ATK(攻撃)6
DEF(防御)6
INT(魔攻)5
RES(魔防)7
AGI(素早)8
LUK(幸運)0

MOV(移動)4(7)

〇ーーー〇



下級職の空騎兵としては低い数字ではあるが、五歳児のステータスと考えればかなりよさげな数値。

これは前にも言ったゲームをプレイしていたプレイヤーの感覚になるんだけど、一番高いステータスの数値が10未満が一般人で、10以上が新兵。ある程度訓練されて15ってのが簡単な基準になる。まぁ個々人の適性とか色々あるし、私みたいに幸運さんがずっとお留守みたいなのもある。


「マジでなんで上がらんのやろ。」


確かに運が悪いという自覚はあるが、世界に絶望するレベルで不運続きってわけじゃない。アユティナ様に出会えたことや、今もなお生き残っていること。そしてちょうどさっきみたいに無事宿をとれたこととか確実に幸運だ。それを考えると0なんて数値おかしいとは思うんだけど……。


「コンビニでも行ってるんですかね? なら帰って来る時にアイスでも持ってきてもらわないと。期間限定品はもちろんおなじみのフレーバーとかたくさん……。」


こっちじゃ氷菓子とか王侯貴族の食べ物だからねぇ。氷自体が貴重すぎるわけですから。なんせ氷室持ちか氷属性の魔法が使える人間を手元に置いてなきゃ食べられないものですもの。でもこの輝かしいLUK0を見てると。それぐらい貰わないと割が合わないってもんです。久しぶりにバニラアイスとか食べたいなぁ~、前世の食生活が羨ましいとです。


(ま。全く息してないLUK君のことは置いておいて、話を進めよう。)


まず、私が高めたいステータスってものは三種類の増加方法がある。

一つ目が私が行っている、みんな大好きレベリング。
二つ目が肉体の成長による向上。
そして三つ目がアイテムによるドーピングだ。

まず一つ目のレベリングは敵を殺すという簡単な手段で行えるが、どの数値が上がるのかランダムという欠点がある。けれど他の方法では上げにくいステータスをランダムとは言え上げることができるっていう利点もある。

対して肉体の成長、ってのは子供から大人になったり、筋トレすることにより自然と成長するもの。ある程度確実に、そして指向性を与えて成長させることが出来る。けれどその逆も然りで、老化や弱体化の影響もモロに受けるし、そもそも時間が掛かり過ぎる。私の体がある程度成熟するまで10年近くの時間を要する上に、この幼い体に筋トレとか逆に悪影響だ。故に今回は採用しない。

そして最後はドーピング。よくゲームであるでしょ? アイテム使ってステータス底上げするの。あれよアレ、一番簡単にステータスを上げることが出来るし、各項目ごとにアイテムが分かれてるからランダム性がない。楽に強くなるって言うんだったらこれが一番手っ取り早い。まぁ問題は貴重すぎて手に入らないってことなんだけど。


「ゲーム内でも滅多に手に入らないし、そもそもゲームじゃなくなったこの世界に存在してるのかも正直微妙。貴重すぎて聞いたことがないだけかもしれんけど……。」


というわけで私が強くなるのに取れる手段ってのはレベリング。とにかく多くの魔物を殺しまくって最大レベルに到達してしまうってのが目標。ゲームシステム的に強くなればなるほど弱い敵から手に入る経験値は少なくなる、なら段階的に敵が強くなっていくダンジョンで鍛えるしかないっしょ。ってことだ。


「一攫千金の夢もあるしね。それにダンジョンでドーピングアイテムが手に入る、ってことも考えられる。ゲームでも入手出来てたし。可能なら狙っていきたいけど……、私のLUKじゃ無理かなぁ。」


なんというか確定ドロップ以外何も出てこない様な気がするんですよね、うん。

ゲームじゃ、スキルとして『幸運』って言うのがある。こいつがあると敵を倒した時にアイテムとかがドロップしやすくなる、いわゆるドロップ率が上がるようなスキルがあって、このスキルを持っている仲間に金策周回させるってのがあるんだけど……。まぁソロ活の私には関係のない話だ。

というか結局フアナから魔力の使い方は習ったけど、スキル『魔力操作』になるまでの習熟はできなかったし、そこら辺の練習も進めていかなきゃな……。うん

ま。真の目的はレベリングだし。お金とかは宿代払えるぐらい稼げたらそれでいいか。うん。


「んで、この五歳児の体でどこまでダンジョンで戦えるのかというとぉ……。」


そこの方はあんまり心配していない。

なんてったって私アユティナ様の使徒、使徒らしいこと全くやっていないのだが、一人だけの信者ってことでその恩寵は滅茶苦茶頂いている。故にダンジョンの最初に出てくるような敵など簡単に一ひねりよ。

槍系最強武器の【オリンディクス】ちゃんに、“射出”でお世話になりまくってる『アイテムボックス』こと“空間”ちゃん。そして山の主の毛皮で作られた装備についているソウルウルフ召喚効果。これだけそろえてもいつかソロでの限界が見えてくるだろうが、当分はこれで何とかなるはずだ。


「ま、これさえあればダンジョンなんかちょちょいの、ちょい! ってね!」


最初の目標は、『空騎兵』のレベルを20まで! カンストさせることで! いざ鎌倉(ダンジョン)!











「いや、普通に許可できませんけど。」

「なんで!?」

「いやなんでって……。どう考えても戦えない子供を危険な場所に放り込むほど、冒険者ギルドは終わってないと言いますか。」


うん、やっぱお前のせいだなLUKッ! はやく帰ってこい!

あの後意気揚々と宿屋を出発し、冒険者ギルドに向かった私。特に何事もなく到着し、求めるのは会員証。

ダンジョンに入る為に必要な身分証にして、許可証でもある冒険者ギルドのソレを手に入れるため、加入手続きをしに来たのだが……。受付のお姉ちゃんに拒否された! なんで!?


「いいじゃんかぁ! どうせ減るもんじゃないでしょ!」

「あなたの命が確実に減るので断ってるんですけど……。」


そう言いながら私の要望を拒否するパツキンの姉ちゃん。

いかにもヤンキーって感じの髪型にお化粧をしてる受付嬢の姉ちゃん。ピアスとかいくつあるんか? ってくらいに耳から出てるのに口調はまとも。何? ギャップ萌えでも目指してんの? 舌ピしてんのに? そんな遊んでそうな見た目してるなら私に許可出してもいいでしょうに! ティアラちゃんだよティアラちゃん! 曇らせ凌辱負けヒロインとして一世を風靡した私だよ! 原作はアレだったけど私戦えるもん!

え? 人を見た目で判断するな? それはそう。この度は大変申し訳ない……。


「でも私強いもん! やろうと思えばここにいるみんなミンチに出来るもん! 昼間から酒飲んで騒いでるごく潰しも綺麗にして社会貢献するもん! でも捕まるからやってないだけだもん!」

「それは一向に構わないですけど、証明出来るものがない限り無理ですね。まぁあっても許可出しませんが。人手はそこのクズどもで十分なので。」

「なんでェー!」


最初は『なんか面白いことが始まったぞ』とこちらに聞き耳を立てていた私の背後にいる冒険者たち。まだお外では働いてる人がたくさんいるってのに楽しく酒盛りしている彼ら。

最初は一仕事終えて早めに宴会してるのかと思ったがどうやらそうでもなさそうだ、受付嬢の反応的にマジで仕事もしないで飲んでた奴ららしい。まぁ昼間から呑む酒は旨いからね、しゃぁないしゃあぁい。


(正直そんな奴らだったら私が煽った瞬間にプッツンして『おいお前車降りろォ!』って黒塗りの高級車されて、よくあるテンプレに繋がると思ってたんですが……。)


受付カウンターのあたりで騒いでいる私たちの『ごく潰し!』とか『死んでも構わない』という単語が消えた瞬間一気に空気が覚めたというか。滅茶苦茶落ち込んでいる様な雰囲気が漂ってくる。

なんだろ、子供と普段ちょっと憧れてた美人さんに現実見せられて『俺今何やってんだろ』みたいな雰囲気。……でも! 私には関係ない! とにかくギルドに加入して冒険者ならないと路頭に迷う! レベリングどころか銭ころすら稼げなくなっちゃうよ!


「ちなみにあなた、いくつ何ですか?」

「5!」

「…………うん、どう考えても無理ですね。」

「なんでさ!」


だって冒険者ってクズでロクデナシの集まりでしょう!? そしてそれを管理するギルドも身分証明書だけ渡して『後は知らん』の人権とかクソ喰らえな組織でしょう! 魔物素材の買取とか何%もっていってるかみんな知ってる!? 8割だよ8割! この町のトップがギルドの利権持って独占してるから、滅茶苦茶ぼったくりしてるんだよ!?

上の奴らからすれば『冒険者とかダンジョンの餌、一獲千金の夢与えとけば勝手によってくるし、こんなにおいしい商売はない』とか言ってるんだよ!

ダンジョンで儲けるための家畜のエサみたいにされてるんだよ! 確かに一獲千金はあり得るけど普通起きないからこんなに外部から人集めてるんだよ! 一獲千金出来るなら独占しちゃうもん! けどダンジョンの危険度的に割に合わないから死んでも問題ない人集めて突撃させてるんだよ!

そんなのちょっと考えればわかるのに、でも夢を諦められないからって理由で昼間から酒飲んでるんだよこの人たち! 普通いつ死ぬか解らない上に何年続けられるか解らないこんな職業辞めて、真っ当に働いた方が家庭持てるし、稼げるのに! ありえもしない一攫千金に夢見てるんだよこの人たち!


『え、そうなの……。』

『俺、実家帰ろうかな……。』

『……真面目に働こう。』


私の暴露にさらに背後で昼間から酒盛りしてた冒険者たちの空気が冷え込む。

ちなみにこれ、事実です。

はい、ゲームで都市長本人が言ってました。でもそもそも魔物素材の需要がクソ高いので、初心者でも狩れる魔物以外の素材はいつでも供給不足で高額買取。つまり冒険者からすればどれだけ天引きされても気にならないようにできてるんですよね! いや~、言っちゃいました。不安煽っちゃった♡ これでみんな真面目に働くね♡

でも冒険者続けるなら後10年ぐらいは頑張ってね♡ そしたら私が傭兵として雇ってあげるから♡


「何普通に営業妨害してるんですかアンタ。」

「いやそこで仕事してないのが減ったら私の分空くかなって。」

「空くわけないでしょうに。ハァ……、オイ!そこにいる飲んだくれども! 子供の戯言に惑わされんな! 仕事する気になったんならさっさと酒抜いてダンジョン潜ってこいや!(……というかなんでこんなガキが裏事情知ってんだよ。)」


あ、素はそっちな感じね。ようやく見た目と言動が一致したわ。しかも肝っ玉母ちゃんの適性もあり、と。

というか私のせいで冒険者の方々無駄にやる気出してない? クソ。こいつら減らしたらなぁなぁで入れてくれるかと思ったのに……。

というかいいでしょヤンの受付嬢さんさぁ! お金稼がせてよー! 子供じゃこれぐらいしか思いつかないんだよー! 一回『どっかの軍に入隊するか? 訓練とか出来そうだし。』って考えたけどどっちみち私の年齢じゃ無理だからこれぐらいしかないんだよー!


「だから無理ですって。」

「にゃーッ! このわからずやー!」

「はいはい、わからずやで結構。さっさと家帰ってママのお手伝いでもしなさいな。」

「うにィィィ!」






 ◇◆◇◆◇






はい、というわけで冒険者に成れなかったので……。


「忍び込んじゃいました♡」


現在夜の……、1時くらい? あの後結局、会員証の発行をしてくれなかったので諦めて宿に直帰。ペペちゃんと遊んだ後、晩御飯食べてすぐ仮眠。飛び起きたらそれぐらいの時間。本来こんな時間はダンジョンへの受付すら閉まっている時間なんだけど……、だからこそ忍び込めるってワケ。


「闇夜に紛れて、って奴ね。」


何でも聞いた話によると、魔物素材の持ち込みはギルド会員でなくてもできるらしい。多少手数料取られて従来の買取価格よりもお安くなるらしいが、それだけでも十二分に儲けることが可能。どうせ私が幼いってことで冒険者に成れないってことはよく理解できた。

だったらこっちもそれ相応の手段をとりますよ~ってことだ。まぁすごく好感は持てるんだけどね? 子供を危ない場所に近づけないってことをちゃんとしてくれる大人、いい大人だ。今後どんどん世界が原作に近づき、荒廃していくことで消えていく善良な人間。

そんな人たちの思いや言いつけを無視するのは心が痛むが……、まぁ目的のためには仕方のないこと、ということで。衛兵のおっちゃんも含めて、あのヤンキーの受付嬢さんも何かあったときは助けてあげるからゆるちて♡


(さて、じゃあティアラちゃんの完璧な侵入計画をみんなにご紹介しちゃおっかなァ!)


計画としてはこうだ。

まず宿を出る前に“野生児モード”こと例の【山の主の衣】を着こみ、屋根の上を辿りながら町の中央へ移動。次に装備に宿るスキル、『ソウルウルフ』を発動し、私の可愛いワンちゃん(狼)四人組を特殊召喚。こいつらに夜の間ダンジョンを見張ってくれている衛兵さんたちに遊んできてもらうように命令を下す。

そしたら狼に気をとられてダンジョンから視線がずれた衛兵さんたちの隙を突き、私がダンジョンへと突入。


「ってわけよ! 何度も使えない作戦ではあるけど……、今もうダンジョン入っちゃってるからね! 成功すればこっちのもんですたい!」


出る時はどうするかって? う~ん、知らん! とりあえずダンジョン入ってゲームとの差異の把握。十分行けるようなら魔物を狩ってある程度の銭稼いでレベルも上げておきたいのよね~、ってことで。うんうん、後のことはその時のティアラちゃんが考えてくれると思うのだ! だから大丈夫!(大丈夫じゃない)

と、そうこうしている間に愛しのペットちゃんが帰ってきたようだ。


「お~、おかえりウルフちゃんたち。ちゃんと衛兵さんに遊んでもらった?」


そう言いながら甘えてくるウルフちゃんたちをあやしてやる。あ、ちょ! 4匹もいるんだからちょっと加減しなさいって! ペロペロしてくれるのはありがたいけどさぁ、お前らちょっと冷たいのよ。魂状態だし。え、なに? 案外ワンコのフリしたらバレなかったし、おやつに干し肉ちょっともらった? そりゃぁよかったね。一応こいつら魔物分類だから、衛兵の人たちが少し心配だったけど問題がなさそうならそれでいいや。


「んじゃ、お前らそろそろ活動限界だろ? 私のレベル依存なのかなんか活動時間延びてるけど、そんなに長くないんだから。ほら帰った帰った。」


そういうと皆ちょっとだけ名残惜しそうにしながら私の中へと帰っていく。時間があったら延々とこいつらモフリ続けたいんだけどね……? 今からティアラちゃんお仕事ですし。また今度ね~。


「さて、じゃあ探索といきましょうか!」


懐から相棒のオリンディクスちゃんを取り出し、軽く振るう。

意識は“空間”の方に向けて、いつでも銅の棒を射出出来るようにしてるから迎撃態勢も万全。最初は一つしか展開できなかったけど、最近は慣れて来て複数の射出もできるようになってきている。さながら見た目はかのエロじゃなくなったエロゲのキンピカキャラだが……、こっちは全然金ぴかじゃないからね。ダイジョブダイジョブ。





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