クソガキ、暴れます。

サイリウム

文字の大きさ
30 / 107
原作開始前:相棒編

30:まぁ理由はね、うん……

しおりを挟む
「はい! というわけで到着しました『へスぺリベス』!」

「……誰に言ってんんだ?」


そりゃもう大自然によ! アユティナ様はリアルタイムで見てるっぽいしいいかな、って。

いや~、思ってたよりも長旅でしたからねぇ。ペガサスの群生地がある地帯で一番大きな町である、『へスぺリベス』! 到着したとなればティアラちゃんの感慨もその分深くなるってやつですよ。いやほんと道中辛かったからさ……。

基本的に何か大きなトラブルに巻き込まれるってことはなかったんだけどね? 朝起きて馬車移動させて、町があったらそこに寄って物資の補給。もしくは交易の真似事。ある程度進んだら馬車止めてご飯の用意しながらいつもの鍛錬って感じだったんだけど……。


(も、もう訓練はいやですっぴ……!)


あの、普通にキツいんです。『今度あんな変態とぶつかるって考えたら、今の実力じゃすぐ喰われるぞー。』ってことで、とてつもなく強度が上がったオリアナ師匠の指導。ダンジョンに潜って実戦を積む、ある意味休憩時間とも呼べるそれがなくなったからさ……、クソキツイんですよ。いや確かに今のままじゃマジでどうにもならんって言うのは理解してるんですけどね? もう少し手心というか……。


「そんなのしてると戦場で真っ先に死ぬがいいのか?」

「ア、イエ。ガンバリマス……。」


私は“知識”のおかげでこの世界の“未来”について詳しいけれど、オリアナさんの方が“この世界自体”について詳しい、戦場についてなんかもってのほかだ。人生のほとんどをそれに注ぎ込んできた彼女がそう言うってことは、ほんとに死んじゃうのだろう。が、頑張らないと……。

常に私の限界の一歩先を想定した訓練達、手加減はかなりしてもらってるんだけどオリアナさんとの模擬戦が特に滅茶苦茶キツイ。おしっこちびりそうな殺気をガンガン飛ばしてくるし、何かミスった瞬間即死しそうな攻撃ばかり飛んでくる。本当に死ぬことはないんだろうけど、プレッシャーがヤバいの。きちゅいの。……え? 帝国には私よりももっとヤバいやつゴロゴロいた? うそん……。

まぁそんな感じ頑張った結果が、こちらになります。


〇ーーー〇

ティアラ 空騎兵 Lv2→3

HP (体力)10→11
MP (魔力)6
ATK(攻撃)6→7
DEF(防御)6
INT(魔攻)6
RES(魔防)7
AGI(素早)8→9
LUK(幸運)0

MOV(移動)4(7)

〇ーーー〇


道中見つけた魔物や野生動物は、定期的に刈り取っているので何とかレベルを一つ上げることが出来た。それ自体はAGIを一つだけ上げるっていうクソ成長だったんだけど……。オリアナさんの訓練のおかげで、HPとATKを上げることに成功したって感じだね。


(上がったのはとっても良いことなんだけど、あれぐらいしないと上がらないって言うことだから……。うへぇ。)


“ティアラ”というこの身は、決して才能あふれる体ではない。すでに私の体だし、別にそれはいいんだけど……。やっは原作主人公とかのことを知ってるとね? もうちょっと何かないんですか、って言う気持ちが出てきてしまう。私『村人』から転職して『空騎兵』っていう下級職になったのに、まだ幼少期主人公に勝ててないんですよ……?

才能はお察し、となれば努力で出来るだけ差を詰めて、残りはステータス以外のことで頑張らないとだからねぇ。……訓練頑張らなきゃ。


「あぁ、そうだティアラ。言っとくが……」

「解ってるって“お婆ちゃん”。ティアラちゃん演技力はあるんだぜ☆ 主演女優賞もらえちゃうぐらい!」

「それが何なのか知らんが、初対面のこと忘れてねぇからな?」


うぐっ! それを言われると痛い!

現在私たちは、町の中に入る検問待ちの列に並んでいる。そんな時に言われたのは、『設定』に関してのお話だ。現在私たちは誰かに追われてるってわけではないんだけど、この戦乱続く世界の中でのんきに旅してるって言うのは……、ちょっとおかしい。

比較的王国は帝国に比べて立地が恵まれてるから豊かな方ではあるんだけど、それでもどこも余裕がない生活を強いられている。戦争ばっかしてるからね。というかそもそもお外に魔物が出るから危険だし、盗賊たちもわんさかいる。そんな状況だから普通の人間はお外には出ない、自分の生まれた町や村から出ずに一生を終えるってこともあるぐらい。

そんなところに血縁関係もなく一緒にいる婆と幼女、しかも婆はクソ強くて、私は違う神を信仰している使徒。欠片でもバレたら怪しまれるし、依然として『異端者』は火あぶり直行ルートであることは変わりない。宗教関連の問題は保険適用外なんだよね~、保険入ってないけど。


(というわけで“設定”として、オリアナさんは私のお婆ちゃんで、軍から退役した後に交易を始めてみた人。んで私は両親死んじゃったから付いて行ってる感じの娘っ子って設定だ。)


カバーストーリーとしては、才能に恵まれて『空騎兵』になることが出来た孫のために、お婆ちゃんが一肌脱いでこの町まで連れてきてくれた、って感じだね。基本的に“そういう設定の元”で私たちは動く。というわけでそろそろ門番さんたちが積み荷のチェックに来るだろうから、ティアラちゃん年齢相応のクソガキに成りますね!!!

ちょっとだけ声のトーンを上げて、っと。


「ねぇお婆ちゃんまーだー! 私もう、つーかーれーたー!」

「(こいつ……)はいはい、解ったから。」

「すみません、積み荷の検査を……。お孫さんですか? 大変ですね。」


そうこうしていると、門の方から門番らしき二人組がこちらに向かって歩いてくる。案の定積み荷の確認をしに来たようで、若い方の兵士が話しかけて来た。ほらほらオリアナさん笑って笑って! そんなんじゃ怪しまれちゃうよ!

確かに私の“空間”の中には発覚するとかなり不味いものばかり! アユティナ様からもらった神器こと【オリンディクス】とか、【アダマイトの槍】とか! 他にも色々入ってるけど!

積み荷はまともなのしか置いてないぜ! カモフラージュ用ってやつだな!


「ははは……。」

「あ、兵士さんだ! こんちわ!!!」

「はいこんにちは、ちょっと積み荷見せてもらうけどいいかな?」

「もっちろーん! あ、そうだ! いいものたくさんあるからついでに買っちゃう? 高くしちゃうよ!」

「……そこは安くするんじゃないのかい? というかお兄さんたち仕事中だからね。」


……ほーん。この町の門番さんは当たりっぽいですね。いや良かった良かった。長旅だったから道中結構色んな村や町にお邪魔することになったんだけど、門番ってほんとピンキリなのだ。袖の下要求して来る奴もいるし、難癖付けて商品持って行こうとする奴もいる。

そういう時は基本私がおくるみにお金包んで手渡しして“ニコー!”ってするか、オリアナさんが鉄拳ぶち込むんだけど……。今回は何もなくて良かったぜ! 2,3人色々とヤバすぎて埋めちゃったからな……。あ、オリアナさんにちゃんとゴーサイン貰ってから“やってる”ので安心してね! いやだって初対面で私の身柄要求して来るとかヤバいでしょ。伯爵か?


「……特に問題はなさそうですね。身分を証明するものはありますか? なくても記帳していただくだけで大丈夫です。」

「これでいいかい?」


そういいながらオリアナさんが兵士さんに手渡すのは、王国兵時代の階級章と冒険者組合のカード。そして二人&馬車の入場料だ。冒険者組合の奴は迷宮都市ぐらいでしか使い道はないんだけど、相手が冒険者について知識がある場合は身分証として効力を発揮する。階級章は言わずもがな、ね。


「ッ! 百人隊長の方でしたか!」

「元、だけどな。」

「お婆ちゃんねー! 兵士さん辞めて商人さんしてるの! でもとっても強いんだよ~! すごいでしょ!」


百人隊長は、いわば平民でなれる王国軍のトップ。それ以上は異様と呼べるような実績や貴族階級でもなければ先には進めない。まぁ基本それ見せるだけで顔パスってところも多いみたい。凄いよねぇ、オリアナさん。私一人じゃ色々巻き込まれてただろうし、こういう時に頼れる大人がいるってのはありがたいね、ほんとに。


「でしたら問題ありません! どうぞ!」

「ありがとう。」

「じゃ~ね~!」


元気いっぱいな幼女として、手を大きく振りながら町の中へ。


(ようやくついた、『へスぺリベス』。)


比較的整備された街並み、ちょっと空を見上げればペガサスが天高く羽ばたいているのが見える。そんな『空騎士』の町が、ここだ。

原作に於いて、ほとんど描写されなかった地域の一つであり、フレーバーテキストの中に記入された『ゲームの外』。とあるキャラの生まれ故郷だったりするのだが……、そっちには全く興味がない。私が興味のあるのは、ここがペガサスの群棲地の近くに存在し、ペガサスの大きな調教施設があるってことだ。

私の職業である、『空騎兵』。十全にその力を発揮するには、ペガサスという相棒がいる。


(幸い、伯爵からパクった金貨200枚がまだ残ってるし、それでよさそうな子を買うってのもできるかも!)


もちろん後々必要になってくるだろう“私専用の軍”の運営費用に回すため節約し、野生から捕まえてきてもいい。調教施設が整っているここなら、野生のペガサスを訓練することもできるだろう。夢が広がるってやつね!


「……っと、もう人目ないからトーン下げていいよね。この“幼女モード”って喉が疲れるからしんどいの。まぁ好きだからやるけど。んじゃ無事に町の中に入れたわけだしさ! 早速ペガサス探しに行こうよ“お婆ちゃん”!」

「先に市場だ“バカ孫”。“商人”としてやることやった後に行くぞ。カモフラ用の奴売り捌いて、馬車預ける宿も探さないといかんし。」

「あ、そうだった! 了解☆」





 ◇◆◇◆◇





はい、というわけで商人の真似事して、お宿見つけて部屋とって、馬車を預けてペガサスを飼育してるところまで来たんですけど……。


「な、なんか避けられてません?」

「避けられてるな。」

「さ、避けられてますね……。」


私の言葉に同意する、オリアナさんと馬屋の店員さん。

ちょうど今いるのは、ペガサスたちが放牧されている巨大な柵のなか。羽が生えてるこの子たちに柵なんか必要なさそうだけど、普通に地上を走ることもあるから必要みたい。それにお空飛んで帰ってくるときの目印にもなるみたいでね。まぁそんなところに私の相棒を探しに来たんだけど……。

ジリ

ススス

ジリジリ

スススス

一歩進めば、二歩ぐらい遠ざかる。もっと進めば、滅茶苦茶逃げる。な、なんかペガサスに避けられてるんですけど!? なんで!!! というかお前らなんか怯えた目しながら耳後ろに引き絞ってない!? ガチであかん奴やん! 私何もしてないぞ!?


「あの~、お孫さんって動物に嫌われたりは……。」

「ねぇな。」

「馬ちゃんの世話だって私やってるよ!?」


二代目三代目のお鼻とか“もにもに”しても許してくれるぐらい仲良しだよ私! 時間あったらブラッシングしてあげてるし、ちょっとお腹叩いたらしゃがんで『背中乗る?』みたいな反応返してくれるし、ご飯あげたら嬉しそうに食べてくれるし……。普通に良い関係築けてますけど!?

故郷の村にいた犬とか猫とかにも嫌われてなかったし、家畜のニワトリにもそんなのなかったよ!? ほんとになんで私ペガサスに嫌われてるの!? 顔合わした瞬間にずっと私から視線外さないまま怯えた目を向けてたよこの子たち! ほ、ほら! 店員さんからもらったニンジンやで、おいしいで!


「ほらこっち来たら好きなだけあげるで……。」


あ、だめだ! なんかさらに怯えの目が強くなった!


「馬とペガサスってあまり変わらないハズなのですが……。確かにペガサスの方が羽が生えてたり、体重が軽かったり、少し勘が鋭かったりするんですが、基本は同じ。少なくとも馬に嫌われてないのにペガサスに嫌われるのは……、とても珍しいですね。」


て、店員さぁん! 珍しいで済ませないでよ! どどど、どうやったら受け入れてもらえるの!? このままじゃティアラちゃんただのクソ弱い『槍兵』に成っちゃうよ! ペガサスなかったら『空騎兵』じゃないよぉ! アイデンティティ崩壊しちゃう!


「そうですね……、ではウチで管理してる一番気の強い癖馬を……。ってその子でもなんか避けてますね。」


そういいながら店員さんが指さした先にいたペガサス。そっちに私が視線を向けた瞬間。即座に走り去っていく気の強い子。お、お前顔合わただけで逃亡ってそれでも癖馬なの……? もっと私に近づいて噛みつくとか蹴飛ばすとかしてよぉ! なんでみんな逃げるのさぁ!

もう破れかぶれになって無理やりペガサスの集団に近づくが、それが良くなかったのだろう。より強く怯えたペガサスたちが一斉に大空に飛び出していく。しかもかなり慌ててるせいで、ちょっと姿勢制御がおぼつかない。

なんでそんなに私のこと嫌うの……?

か、神様ぁ! アユティナ様ぁ! お助け、お助けくださいィ! このままじゃティアラちゃんなんで『空騎士』選んだの、っていう話になっちゃうぅ!!!


【ごめん、正直ここまで相性悪いとは思わんかった。ほ、ほら私未来予知とかはできない神だし。というかできてたらあのクソ女神二人にこの世界奪われてないし……。】

(あ、はい。……でも、そんな!)

【一応何とかできないわけではないけど、見た感じたぶんコレ魂自体を弄らないといけない案件だから……。だいぶ前にも言ったけど、それやっちゃうとティアラちゃんがティアラちゃんで無くなるというか、最悪体ごと爆発するというか。うん、ごめん。私には“ペガサスに好かれるようになる”ってのは無理かな。】


あぁぁぁあああああ!!!!! アユティナ様でもお手上げとかもう終わりだァ! というか何ですかそれ! 私魂レベルでペガサスに嫌われてるの!? え、もしかしてLUK0ってそういうこと!? ほわぁぁぁ!!! 終わり! 閉廷! 人生終了! ティアラちゃんの冒険はここまでとなります! 来世はご期待できません! にゅやぁぁぁぁ!!!!!


「あ~、その。なんだティアラ。そんなこともあるさ。何、ペガサスなんて数えきれないほどいるんだ、絶対いい奴が見つかるって。」

「すみません、お力に成れず……。他の厩舎への紹介状を書かせていただきますので、ご容赦を。」




ーーーーーーーーーーーーーーーーー



〇ペガサス
基本的に馬と同じだが、翼を持ちそれに適応した軽い肉体を持つ。馬が物理タイプ(ATK・DEF高)とすれば、ペガサスは魔法タイプ(INT・RES高)。そのため動物でありながら、ちょっとだけ精霊とかに近い性質を持ち、勘が鋭い。争いはあまり好まないようだが、信頼関係を結べれば主人を守るために戦場を駆けることが出来る。

またこの世界には存在しないユニコーンのような性質も持っているため、男性よりも女性が好み。そのため騎手は女性が務めることが多いが、男性が全く乗れないわけではない。しかし空を飛ぶための重量制限がある事から、騎手に女性が多いことは変わりない。


〇ティアラ
転生し、本来存在していたティアラの魂と別の魂が入り混じって構成されているため、少々特殊でいびつな魂を持つ。混じった魂の性別もそれぞれ違うっぽいので、“見るモノからすれば、とても不気味”

ところかまわず戦闘を仕掛ける狂人ではないが、一定の基準を超えると普通に手が出る。現代社会で生まれ育った記憶がある癖に即座にこの世界に適応してる、ある意味異常者。何人ころころしちゃいましたか……?

そして驚異的なLUK0。どんな危険が待ち構えているか解らない戦場に、運勢災厄な人と一緒に行きたいですか……?

アユティナ様によると『驚異的な心の強さか、タフさがあれば受け入れてくれるかも。あと他にも色々手段あるから頑張って気付いて……! 私から言ったら意味ないから……!』とのこと。


〇馬ちゃん(二代目三代目)
なんか最初は怖かったけどご飯くれるし、遊んでくれるし、あのちっこいののことは嫌いじゃないよ。でも一代目ってどこに行ったんだろ?(最初の町で種牡馬生活中)



感想、評価、お気に入り登録よろしくお願いいたします。

また誤字報告いつも大変お世話になっております。
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

疲れきった退職前女教師がある日突然、異世界のどうしようもない貴族令嬢に転生。こっちの世界でも子供たちの幸せは第一優先です!

ミミリン
恋愛
小学校教師として長年勤めた独身の皐月(さつき)。 退職間近で突然異世界に転生してしまった。転生先では醜いどうしようもない貴族令嬢リリア・アルバになっていた! 私を陥れようとする兄から逃れ、 不器用な大人たちに助けられ、少しずつ現世とのギャップを埋め合わせる。 逃れた先で出会った訳ありの美青年は何かとからかってくるけど、気がついたら成長して私を支えてくれる大切な男性になっていた。こ、これは恋? 異世界で繰り広げられるそれぞれの奮闘ストーリー。 この世界で新たに自分の人生を切り開けるか!?

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

魔法使いとして頑張りますわ!

まるねこ
恋愛
母が亡くなってすぐに伯爵家へと来た愛人とその娘。 そこからは家族ごっこの毎日。 私が継ぐはずだった伯爵家。 花畑の住人の義妹が私の婚約者と仲良くなってしまったし、もういいよね? これからは母方の方で養女となり、魔法使いとなるよう頑張っていきますわ。 2025年に改編しました。 いつも通り、ふんわり設定です。 ブックマークに入れて頂けると私のテンションが成層圏を超えて月まで行ける気がします。m(._.)m Copyright©︎2020-まるねこ

3点スキルと食事転生。食いしん坊の幸福無双。〜メシ作るために、貰ったスキル、完全に戦闘狂向き〜

幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
伯爵家の当主と側室の子であるリアムは転生者である。 転生した時に、目立たないから大丈夫と貰ったスキルが、転生して直後、ひょんなことから1番知られてはいけない人にバレてしまう。 - 週間最高ランキング:総合297位 - ゲス要素があります。 - この話はフィクションです。

辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします

雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました! (書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です) 壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。 辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。 しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。

断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜

深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。 処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。 なぜなら彼女は―― 前世で“トップインフルエンサー”だったから。 処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。 空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。 タイトルは―― 『断罪なう』。 王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。 すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、 国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。 そして宣言される、前代未聞のルール。 支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。 処刑台は舞台へ。 断罪はエンタメへ。 悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。 これは、 処刑されるはずだった悪役令嬢が、 “ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。 支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、 それとも――自由か。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

虐げられた人生に疲れたので本物の悪女に私はなります

結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
伯爵家である私の家には両親を亡くして一緒に暮らす同い年の従妹のカサンドラがいる。当主である父はカサンドラばかりを溺愛し、何故か実の娘である私を虐げる。その為に母も、使用人も、屋敷に出入りする人達までもが皆私を馬鹿にし、時には罠を這って陥れ、その度に私は叱責される。どんなに自分の仕業では無いと訴えても、謝罪しても許されないなら、いっそ本当の悪女になることにした。その矢先に私の婚約者候補を名乗る人物が現れて、話は思わぬ方向へ・・? ※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています

処理中です...