ヒトノキモチ。

ナルミです。

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12歳。

恋愛感情?

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「いやいや、開くわけないだろ!?」
と、言いながら若干開くのを期待してる自分も居ながら、
デン丸の行動を止める気のない自分。
おもちゃの鍵束をジャラジャラさせながら、交換日記の錠に挑むデン丸。
その鍵束をどっから仕入れてきたのか疑問に思い、口に出す前に、

「あ、開いたぜ!」

と、デン丸。
拍子抜けするくらいに簡単に開いてしまった交換日記。
とんでもない罪悪感と、とんでもない興味の入り混じった瞬間に、
開かれた交換日記には、女の子らしく可愛らしい文字が目に入る。
もう、それだけでおかしなテンションになるのだが、
冷静に、いや、冷静になれるわけもなく、食い入る様に日記に
目を通す訳だが、これがどうも文字が滑って行くとでも表現したらいいのだろうか、
目には映るし、読めるのだが、アタマというか脳に響かない。
もう、女の子が書く文字だけで可愛くて、それだけでもうなんだかわからなくなる自分と、
デン丸の、僕より数歩、僅か数歩だけでも先に行ってる、オトナ…
そんな感覚に気づく間も無く、デン丸の一言。

「おい、マジかよ!やっぱなぁ!」

ん?なんの話だ?
デン丸は我が意を得たり!と言った感じで、満面の笑顔。
えっ?えっ?何?なに?ドユコト?

「いやぁ、ナツはお前のことが好きだって事さ」

えっ?は~!?
だ、だって、ナツは…ナツは…

「あぁ、お前が言いたいことも解るさ。でもな、ココに書いてあるんだよ。」

そして、デン丸はいつもの悟りきったにやけた顔をしながら、赤い表紙の
交換日記を指差した。
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