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六章
奴隷 11
「え、娼館じゃなくていいんですか?」
「まぁ、うん」
どうしても娼館で働いて欲しいって訳でもないしな。
単にどこかに預けたかっただけで。
正直、代わりに面倒見てくれるならどこでもいい。
「じゃあ何で娼館に」
「ここが一番都合がいいかなって」
「都合?」
「俺が面倒見るのは無理だし、奴隷1人で生きてくのも不可能でしょ?」
「確かに、そうかもしれないですけど」
「娼館なら全部面倒見てくれるからさ」
「……」
ま、そこまで嫌だと言うなら別に他のとこでもいいんだが。
でも、奴隷が1人で生活はな。
多分無理だろう。
色々制限かかるし。
だから、普通に適当なところで働かせる訳にもいかない。
生活を全部面倒見てくれるところがベストなのだ。
最低限、衣食住のうち二つは見てほしい。
出来れば三つ。
住み込みで、食事も出してくれてみたいな。
そんな職場だ。
ただ、他にそんな都合のいい所なんてそうそう無い。
その点、娼館なら安心。
しっかり面倒見てくれるからね。
商品だし。
生活基盤のない様な。
身一つで飛び込む女性も多いだろうから。
そこら辺はちゃんとしてるのだ。
調べた訳ではなく、又聞き。
行為の後嬢から軽く話を聞いただけだけど。
でもまぁ、聞いて納得できたし。
合理的だと思ったからね。
実情もそこまで遠いって事はないはずだ。
「娼館は嫌だとして、どこで働きたい?」
「どこでと言うか、ご主人様のお世話じゃダメなんですか?」
「俺が世話できないからなぁ」
「自分のことは自分でできます」
「うーん」
「お掃除も、料理も、家事全般結構得意です!」
へぇ、家事得意なんだ。
意外。
もっと、こう野生味あふれた感じかと。
いや、これは偏見だな。
獣人だからってそうとは限らない。
最近じゃエルフも森から出てるって言うしな。
都会型エルフである。
同じ人間なのだ。
文明がある程度進むとね。
多分、その方が住み心地が良いのだろう。
俺が屋敷でも持ってればメイドにしてもいいんだが。
その手の物とは無縁。
家はちっこいし。
そもそもあんまり家にいないし。
掃除なんかも魔法で一発で終了する。
食事も基本外食だからな。
普通だったら有用なんだけど、いかんせん……
そんなの持ってても面倒だからね。
たまにこうやって宿に来て贅沢するのがいいのだ。
「だめ、ですか?」
「……うーん」
別にダメって事はないんだけど。
家事ねぇ。
ここまで嫌がるなら、いっそのこと宿に押し付けてしまうか。
娼館に断られたらの最終手段ぐらいに思っていたのだけど。
もうそっちの方向性でも。
ん?
宿、か。
あ、宿でいいじゃん!
家事得意ならある程度使えるでしょ。
俺が泊まってる温泉宿に送り込んでしまえ。
従業員がどういう扱いになってるのか詳しい所は知らないが。
下宿先とかありそう。
仮に無かったとしても、賄いはくれそうだし。
制服的な?
共通の服装もある。
最低限、衣食住の内二つは揃うか。
家の方は。
最悪安い部屋を一年借り続けて貰うとして……
月収全部それに消えるかもしれないが、無理ではなさそうかな?
まぁ、それで生きてけるなら問題はない。
「宿で働く気はある?」
「宿ですか?」
「そう、この街の温泉宿。泊まり込みで」
「結局そこはぶれないんですね」
「ま、世話できないからね」
「娼館よりは、まぁ」
あまり反応は良くないが、娼館よりは乗り気らしい。
基準が謎ではあるけど。
絶対宿の方が仕事大変だと思う。
でも、本人がそっちの方が良いっていうならよし。
後は雇ってくれるかどうかだが。
娼館より難易度高そう。
家事得意ってのもどの程度のレベルなのか。
ま、何とかなるでしょ。
労働力増えて悪って事はないだろうし。
給料はギリギリまで削ってもらって、それで構わない。
上手いこと交渉すれば。
どうにかなりそう、かな?
それに、奥の手もある。
例のキノコ。
結局あれが毒だったのかは不明だが。
元々はこれ一本で押し通すつもりだったのだ。
交渉材料ぐらいにはなるはず。
「まぁ、うん」
どうしても娼館で働いて欲しいって訳でもないしな。
単にどこかに預けたかっただけで。
正直、代わりに面倒見てくれるならどこでもいい。
「じゃあ何で娼館に」
「ここが一番都合がいいかなって」
「都合?」
「俺が面倒見るのは無理だし、奴隷1人で生きてくのも不可能でしょ?」
「確かに、そうかもしれないですけど」
「娼館なら全部面倒見てくれるからさ」
「……」
ま、そこまで嫌だと言うなら別に他のとこでもいいんだが。
でも、奴隷が1人で生活はな。
多分無理だろう。
色々制限かかるし。
だから、普通に適当なところで働かせる訳にもいかない。
生活を全部面倒見てくれるところがベストなのだ。
最低限、衣食住のうち二つは見てほしい。
出来れば三つ。
住み込みで、食事も出してくれてみたいな。
そんな職場だ。
ただ、他にそんな都合のいい所なんてそうそう無い。
その点、娼館なら安心。
しっかり面倒見てくれるからね。
商品だし。
生活基盤のない様な。
身一つで飛び込む女性も多いだろうから。
そこら辺はちゃんとしてるのだ。
調べた訳ではなく、又聞き。
行為の後嬢から軽く話を聞いただけだけど。
でもまぁ、聞いて納得できたし。
合理的だと思ったからね。
実情もそこまで遠いって事はないはずだ。
「娼館は嫌だとして、どこで働きたい?」
「どこでと言うか、ご主人様のお世話じゃダメなんですか?」
「俺が世話できないからなぁ」
「自分のことは自分でできます」
「うーん」
「お掃除も、料理も、家事全般結構得意です!」
へぇ、家事得意なんだ。
意外。
もっと、こう野生味あふれた感じかと。
いや、これは偏見だな。
獣人だからってそうとは限らない。
最近じゃエルフも森から出てるって言うしな。
都会型エルフである。
同じ人間なのだ。
文明がある程度進むとね。
多分、その方が住み心地が良いのだろう。
俺が屋敷でも持ってればメイドにしてもいいんだが。
その手の物とは無縁。
家はちっこいし。
そもそもあんまり家にいないし。
掃除なんかも魔法で一発で終了する。
食事も基本外食だからな。
普通だったら有用なんだけど、いかんせん……
そんなの持ってても面倒だからね。
たまにこうやって宿に来て贅沢するのがいいのだ。
「だめ、ですか?」
「……うーん」
別にダメって事はないんだけど。
家事ねぇ。
ここまで嫌がるなら、いっそのこと宿に押し付けてしまうか。
娼館に断られたらの最終手段ぐらいに思っていたのだけど。
もうそっちの方向性でも。
ん?
宿、か。
あ、宿でいいじゃん!
家事得意ならある程度使えるでしょ。
俺が泊まってる温泉宿に送り込んでしまえ。
従業員がどういう扱いになってるのか詳しい所は知らないが。
下宿先とかありそう。
仮に無かったとしても、賄いはくれそうだし。
制服的な?
共通の服装もある。
最低限、衣食住の内二つは揃うか。
家の方は。
最悪安い部屋を一年借り続けて貰うとして……
月収全部それに消えるかもしれないが、無理ではなさそうかな?
まぁ、それで生きてけるなら問題はない。
「宿で働く気はある?」
「宿ですか?」
「そう、この街の温泉宿。泊まり込みで」
「結局そこはぶれないんですね」
「ま、世話できないからね」
「娼館よりは、まぁ」
あまり反応は良くないが、娼館よりは乗り気らしい。
基準が謎ではあるけど。
絶対宿の方が仕事大変だと思う。
でも、本人がそっちの方が良いっていうならよし。
後は雇ってくれるかどうかだが。
娼館より難易度高そう。
家事得意ってのもどの程度のレベルなのか。
ま、何とかなるでしょ。
労働力増えて悪って事はないだろうし。
給料はギリギリまで削ってもらって、それで構わない。
上手いこと交渉すれば。
どうにかなりそう、かな?
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元々はこれ一本で押し通すつもりだったのだ。
交渉材料ぐらいにはなるはず。
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