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新しい朝-2※
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朝から爆弾発言をジルが投げてくるから瞬時に理解はできなかった。ジルとした初めてのキスは……え?いつのこと?
「ジルとキス……あの、喧嘩の時が初めてじゃないの?」
「あれ初めてじゃねぇな」
「う、うそぉ……私それしらない……」
「言ってねぇもんな?」
「言ってよぉ!んんっ!」
降るみたいなキスの嵐に息継ぎするのもままならない。ジルの体が覆いかぶさって執拗にキスを繰り返される。
「ん――っはぁ!」
「体平気?」
「え、あ……ジルは?ジルこそ体……」
「聞いてんのは俺だよ。痛いとか、辛いとかある?」
「え……あ、えと……うんっと……」
ジッと見下ろしてくる金眼に直視されて照れるしかない。自分の体に異変がないは嘘、なんだか違和感はすごくある。怠いし腰はなんだか重いし、足とか普段使わないような部分が痛いのはこれ筋肉痛?そして感じるんだ、なんだかとてつもない違和感。
「……」
「痛いの?」
「いた、くは……」
かぁぁぁっと赤面してしまった。それをジルがどう捉えたのか分からないが気まずくて視線を反らす。
「じゃあなに?言って?」
優しい声。咎めるでもない、心配を含んだような声で余計に言いにくい。心配してもらうような意味は含んでいないから。
「なんでも、ない……」
「嘘つくの下手すぎるよな。言え」
今度は咎めるみたいに言われた。怒ってるまでは言わないけれど、言うまで逃がしてくれなさそうで。
「その……」
「無理……させた?」
今度はやっぱり気遣うみたいに伺うように言うからキュンとして、それで決定的、だめ、自分を誤魔化せそうにない。
「ぁ……」
「……」
その声に、ジルの金眼がパッと開いて何かを察知された。そうだ、そうだった……ジルのスキルの腕を舐めていたらダメなんだ。ジルがそこに本能まで開花させたら絶対誤魔化しなんかきかない。
「やだ、ジル……」
「またやだ?今度のやだの理由は?」
ジルの手が腰をなぞって太ももを這い始める。ぞわぞわとこみ上がってくる快感に鳥肌が立つ。
「ぁ、だ、め……」
「その声に嫌は感じないけどな」
首筋を舐めながら鎖骨に口付けて胸の膨らみに息をかけてくる。熱い息が肌の上をなぞるとそこから汗ばみそうなくらい熱く感じる。
「いやぁ……」
「嫌の理由は?」
「見ちゃやだあぁ!」
思いっきり声をあげたらジルが吹き出して言うのだ。
「可愛い、アリシア」
そんな言葉と一緒に響く水音に自分がびっくりした。蜜口が信じられないほど濡れている!そこに指を這わせたジルがニヤリと微笑んで目を剥くようなことをサラッと言った。
「目、瞑ってなら舐めていい?」
(いいわけなぁーい!)
「ジルとキス……あの、喧嘩の時が初めてじゃないの?」
「あれ初めてじゃねぇな」
「う、うそぉ……私それしらない……」
「言ってねぇもんな?」
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降るみたいなキスの嵐に息継ぎするのもままならない。ジルの体が覆いかぶさって執拗にキスを繰り返される。
「ん――っはぁ!」
「体平気?」
「え、あ……ジルは?ジルこそ体……」
「聞いてんのは俺だよ。痛いとか、辛いとかある?」
「え……あ、えと……うんっと……」
ジッと見下ろしてくる金眼に直視されて照れるしかない。自分の体に異変がないは嘘、なんだか違和感はすごくある。怠いし腰はなんだか重いし、足とか普段使わないような部分が痛いのはこれ筋肉痛?そして感じるんだ、なんだかとてつもない違和感。
「……」
「痛いの?」
「いた、くは……」
かぁぁぁっと赤面してしまった。それをジルがどう捉えたのか分からないが気まずくて視線を反らす。
「じゃあなに?言って?」
優しい声。咎めるでもない、心配を含んだような声で余計に言いにくい。心配してもらうような意味は含んでいないから。
「なんでも、ない……」
「嘘つくの下手すぎるよな。言え」
今度は咎めるみたいに言われた。怒ってるまでは言わないけれど、言うまで逃がしてくれなさそうで。
「その……」
「無理……させた?」
今度はやっぱり気遣うみたいに伺うように言うからキュンとして、それで決定的、だめ、自分を誤魔化せそうにない。
「ぁ……」
「……」
その声に、ジルの金眼がパッと開いて何かを察知された。そうだ、そうだった……ジルのスキルの腕を舐めていたらダメなんだ。ジルがそこに本能まで開花させたら絶対誤魔化しなんかきかない。
「やだ、ジル……」
「またやだ?今度のやだの理由は?」
ジルの手が腰をなぞって太ももを這い始める。ぞわぞわとこみ上がってくる快感に鳥肌が立つ。
「ぁ、だ、め……」
「その声に嫌は感じないけどな」
首筋を舐めながら鎖骨に口付けて胸の膨らみに息をかけてくる。熱い息が肌の上をなぞるとそこから汗ばみそうなくらい熱く感じる。
「いやぁ……」
「嫌の理由は?」
「見ちゃやだあぁ!」
思いっきり声をあげたらジルが吹き出して言うのだ。
「可愛い、アリシア」
そんな言葉と一緒に響く水音に自分がびっくりした。蜜口が信じられないほど濡れている!そこに指を這わせたジルがニヤリと微笑んで目を剥くようなことをサラッと言った。
「目、瞑ってなら舐めていい?」
(いいわけなぁーい!)
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