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目標のある幸せ 第二話
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「いってきます」
学校の友達と用事があるからと言って、二次審査の会場に行った。
休みなのに学校へ行く体で出た手前、制服のままだったが、大した服を持っているわけでもないし、あまり気負いすぎて落ちた時のことを考えると、これでいいかと思ったのもある。
会場に着いて、何があるんだろうと想像をしながら待っていた。
「次のグループの人、入ってください」
応募者数が多いこともあるのか、二次審査に来ている人も結構たくさんいるんだな、というのが印象だった。
時間もいくつかに分けて呼ばれているらしいことが、案内を見るとわかる。
書類審査だけで人を選別するのは難しいだろうから、二次審査からが本番で、できるだけ多くの人の中から選びたいというのが心情というものだろうか。
周りを見てみるとみんなそれなりに整った顔をしていて、幾人かはもう出来上がっているなというくらいの雰囲気を持っている子もいた。
「これは、受からないだろうな」
圧倒的な雰囲気にのまれて一次審査に受かったということで得た根拠のない自信が、だんだんなくなりかけていたときに自分たちの番が来た。
「それでは二次審査を始めさせてもらいます。とって食べようというわけではないので、あまり緊張しなくてもいいです」
真ん中に座ったおじさんが私たちを見回しながら言った。
「こちらから見て左手の方から、順に名前と自己アピールをお願いします」
「山岸さなえです。ダンスが得意です。メンバーにあこがれて応募しました。よろしくお願いします!」
可愛いし春代と同じ苗字だと思うと、ちょっと親近感がわく。
「申し訳ないけど時間があまりないから、簡単に動いてみせてくれる?」
「はい。分かりました」
手拍子の中、彼女はヴァルコスマイルの代表曲のダンスを披露して、素人の私が見ても周りと全然違う雰囲気をもっていることがわかる。
「ああいう子が受かるんだろうな。良いものを見た」
そう思いながら少なからず緊張が和らぐ感じがしてじっとみていた。
それから隣の三人の自己紹介が終わって、いよいよ自分の番だ。
「次の人おねがいします」
前の人の受け答えを見ることができたので、なんとなく状況はつかめていた。
自己紹介と簡単な特技的な紹介をするだけですぐに終わってしまうので、アピールする時間なんて言うほどは無いんだなと思っていた。
「相羽紗良です。お願いします」
私は立ち上がって、深々とお辞儀をした。
ただ、どこまでなのか知らないだけで、そういうつもりはなかったが、後から聞いた話だとみんなが面食らうくらい、相当深々としたお辞儀だったようだ。
姿勢を正して、目の前の審査をするおじさんに向かって言った。
「この前、初めてライブの映像を見てヴァルコスマイルでアイドルになってみたいと思いました。自分の容姿とかはどうかわかりませんが、多少運動ができると思うのと、記憶力は良い方なので、ダンスとかもすぐに覚えて気持ちで頑張れると思います。宜しくお願いします」
正直ノープランだった。オーディションなんて初めてだったし、アピールしてくださいとはあったが歌を歌えばいいのか何なのか調べてもさっぱりだったし、自分では歌がうまいわけでもないと思う。
本当に自分でもどうしてアイドルになろうかと思ったのか、だんだんわからなくなって、不思議な感じさえしていたから、体力と記憶力があるということで乗り切ろうというか、押し切ろうという結論だった。
最初に挨拶をしたおじさんが隣の若い人に耳打ちして、若い人が訊いてきた。
「わかりました。記憶力が良いということですが、初めにダンスを見せてくれた子は見ていましたか?」
「はい。見ていました。可愛かったです」
「ははっ。それじゃあ彼女のダンスを思い出してその通りに踊ってみてくれる?」
「わかりました。彼女みたいにできるかどうかわかりませんが、頑張ってみます」
私は可愛かった彼女の踊りをできるだけ忠実に再現しようと思ったので、実際のヴァルコスマイルの振り付けとは違うなと思いながらも彼女のダンスを踊って見せた。
「えーと。二人は知り合い?」
「いえ。初対面ですけど」
「ふーん。じゃあ。あのダンスがなんのダンスかは知ってるの?」
「ヴァルコスマイルの“逢いたい人がいる”のオープニングですよね」
「なるほど。知ってて振りが違うところまでまねをしたんだ」
「まねと言いますか、彼女のダンスを踊ってということでしたし、なにより振り付けがオリジナルより彼女に合っていて、すごくかわいかったから」
「そうですか。吉田さん何かありますか?」
おじさんが一番端の女性に訊いた。
「申し訳ないけど、今ここで声を出してみてくれる」
「声?」
「あーだけでいいから、だんだん低いところから高いところまで上げてみて」
発声練習みたいなやつかと思いながら言われたとおりに声を出した。
「はい、ありがとう」
端の女性がそう言ってから結果は後日連絡するとのことだった。
「なんだか、わけがわからないうちに終わった」
二次審査なんて流れ作業のようなものだから時間的にもこんなもんだろうと思いながら帰ろうとしていると、さっき二次審査で一緒だった子が話しかけてきた。
「あ、い、ば、さんっ!」
私の前に回りこんで後ろ手にしながら微笑みかけてくる。
「山岸さんでしたか?」
「覚えていてくれたの? うれしい」
可愛い仕草もアイドルになるのはこういう子なんだなと思わせる。
「そりゃもちろん。あれだけかわいいダンスを見せられたら覚えとかなくちゃと思います」
「えー。私のダンスよりもきれいだったじゃない」
「見させていただいたダンスが可愛くてすてきだったから同じように踊れただけです」
「敬語で、なんか他人行儀」
「いや、本当に他人ですし。なんですか?」
「つめたいなぁ。わたしは相羽さん受かると思うよ」
紗良ちゃんて呼んでいい? わたしはさぁちゃんて呼んでねといいながら話している。
「なんで受かると思うのですか?」
受かるか受からないかなんて、あの短い時間で分かりそうもないと思って訊いた。
「こう見えても私は子役とかもしたことあるし、オーディションも何回か受けたからわかるの。それだけじゃなくて、紗良ちゃんは向こうから指示されてたでしょ。あの流れ作業のようなオーディションで興味もなくそんなことをしないよ」
「興味がなくはないと思うけど、他の子だって言われたところがあったじゃないかと思う」
「紗良ちゃんのダンスの時の審査の人たちの目を見てなかったの? 驚いてたよ。特に真ん中の人」
二次審査になんで居るのかわからないけど偉いマネージャーだよ、と言っていた。
「さなえさんのダンスを思い出して、体を合わせるのに必死だったからそこまでの注意はできませんでした」
「さぁちゃんて呼んでね。まあいいわ。あのアレンジしたところまで一回で覚えてあそこまできれいに踊られたら驚くわ」
コミュニケーションアプリのIDを交換して、といわれたので基本的に既読しても無視ですけどと言ったが、それでも良いからと言われたので交換した。
「じゃあ、私こっちだから」ということで、それからすぐにバイバイと離れて行く。
まるで風のようにさっていく様子に、何というコミュニケーション能力の高さだろう、見習うべきだろうかと思いながら、それにしてもかわいい子だったなという印象だった。
それから二週間後、さなえの言ったように二次審査も通ったとの通知が手元に届いた。
学校の友達と用事があるからと言って、二次審査の会場に行った。
休みなのに学校へ行く体で出た手前、制服のままだったが、大した服を持っているわけでもないし、あまり気負いすぎて落ちた時のことを考えると、これでいいかと思ったのもある。
会場に着いて、何があるんだろうと想像をしながら待っていた。
「次のグループの人、入ってください」
応募者数が多いこともあるのか、二次審査に来ている人も結構たくさんいるんだな、というのが印象だった。
時間もいくつかに分けて呼ばれているらしいことが、案内を見るとわかる。
書類審査だけで人を選別するのは難しいだろうから、二次審査からが本番で、できるだけ多くの人の中から選びたいというのが心情というものだろうか。
周りを見てみるとみんなそれなりに整った顔をしていて、幾人かはもう出来上がっているなというくらいの雰囲気を持っている子もいた。
「これは、受からないだろうな」
圧倒的な雰囲気にのまれて一次審査に受かったということで得た根拠のない自信が、だんだんなくなりかけていたときに自分たちの番が来た。
「それでは二次審査を始めさせてもらいます。とって食べようというわけではないので、あまり緊張しなくてもいいです」
真ん中に座ったおじさんが私たちを見回しながら言った。
「こちらから見て左手の方から、順に名前と自己アピールをお願いします」
「山岸さなえです。ダンスが得意です。メンバーにあこがれて応募しました。よろしくお願いします!」
可愛いし春代と同じ苗字だと思うと、ちょっと親近感がわく。
「申し訳ないけど時間があまりないから、簡単に動いてみせてくれる?」
「はい。分かりました」
手拍子の中、彼女はヴァルコスマイルの代表曲のダンスを披露して、素人の私が見ても周りと全然違う雰囲気をもっていることがわかる。
「ああいう子が受かるんだろうな。良いものを見た」
そう思いながら少なからず緊張が和らぐ感じがしてじっとみていた。
それから隣の三人の自己紹介が終わって、いよいよ自分の番だ。
「次の人おねがいします」
前の人の受け答えを見ることができたので、なんとなく状況はつかめていた。
自己紹介と簡単な特技的な紹介をするだけですぐに終わってしまうので、アピールする時間なんて言うほどは無いんだなと思っていた。
「相羽紗良です。お願いします」
私は立ち上がって、深々とお辞儀をした。
ただ、どこまでなのか知らないだけで、そういうつもりはなかったが、後から聞いた話だとみんなが面食らうくらい、相当深々としたお辞儀だったようだ。
姿勢を正して、目の前の審査をするおじさんに向かって言った。
「この前、初めてライブの映像を見てヴァルコスマイルでアイドルになってみたいと思いました。自分の容姿とかはどうかわかりませんが、多少運動ができると思うのと、記憶力は良い方なので、ダンスとかもすぐに覚えて気持ちで頑張れると思います。宜しくお願いします」
正直ノープランだった。オーディションなんて初めてだったし、アピールしてくださいとはあったが歌を歌えばいいのか何なのか調べてもさっぱりだったし、自分では歌がうまいわけでもないと思う。
本当に自分でもどうしてアイドルになろうかと思ったのか、だんだんわからなくなって、不思議な感じさえしていたから、体力と記憶力があるということで乗り切ろうというか、押し切ろうという結論だった。
最初に挨拶をしたおじさんが隣の若い人に耳打ちして、若い人が訊いてきた。
「わかりました。記憶力が良いということですが、初めにダンスを見せてくれた子は見ていましたか?」
「はい。見ていました。可愛かったです」
「ははっ。それじゃあ彼女のダンスを思い出してその通りに踊ってみてくれる?」
「わかりました。彼女みたいにできるかどうかわかりませんが、頑張ってみます」
私は可愛かった彼女の踊りをできるだけ忠実に再現しようと思ったので、実際のヴァルコスマイルの振り付けとは違うなと思いながらも彼女のダンスを踊って見せた。
「えーと。二人は知り合い?」
「いえ。初対面ですけど」
「ふーん。じゃあ。あのダンスがなんのダンスかは知ってるの?」
「ヴァルコスマイルの“逢いたい人がいる”のオープニングですよね」
「なるほど。知ってて振りが違うところまでまねをしたんだ」
「まねと言いますか、彼女のダンスを踊ってということでしたし、なにより振り付けがオリジナルより彼女に合っていて、すごくかわいかったから」
「そうですか。吉田さん何かありますか?」
おじさんが一番端の女性に訊いた。
「申し訳ないけど、今ここで声を出してみてくれる」
「声?」
「あーだけでいいから、だんだん低いところから高いところまで上げてみて」
発声練習みたいなやつかと思いながら言われたとおりに声を出した。
「はい、ありがとう」
端の女性がそう言ってから結果は後日連絡するとのことだった。
「なんだか、わけがわからないうちに終わった」
二次審査なんて流れ作業のようなものだから時間的にもこんなもんだろうと思いながら帰ろうとしていると、さっき二次審査で一緒だった子が話しかけてきた。
「あ、い、ば、さんっ!」
私の前に回りこんで後ろ手にしながら微笑みかけてくる。
「山岸さんでしたか?」
「覚えていてくれたの? うれしい」
可愛い仕草もアイドルになるのはこういう子なんだなと思わせる。
「そりゃもちろん。あれだけかわいいダンスを見せられたら覚えとかなくちゃと思います」
「えー。私のダンスよりもきれいだったじゃない」
「見させていただいたダンスが可愛くてすてきだったから同じように踊れただけです」
「敬語で、なんか他人行儀」
「いや、本当に他人ですし。なんですか?」
「つめたいなぁ。わたしは相羽さん受かると思うよ」
紗良ちゃんて呼んでいい? わたしはさぁちゃんて呼んでねといいながら話している。
「なんで受かると思うのですか?」
受かるか受からないかなんて、あの短い時間で分かりそうもないと思って訊いた。
「こう見えても私は子役とかもしたことあるし、オーディションも何回か受けたからわかるの。それだけじゃなくて、紗良ちゃんは向こうから指示されてたでしょ。あの流れ作業のようなオーディションで興味もなくそんなことをしないよ」
「興味がなくはないと思うけど、他の子だって言われたところがあったじゃないかと思う」
「紗良ちゃんのダンスの時の審査の人たちの目を見てなかったの? 驚いてたよ。特に真ん中の人」
二次審査になんで居るのかわからないけど偉いマネージャーだよ、と言っていた。
「さなえさんのダンスを思い出して、体を合わせるのに必死だったからそこまでの注意はできませんでした」
「さぁちゃんて呼んでね。まあいいわ。あのアレンジしたところまで一回で覚えてあそこまできれいに踊られたら驚くわ」
コミュニケーションアプリのIDを交換して、といわれたので基本的に既読しても無視ですけどと言ったが、それでも良いからと言われたので交換した。
「じゃあ、私こっちだから」ということで、それからすぐにバイバイと離れて行く。
まるで風のようにさっていく様子に、何というコミュニケーション能力の高さだろう、見習うべきだろうかと思いながら、それにしてもかわいい子だったなという印象だった。
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