とある定期テスト間近の青年

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12日前

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さて、逃げても追ってくる定期テスト。逃げ切る(?)事ができるのであろうか。
「私は、私自身では自覚はしているのだが…そろそろまずい。幾分勉強しているつもりではあるが、客観的に見ると全くやっていないらしいのだ。」そう、テキストを開き、閉じ、空を見上げ途方に暮れ、テキストを開き閉じ途方に暮れの繰り返しで全くカリクュラムは進んでいなかったのだ。
「家じゃあ集中出来ない。さて、友の家で集中して勉強しようではないか。」この時点でフラグである。実際、迎え入れる側も勉強はしていたもののこちらもあろう事か酒を好むのだ。奏多はメールで事前に行くことを連絡はしていた。迎える側(大橋潤平)も敏感に察しお燗を付けているという、書いていて悪寒がするような中学生である。しかも、当たり前のように中学生が飲酒をしているがこれは田舎でないと駄目である。(田舎でもダメである)まぁ話を続けよう。奏多は大橋宅に到着すると早速熱烈な歓迎を受けた。「おい、オカン!お燗は出来ているだろうな!出来ていなかったら悪寒がするぞ!さて、ツマミを持ってこい!何!?ない?今すぐ作れ!そうだ、うちの名物の牡蠣のフライを作れ!ソースがうちの自慢と来ている。さ、酒。酒。ウイスキイの方が宜しかった?」と。私は決して誇張表現をしている訳ではないのだ。これから田舎流のもてなしと言うものであろう。さあ、この文章は定期テストの話を書いていたはずだが、いつの間にかただの酒飲み紀行になっているではないか。いかん。いかん。さ、12日前だ。12日前だ。
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