君と君…オレと私…君と私

SINRA

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7 許し、歩み、家族に。(8)

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キャンプ当日


純「凛!大丈夫なのか?」

菜奈「そぉだよ!仲直りしたの?」

凛「ん~多分。」

彩月「凛。」

凛「心配しなくても大丈夫だよ!」

香澄「すみません。急に私まで。」

柚月「いえ、大丈夫ですよ。」

香澄「凛の母です。よろしくお願いします。」

柚月「はい。彩月の母です。こちらこそよろしくお願いします。」

凛「母さん、紹介するね。右から、井上純、相田菜奈、蒼崎彩月、で彩月のお母さんです。」

香澄「いつも凛と仲良くしてくれてありがとう。 」

純「いや!こちらこそ!凛とはいつも楽しく遊んでますよ!」

菜奈「はい!バイト中の凛ちゃんなんてすごくカッコいいです!」

彩月「初めまして、彩月です。」

香澄「あなたが凛と…?」

彩月「はい…」
流石に緊張しているのか、口数がいつもより少ない。

山本先生「お待たせぇ!」

凛「みっちゃん!」

山本先生「すまない。少し遅れた。蒼崎さん今日はよろしくお願いします。」

柚月「はい。」

山本先生「お久しぶりです。香澄さん。」

香澄「久しぶりね。いつもありがとう。」

山本先生「いえ。嬉しいです。」

凛「じゃあ行こう!」

私達はキャンプ場に移動した。

香澄「あの、聞いてもよろしいですか?」

柚月「はい。」

香澄「よく凛と付き合うのを許しましたね。」

柚月「一応最初は反対していたんですよ。でも彩月の気持ちを知った日にはもぉ許していたと思います。」

香澄「それは何故ですか?」

柚月「本気で好きなのがすぐ分かったんです。普段感情をあまり出さない彩月が剥き出しにしていたんです。」

香澄「そぉだったんですね。」

柚月「涼川さんはどぉして許したんですか?」

香澄「中身は男の人ですからね…こんな日が来るとは思ってました。ただ相手の方とその親御さんに申し訳なく思っていまして…」

柚月「そぉですね…でもなんだかんだで娘が幸せならそれで良いのかも知れませんね…」

香澄「そぉですね。あの子があんなに楽しそうにしているところは久しぶりに見ました。」

凛「母さん!野菜を切るの手伝ってくれないかな?」

香澄「…えぇ分かったわ。」

トントントントン

彩月「私も…」

柚月「待ちなさい、彩月。」

彩月「え?」

柚月「久しぶりと言っていたわ。2人きりにして、私達はこっちの準備をしましょう。」

彩月「…そぉね。」
そこには何年かぶりの親子の姿があった。


パチパチパンッ

彩月「焚き火って落ち着くのね。」

凛「あぁ、そぉだね。」

菜奈「ねぇせっかくキャンプファイヤーしてるんだから踊らない?」

純「タラタッタッタラララララララってやつ?」

菜奈「それそれ!」

彩月「フォークダンスね。」

凛「えっ?私踊った事ないけど。」

彩月「任せて。」
と手を差し出した。

菜奈「流すよぉ!」

純「持ってんの⁉︎」

菜奈「今取った!笑」

彩月「ほら、踊りましょ。」

凛「うん。」

山本先生「どぉですか?」

香澄「…えぇ、今の凛を見る事ができて良かったわ。ありがとう。」

柚月「先生って涼川さんの教え子だったんですね。」

山本先生「はい。色々教えていただきました。」

香澄「瑞紀ちゃんもなかなかやんちゃでしたよ!笑」

柚月「そぉだったんですか?笑」

山本先生「やめてくださいよ!今はちゃんと教師やってるんですから。」
照れながら言うと。

香澄「ありがとう。いつも助けてくれて。」

山本先生「いえ。私が今教師でいられるのは凛のお陰ですから!」

凛を見る。
香澄「そぉ。」

柚月「涼川さんはもぉ先生はやらないんですか?」

山本先生「そぉですよ!教えている時が1番イキイキしていましたよ!」

香澄「そぉね…もぉ一度やってみようかしら。」

山本先生「⁉︎はい!やりましょう!」


彩月「お母さんとはどぉ?」

凛「うん。まだ距離はあると思うけど、少しずつ埋めていくよ。」

彩月「そぉ。良かったわね。」

凛「うん。」


純「凛、お袋さんと上手くいってるみたいだったな。」

菜奈「うん。良かった。キャンプに来るって聞いた時はどぉなるかと思ったもん。」

純「ああ。でも大人達も楽しそうだし、良かったよ!」

凛「キャンプでフォークダンスって普通やらなくない?」

彩月「そぉね、普通は…何するの?」

純「えっと…トランプ?」

菜奈「トランプは家でも出来るでしょ。」

凛「キャンプでもやるでしょ!後は肝試し?」

菜奈「肝試しはやめとこう!」

純「菜奈は怖いのダメだからな。」

凛「えっそぉなの?純チャンスじゃん!」

純「嫌がる事はしねぇよ!」

凛「流石純だねぇこのこのぉ!笑」

純「やめろよ!笑」

菜奈「そぉだ!花火しよぉよ!」

彩月「そぉね。私も持ってきたわ!」

凛「いいねぇ花火しよ!」

純「オレも持ってきてる!」

ジュボ

菜奈「綺麗だね!」

彩月「そぉね。」

凛「………」

彩月「凛?どぉしたの?」

凛「えっ?あっ、いや…」

彩月「何?」

凛「綺麗だなって…思って…」

彩月「?そぉね。」

純・菜奈「・・・ご馳走様。」

彩月「えっ?」

菜奈「花火じゃなくて彩月ちゃんに綺麗だって言ったんだよ。」

彩月「ーーー⁉︎」

凛「………」
恥ずかしい…

香澄「見ていて恥ずかしいですね…」

柚月「そぉですね…」

山本先生「1年の時から付き合ってるとは思えないですよね。」

香澄・柚月「1年から⁉︎」

山本先生「えぇ、凛なんかグイグイ行ったりするけど交わされるんですよね。」

香澄「あの子何してるの…」

柚月「彩月はどんな感じなんですか?」

山本先生「彩月は凛を上手いこと転がしてますよ。まぁ素で凛を煽ってますけど。」

柚月「煽ってる⁉︎」

山本先生「本人にその気はないんでしょうけど、凛は我慢する事多いと思います。」

柚月「ホント何してるの…」

山本先生「まぁ凛も彩月もいい関係だと思いますよ。夫婦漫才みたいで。」

香澄・柚月「はぁ…」

凛「なんか凄い見られてない?」

彩月「えぇ、見られてると思う…」

凛「なんかしたかな?」

彩月「さぁ…何もしていないと思うけど…


今はスルーするのがいいと思い、親の視線が気になりながらも私たちは遊んだ。
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