魔法剣士のはじめての冒険

くま太郎 雅臣

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14 稽古という名の地獄

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 カーミラはかつて、リエリーの両親とカゲトラの姉ツバキと旅に出ていた経歴を持つ武道家だった、両手と両足には魔鉱石製の武具を装備し、火、水、土、風の4属性を使いこなす、かつては武神と呼ばれていた人だった。

「よし、お前らに1人づつ稽古メニューを渡す」
「1人づつ・・ですか?」
「そうだ、個々の力を上げなければ今のお前らはこの先すぐ全滅だ、それと稽古の最後は私と一対一サシで勝負だ」

 4人は渡されたメニュー通りクロスは草原、カナは河原、リエリーは岩場、カゲトラは森の中へ移動した、稽古が始まりカーミラはクロスの元へ来てアドバイスをした。

「オイ!クロス」
「はい、なんですか?」
「2つの属性を練り合わせてみろ」
「えっ?」
「できないのか?」

 カーミラはクロスに2つの属性を練り合わせて、魔法剣にすることがこれからの戦闘を有利にすると説明した。
 次にリエリーの元へ来たカーミラは「お前の父親は昔、炎帝と呼ばれた男だった」と言い炎の数を増やすではなく、2つ同時に炎魔法を出せと言った。
 カゲトラの元へ来たカーミラは「術を出してから動くな、術と同時に動け!」と言った。
 次にカナの元へ来て、カーミラは何やら考え込んでいた。

「カナ、ちょっとコレを使ってみろ」
「えっ・・あっ・・はい」
「お前、今のままでいいのか?」
「・・・・・」

 カナはカーミラの言葉で考え込んだ、今のままで良いのか、変わった方がいいのか、長い時間悩んだが答えは出なかった。

「まぁいい、変わるタイミングはお前に任せる」
「はい・・・すいません」

 稽古が始まってから数週間が過ぎた頃、4人は出された課題を徐々にできるようになっていた。
 カーミラは4人を呼び最後の稽古の順番をくじ引きで決めた、クロス、カナ、カゲトラ、リエリーの順番になった。

「最終訓練はお前らが稽古した場所でやる」

 カーミラに言われ、4人はそれぞれ稽古をした場所で戦闘準備をした、クロスの所へ来たカーミラは「稽古の成果を出せよ、じゃないと死ぬぞ」と言いカーミラvsクロスの戦闘が始まった。
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