魔法剣士のはじめての冒険

くま太郎 雅臣

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15 成果と秘密

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 最終の稽古が始まり、カーミラvsクロスの戦闘はクロスの魔法と激しい斬撃でカーミラを押してるように思えた。

「いいぞクロス、こっちもそろそろ技を出してやろう」

 カーミラは右手に風属性と炎属性を纏わせクロスに襲いかかった、クロスも同じように稽古の成果を出すため、風魔法と炎魔法を剣に纏わせた。

「闘技 風炎衝波!」
「魔法剣 業火斬!」

 2つの技はぶつかり合ったが、錬成度はカーミラの方が遥かに高く、剣は弾かれてしまった、バランスを崩したクロスにカーミラは追撃をした。

「闘技 風雷四連脚!」

 風圧と電撃がクロスの身体に衝撃を与え気を失ってしまった。

「まぁ、こんなもんか しばらく寝てろ!」

 次にカナの元へ行き、カーミラvsカナが始まった。

「オイ!それでいいのか?」
「はい」

 カナは鞭で攻撃したがカーミラは全て避けた、素早い動きでカナの懐へ入りヒザ蹴りを一撃入れた、カナはその場でうずくまり、意識が朦朧もうろうとする。

「お前、フェイ・グロリアの娘だろ! 何故それを使わない?」
「お・・お父さんを知ってるんですか?」
「当たり前だろ!剣豪フェイ・グロリア 知らない方がおかしいだろ!」

 カナの父親は剣豪と呼ばれた男だった、しかし数年前に同じ剣士に敗れ命を落としていた、鞭にこだわるのは剣士の間合いを潰すためだった。

「一度それを使ってみろ!」
「・・・・わかりました」

 言われるまま刀を手にしたカナは抜刀の構えで距離をとる、カーミラは両足に雷属性を最大まで高め高速移動でカナとの距離を縮めた。

「闘技 雷神脚!」
「秘剣 瞬光!」

 ナマクラ刀は折れてしまい、雷神脚の威力でカナは吹き飛び電撃で動けなくなっていた。

「3人は剣豪の事知ってるのか?」
「クロスだけ知ってますが、旅に出てると思い込んでます」
「これから先、刀を使うかどうかはお前が決めろ」
「・・・はい」

 次にカゲトラの元へ行きカーミラvsカゲトラが始まった、戦闘開始から激しい技と術の応酬が繰り広げられた。

「火遁 豪炎龍!」
「闘技 水弾衝!」
「雷遁 雷光衝弾!」
「闘技 岩砕拳!」

 技と術は激しくぶつかり合い2人は一歩も退かなかった、カゲトラは術を出そうとした時、カーミラは背後に立っていた。

「お前の術は威力も完成度も高い、でも鬼姫の術は狂気に満ちていたぞ!」
「姉と・・鬼姫と一緒にしないで下さい!」

 カゲトラは姉の凄さを知っている為、どうすれば超える事ができるのかを悩んでいた、威力と完成度は同じだとしても姉はその先まで登りつめているからである。
 カゲトラは術を出そうとした時カーミラは遠距離から技を飛ばした。

「闘技 真空拳」

 カゲトラの全身に衝撃が走り意識が飛んだ、最後はリエリーの所に来たカーミラは「お前の本気を見せてみろ」と言いカーミラvsリエリーの最後の訓練がはじまった。

「お主の言う2つ同時に出せとはこう言う事か?
爆炎龍エクスプロード・ドラゴン

 火の粉を纏った龍はカーミラに直撃した、火柱が上がり爆発したがカーミラは「闘技 硬水障壁」でダメージを受けなかった。

「これならどうじゃ! ☆*#?☆*!」

 カーミラは危険を察知し、「闘技 雷足」でリエリーの背後に移動した、頭と腕を取り地面に倒しカーミラは険しい表情をした。

「その魔法、今まで何回使った!」
「ま・・まだ1回だけじゃ」
「他のやつは知ってるのか?」
「しらん」
「強すぎる魔法は代償も大きい、使いすぎるとお前死ぬぞ」
「わかっておる」

 最後の訓練が終わり傷が癒えるまでカーミラの家で数日間泊まったある日、カーミラから話があった。

「お前ら次の場所は決まってるのか?」
「いえ、まだですけど」
「この先にオラリス国がある、行ってみたらいいんじゃないか?」
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