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2 聖騎士学校(2)
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聖騎士学校に入って最後の年、クロスはカナの家を訪れていた。
「お~い、居るかぁ~」
「あぁクロス、ちょっと入ってて、準備するわ」
聖騎士学校の卒業試験は、学校側が用意したD級モンスターの討伐、その修行の為カナの家に来ていた。
「お邪魔しま~す」
「部屋の中ジロジロ見ないでね」
「わかってるよ~・・あっ!ねぇカナ、コレって刀ってやつだよね」
「そうだけど、なんでジロジロ見た」
「ご・・ゴメン・・つい見ちゃいました」
カナが言うにはその刀は父親のものらしく、大業物の刀いわゆる名刀だった。
「なんで刀があるの?」
「お父さんは昔、剣豪って言われててね・・」
「凄い、カナのお父さんは剣豪なんだ、それでお父さんは?」
「・・・お父さんは・・・」
「?」
「お父さんね、今旅に出てるの、だから私も卒業したら旅に出てお父さんの後を追うの」
「そうなんだ、凄いなぁ~、カナも刀使えるの?」
「一応ね、お父さんに教えてもらったから」
カナは少し寂しそうに父親の話をした、クロスは少し気になっていたが、あえて触れる事はしなかった。
「クロスそろそろ修行をしましょう」
「そうだね」
聖騎士学校卒業の日、カナは難なくモンスターを討伐、クロスは少し苦戦したが討伐成功し2人は卒業する事ができた。
「それじゃ、私は旅に出るわ」
「うん、元気でね」
「お~い、居るかぁ~」
「あぁクロス、ちょっと入ってて、準備するわ」
聖騎士学校の卒業試験は、学校側が用意したD級モンスターの討伐、その修行の為カナの家に来ていた。
「お邪魔しま~す」
「部屋の中ジロジロ見ないでね」
「わかってるよ~・・あっ!ねぇカナ、コレって刀ってやつだよね」
「そうだけど、なんでジロジロ見た」
「ご・・ゴメン・・つい見ちゃいました」
カナが言うにはその刀は父親のものらしく、大業物の刀いわゆる名刀だった。
「なんで刀があるの?」
「お父さんは昔、剣豪って言われててね・・」
「凄い、カナのお父さんは剣豪なんだ、それでお父さんは?」
「・・・お父さんは・・・」
「?」
「お父さんね、今旅に出てるの、だから私も卒業したら旅に出てお父さんの後を追うの」
「そうなんだ、凄いなぁ~、カナも刀使えるの?」
「一応ね、お父さんに教えてもらったから」
カナは少し寂しそうに父親の話をした、クロスは少し気になっていたが、あえて触れる事はしなかった。
「クロスそろそろ修行をしましょう」
「そうだね」
聖騎士学校卒業の日、カナは難なくモンスターを討伐、クロスは少し苦戦したが討伐成功し2人は卒業する事ができた。
「それじゃ、私は旅に出るわ」
「うん、元気でね」
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