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「はふ~~~~~~~!」
真子は、肺の奥に溜め込んでいた疲労を一気に吐き出すように、大きく息を漏らした。
今、彼女はペア社が用意してくれたCCT専用の特別車に乗って、家まで送ってもらっている最中だった。救急車に似たその車両には、プライバシー保護のためか窓ガラスがなく、外の景色は一切見えない。
「今日は‥‥すまなかったな」
隣に座る烈が、低い声で言った。
「本当にね。色んなことが起きすぎだよ‥‥」
真子は膝の上で両手を組み、しみじみと呟いた。
「まさか、同級生がバーチャル症候群で暴れ出すなんて思わなかったし。中神くんまで‥‥私みたいに身体が変わっちゃって‥‥。えっと、何だっけ。めたも?」
「変態な。でも、長いし言いにくいから、俺はフォーゼって略してる。そっちの方が楽だぞ」
どうやら烈は"フォーゼ"派らしい。
「それに‥‥中神くんに連れられて、あのペア社の支店に行って。電脳化とか電脳生命体とか‥‥千代田佳那さんについてまで知ることになっちゃって‥‥」
真子は、まだ今日一日で詰め込まれた膨大な情報を整理しきれていないようだった。
「やっぱり、千代田さんが電脳生命体を生み出したってことなの?」
「暗黙的にはな。まあ、あれだけのものを作った本人が、どんな思いで自殺したか‥‥察するしかないけどな」
「それが一番ショックだったわ‥‥。まさか、あの人が‥‥」
真子は、そっと自分の胸を押さえた。
「あ、藤宮」
烈が声を潜めた。
「千代田佳那について、特に自殺の件は絶対に口外するなよ。電脳生体士になるなら、守秘義務は絶対だ。その辺りは気を付けろよ」
「‥‥あ、そうだね」
真子は思わず右手で口元を押さえて、小さく頷いた。
あの後、ペア社から守秘義務について、細かく、しつこいくらいに注意事項と契約事項を読まされて紙の契約書にサインしたのであった。
ふと、 千代田佳那が、ラーメンを食べながら笑っている写真のシーンが頭によぎる。
普通の女性にしか見えなかった。その人が、OSプロメテウスを、そして人類史を変える“電脳生命体”を生み出したなんて――。
「あれ? そういえば」
真子は写真に白い花が妙に印象が残っていた。五枚の白い花びらに、無数の雄しべがふわりと球状に広がっている。特徴的な花だった。
「どうした?」
隣で烈が尋ねる。
「中神くんも覚えているかな。千代田さんの写真に写っていた花を何処かで見たことある気がして‥‥」
「花?」
確認しようにも手元に写真はなく、記憶に頼りに思い出そうとする。
「そういえば、そういうのが有った気がするが‥‥よく覚えていたな」
「いや、まあちょっと気になったというか、ふと思い出したというか」
真子はぼんやりと繰り返しながら、記憶の糸をたぐる。だが、肝心なところで思い出せず、もどかしさに眉をひそめた。
「‥‥そうだ、中神くん。どうして電脳生体士になったの?」
真子がふいに話題を変えた。
「俺か? ‥‥発症したのは小学六年のときだな」
烈は、遠い記憶を掘り返すように話し始めた。
「藤宮も経験あるだろ。あの、突然気分が悪くなって、意識を失うやつ。それで目を覚ましたら、右腕が“あんな風”になってた。そしたら、ペア社の関係者が見舞いに来てな。説明受けて‥‥あとは流れってやつだ」
「へーそうなんだ。でも‥‥私が発症した時は、誰も来なかったよ?」
「レベル2までは軽度だからな。変態について医師が報告していれば、CCTに繋がったかもしれないけど‥‥」
「あっ!」
真子は口をぱくぱくさせた。
「私、ギンのことをお医者さんにちゃんと言わなかったから‥‥」
「‥‥あー、なるほどな」
烈は納得した顔で頷いた。
「でも、ギン‥‥姿を現してくれなかったし、もしかして消えちゃったのかな‥‥」
『消滅なんかしておらんわ』
突然、頭の中に響いたギンの声に、真子は「うわっ!」と声を上げ、ビクリと肩を跳ねさせた。
「ギン! いるなら返事してよ! 私、あの場で一人ぼっちで恥ずかしかったんだから!」
『‥‥ああいう大勢の前に出るのは、ちょっと恥ずかしくてな』
「‥‥あんた、そんなキャラだったっけ!?」
真子が半ば呆れながら言うと、烈が首を傾げた。
「藤宮。ギンと、今話してるのか?」
「う、うん。そうだけど」
「よければ、伝えてくれ。ギンにも手伝ってほしい。電脳生命体が身体から分離してるケースは、前例がない。調査次第では電脳化のメカニズムに迫れるかもしれない」
『そんな大それた話を持ち掛けられても困るが‥‥まあ、気が向いたらな』
真子がギンの返事を伝えると、烈は微妙な顔をした。
その時――車がスッと停止し、ドアのロックが解除された。
「‥‥着いたのかな?」
真子はドアを開けて外に出ると、体がびくりと硬直した。
そこに広がっていたのは、見覚えのない、だだっ広い荒地だった。
肝心の自宅――マンションの姿はどこにもない。
「えっ、ここ‥‥どこ?」
真子はパニック寸前で烈に振り向いた。
烈もただならぬ様子で、すぐに運転手の方へ目を向けた。
「こ、こ、ここここここは、うええええ+MHgweDB4MHgweDB4MAEwbzBvMG8wbzBvMG8-!!」
運転手が奇声を発したかと思うと、全身を痙攣させ、運転席で崩れ落ちた。
「藤宮、下がれ!」
烈は瞬時に飛び出し、真子を庇うように前に立った。
運転手の様子は、バーチャル症候群の発症時特有の、あの異常なものだった。
状況が呑み込めず、真子が立ちすくんでいると――。
「私が、ここに誘導したのよ」
背後から、聞き覚えのある声がした。
ハッとして振り返る。
夕陽が逆光となって人影を黒く染めていたが、太陽が山の向こうに隠れると、ようやくその姿がはっきりと見えた。
「えっ‥‥雫?」
そこに立っていたのは――
真子の友達、釘宮雫だった。
真子は、肺の奥に溜め込んでいた疲労を一気に吐き出すように、大きく息を漏らした。
今、彼女はペア社が用意してくれたCCT専用の特別車に乗って、家まで送ってもらっている最中だった。救急車に似たその車両には、プライバシー保護のためか窓ガラスがなく、外の景色は一切見えない。
「今日は‥‥すまなかったな」
隣に座る烈が、低い声で言った。
「本当にね。色んなことが起きすぎだよ‥‥」
真子は膝の上で両手を組み、しみじみと呟いた。
「まさか、同級生がバーチャル症候群で暴れ出すなんて思わなかったし。中神くんまで‥‥私みたいに身体が変わっちゃって‥‥。えっと、何だっけ。めたも?」
「変態な。でも、長いし言いにくいから、俺はフォーゼって略してる。そっちの方が楽だぞ」
どうやら烈は"フォーゼ"派らしい。
「それに‥‥中神くんに連れられて、あのペア社の支店に行って。電脳化とか電脳生命体とか‥‥千代田佳那さんについてまで知ることになっちゃって‥‥」
真子は、まだ今日一日で詰め込まれた膨大な情報を整理しきれていないようだった。
「やっぱり、千代田さんが電脳生命体を生み出したってことなの?」
「暗黙的にはな。まあ、あれだけのものを作った本人が、どんな思いで自殺したか‥‥察するしかないけどな」
「それが一番ショックだったわ‥‥。まさか、あの人が‥‥」
真子は、そっと自分の胸を押さえた。
「あ、藤宮」
烈が声を潜めた。
「千代田佳那について、特に自殺の件は絶対に口外するなよ。電脳生体士になるなら、守秘義務は絶対だ。その辺りは気を付けろよ」
「‥‥あ、そうだね」
真子は思わず右手で口元を押さえて、小さく頷いた。
あの後、ペア社から守秘義務について、細かく、しつこいくらいに注意事項と契約事項を読まされて紙の契約書にサインしたのであった。
ふと、 千代田佳那が、ラーメンを食べながら笑っている写真のシーンが頭によぎる。
普通の女性にしか見えなかった。その人が、OSプロメテウスを、そして人類史を変える“電脳生命体”を生み出したなんて――。
「あれ? そういえば」
真子は写真に白い花が妙に印象が残っていた。五枚の白い花びらに、無数の雄しべがふわりと球状に広がっている。特徴的な花だった。
「どうした?」
隣で烈が尋ねる。
「中神くんも覚えているかな。千代田さんの写真に写っていた花を何処かで見たことある気がして‥‥」
「花?」
確認しようにも手元に写真はなく、記憶に頼りに思い出そうとする。
「そういえば、そういうのが有った気がするが‥‥よく覚えていたな」
「いや、まあちょっと気になったというか、ふと思い出したというか」
真子はぼんやりと繰り返しながら、記憶の糸をたぐる。だが、肝心なところで思い出せず、もどかしさに眉をひそめた。
「‥‥そうだ、中神くん。どうして電脳生体士になったの?」
真子がふいに話題を変えた。
「俺か? ‥‥発症したのは小学六年のときだな」
烈は、遠い記憶を掘り返すように話し始めた。
「藤宮も経験あるだろ。あの、突然気分が悪くなって、意識を失うやつ。それで目を覚ましたら、右腕が“あんな風”になってた。そしたら、ペア社の関係者が見舞いに来てな。説明受けて‥‥あとは流れってやつだ」
「へーそうなんだ。でも‥‥私が発症した時は、誰も来なかったよ?」
「レベル2までは軽度だからな。変態について医師が報告していれば、CCTに繋がったかもしれないけど‥‥」
「あっ!」
真子は口をぱくぱくさせた。
「私、ギンのことをお医者さんにちゃんと言わなかったから‥‥」
「‥‥あー、なるほどな」
烈は納得した顔で頷いた。
「でも、ギン‥‥姿を現してくれなかったし、もしかして消えちゃったのかな‥‥」
『消滅なんかしておらんわ』
突然、頭の中に響いたギンの声に、真子は「うわっ!」と声を上げ、ビクリと肩を跳ねさせた。
「ギン! いるなら返事してよ! 私、あの場で一人ぼっちで恥ずかしかったんだから!」
『‥‥ああいう大勢の前に出るのは、ちょっと恥ずかしくてな』
「‥‥あんた、そんなキャラだったっけ!?」
真子が半ば呆れながら言うと、烈が首を傾げた。
「藤宮。ギンと、今話してるのか?」
「う、うん。そうだけど」
「よければ、伝えてくれ。ギンにも手伝ってほしい。電脳生命体が身体から分離してるケースは、前例がない。調査次第では電脳化のメカニズムに迫れるかもしれない」
『そんな大それた話を持ち掛けられても困るが‥‥まあ、気が向いたらな』
真子がギンの返事を伝えると、烈は微妙な顔をした。
その時――車がスッと停止し、ドアのロックが解除された。
「‥‥着いたのかな?」
真子はドアを開けて外に出ると、体がびくりと硬直した。
そこに広がっていたのは、見覚えのない、だだっ広い荒地だった。
肝心の自宅――マンションの姿はどこにもない。
「えっ、ここ‥‥どこ?」
真子はパニック寸前で烈に振り向いた。
烈もただならぬ様子で、すぐに運転手の方へ目を向けた。
「こ、こ、ここここここは、うええええ+MHgweDB4MHgweDB4MAEwbzBvMG8wbzBvMG8-!!」
運転手が奇声を発したかと思うと、全身を痙攣させ、運転席で崩れ落ちた。
「藤宮、下がれ!」
烈は瞬時に飛び出し、真子を庇うように前に立った。
運転手の様子は、バーチャル症候群の発症時特有の、あの異常なものだった。
状況が呑み込めず、真子が立ちすくんでいると――。
「私が、ここに誘導したのよ」
背後から、聞き覚えのある声がした。
ハッとして振り返る。
夕陽が逆光となって人影を黒く染めていたが、太陽が山の向こうに隠れると、ようやくその姿がはっきりと見えた。
「えっ‥‥雫?」
そこに立っていたのは――
真子の友達、釘宮雫だった。
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