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第62話 バサニッカ宰相
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永遠の星空に放たれた無色透明のレーザーは、モガラモガラのすぐ横をかすめただけで、艦に被害は及ばなかった。
「今のは、脅しだ」
勝ち誇った笑みを浮かべてのたまったのは、ザザッカである。
「多勢に無勢だ。貴様らに勝ち目はない。すぐに降伏せい」
「いかがしましょう?」
ポドンカ少佐が指向性のスピーカーを使いバサニッカのみに聞こえるように聞く。
「やむを得ない。降伏しろ。わたしは、自分の部屋に戻る」
その後彼女は夫と子供のいる部屋に向かった。
降伏後ザザッカ中将の配下の者がモガラモガラに転送され、モガラモガラの乗員の案内でバサニッカを迎えに行く。
インターホンを鳴らしたが何のリアクションもないので、ポドンカ少佐の指示で強制的に入り口のドアを開錠する。
扉が横にスライドすると、中にはバサニッカと夫、それに子供の遺体があった。
そばには飲み物を飲んだ後の空のコップが3人分落ちている。
ロボットによる検視の結果コップの中から毒物が発見され、同じ毒が3名の体内から検出された。
ロボットは死因を、服毒自殺と断定する。この件は、すぐさま全銀河系に発表された。
ズワンカ市はチャマンカ正規軍によって解放され、反乱兵の残党も次々に降伏する。
これによって、混乱極まったチャマンカ星の状況は収束に向かうかに思えた。
相田一佐は都内にある笠岡の邸宅にいる。相田の眼前にチャマンカ人が侵略するまで総理大臣だった笠岡がいた。
「笠岡総理。ついに悲願の作戦を発動できる運びとなりました」
相田の言葉に反応して、笠岡の顔に笑みが広がってゆく。そのミッションとは、無論地球艦隊の解放計画だ。
現在艦隊は旗艦以外、一瞬にしてその艦を撃沈させる爆破装置が搭載されている。
旗艦にいるザザッカの指示で、いつでも起動できるのだ。
その起動装置をショードファ人の力を借りて無力化し、地球人だけで艦隊を運用する策略が進んでいた。
すでに地球人同士での根回しが進み、艦隊を乗っ取った後はショードファ軍と連携して、地球を解放するのである。
現在ズワンカ市はチャマンカ正規軍が解放したが、クーデター派の残党がチャマンカ星の各所で抵抗を続けており、内戦が続いている。
この混乱に乗じてチャマンカを叩くという寸法だ。
「今のは、脅しだ」
勝ち誇った笑みを浮かべてのたまったのは、ザザッカである。
「多勢に無勢だ。貴様らに勝ち目はない。すぐに降伏せい」
「いかがしましょう?」
ポドンカ少佐が指向性のスピーカーを使いバサニッカのみに聞こえるように聞く。
「やむを得ない。降伏しろ。わたしは、自分の部屋に戻る」
その後彼女は夫と子供のいる部屋に向かった。
降伏後ザザッカ中将の配下の者がモガラモガラに転送され、モガラモガラの乗員の案内でバサニッカを迎えに行く。
インターホンを鳴らしたが何のリアクションもないので、ポドンカ少佐の指示で強制的に入り口のドアを開錠する。
扉が横にスライドすると、中にはバサニッカと夫、それに子供の遺体があった。
そばには飲み物を飲んだ後の空のコップが3人分落ちている。
ロボットによる検視の結果コップの中から毒物が発見され、同じ毒が3名の体内から検出された。
ロボットは死因を、服毒自殺と断定する。この件は、すぐさま全銀河系に発表された。
ズワンカ市はチャマンカ正規軍によって解放され、反乱兵の残党も次々に降伏する。
これによって、混乱極まったチャマンカ星の状況は収束に向かうかに思えた。
相田一佐は都内にある笠岡の邸宅にいる。相田の眼前にチャマンカ人が侵略するまで総理大臣だった笠岡がいた。
「笠岡総理。ついに悲願の作戦を発動できる運びとなりました」
相田の言葉に反応して、笠岡の顔に笑みが広がってゆく。そのミッションとは、無論地球艦隊の解放計画だ。
現在艦隊は旗艦以外、一瞬にしてその艦を撃沈させる爆破装置が搭載されている。
旗艦にいるザザッカの指示で、いつでも起動できるのだ。
その起動装置をショードファ人の力を借りて無力化し、地球人だけで艦隊を運用する策略が進んでいた。
すでに地球人同士での根回しが進み、艦隊を乗っ取った後はショードファ軍と連携して、地球を解放するのである。
現在ズワンカ市はチャマンカ正規軍が解放したが、クーデター派の残党がチャマンカ星の各所で抵抗を続けており、内戦が続いている。
この混乱に乗じてチャマンカを叩くという寸法だ。
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