「あまがみのみこと」

あまがみのみこと

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「あまがみのみこと」第二十ニ章:時を超えた誓いと盟約の目覚め

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「アッシュ」が贄となることの決意が固まった瞬間に彼の意識は過去へと引き戻される

そこは、まだ彼の一族が王国に仕えていた時代に幼い日の彼が一人の少女と出会う、その少女は「銀髪の歌姫」だった「アッシュ」は歌姫の優しさに触れ彼女の悲劇的な運命を知る

そして一族の血に秘められた真の力を知る、それは、ただの剣術ではなく歌姫の歌声と共鳴し奇跡を起こすための力だった現実の世界では「アッシュ」の血を纏った剣が淡い光を放ち

ひび割れた結界の鎖に吸い込まれていく結界の鎖に新たな紋様が刻まれる

それは彼の一族と「銀髪の歌姫」の盟約の証だった

その紋様から放たれる光は「あまがみ」と「リーネ」の身体を包み込み「あまがみ」の歌声と「リーネ」の異形の力を調和させ

まるで失われた力を補うかのように満たしていき二人を新たな存在へと進化させていく

光に包まれた「あまがみ」と「リーネ」は、ゆっくりと目を開ける「あまがみ」は胸に手を当て以前よりも澄み渡る声で詠唱する

「響け~永劫の魂に降り注ぐ~暁光の浄化そして解放~【聖歌セイクリッド・カタルシス・リベレーション】」

さらに清澄な旋律を放ち結界の鎖を完全に砕き去る

その力は結界の中にいた「銀髪の少女」だけでなく守護者たちにまで影響を及ぼし彼らは

その光にひるみ撤退を余儀なくされる「アッシュ」の身体は急速に力を失い

その場に倒れ込む、しかし、その瞳には不思議と安堵の色が浮かんでいた彼は意識を失いながらも心の中で確信する「この力は俺たちの未来を切り開くためにある」と一方「リーネ」の身体からは異形の力が消え去り代わりに彼女の瞳には

かつて「アッシュ」が見たことのない慈愛に満ちた力が宿っていた彼女は倒れた「アッシュ」に駆け寄り、その身体を抱きしめる

その瞬間に歌と剣と盟約が重なり運命を覆す誓いが時を超えて目覚めていた
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