50 / 64
信虎
信虎 虎だ! お前は虎になるのだ!!
しおりを挟む
傑作の匂いに我慢しない事、風の如く
映画館で静かに鑑賞する事、林の如く
映画館で食うポテトセット、火の如く
左後方の座席を確保する事、山の如く
という訳だ。
2021年11月13日、TOHOシネマズ日本橋で、朝一で観て参りました。
都内の映画館は、二十代三十代で頻繁に利用しましたが、TOHOシネマズ日本橋は初めてです。
都内に通勤しなくなって五年以上経ちますので、ご無沙汰ぶりな上に、感染症対策で都内には疎遠になっておりまして。
第六波が来る前の凪の間合いを好機とばかりに、行ってまいりました!
ちなみに、ワクチンは接種済みです。
TOHOシネマズ日本橋の、新築ならではの綺麗な佇まいと、質量共にキリリと仕上がったスタッフに挨拶され(朝イチなので、全員整列した中で)、充分なサービスを満喫…十メートルおきにスタッフがいると、放屁しにくくて油断できない…いえ、田舎者の愚痴です。こんなコメントを拾って、サービスの何かを変えないで。
もう、作品の紹介に移ろう。
映画のエッセイだぞ、これは。
「信虎」
タイトルだけで、武田信虎(武田信玄の父親)だって思い浮かべられる人って、何%?
歴史ジャンルが大好きな層でないと、付いていけない作品であろうか?
あらすじを読んで、なんと仰天。
武田信玄よりも信虎が長生きしていたばかりでなく、甲斐武田に戻って当主に返り咲くつもりだった(笑)
八十歳でも戦国大名の生き様、変わらず!
ヤバいですよ、このニッチな題材!
教科書には勿論、大河ドラマでも全然扱わないイベント!
松平源三郎康俊で長編小説(『鬼面の忍者 三方ヶ原の終戦』絶賛発売中)を書くような俺が感心するレベルのニッチさですよ!
まあ、勘違いは訂正される訳ですが、三十年ぶりに会った甲斐武田の息子・重臣たちは、信虎と違って、重大な事を理解しているかどうかで、分断されている訳。
織田信長の戦力。
織田信虎は、流れ流れて足利将軍に仕え、京暮らしが長いので、織田信長が上洛してから勢力を拡大する様をリアルタイムで見てきたし、足利将軍の配下として戦っているから、戦力を超良く理解している訳。
武田の勢力は、四カ国。
織田・徳川の勢力は、十四カ国。
もう、勝てない。
戦っていたら、武田の方が滅ぼされる。
重臣の中で最も頭の良い春日弾正忠が、
「織田・徳川から奪った領地を返し、和睦しましょう。そして北条と戦い、関東を支配する」
という、信虎も大絶賛の策を披露。
織田・徳川には勝てないから、勝てる北条を攻めようぜ、って事です。
合理的でしょ?
北条には迷惑だろうけど。
ところが、現在の甲斐武田を仕切る勝頼と側近たちは、脳筋。
「武田は、最強です。織田になんか負けません」
ダメです。
合理的な思考、出来ませ~ん。
武田の最強時代が長かったので、勝頼&側近たちは、増長マックス。織田信長の怖さを全然理解してくれません。
「戦国BASARA」では声が若本規夫だって、理解してくれません。
はい、ここで作品の主人公である信虎は、方針転換。
武田家は滅びるけど、命が無事なら、後世で再興は目指せる!
上杉へ、北条へ、そしてやがて攻めてくるであろう織田・徳川へと、子供や孫たちを逃して生き長らえさせる為に、残り寿命の少ない信虎が、ここでは言えないような活躍をするので、観賞してね。
なお、お勧めのシーンは、春日弾正忠が「徳川に返上した城には、松平源三郎康俊を任せましょう」と言うシーン。
松平源三郎康俊。
家康の異父弟で、武田へ人質に出された経験もある、超マイナーな人物です。
彼の詳しい活躍を知りたい方は、松平源三郎康俊の視点で三方ヶ原の戦いを描いた大長編歴史娯楽小説
『鬼面の忍者 三方ヶ原の終戦』
を、お勧めします。
はい、俺の作品です。
便乗で紹介しますね。
「信虎」で派手なイケメンとして目立ちまくった一条信龍も、大活躍しております。
武田の最後と、再興に繋がるエピローグも用意しておりますので、どうぞ購読をお願いします。
映画館で静かに鑑賞する事、林の如く
映画館で食うポテトセット、火の如く
左後方の座席を確保する事、山の如く
という訳だ。
2021年11月13日、TOHOシネマズ日本橋で、朝一で観て参りました。
都内の映画館は、二十代三十代で頻繁に利用しましたが、TOHOシネマズ日本橋は初めてです。
都内に通勤しなくなって五年以上経ちますので、ご無沙汰ぶりな上に、感染症対策で都内には疎遠になっておりまして。
第六波が来る前の凪の間合いを好機とばかりに、行ってまいりました!
ちなみに、ワクチンは接種済みです。
TOHOシネマズ日本橋の、新築ならではの綺麗な佇まいと、質量共にキリリと仕上がったスタッフに挨拶され(朝イチなので、全員整列した中で)、充分なサービスを満喫…十メートルおきにスタッフがいると、放屁しにくくて油断できない…いえ、田舎者の愚痴です。こんなコメントを拾って、サービスの何かを変えないで。
もう、作品の紹介に移ろう。
映画のエッセイだぞ、これは。
「信虎」
タイトルだけで、武田信虎(武田信玄の父親)だって思い浮かべられる人って、何%?
歴史ジャンルが大好きな層でないと、付いていけない作品であろうか?
あらすじを読んで、なんと仰天。
武田信玄よりも信虎が長生きしていたばかりでなく、甲斐武田に戻って当主に返り咲くつもりだった(笑)
八十歳でも戦国大名の生き様、変わらず!
ヤバいですよ、このニッチな題材!
教科書には勿論、大河ドラマでも全然扱わないイベント!
松平源三郎康俊で長編小説(『鬼面の忍者 三方ヶ原の終戦』絶賛発売中)を書くような俺が感心するレベルのニッチさですよ!
まあ、勘違いは訂正される訳ですが、三十年ぶりに会った甲斐武田の息子・重臣たちは、信虎と違って、重大な事を理解しているかどうかで、分断されている訳。
織田信長の戦力。
織田信虎は、流れ流れて足利将軍に仕え、京暮らしが長いので、織田信長が上洛してから勢力を拡大する様をリアルタイムで見てきたし、足利将軍の配下として戦っているから、戦力を超良く理解している訳。
武田の勢力は、四カ国。
織田・徳川の勢力は、十四カ国。
もう、勝てない。
戦っていたら、武田の方が滅ぼされる。
重臣の中で最も頭の良い春日弾正忠が、
「織田・徳川から奪った領地を返し、和睦しましょう。そして北条と戦い、関東を支配する」
という、信虎も大絶賛の策を披露。
織田・徳川には勝てないから、勝てる北条を攻めようぜ、って事です。
合理的でしょ?
北条には迷惑だろうけど。
ところが、現在の甲斐武田を仕切る勝頼と側近たちは、脳筋。
「武田は、最強です。織田になんか負けません」
ダメです。
合理的な思考、出来ませ~ん。
武田の最強時代が長かったので、勝頼&側近たちは、増長マックス。織田信長の怖さを全然理解してくれません。
「戦国BASARA」では声が若本規夫だって、理解してくれません。
はい、ここで作品の主人公である信虎は、方針転換。
武田家は滅びるけど、命が無事なら、後世で再興は目指せる!
上杉へ、北条へ、そしてやがて攻めてくるであろう織田・徳川へと、子供や孫たちを逃して生き長らえさせる為に、残り寿命の少ない信虎が、ここでは言えないような活躍をするので、観賞してね。
なお、お勧めのシーンは、春日弾正忠が「徳川に返上した城には、松平源三郎康俊を任せましょう」と言うシーン。
松平源三郎康俊。
家康の異父弟で、武田へ人質に出された経験もある、超マイナーな人物です。
彼の詳しい活躍を知りたい方は、松平源三郎康俊の視点で三方ヶ原の戦いを描いた大長編歴史娯楽小説
『鬼面の忍者 三方ヶ原の終戦』
を、お勧めします。
はい、俺の作品です。
便乗で紹介しますね。
「信虎」で派手なイケメンとして目立ちまくった一条信龍も、大活躍しております。
武田の最後と、再興に繋がるエピローグも用意しておりますので、どうぞ購読をお願いします。
0
あなたにおすすめの小説
島猫たちのエピソード2025
BIRD
エッセイ・ノンフィクション
「Cat nursery Larimar 」は、ひとりでは生きられない仔猫を預かり、保護者&お世話ボランティア達が協力して育てて里親の元へ送り出す「仔猫の保育所」です。
石垣島は野良猫がとても多い島。
2021年2月22日に設立した保護団体【Cat nursery Larimar(通称ラリマー)】は、自宅では出来ない保護活動を、施設にスペースを借りて頑張るボランティアの集まりです。
「保護して下さい」と言うだけなら、誰にでも出来ます。
でもそれは丸投げで、猫のために何かした内には入りません。
もっと踏み込んで、その猫の医療費やゴハン代などを負担出来る人、譲渡会を手伝える人からの依頼のみ受け付けています。
本作は、ラリマーの保護活動や、石垣島の猫ボランティアについて書いた作品です。
スコア収益は、保護猫たちのゴハンやオヤツの購入に使っています。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる