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第1章
9.そりゃ情緒不安定にもなるよね
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(ここからはハイテンションのミナトになった気分でお読みください。)
さて今日の夜ご飯は、昼に捕まえたサーモンみたいな魚をカルパッチョにしていこうと思います!
この魚は昼に教えてもらったアイテムボックスに入れてあります。実はこれめちゃくちゃ便利でした!Lvが上がると時間停止機能がついたり、容量が増えたりするらしいです。
俺のはexなので詳しく言わなくても分かりますよね?そう、最強のアイテムボックスなのです!
中には、何故か俺が死ぬ間際に持ってた荷物と調味料一式が既に入ってました。
すみません。話が逸れましたね(笑)
調理に戻ります。~完~
『待て待てミナト!!どこに向かって話しかけておるのじゃ!いい加減、現実に戻ってこい!キャラもブレまくっておるぞ!!』
「……ハッ!!すまない。少し現実から目を背けたくなってしまったので、つい。」
『そうなるのも分かるがの…。もう大丈夫か?』
「あぁ、大丈夫だ。心配をかけたな。」
なぜ俺が現実逃避していたかというと、今日の練習の最後に悲劇は起こった。みんなも気になっていたのではないだろうか?【言霊】を使って放った『ファイヤーボール』がどうなったのか。
それは見事に成功した。威力は大きな岩を木っ端微塵にする程だった。もう一度言おう。大きな岩が木っ端微塵だ。
そしてステータスを確認したら火魔法Lvが5になっていた。それを見て俺は膝から崩れ落ち、ハクは腹を抱えて笑った。
今日一日の練習は何だったのだろうか……。
『まぁ、よいではないか。ユニークスキルを使えば効率よく魔法を覚えれるということじゃろう?それなら数日で我の残りの魔法も覚えられるかもしれんぞ?』
ハクは心がバッキバキに折れていた俺にそう言って励ましてくれた。
「確かにそうだよな…。うん、ありがとう。少し立ち直ることが出来た気がするよ。また明日もよろしく頼む。」
『うむ!そうと決まれば、さっさとご飯を食べて明日に備えて早く休むぞ!』
ハクの言葉に元気づけられ俺は再び晩ご飯の調理に戻るのだった。
次の日、俺達はまた近くの川にやって来ていた。昨日の練習の続きをする前に、今更だが魔法の属性について教えてもらった。
基本属性は「火・水・地・風・無」の5つ。
上位属性は「炎・氷・雷・光・闇」の5つ。
光と闇は生まれながらの素質がないと覚えられない珍しい属性らしい。ハクはこのうち光以外の適性があったようでかなりレアな存在だ。
今日は基本属性の5つを教えてもらうことにした。といっても【言霊】を使えばすぐに覚えられるので、イメージを持ちやすいようにハクに1度ずつ魔法を見せてもらうだけだ。
それぞれを火の玉のように飛ばす魔法をくりだす。
「ウォーターボール」「アースボール」「ウィンドボール」
だいたい、玉っぽいものは○○ボール、壁を出すなら○○ウォール、槍状にするなら○○ランス、弓を引くようにして矢を出すなら○○アローなど。
教えてもらったことは、生前にゲームや小説で見たことのある魔法とほとんどが同じ名称だった。覚えやすかったので俺としては万々歳だ。
無属性魔法は主に身体強化や、何も属性を付与せずに魔力そのものを飛ばして攻撃したりと色々な使い方があるので次回ということになった。
~ステータス~
・名前
ミナト (18歳) 人族 Lv.1
・職業
―――
・ユニークスキル
【言霊】
・スキル
火魔法Lv5、水魔法Lv5、地魔法Lv5、風魔法Lv5、言語理解ex、アイテムボックスex、成長・習得速度ex、鑑定Lv7
さて今日の夜ご飯は、昼に捕まえたサーモンみたいな魚をカルパッチョにしていこうと思います!
この魚は昼に教えてもらったアイテムボックスに入れてあります。実はこれめちゃくちゃ便利でした!Lvが上がると時間停止機能がついたり、容量が増えたりするらしいです。
俺のはexなので詳しく言わなくても分かりますよね?そう、最強のアイテムボックスなのです!
中には、何故か俺が死ぬ間際に持ってた荷物と調味料一式が既に入ってました。
すみません。話が逸れましたね(笑)
調理に戻ります。~完~
『待て待てミナト!!どこに向かって話しかけておるのじゃ!いい加減、現実に戻ってこい!キャラもブレまくっておるぞ!!』
「……ハッ!!すまない。少し現実から目を背けたくなってしまったので、つい。」
『そうなるのも分かるがの…。もう大丈夫か?』
「あぁ、大丈夫だ。心配をかけたな。」
なぜ俺が現実逃避していたかというと、今日の練習の最後に悲劇は起こった。みんなも気になっていたのではないだろうか?【言霊】を使って放った『ファイヤーボール』がどうなったのか。
それは見事に成功した。威力は大きな岩を木っ端微塵にする程だった。もう一度言おう。大きな岩が木っ端微塵だ。
そしてステータスを確認したら火魔法Lvが5になっていた。それを見て俺は膝から崩れ落ち、ハクは腹を抱えて笑った。
今日一日の練習は何だったのだろうか……。
『まぁ、よいではないか。ユニークスキルを使えば効率よく魔法を覚えれるということじゃろう?それなら数日で我の残りの魔法も覚えられるかもしれんぞ?』
ハクは心がバッキバキに折れていた俺にそう言って励ましてくれた。
「確かにそうだよな…。うん、ありがとう。少し立ち直ることが出来た気がするよ。また明日もよろしく頼む。」
『うむ!そうと決まれば、さっさとご飯を食べて明日に備えて早く休むぞ!』
ハクの言葉に元気づけられ俺は再び晩ご飯の調理に戻るのだった。
次の日、俺達はまた近くの川にやって来ていた。昨日の練習の続きをする前に、今更だが魔法の属性について教えてもらった。
基本属性は「火・水・地・風・無」の5つ。
上位属性は「炎・氷・雷・光・闇」の5つ。
光と闇は生まれながらの素質がないと覚えられない珍しい属性らしい。ハクはこのうち光以外の適性があったようでかなりレアな存在だ。
今日は基本属性の5つを教えてもらうことにした。といっても【言霊】を使えばすぐに覚えられるので、イメージを持ちやすいようにハクに1度ずつ魔法を見せてもらうだけだ。
それぞれを火の玉のように飛ばす魔法をくりだす。
「ウォーターボール」「アースボール」「ウィンドボール」
だいたい、玉っぽいものは○○ボール、壁を出すなら○○ウォール、槍状にするなら○○ランス、弓を引くようにして矢を出すなら○○アローなど。
教えてもらったことは、生前にゲームや小説で見たことのある魔法とほとんどが同じ名称だった。覚えやすかったので俺としては万々歳だ。
無属性魔法は主に身体強化や、何も属性を付与せずに魔力そのものを飛ばして攻撃したりと色々な使い方があるので次回ということになった。
~ステータス~
・名前
ミナト (18歳) 人族 Lv.1
・職業
―――
・ユニークスキル
【言霊】
・スキル
火魔法Lv5、水魔法Lv5、地魔法Lv5、風魔法Lv5、言語理解ex、アイテムボックスex、成長・習得速度ex、鑑定Lv7
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