③【クソ彼氏から離れらんなくて】帰国間もないクソ彼氏に質問してみた。

あきすと

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大学生のクソ彼氏に、質問してみた(バイト帰り)

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『え、またこういうテイで遊ぶの?…好きだね。』

今日も、また央未のディープラブが凄かったのですが
相変わらず、一歩引いたところからのアプローチに
朔は心が痛まないのですか?
『面白い質問だよね。全然心は…痛みません。何て言えば
俺の言葉が、相手に正しく伝わるのか分からないけど。
身を滅ぼさない様な想い方の方が、続くに決まっているよ。
俺は、何も央未に望まない。でも、思われる事は素直に嬉しい。
央未への想いが、可視化されないって思うのは、それぞれの
概念が邪魔してるからかもしれないね。』

央未に対して、のろけてもいいんだぞ?

『ぇ?…うーん、可愛いよ。ホント。ただ、男の趣味が極めて
悪いのがもう、ご愁傷様かも。だって、俺そんなに何も無いし。
央未がチョロ過ぎるのもあるだろうけど。ぁー、央未の声ね。
アレはなかなか、聞くとクるものがあるけど。ちょっと鼻がかった
声してるんだよね。男のくせに、よく泣くから。うん、泣き顔は
ぐしゃぐしゃで、きったねえけど…必死なところが…、やっぱり
可愛いよ。可愛くなかったら、俺もここまでドはまりしてなくて
もっと、楽だったのにさ。』

ごちそうさまです!!
2人は、いつからの知り合いなの?
『少なくとも、小学校も同じだったけど。同じクラスにはなった事
無かったかな。でも、お互いに、存在は知っているくらい。
中学に上がってから、同じクラスになって、隣のクラスになったりも
したね。1,3年の頃は同じクラス。2年生の時に…まぁ、色々と
央未とはあったんだけど。』

そういえば、朔は高校の頃軽音楽部に入っていたみたいだけど?

『うん。軽音楽…いやぁ、ウチがさ…家的にそういうのあんまり
練習とかもできなくて、高校の頃はずっと学校で放課後、練習ばっかり
してたね。央未がよく遊びに来てくれて楽しかったよ、本当に。』

ライブハウスで、歌ったとか?
『…あの時は、知り合いが歌ってたんだけど。急遽だったから。
演奏も久しぶりで、逆に申し訳ない程だったかも。歌は歌ってないと。
楽器も演奏を続けてないとさ、すーぐに腕が錆びるものだから。』

出来ない事って、なんですか?

『もう、これで今日の質問最後にしてね?(圧)
これは、もう…一つはどうしようもない事なんだけどさ。
俺には、央未に平穏な家庭を作ってあげられません…かな。うん、
色んな意味でね。…ごめんね、しんみりしちゃった?でも、俺は
何があっても、央未を手放しはしないけどね。

さて、そろそろ央未が待ってるから帰るよ、またね…。』

『それと、本当に俺や央未への質問も受け付けてるからさ、
気軽に、感想から質問してみると良いよ。』
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