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時代の残像

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「伊吹、何か…さっきっからずーっと見られてんだけど、気付いてた?」


休日の午後、電車に揺られて買い出し中。


伊吹が、俺の隣で半分寝てるからか?

頭を俺の肩に預けるような体勢で。俺は、気にも止めないで窓の外をジッと見ていた。


『へっ…?』

ようやく、目を覚ました伊吹。

「おい、次で下りないと。」グイグイ、伊吹の頭を肩で押してやる。


『眠い。』

「馬鹿、しっかりしろよ。」


正面の、おそらく女子大生だろうか?頻繁に俺を見ている。

なんなんだろ…。


少し、嫌なものを感じながらも叩き起こした伊吹を連れて電車から下りた。


『あのっ、もしかして…忍者村のショーのアイドル、志摩君ですか⁉︎』


「……。ぁ、はい…。」

『大ファンなんです~、握手して下さいっ』


すっかり毒っ気を抜かれて言われるままに、女子大生と握手をした。


『頑張って下さい、また見に行きますね!』


実は、俺の仕事先は

県内の忍者村だった。

確かに、うってつけのはずなのに。


一日二回行われる忍者ショーの主役をしている。

毎日に近い程見に来てくれる人も居たりするみたいだけど、俺は知らなかった。


『志摩君ですか?…だって。』

「うるさい。」

『大ファンなんです~』

「……。」


伊吹が、からかってくるのを無視して足早に歩く。

早く家に帰りたい。

『志摩…?買い物しないと冷蔵庫何も無いぞ。』


ピタッと立ち止まる。

そこへ、伊吹がゆったり歩いて来た。


『恥ずかしかったんだろ?急にあんな事言われたから。』

「…うん。だってさぁ、いきなり過ぎだよ。俺、しかも今日休みだからさ。」


『言いたい事は、なんとなく分った。』


大丈夫だ、と大きな伊吹の手のひらで頭を撫でられた。


そうだ。俺は俺じゃ無くなったから焦ったんだ。


それを伊吹が、いつも元に戻してくれる。


『誰が信じるだろな?本当の忍者だって。』

「…世間のイメージが一人歩きしてんだよ。実際はもっと地味~だったよ。」


やれやれと溜息をついて

苦笑する。

『今じゃあ、志摩の雷も見なくなったよなぁ。危ないし、喧しいけど。』


「あぁ…。今はもう滅多に呼ばないよ。落雷の可能性あるんだし。」


まるで、牙を抜かれた獣のようだと思う。

力こそあれど、発揮する場所など無い。

伊吹は、生薬の研究の道に進み…なんだか俺だけ

いつまでも忍に、こだわりがあるように見える。


でも、自分でも実際のところは分からない。

俺には、コレしかない。

継げなかったけど…神格化されなかったらきっと家を継いで、より一層闇に身を堕としてていただろう。


伊吹の死によって、俺の運命は大きく変わったんだ。


『でも、本当…綺麗だったよな。』

「なぁー、今と昔…伊吹はどちらが生きやすい?」


変わりゆく景色、匂い。

あり続ける物、

潰える物。


その中で、取り残されたような錯覚に陥る。


『俺は、肉親殺さなきゃいけなかったり己の損得だけで何でもしてた時代は…もう沢山。そう考えると、今の時代は人との関わりが希薄だけど、俺や志摩のような存在には調度良い。』


人それぞれであるように、守護職にもそれぞれで

生きていた時代に縛られる者もいるし、今の世の中が良いんだと言う者もいる。

一概に言えない。


「俺は、忍だった事を誇りに…思いたい。今となっては、だけどさ。何かが失われるのは理由がある。ただ、潰えたなんて思いたくない。」


『小難しく考えるな、志摩。似合わないぞ?…それに、忍者村の志摩には沢山のファンが居る。お前は、昔からの技とか惜しみ無く披露できる特別な存在だ。それが、今の志摩だ。』


人目を忍んで、そっと手を握る。温かな伊吹の手が心地いい。


「俺は、お金欲しさに技を知恵を売ったんだよ。代々受け継がれてきた誇りを。」

『収入は、無いと辛いだろ?』


現実を見ている、と言えば聞こえはいいけど。

「伊吹も、色々出来るんだからさ。コッチ来たらいいのに。」


『俺は、今の仕事は好きだ。それに志摩程出来なかったからな。』 


昔はゴツゴツしていた伊吹の手が今は、そうでも無くなっているのを見て、時代の流れを余計に感じてしまう。


「分かってた。」

『あまり辛かったら、引く時期なのかもしれない。志摩、無理はするなよ?ずっと自由だよ、志摩も俺も。』


相変わらず、カラッとした笑顔で頭を撫でられて俯く。

「うん…。」






数日後。志摩が、職場の女の子に

『志摩君って、誰かと一緒に住んでたりする?』

と、聞かれた。

「はぁ…同居人は居ますね。え、何かあったんですか?」

女の子は、目を輝かせていた。理由は分からないが、なんとなく嫌な予感がしてる。


『男の人と住んでる?よくくるお客様がね、街で志摩君と仲良さげに歩いてる姿を見かけたって。』


…最悪だ。

まさか、あの女の子が?

「あぁ、幼馴染とです。やだなぁ…直接聞いてくれたらいいのに。もしかして、おかしな目で見てません?」


でも一応、伊吹は…同居人だし。大切な存在だ。


『幼馴染⁉︎レベル高っ‼︎えぇ~、今度ここに連れてきなよ、ねっ?』


女の子って、分からない。

こんなのに騒いで…楽しいのか?


「やぁ、何回か来てますよ。ショーを見に…」


『ちょっ⁉︎そーなの?いいなぁ、仲良しだなぁ。次来る時は教えてね。』


…言うだけ言って

聞くだけ聞いて女の子は

事務所に戻って行った。

切り替えが早い。

そんな器用さが、自分にもあればどれだけ生きやすいか。


「さて、と。」

道具の準備をして、何回読んだか分からない

くたびれた台本を確認する。

読まなくても体が覚えている、流れや、間。

それでも手は抜けない。


『志摩、お疲れ様。』

背後から声を掛けて来たのは、ショーでも若くて動きの出来る最近人気が上がっている、八坂君だった。


「八坂君、お疲れ様。どうかした?」

八坂君は、ショーで見た俺に憧れてここで働き始めた。

もともと、運動神経がかなり良かったから俺も

時間が許す限り、八坂君には身のこなし、動きを教え込んでいった。


あくまで、ショー向きのものだけど一度の公演で

確実に体力は、削られる。

それを何度も越えて

八坂君は、成長した。


『志摩…今日もかわ「いくない!」いや、そういう所が可愛い。聞いたよ?同居人が居るって。彼氏?』


本当、めんどくさい。


「八坂君、言いたくないんですけど。」


眉間に皺を寄せ怒る志摩をよそに、八坂君は笑顔を浮かべている。


『俺は、志摩が好きだよ。初めてここで見た時から。』

「…ありがとう。でも、俺は八坂君の思ってるような人間じゃないんだ。ゴメン。」


ぎゅっ、と後ろから抱き締められる。

こういう事は、何度かされたんだけど。

下手に騒ぐより、気持ちが落ち着くのを待つしか無い。


『志摩、こんな細い腕のどこにあんな力が…?胸だって薄いし…。』

ぺたぺた触ってくる無遠慮な手を、やんわり制して

志摩が後ろを振り返る。


「触りすぎだよ…。くすぐったいし。」


『志摩が悪い。いつ見てもその衣装ヤバいって。脇も見えるし…。我慢かなりしてるんだけどね。』


確かに、この衣装は

袖が無い。夏場なんかはそれで良かったけれど…

伊吹が言うには、あんな

『あり得ない』衣装。と。


「八坂君だって、似たようなの着てるんだからさ。もう、いいかな?」


ゆっくりと相手との距離を取る。八坂君は、面白くなさそうに拗ねた顔だ。


『俺を…志摩は見くびってるよ。志摩に惹かれたのは、一目惚れだけじゃないんだけどな。ちゃんと理由がある。でも、それはいずれ…。』

案外あっさりと控え室を去って行った八坂君が

何と無く引っかかる。


一体どんな理由を持っているのか。

志摩には、ただ構われているだけだと思っていた事にまさか理由があるとは

思わなかった。

まだまだ、話す気は無いのだろう。


八坂君の好意は、嬉しいけど…自分には伊吹という幼馴染がいる。

これから先も共に生きて行く相手だ。

だから、伊吹を裏切るような真似はしたくない。


ショーの準備をしてステージに立つ。

先程まで一緒にいた八坂君を見て胸が痛い。


「……。」

頭の中では、違う事ばかり考えていた為に動きが遅れてしまう。

『!』


八坂君の蹴りが、俺の頭にマトモに入った。

俺は、蹴り飛ばされた。

観客席から悲鳴が聞こえた。


マズイ。


あ、………。

クラクラで、意識が途絶えた。



「…。」

目を覚ますと、白い天井が見えた。

『志摩、志摩…!』

泣きそうな顔で俺を呼ぶのは八坂君だ。


…!そうか、考え事してたらタイミングがズレて。

八坂君には、本当に嫌な思いをさせてしまった。


「八坂君…ゴメン。俺は大丈夫だよ。だから、そんなに泣きそうな顔しちゃダメだから。」


意識は、かなりハッキリしてきた。回復も早いからこのまま帰れないかな?


『今、検査結果待ちだから…それを聞いてから事務所に連絡します。』


「うん。よろしくお願いします。」

『良かった。わりと元気そう?』

「平気。みんな騒いでた?」

『物凄かったです。俺、ファンの子に殺されますかね…』

「ははっ、まさかぁ。でもいい蹴りだったよ。嫌味で無くて。」

『奇跡じゃないですか?あんな蹴り飛ばされたってのに、無傷だなんて。』


じぃっ、と探るような

八坂君の視線から逃れる。


「擦り傷は、いくつか出来たけど…後は平気。」

『反省しています。志摩に、まさかあんな事するなんて。本当にすみませんでした。』


殊勝な八坂君を見ていると

なんだか、こっちが辛くて。こんなのは、怪我の内に入らないから。なんて、言い難い。


「傍に、居てくれるつもりで来たんだろ?八坂君。」

『…ぁ、もちろん!』


「ありがとう。俺、病院苦手だからさ、助かる。」


『同居人の方に連絡は…、いいですか?』



「えっ…、あぁ。いいよ、しなくて。俺は帰れるはずだから。」


たんこぶと、擦り傷だけなんだし。


『お待たせしました。えーっと…伊勢さん。特にCTにも異常はありません。たんこぶと、少し擦り傷があるだけのようで。帰宅されても大丈夫でしょう。』



担当医の説明を聞いて、しばらくしてから病院を出た。

「送ってくれたんだな。色々迷惑かけてごめん。」


『俺のせいですから。それくらい、させて下さい。でも、珍しいというか…志摩何か他の事考えてた?』


事務所に向かう途中の車の中で


「ん…実は、八坂君の事を考えてた。そしたら、タイミングズレちゃって。」


『俺?なんでまた…』


「その前に、八坂君がヘンな事したりするから。気になったんだよ。」

『ああいうのは、よくしてるのに?今更…。』


「俺、恋人が居るんだよ。ま、同居人なんだけど。そういうの考えると…どうなのかなって。」


『甲賀伊吹…。』

「…ね、どこまで俺を知ってるの?八坂君。もしかして君って、」

『さぁ、どこまでだと思う?』


取り乱すと相手の思うつぼだから、極力何も表情には出さない。


今になって、何が起きても慄くような事は無い。

「伊吹は、俺の恩人なんだよ。」

『俺が興味あるのは、志摩だけだよ。俺、小さい頃に寺に預けられて育ったんだよ。厳しく、育てられたけど毎日大家族と暮らしているみたいで楽しかった。ある時、寺に伝わる古い書物が発見された。そこには、古くからその土地に忍者が居た事が記されていた。代々の当主が書かれていた中で…途中で途絶えてしまったらしい家の名前、恐らく珍しくは無い事なんだろうけど、志摩と同姓同名が書かれていた。その上から打ち消す様に赤で縦に線が二本入っていた。それで、志摩の事は忘れなかった。一応、住職にも聞いてみたんだよ。子供ごころに、気になっていたから。…そしたら、本人はもう生きては居ないが…もしかしたら生まれ変わっているかもしれないな。と。夢を壊さないよう、気を使ってくれたんだね。俺は、それから忍者や、伊賀の古い歴史を調べて歩くようになったんだよ。それは、ごく自然とね…そうなるべき運命だったのか。』


よく、話すものだ。

しかし、負の感情とは違う何かを八坂君からは感じる。

事務所に、報告を済ませて

控え室に戻り二人きりになる。


「そんな八坂君は…本当に、人間なの?」


何気無く質問した志摩を

八坂君は、凝視してきた。


『…人間に見破られるなんて、俺もまだまだだな。』


そう言って、笑う八坂君は

本来の姿に戻った。


「俺は、もう人間じゃ無くなってるから。分かるさ。だから君には逆らわなかった。八坂君は、研いだばかりの刃のような感覚が時々出てるからね。」


『でも、まさか…あの志摩に会えるとは。』


「俺も、まさか御狐神が身近で見れるなんて。でも、本場の伏見稲荷とかは縁もゆかりも無いね。あんまり位も高いわけじゃなさそうだし。タダの化けぎつねか。」


ホッとしたのも束の間、また八坂君の姿が人間に戻る。

『失礼千万だけど…事実だから。志摩、一応半分は人間の血は入ってるんだよ?俺にも。』


タローと同じような感じか。なんで、半分人間の半分狸や狐って…こんなに

グイグイ押してくるのか。


伊吹が、そうじゃないだけに戸惑う。


「八坂君、君、人間として生きた方がいいよ。せっかく運動神経もいいし、顔だって整ってるんだから。」


『そのつもりだったんだけど…志摩みたいに強い力を持っていたら惹きつけられるのは、当たり前だ。そして、出来れば…その力を欲しくなる。』


八坂君が

俺の手に触れると、やんわり握った。


『志摩は、いい匂いがするんだ。喰べるときっと美味しい。』


「…俺は、もう長生きしちゃって美味しくないよ。それにさ、俺を喰べるつもりなら、とっくに何回も出来てた筈。俺は、八坂君に背後を許してたんだから。」


『そうだね、じわりじわりと踏み入る感覚と…嫌いな背後から距離を縮めるのは予想以上に、征服感を満たすものだったよ。』


「ド変態…。」

くすくす笑い、いつものようにたしなめる。


『志摩には、俺の渇き…理解できるはずだけど。』


「俺は、平気だよ。だって伊吹が居るんだし。」


『そんな顔して、伊吹とはよろしくやってるだなんて…志摩は限りなく神より人間に近いな。』


「余計なお世話だよ。それに、俺は人間の頃から伊吹だけなんだし。」


『綺麗事を言わないなんて。見上げた神様だ。だから、志摩は…好い。』


「伊吹にだけは、見せていいんだなって思うんだよ。俺の全部も。だから、即物的だと思われても仕方ない。わがまま言えるのは、特別な証拠なんじゃないかな。」


思いがけず、半妖の八坂君と知り合って何故か友人のような気がして色々話してしまう。


「ずっと生きてるんだ?八坂君も…」


『俺は明治に生まれた。あとどれだけ生きるかは分からない。それでも、なんとなく折り返しには来てる気がする。不思議な話だ。だから、志摩を欲しくなった。』


「八坂君…。」


伊吹以外には、殺されない自分にはよく分からない感覚なんだろう。


『もう、疲れた…。だから、あと半分は好きに生きたい。』


多くの人を見て来た。

分かりたくない事を無理に理解させられる。

人という存在の、厄介さに

ほとほと呆れてた。


それでも、続く生に

嫌気が差し掛けていた時期がある。


伊吹に、昔一度だけ

毒を自分に盛らせるように仕向けた。


あれは、毒花の一種で

粉末にした物を用意した。

それは、料理に使う塩と

混ぜても分からなかった。


そうだ、これでいい。

これでやっと…人として

逝ける。


そして、


「……!」

『志摩?』

俺に作ってくれた食事に

うまくその毒花の成分は入った。


まさか、こんな…

震えが止まらない。

目がよく見えない。

辺りが暗く感じる。

神経をおかす作用だと

分かっていたが…こんなに

こんなに、苦しいなんて。


『…まさか、志摩お前っ!』


二人で暮らしているのに

自分以外の誰かが毒を盛るなら、志摩本人しかいなかった。

伊吹は、薬師として扱いを心得ているため

そんな事は、まず思いもしない。


「…っ、」

『俺がお前を、救えないと志摩は…』


そうだ、ここで志摩を助けられないと伊吹は志摩を失う。


『志摩、死ぬな!お前一体何の毒を使った?』


一刻も早く解毒しなければ

あっという間に

命が尽きる。それが毒の恐ろしさだ。


『くそっ…!この辺りの毒花か毒草か?』


伊吹が慌てて薬箱を調べる。常備されている薬がいくつも並んでいて、仕切りに書かれた名前と薬効を確かめながら探し当てる。


間に合わなければ…という恐怖で手が震える。


『!これか…』

薬包紙から解毒剤を飲ませ、水もゆっくり含ませる。


『何で…志摩…お前昔の服毒の苦しみを忘れたか?どうして、俺の前でこんな事を…』


伊吹の、やりきれない思いは失い掛けた意識の中でも志摩には、伝わってきていた。


『生きているのが…辛い時期もあるだろうが、一緒に乗り越えようと誓っただろう?それを勝手に破らないでくれ、志摩。』






「八坂君にも、大切な人が現れたら…きっと乗り越えられるはずだよ。だから、まだまだ生きてる間にいろんな人を見てもらいたい。」


『本当に…想い続ける何て事、出来るものなのか。』


「…最初は、俺もそう思ったりもした。けど、何て言うのかな?気持ちをより添わせる、重ねるって大事なんだなって実感した。永く一緒にいたいなら、ね。」


諭すように八坂くんに

告げる自分が、だんだんと優しい気持ちになっていくのを感じる。


そうか、自分で言ってて

改めて分かる。


今まで、他の誰かに

伊吹に対する気持ちみたいなものを、言う事も全く

無かったけれど。


不本意ながら、八坂くんに

こうして迫られて

自覚したんだ。


「八坂くんの気持ちには応えられないけど…これからも、一緒にいい仕事が出来たらいいな、って思う。だから、…握手。」


これで、解って欲しいという願いも込めて

八坂くんに手を差し出した。


『…全く。貪欲な神だ。伊吹とやらに同情するよ。』


フッ、目を細めて笑う

八坂くんと、かたく

握手を交わした。
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