【セックス&マジック】 魔法の発達した未開拓惑星に到着しました!スキル【魅了】で女の子たちをくわしく調査♡します

須賀和弥

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第二章「魔法学園の劣等生 入学編」

第63話「学園全域を包囲せよ」

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「お疲れ様です。ノゾミ様」

 お昼は中庭でランチだった。
 昼は食堂もあいているのだが、昼くらい開放的な場所で食べたかった。
 なんせ、周囲の視線の痛いこと!
 周りを美少女&幼女に囲まれているオレはかなり目立っているようです。
 男どもからの殺意のこもった視線、羨望の眼差し等、そして、初等部らしき生徒から感じる嫉妬の眼差し。

「マヤ……友達とお昼くらい食べてもいいんだぞ」

 初等部の視線は主に女の子達からのものだった。

「わたしはお兄ちゃんと一緒がいいの!」

「一緒がいいの!」

 その隣に座るアープルも復唱する。
 そこが定位置!みたいな感じで自然体でそこにいた。

「今日はいい天気だな」

 たまだ通りかかった。みたいな感じでシスティーナが近づいてくる。

「あら、先生もお昼ですか?」

「ああ、今日は天気がいいからな」

 チラチラとこちらを見ながらミーシャに応えるシスティーナ。
 彼女の手には購買部で買ったであろうパンの入った袋をにぎっていた。
 もう、素直じゃないなぁこのお嬢様は!

「先生も一緒に食べませんか?場所もありますし」

「そうか、それじゃあお言葉に甘えて……」

「あっ、先生! しれっとノゾミの隣に座らないで下さい」

 ミーシャがほほを膨らませて抗議した。
 まあ。そう言うなよ。みんなと違ってシスティーナはずっと一緒というわけではない。今くらいは許してあげてもいいではないか。

「ふふふ、一緒にお昼とか……最高だな!」

 聖騎士様はやけにご機嫌だ。

「お昼は譲りますが、今夜は私達の番ですからね」

 アンナが嬉しそうに言う。聞けばアンナとミーシャは同室だということだった。

「ならば、明日は私ということだな!」

「ちょっと! シス……先生は明後日ですよ!」

「なぜだ? 今日は二人なのだろ? ならばわたしは明日! ぜったい!」

 あんたはすねた子供か?
 アンナとミーシャは顔を見合わせたが、仕方ないと肩を落とした。こうなるとシスティーナはテコでも動かないことを知っているからだ。
 ってか、お嬢様。今朝も散々楽しみましたよね?
 そこはスルーですか。
 システィーナはもうニコニコでパンを頬張っている。

「じゃあ、明後日が私達の番ね!」

 マヤとアープルが手を合わせて喜んだ。
 アープルも混ざることはすでに合意なんだ。

「もう、お兄ちゃんなしでは眠れない身体にされてしまいました……」

 おーい。その発言はできれば小声でお願いしたす。
 今はいろいろなうわさが飛び交っているらしいからな。そう、あくまでも噂!九割以上真実だとしても噂なのだよ!
 オレはみんなにタニアとのやり取りを話して聞かせた。今回の魔法の実技講義中のタニアだったが、可もなく不可もなくといった感じだったが。
 レベルから読み取れる実力はまだまだあんなものではないはずだ。もしかしたらオレと同じようにわざとそうかているか。
 講義が終わったら聞いてみようかと思ったが、いつの間にかタニアは姿を消していた。

「どうやら、私達のことを調べまわっている者がいるらしい」

 システィーナが小声で耳打ちした。

「そうですね。敵意……みたいなものは感じないのですが」

 マヤも気づいていたらしい。
 こちらもその気配は感じていたが、あえて無視している。
 相手が害意を向けてこない限りオレは動く気はなかった。

「ところで、みんなにお願いがあるんだが」

「なんでしょうノゾミ様。今夜の衣装のことでしょうか?」

「ああ、今夜は二人とも制服で、下着はつけないように……って、そうじゃない!」

「さすがです。裸制服! 新時代の幕開けを感じます!」

 そんな幕開けいらない。
 この白竜族の巫女はどこまで本気なのだろうか。

「みんなにはこれを東西南北の塔に設置して欲しいんだ」

 オレは指先程の球体を手渡した。

「これは何ですか?」

「これは生徒たちの位置を把握するための魔具だよ」

 正確には魔具ではなく科学技術の塊なのだが。
 これを四方の四カ所と中央の一カ所に設置することで、魔法学園内の千人の動向を把握することができる。
 特にオレたちが一度でも認知した者の場合は名前まで把握できるのだ。
 これくらいしなければ学園内の動きなどわかるわけがない。どこかの少年探偵団のように毎回事件現場に遭遇するわけではないのだ。しかし、小学一年の意見に右往左往する警察って一体何なんだろう。

「オレがこれを中央の時計塔に設置すれば完成だ」

「時計塔は気をつけた方がいい」

 システィーナがオレの瞳をのぞき込んだ。

「時計塔はこの学園のシンボル的な存在だ。警備のための結界も張られている」

「その警備を担当しているのは?」

「アメリア先生だ」

 うむむ。あのエルフ先生か。叱られたことしか覚えていないが、あの幼い身体には興味が……おっと、話がそれた。

「結界内に人が侵入すると感知される」

「結界って解除できるの?」

「侵入に気づかれる前に結界そのものを消してしまえば、結界の不具合だと誤認するかもしれないな」

 時計塔への設置は必要不可欠だ。多少の危険は犯しても、設置する必要がある。

「感知系だといずれにせよ気づかれるな……」

 ならば、見つかる前に逃げる!
 安直だがこれしかない。
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