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第二章「魔法学園の劣等生 入学編」
閑話「夏の思ひ出」
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セミの鳴き声が聞こえる。
何故、セミという生き物はこうも自己主張をするのだろうか。そのエネルギーをもっと別の何か……そう、例えば移動や生命活動などに回せばもっと生きられるのではないか。セミの寿命はだいたい一週間前後だという。ならば、これだけの音量で「鳴く」のではなく効率的に行動すればもっと生命としての活動を謳歌できるのではないか。
「おい、望月!」
ぼーっと窓から外を眺めていたオレの頭を丸めたノートが叩かつけられる。
オレの繊細かつ精密な脳がダメージを受けてしまった。
これは……暴力だ。PTAに訴えなければ!
「あのなぁ、なんでお前は真面目に授業を受けないんだ?」
ノートを握りしめているのは理科教師の田中。
生徒からはザ・メガーネという愛称で呼ばれている。
「えーっとセミが……鳴いていて……」
「セミが鳴くのはメスに対してオスが自分の居場所を教えているからだ。求愛行動の一種だな」
さすがは理科教師。言葉の一つ一つに重みがある。
そうか……求愛で叫んでも昆虫ならOKなのか。しかし、人間が同じことをした途端に危険人物として扱われるのはなぜだろう。
「世界は謎に満ちている」
「今の謎はお前の頭の中身だ!」
再び叩かれた。
くそう。覚えていろよザ・メガーネ。オレがこの国の大統領になったらお前を小学校の教員にしてやる。
あれ……どちらにしても公務員か……まあいい。
いやまて、そもそもこの国の大統領って誰だ?
「世界は謎に満ちている」
再びオレは叩かれた。
叩かれると同時にチャイムが鳴り、授業は終了。
「今日はまた派手に叩かれてたねぇ」
美琴はオレの前の机に腰掛けた。
短めのスカート。見えそうで見えないギリギリの高さ。
「何してんの?」
「いや……世界の神秘を覗けないか検証中なのだ」
「へええ、あなたの神秘はアタシのスカートの中にあるんだ……」
「いや、お前の中身については別に興味ないな……というか……そこにスカートがあるから……?」
ゴン!
ゲンコツで殴られた。みんなオレの頭をなんだと思っているんだ!
「もうすぐ夏休みだってのに……気抜けすぎじゃない?」
「そうかなぁ……」
オレには救わなければならない世界が待っている。そのためにも今は英気を養わなければならないのだ。
待っていろ、最後のファンタジーのラストボス!
「そういえば、さっきセミがどうとか言ってなかったか?」
美琴に言われオレは先程の考察を説明する。
彼女は呆れたようにオレを見、盛大に溜息をついた。
「確かに……お前の頭の中は謎に満ちてるわ」
褒められてしまった。
「褒めてないからね!」
ふふふ。照れ隠しか。いわゆるツンデレというやつだ。
「哲学的命題について授業中に悩んで何が悪い」
すでに他の生徒たちは部活に行くなり帰宅するなりしている。二人っきりだ。
まずい。このままでは二人は付き合っているなどどよからぬ風評被害を被りそうだ。
迷惑以外の何物でもなかった。
ゴン!
「なぜ殴る?」
「いや、すんごく失礼なことを考えていそうだったから」
鋭い奴だ。だいたい美琴は色々と部活のかけ持ちをしていなかったか。今、オレと話をしているのも時間の無駄ではないか?
「アタシは望と話をしてると楽しいんだ」
美琴は笑うと可愛い。
「ねえ……例えばの話なんだけど」
美琴は少しだけ……いつものような明るい顔ではなく、どことなく真剣な面持ちで問いかける。
「望が海で溺れていたとするね」
唐突なシチュエーションだ。オレは突然にして海のど真ん中に放り出されたらしい。
「あなたの目の前には一枚の板が浮かんでいるとします」
ああ、それは有名な寓話だな……確かアルキメデスだがプラトン……だったか? 哲学者の名前をつけられた哲学的な問題。
「カルネアデス」
そう。それだ。
「紀元前の哲学者の名前をとって【カルネアデスの板】と呼ばれる問題だよ」
美琴はどこか悲しげな表情をした。
「アタシはこの問題点が大嫌い」
そんな問題をオレに振るなよ。
もしかして、オレって嫌われてる?
「さて、あなたはこの板にしがみついてなんとか海に浮いていられたとします。その時です!」
美琴はぴっと指を立てる。
「目の前にか弱いアタシが溺れていたとします」
オレよりも遥かに強い美琴様がか弱いとか……世の終わりか?
ゴン!
また殴られた。
「さて……望はどうする?」
いや、今殴った時点でオレは海に放り出されて美琴様は助かっているでしょう。どちらにしても美琴様は自力で助かりそうですが……
まあいい。
要するに自分が助かるために相手を見殺しにするかどうかという選択をしろということか。
相手か自分……どちらかが生き残るためにどちらかを切り捨てる。
究極の二択問題。
「ちなみに……もし仮に自分が助かるために相手を見殺しにしたとしても、国際法的には罪に問われないとします」
それは知っている。倫理的にも問題のない考え。理屈は分かるのだが、どうも好きになれない考えだ。
「さあどうする? アタシを見捨てて生き残るか? それとも板を渡して自ら死を選ぶか?」
「オレなら……」
そんな面倒くさいことはしない。
「そんな状況に追い込んだ神様ってやつをぶっ飛ばして二人で助かる道を選ぶな」
「それは……」
美琴が笑う。清々しいほどに輝く笑顔で。
「素晴らしい考えね!」
美琴はぴょんと机から飛び降りる。
ふむ。水玉模様とは……なかなかいい趣味をしている。ということは……きっと上の方も水玉なのでは……妄想膨らむなぁ。
ゴン!
何故、褒めたのに殴られるのだ。
オレにはまったく理解できない!
「そんなに簡単に見せられません!」
スカートを押さえて真っ赤になって怒鳴った。
ふふふ、口ではそう言っても身体は正直なんだぜ。
「えへへ、そうね……もしどうしても見たいっていのなら……」
何、もしかしてオレの願いを叶えてくれるのか?
まだ、玉は二つしか持っていないというのに……
なんと寛大な神龍……いえ、美琴様!
「アタシの目の前でその神様をぶっ飛ばしてくれる?」
「はい?」
神なんているのか?
もしいるとしたら、何とも趣味が悪い。
神がいるなら、なんでこんな世の中なんだ?
さっさとみんなの願いを叶えて、世の中を幸せにすればいいのに……
「無茶苦茶だが……努力してみよう」
「ああ、あなたなら……きっとできるよ……その時は……」
彼女が嬉しそうに笑った意味をこの時のオレは知る由もなかった。
何故、セミという生き物はこうも自己主張をするのだろうか。そのエネルギーをもっと別の何か……そう、例えば移動や生命活動などに回せばもっと生きられるのではないか。セミの寿命はだいたい一週間前後だという。ならば、これだけの音量で「鳴く」のではなく効率的に行動すればもっと生命としての活動を謳歌できるのではないか。
「おい、望月!」
ぼーっと窓から外を眺めていたオレの頭を丸めたノートが叩かつけられる。
オレの繊細かつ精密な脳がダメージを受けてしまった。
これは……暴力だ。PTAに訴えなければ!
「あのなぁ、なんでお前は真面目に授業を受けないんだ?」
ノートを握りしめているのは理科教師の田中。
生徒からはザ・メガーネという愛称で呼ばれている。
「えーっとセミが……鳴いていて……」
「セミが鳴くのはメスに対してオスが自分の居場所を教えているからだ。求愛行動の一種だな」
さすがは理科教師。言葉の一つ一つに重みがある。
そうか……求愛で叫んでも昆虫ならOKなのか。しかし、人間が同じことをした途端に危険人物として扱われるのはなぜだろう。
「世界は謎に満ちている」
「今の謎はお前の頭の中身だ!」
再び叩かれた。
くそう。覚えていろよザ・メガーネ。オレがこの国の大統領になったらお前を小学校の教員にしてやる。
あれ……どちらにしても公務員か……まあいい。
いやまて、そもそもこの国の大統領って誰だ?
「世界は謎に満ちている」
再びオレは叩かれた。
叩かれると同時にチャイムが鳴り、授業は終了。
「今日はまた派手に叩かれてたねぇ」
美琴はオレの前の机に腰掛けた。
短めのスカート。見えそうで見えないギリギリの高さ。
「何してんの?」
「いや……世界の神秘を覗けないか検証中なのだ」
「へええ、あなたの神秘はアタシのスカートの中にあるんだ……」
「いや、お前の中身については別に興味ないな……というか……そこにスカートがあるから……?」
ゴン!
ゲンコツで殴られた。みんなオレの頭をなんだと思っているんだ!
「もうすぐ夏休みだってのに……気抜けすぎじゃない?」
「そうかなぁ……」
オレには救わなければならない世界が待っている。そのためにも今は英気を養わなければならないのだ。
待っていろ、最後のファンタジーのラストボス!
「そういえば、さっきセミがどうとか言ってなかったか?」
美琴に言われオレは先程の考察を説明する。
彼女は呆れたようにオレを見、盛大に溜息をついた。
「確かに……お前の頭の中は謎に満ちてるわ」
褒められてしまった。
「褒めてないからね!」
ふふふ。照れ隠しか。いわゆるツンデレというやつだ。
「哲学的命題について授業中に悩んで何が悪い」
すでに他の生徒たちは部活に行くなり帰宅するなりしている。二人っきりだ。
まずい。このままでは二人は付き合っているなどどよからぬ風評被害を被りそうだ。
迷惑以外の何物でもなかった。
ゴン!
「なぜ殴る?」
「いや、すんごく失礼なことを考えていそうだったから」
鋭い奴だ。だいたい美琴は色々と部活のかけ持ちをしていなかったか。今、オレと話をしているのも時間の無駄ではないか?
「アタシは望と話をしてると楽しいんだ」
美琴は笑うと可愛い。
「ねえ……例えばの話なんだけど」
美琴は少しだけ……いつものような明るい顔ではなく、どことなく真剣な面持ちで問いかける。
「望が海で溺れていたとするね」
唐突なシチュエーションだ。オレは突然にして海のど真ん中に放り出されたらしい。
「あなたの目の前には一枚の板が浮かんでいるとします」
ああ、それは有名な寓話だな……確かアルキメデスだがプラトン……だったか? 哲学者の名前をつけられた哲学的な問題。
「カルネアデス」
そう。それだ。
「紀元前の哲学者の名前をとって【カルネアデスの板】と呼ばれる問題だよ」
美琴はどこか悲しげな表情をした。
「アタシはこの問題点が大嫌い」
そんな問題をオレに振るなよ。
もしかして、オレって嫌われてる?
「さて、あなたはこの板にしがみついてなんとか海に浮いていられたとします。その時です!」
美琴はぴっと指を立てる。
「目の前にか弱いアタシが溺れていたとします」
オレよりも遥かに強い美琴様がか弱いとか……世の終わりか?
ゴン!
また殴られた。
「さて……望はどうする?」
いや、今殴った時点でオレは海に放り出されて美琴様は助かっているでしょう。どちらにしても美琴様は自力で助かりそうですが……
まあいい。
要するに自分が助かるために相手を見殺しにするかどうかという選択をしろということか。
相手か自分……どちらかが生き残るためにどちらかを切り捨てる。
究極の二択問題。
「ちなみに……もし仮に自分が助かるために相手を見殺しにしたとしても、国際法的には罪に問われないとします」
それは知っている。倫理的にも問題のない考え。理屈は分かるのだが、どうも好きになれない考えだ。
「さあどうする? アタシを見捨てて生き残るか? それとも板を渡して自ら死を選ぶか?」
「オレなら……」
そんな面倒くさいことはしない。
「そんな状況に追い込んだ神様ってやつをぶっ飛ばして二人で助かる道を選ぶな」
「それは……」
美琴が笑う。清々しいほどに輝く笑顔で。
「素晴らしい考えね!」
美琴はぴょんと机から飛び降りる。
ふむ。水玉模様とは……なかなかいい趣味をしている。ということは……きっと上の方も水玉なのでは……妄想膨らむなぁ。
ゴン!
何故、褒めたのに殴られるのだ。
オレにはまったく理解できない!
「そんなに簡単に見せられません!」
スカートを押さえて真っ赤になって怒鳴った。
ふふふ、口ではそう言っても身体は正直なんだぜ。
「えへへ、そうね……もしどうしても見たいっていのなら……」
何、もしかしてオレの願いを叶えてくれるのか?
まだ、玉は二つしか持っていないというのに……
なんと寛大な神龍……いえ、美琴様!
「アタシの目の前でその神様をぶっ飛ばしてくれる?」
「はい?」
神なんているのか?
もしいるとしたら、何とも趣味が悪い。
神がいるなら、なんでこんな世の中なんだ?
さっさとみんなの願いを叶えて、世の中を幸せにすればいいのに……
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