メスガキ神狐に憑かれたい!? いきなり現れたケモ耳 美少女はちょっと♡な福の神?※イラストあり〼

須賀和弥

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銀狐の章

第054話「対決!モリアーティ教授 ②」

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「教授、それは何ですか?」

 あーちゃん先輩が質問をする。
 ああ、余計なことを!興味ありと思われたじゃないか。
 教授は案の定嬉しそうな表情になる。

「ふふふ、説明しよう!」

 ズイと身を乗り出して眼鏡をかける。

「のび太君。これはね、色々なものを数値化する機械なんだよ」

 誰がのび太君だ!

「い、色々なものを数値化!?」

 あーちゃん先輩が興味津々といった顔で教授に迫る。

「それって凄くないですか!」

 そうか?そんな大そうな物には見えないんだが。

「モッチーにはこの真の価値が分からないみたいだね」

 教授は眼鏡をかけ光を見ると「ふむふむ」と頷いた。
 
「142、78、65……」

 モリアーティ教授は数値を一気にまくしたてる。
 ハッとなったように光が叫んだ。

「わーわーわー!!!」

 かなりの慌てようだ。

「お兄ちゃん聞いちゃダメ――!!」

 オレの頭に抱きついてきた。ふんわりとした感触がオレの顔を覆い尽くす。

「ま、まさか……!?」

 あーちゃん先輩は何かの気づいたようだ。
 なんだろう、数字に何か意味でもあるのだろうか。
 教授はさらに言葉を続ける。

「あーちゃんは……156、89、75……」

「ほぼええええええええ!!」

「おぶっ!」

 あーちゃん先輩がオレの頭を抱え込む。光と一緒に抱え込む。
 ぽよんとした大きな果実がオレの後頭部を包み込んだ。
 ダブルサンド、オーダー入りました!
 しかも、耳まで押さえていないところがミソです。
 くそう、前も後ろも塞がれて何も見えねぇ。
 っていうか、息もできないんだけど!
 もがいてみたが、なぜか腕を押さえつけられた。

「まあまあ、ちょっと実験に付き合ってもらうだけなんだからさぁ」
 
 教授が耳元に囁く――見えんけど。息もできんけど。
 ちょ、まって、これって……!

 ――SOUND ONLY――

「教授!なんて恐ろしいものを作るんですか!」

「ふふふ、私は科学者!マッドでサイエンティストな科学者!嗚呼、自分の才能が恐ろしい」

 ちなみに教授の専門は郷土文化の研究だったはず。

「アホなことに才能を活かさないでください!」

「発明はね。99%の閃きと1%の努力の結晶なのよ」

「それってただの思いつきじゃないですか!」

「えーだって、作ってみたかったしぃ」

「世紀の発明品を創作料理みたいに言わないでください!」

「まあまあ、それじゃモッチーの戦闘力を計ってみるよ」

「えっ、戦闘力って……?」

「ふむふむ……ほうほう……戦闘力たったの5……まだまだ賢者タイムみたいだね」

「「……賢者タイム?」」

「そこの三人娘たち、モッチーの戦闘力を知りたくない?」

 ごくり×3

「ま、まさかそれって……」

「妹さん、あーちゃん。モッチーを気持ちよくしてあげなさい」

「き、気持ちよくって……分かったわ!」

「我様も手伝うのじゃ!」

「や~っておしまい!」

「「「あらほらさっさー!」」」

「私の見立てではモッチーの戦闘力はXXXXXニ個分ほどね」

「違うと思うぞ、我様が見た時にはもっと大きかったぞ」

 ぱふぱふ。

「おーおー!数値がどんどん大きくなってきているよ!」

「XXXXX一個分……XXXXXニ個分……まだ上がっていく!」

 なでなで。

「お兄ちゃん気持ちイイ?」

「バ、バカな……こ……こんなことが……こんなことが………!!」

「教授――数値はどうですか?」

「戦闘力――XXXXX三個分!!」

「「「XXXXX三個分!!」」」

「やはりそれだけの力を……我様の見立ては間違っておらんかった!やはりお主様の暴れん棒将軍は天下一品じゃ!」

「もしかしたら、私のカラダにも反応しちゃってるのかな?」

「ちょ……教授、何やってるんですか!」

「いや、彼の左手……ステファニーちゃんを借りようかなって……」

「……ステファニー……」

 ガクガクブルブル!

 ――はっきり言っておくぞ。瞬間的に出せる力はまだまだこんなもんじゃねえ!――って、あれ……なんだか意識がもうろうとしてきたぞ。

 カチャリ!

 ………………。
 ………………。
 ………………。
 
「あっ、やば!助手が帰ってきた!」
 
「ただいま帰りました……って、何やってんですか!」

「いや、生徒たちとのスキンシップ……みたいな」

「ほほう……衣服をはだけてスキンシップ……チェストォ!!」
 
 必殺空手チョップ!×4

「ふぉっくす!」
「ぷろふぇっさ!」
「あーちゃ!」
「ひかりん!」

「ひどいのじゃ!」

「もお、可愛いシスタージョークなのに……」

「いきなり空手チョップはひどいんじゃない!いくら助手だからっておーぼーよ!」

 空手チョップ。

「ぷろふぇっさ!」

「ないいかがわしいことしているんですか……ほら、モッチーも……うをっ!何ですか……この天を指している……凛々しい……」

「これは彼特製のピサの斜塔だよ」

「教授は黙っていて下さい!」

「それにしても、モー君やけに静かだね……もしかして嬉しすぎて気絶してるとか……って、白目向いてる!?」

「もう、私に抱きつかれて嬉しすぎて気絶とか?」

「違うよ!息できなくて完全に気を失っているんだよ!」

「お主様しっかりするのじゃ!」
 
「ふむ、改良の余地ありだな――今度は透過できるように改良しよう」

「何を冷静に分析しているんですか!」

「おお、お主様の魂が見えるぞ――!」

「ぎゃ――――――っ!」
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