格闘戦争記

日本のスターリン

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21章 最終決戦

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 日本幕府降伏後、一督戦隊は本国に戻りまた修行を続けていた。日本幕府軍が撤退した事により、地球連邦と新ソ連軍の一騎打ち状態になったのである。
  一督戦隊は修行を終えると新ソ連への侵攻に出かけた。新ソ連は一督戦隊の活躍ですっかり弱体化していた。新ソ連を降伏させるべく、新ソ連の首都圏に向かった。

 「あちらから来ましたね。」
 「とんで火にいる夏の虫とは彼らの事ですな。」
 「一督戦隊は一騎当千の戦士たち。彼らを倒せれば盛り返す事も可能なはずです。」
 「恐れるのは一督戦隊ただ一隊のみ!一督戦隊さえ葬り去れば地球連邦など怖くありません!」

  イレーザ、ジョジョ、ディックは一督戦隊の迎撃に向かった。

 「初めまして。一督戦隊の皆様。と申しましても二人しかいませんが。
  僕がこの国の最高指導者のイレーザと申す者です。
  右に居るのは元帥のジョジョ様です。
  左に居るの大元帥のディック様です。」
 「自己紹介は良い!勝負だ!イレーザ!!!」
 「イレーザ書記長の手を煩わせるまでもありません!」
 「ここは私たちにお任せを!」

 「行くぞおおお!!!一!ハルヒ!!!」
 「来いよ!モジョくん!」
 「私の名前はモジョではなない!ジョジョだよ。2度と間違えるな!」
 「すまないな、ジョジョジョくん。」
 「だーかーらー、ジョジョだよ。お前、最低だな!」

  ジョジョは一のおちょくりに引っかかってしまった。怒りに狩られて冷静さを失っていた。

 「くたばれ、一ええええええええええ!!!!」

  一は第5形態に変身した。そしてジョジョを一蹴した。

 「ぐはあああ!!!」
 「これが噂に聞いていた第5形態か!?もう使いこなせるようになったのか!?」
 「死ねええええ、ジョジョ!!」

  ジョジョは一の放ったエネルギー波に吹き飛ばされ刹那で消滅した。

 「ジョジョーーー!!!」
 「やはり僕も加勢した方が良さそうですな。」

  一は三つの刀を具体化させてイレーザに襲いかかかった。イレーザはガントレットを具体化させて応戦した。

 「イレーザ書記長に手出しするなあああああ!!!」
 「あなたの相手はこっちよ!」

  ハルヒはディックの気を引いた。
  一方、イレーザは懐から剣と光線銃を取り出して一に発砲した。一は刀でガードした。

 「武器の使用だと!?反則だ!?」
 「確かに反則ですが、『反則負け』ではないです。
 戦争に反則負けはないのです。」
 「勝つための反則なら正攻法だよ!」

  ディックも懐から剣と光線銃を取り出した。
  剣と光線銃とガントレットを使うイレーザに一は苦戦した。ハルヒも防戦一方である。

 「どうですか?一様ぁ?この程度ですか。」
 「僕を舐めるなよおおお!!!!」

  一は四本目の刀を具現化させた。

 「なんですとーーー!?四刀流ですとおお!?」
 「僕たちは日々成長して強くなっているのさ!」

  一は両手とまた股と口で挟んだ刀でイレーザを切りつけた。

 「ぐあああああああああああ!!!!」

  イレーザは剣と光線銃を落としてしまった。

 「死ねええええええええ!!!!」

  一は四本の刀からエネルギー波を放出させて、イレーザをぶっ飛ばした。
  さらに、イレーザが落とした光線銃を拾い、ディックを撃った。

 「勝つためのルール違反なら正攻法なんだろう?」
 「くそおお……。」

  ディックは光線が命中し絶命してしまった。こうして新ソ連も無条件降伏する事態に陥った。
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