転生先が幻の島で人間が俺しかいないんだが何か問題ある?

える

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転生?転移?したっぽい

3.

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 まずは拠点、基生活するための居住空間を確保するためにスペースを作る必要があった。

 周りにあるのは、木、木、木、つまりは木だ。まずはこれを伐採していくのだが、どうしたものか…

 そもそも俺には腕力がない。体力もない。いや、体力HPはあるのか。だがしかし、周りにある樹木を全て伐採するほどの持久力はないだろう。
 ナビゲーションシステム、長いからナビさんにしよう。ナビさん、何かいい方法ないかな?


【マスターは魔法属性全てを扱うことができます。発動には呪文や術式は必要ありません。風魔法で伐採、土魔法で根元を掘り起こし、アイテムボックスに収納といった手順を撮ることが可能です。】


 なるほど、伐採した樹木は木材として拠点作りに使える?他に必要な素材は?


【周囲に自制する樹木はヒノキであり、住居用木材として使用可能です。簡易住居であればその他素材を必要とせず、マスターの創造スキルで建造可能です。】


 ふむ、では手っ取り早く木材調達しますか。
 呪文は必要ないって言ってたけど、イメージが大事ってことかな??
 一部空気を圧縮して、高速回転させる…
 おお、なんか竜巻みたいになった。これがディスク状になるようにして、、、


ウィンドカッター発射


  ーーザンッ!!


 お、おおおおおお!!!スパッと行った!!凄い!ただ人に向けないようにしよう、うん、上半身と下半身が真っ二つになる勢いだもんね…

 異世界で使った初めての魔法は、切れ味抜群過ぎて少し怖気付いてしまう。俺が今使ったのはアニメや漫画の世界とは違う、現実に存在する武器なのだ。

 ただ、異世界第一歩としてはいい感覚を掴めたような気がする。
 この感覚を忘れないようにと、俺は夢中で木材調達に励んでいた。

 余談だが、ナビさんとは念話で話せるようになった。あの状態では傍から見ると独り言をブツブツ言い続ける変な人に見えるらしい。


【住居建設に必要な条件を満たしました。現在建設可能住居は平屋・二階建ての2種、間取りはワンルームから4LDKまで選択可能です。】
 
 うーん、じゃあ二階建ての2LDKにしようかな。

【建設準備完了。スキル″創造″による建設を開始します。】


 
 ナビさんのアナウンスのすぐあと、目の前に木材がでてきたかと思えば強い光を帯びて一瞬で一軒家が完成してしまった。


【アイテムボックスに残っている木材を使用して家具のオートクリエイトが可能です。実行しますか?】

 うん、お願い。ベッドは少し大きめがいいな。ダブルサイズくらい!!

【オートクリエイト完了。居住可能です。】


 なんということでしょう、見渡す限り樹木しかなかった場所に一瞬で完成した一軒家。外壁は木目をしっかり出しつつも落ち着いたダークブラウンに塗装され、玄関口は重厚な黒いノブが。緩くカーブを描くそのフォルムはしっとりと手に馴染むデザイン。

 扉を開けると家庭的な玄関ホール、足元には土落としのマットまで配備されています。
 入ってすぐはリビングのようです。奥にはダイニングテーブルと広々としたキッチン、玄関の右側には2回へと続く階段があり、左側には扉が2つ。それぞれトイレとバスタブ付きのお風呂です、快適ですね。

 登った先には廊下があり、左側に扉が2つと右側に2つ。右側の手前の扉にはシャワー、奥の扉にはトイレのようなマークが。
 左側は手前の扉を開くと希望していた大きなベッドが堂々と鎮座しています。
 一方、左奥の扉の先には何も無くガランとした印象。ここは物置部屋にするようですね。】


 って!!ナビさん某リフォーム番組みたいなナレーションつけなくていいよぉ!!!
 途中まで気づかなかったじゃん!!


「でも、本当にいいお家だなぁ。ここに住むのか、。一人はちょっと寂しいけど、ナビさんもいるしきっと大丈夫だよね!」

【へk!】




 やばいちょっと大丈夫じゃないかも!!!!
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