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急に始まる学園編 ~完結まで猛ダッシュ☆~
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しおりを挟むいやいや待て待て。可笑しいじゃないか。
え?今日って断罪イベみたいなことやる日だった?うっそだぁー。こんなに早くないよぉー?
目の前に居るヒロインよ、君何したかわかってんのかい?
ノーマルエンドどころか早くもバッドエンド確定ルートだよ?
もうどんなに頑張っても覆せないくらい好感度下がってるよ?
攻略対象の君への好感度地の底まで落ちてるてかもう地の底通り越して地球で言うマントルまで行って燃え尽きてるからね?
パラメータとかないから気づかないとかのレベルじゃないよ?え?
「で、ですからぁ、ノアージュ様がぁ…」
「貴様ごときが私の愛する婚約者の名前を軽々しく口にするな。ノアが穢れる。」
「殿下、事実はオブラートに包みましょうね?」
あ、ちなみに私は今来たところです。
皆様からの今北産業にお答えして…
ヒロインイベ回収
駄犬とピケ公激おこなう
ヒロイン地雷踏む(イマココ)
なんか死語が多い気がしなくもないけれどまあそんなことはいいのよ。
この状況止めないとこの国沈むんじゃないかレベルで駄犬の殺気がえぐいよ。
「あら、皆様ごきげんよう。如何なさいましたの?」
「ノア!私の可愛いノア。今日もとても素敵だよ。」
「ありがとうございます殿下。ところで、これは一体どういうことなのでしょう?」
「恐れながらご説明致します。この恥知らずで世間知らずな男爵令嬢が窃盗の被害にあったそうで、その犯人がノアージュ嬢であるとほざき倒してやがるのです。」
「言葉遣いがなっていませんわ。側近にはやはり…」
「大変失礼致しました。取り乱していたようです。」
「そうだよノア。こいつはノアにちょっかいかける悪い虫だけど、側近としては優秀だからこのままがいいかな。しかし、オブラートはどうしたんだい?」
確かにそうだ。さっき自分で事実はオブラートに包めと言ったのに。
あ、やばい。ヒロインのライフゼロだ。
てれれれてーてーて♪てれれれれれてーてーてーて♪てれれれれれてってーて♪とぅーん ZERO~♪
あー、スッキリした。
応援ありがとうございます!
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