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第一章 その魔女はコーンスープが苦手
魔女 日記
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「……このくらいにしておこうか」
日が傾いてきて、若干空が赤く色づいてくる。水色を取り戻したはずの湖は、またしても赤に染まっていた。
「あの、今日はありがとう」
「いや、良いよ。半分は俺の為みたいなもんだしさ」
アルカにも言ったようなことを伝えると、彼女は言い出しにくそうに呟やいた。
「えっと、明日も来てくれる?」
「もちろん、まだ仕事三日目だぞ?さぼれるかよ」
「そうじゃなくて……」
少しこちらを見上げるような姿勢で、魔女は言う。
「明日も、練習に付き合ったり、話したりしてくれるかな……」
うっかり、もう一回死んでしまうところだった。
免疫のない俺にとって、その顔は攻撃力が高すぎるだろ。
震えそうになる声を何とか抑えて、返答を絞り出す。
「まかせろ」
そんなシンプルな言葉だけを残して背を向ける。おそらく俺の顔は、情けなくも赤くなってしまっていることだろう。
夕焼けに感謝するのなんて、初めての経験だった。
★
六畳とは言われているもののややそれより狭く感じる安宿。その中央に置かれた小さめの円卓。そこに並べたティーセットには魔女からもらったハーブが入っている。一度に飲める量ではなさそうなので少しずついただくとしよう。
ガラスカップに注ぐと、葉の量に見合わぬ濃厚な赤で湯を染め上げた。
味はほぼ無味。香りもやや甘いにおいがするくらいだ。飲めないまずさではないが人に勧められるほどおいしいわけでもない。そんな味だった。これで効果がないなら残念だな。
今日は魔女が怪我をするたびに直してくれたから痛みはないが、気づかないストレスか何かがたまっているかもしれない。魔法に本でも読みながら、ゆっくりと休むことにしよう。
そう思って本に手を伸ばすと、借りてきたもう一冊の本に触れた。
「魔女日記……で、あってるか?」
ボロボロになっていたのを無理やり引っ付けたような装丁だから、本来のタイトルがこれであっているのかは分からない。
これ以上損壊させぬよう優しく開くと、予想とは違った見出しが俺を迎えた。
「魔女狩り日記……?」
これは何とも。魔女と親睦を深めるのには一番似つかわしくない本なのではなかろうか。
しかしながら、読めば魔女に関する知識が得られることは間違いないだろう。そう考えてページをめくると、やや崩れた手書きの文字が。
「この日記は、私が罪なき魔女を救えなかった後悔の記録である。これを読んだ者が、できることなら、もう同じ過ちを繰り返さぬよう願う」
意外だった。てっきり魔女がどんな恐ろしい存在なのかを実際の魔女狩りの様子を添えて記したものだと勝手に考えていたものだから、その逆ともいえる内容には驚いた。
しかもその下に添えられた執筆日時は約100年ほど前の物。普通これほど昔の本には高い価値がつくのだが、こんなもの簡単に借りてよかったのだろうか……。
「過ちを繰り返すな、か。仲良くなりたいとは思ってるんだけどな」
カップを傾けつつ読み進める。
相変わらず読みにくい手書きではあったし、文字が掠れている部分も見受けられたが、その内容はとても濃いものだった。
【魔女狩り日記 一日目】
その日は待ちに待った職業判定の予定が入っていた。特に見せる相手はいないが気合を入れて身だしなみを整え、幼馴染の家へと向かう。
ドアをノックするや否や、彼女はすぐさま飛び出してきた。
「おはよ!」
抱きつきながらそう言ってくる彼女を踏ん張って受け止める。私より大きくて大変なんだから、もうちょっと落ち着いてくれたらいいのに。
「おはよう、ルル。今日も元気だね」
「うん!いい職業をもらえる気がするし!」
「その自信は少しうらやましいかも」
いつも通りに手をつないで、一緒に判定所へと向かう。
田舎町の小さな判定所だったから、判定士なんて立派なものはいなかった。ただ使い古された水晶がぽつんとそこに置いてある。
「ワクワクするね!」
今にもそれにハイタッチをかましそうな彼女の手綱を握りつつも、私達は円形の判定所の中央へと向かう。
あらかじめ手順については聞いていたし、それは単純なものだったから、戸惑うことはなかった。
驚いたことと言ったら、思っていたよりも水晶の輝きが強かったことだろうか。
「賢者……。あらゆる知識の所有者。なんか、凄そうね」
当時の私にその職業の価値はよくわからなかったが、周りに知識のある大人がいたとしたら大いに祭り上げられていたことだろう。賢者とは、職業界トップクラスのレア物だ。
そういえば、ルルがさっきから静かだ。てっきりもらった瞬間騒ぎ出すものだと思っていたが。
隣にいるルルを見ると、彼女は静かに震えていた。
「どうしたのルル……。お腹痛いとか?」
そういえば昨日は森で変な果物食べてたもんな。何回もお腹下してるんだから、いい加減懲りればいいのに。
しかしルルは静かに首を振る。さすれば頭痛か腰痛か……。
「……だった」
「え?聞こえない」
「魔女だったの!」
それは冗談を言うような表情でも声でもなかった。
貰ったばかりの賢者の職と、元からあった知識が告げる。
魔女の職業の恐ろしさを。
抑えられない魔力を辺りにまき散らし、地図すら変えてしまうような危険な職業。
数ある職業で唯一、禁忌とされている職業。
職業を司る神、エミリスを祭るエミリス教団の教えでは、魔女の職を得たものは魔女狩りにて捕まり極刑に処される。
エミリス教が国境であるこの国では、彼女が生きていくことは難しいだろう。
なにせ、悪い子供への究極の脅し文句なのだ。
「悪い子だと魔女にされるからね」というルルは聞きなれているであろう言葉は。
私は考えた。この不幸な友人を救うための方法を。
その時恐怖はなかったのかと聞かれたら、もちろんあったと答えるだろう。だが、それと友人を失う恐怖は別物であった。
たった一人の友達なのだ。
彼女を救う最善策は、神から授かったばかりの賢者の職が教えてくれた。
だから私は、震えてうつむく彼女の手をしっかりと握りなおして言う。
「逃げよう。魔女が居ても許される場所まで」
旅の経験どころかこの小さな町からすら出たことはないが、不思議と勇気だけは沸いてきた。
幼いころ読んだ冒険譚に憧れていたからかもしれない。
よく晴れた日の昼下がり。私達の冒険は始まった。
★
ここまで読んで俺はいったん顔を上げる。慣れない読書で首が痛んだ。
数十年に一人と言われる賢者の職業を引いただとかなんだとか、色々と気になる部分はあるが……。
「……これじゃ魔女狩りではないよな?むしろ救っている気が」
とにかく続きが気になる。俺はベッドに横たわりつつ続きを読んだ。
日が傾いてきて、若干空が赤く色づいてくる。水色を取り戻したはずの湖は、またしても赤に染まっていた。
「あの、今日はありがとう」
「いや、良いよ。半分は俺の為みたいなもんだしさ」
アルカにも言ったようなことを伝えると、彼女は言い出しにくそうに呟やいた。
「えっと、明日も来てくれる?」
「もちろん、まだ仕事三日目だぞ?さぼれるかよ」
「そうじゃなくて……」
少しこちらを見上げるような姿勢で、魔女は言う。
「明日も、練習に付き合ったり、話したりしてくれるかな……」
うっかり、もう一回死んでしまうところだった。
免疫のない俺にとって、その顔は攻撃力が高すぎるだろ。
震えそうになる声を何とか抑えて、返答を絞り出す。
「まかせろ」
そんなシンプルな言葉だけを残して背を向ける。おそらく俺の顔は、情けなくも赤くなってしまっていることだろう。
夕焼けに感謝するのなんて、初めての経験だった。
★
六畳とは言われているもののややそれより狭く感じる安宿。その中央に置かれた小さめの円卓。そこに並べたティーセットには魔女からもらったハーブが入っている。一度に飲める量ではなさそうなので少しずついただくとしよう。
ガラスカップに注ぐと、葉の量に見合わぬ濃厚な赤で湯を染め上げた。
味はほぼ無味。香りもやや甘いにおいがするくらいだ。飲めないまずさではないが人に勧められるほどおいしいわけでもない。そんな味だった。これで効果がないなら残念だな。
今日は魔女が怪我をするたびに直してくれたから痛みはないが、気づかないストレスか何かがたまっているかもしれない。魔法に本でも読みながら、ゆっくりと休むことにしよう。
そう思って本に手を伸ばすと、借りてきたもう一冊の本に触れた。
「魔女日記……で、あってるか?」
ボロボロになっていたのを無理やり引っ付けたような装丁だから、本来のタイトルがこれであっているのかは分からない。
これ以上損壊させぬよう優しく開くと、予想とは違った見出しが俺を迎えた。
「魔女狩り日記……?」
これは何とも。魔女と親睦を深めるのには一番似つかわしくない本なのではなかろうか。
しかしながら、読めば魔女に関する知識が得られることは間違いないだろう。そう考えてページをめくると、やや崩れた手書きの文字が。
「この日記は、私が罪なき魔女を救えなかった後悔の記録である。これを読んだ者が、できることなら、もう同じ過ちを繰り返さぬよう願う」
意外だった。てっきり魔女がどんな恐ろしい存在なのかを実際の魔女狩りの様子を添えて記したものだと勝手に考えていたものだから、その逆ともいえる内容には驚いた。
しかもその下に添えられた執筆日時は約100年ほど前の物。普通これほど昔の本には高い価値がつくのだが、こんなもの簡単に借りてよかったのだろうか……。
「過ちを繰り返すな、か。仲良くなりたいとは思ってるんだけどな」
カップを傾けつつ読み進める。
相変わらず読みにくい手書きではあったし、文字が掠れている部分も見受けられたが、その内容はとても濃いものだった。
【魔女狩り日記 一日目】
その日は待ちに待った職業判定の予定が入っていた。特に見せる相手はいないが気合を入れて身だしなみを整え、幼馴染の家へと向かう。
ドアをノックするや否や、彼女はすぐさま飛び出してきた。
「おはよ!」
抱きつきながらそう言ってくる彼女を踏ん張って受け止める。私より大きくて大変なんだから、もうちょっと落ち着いてくれたらいいのに。
「おはよう、ルル。今日も元気だね」
「うん!いい職業をもらえる気がするし!」
「その自信は少しうらやましいかも」
いつも通りに手をつないで、一緒に判定所へと向かう。
田舎町の小さな判定所だったから、判定士なんて立派なものはいなかった。ただ使い古された水晶がぽつんとそこに置いてある。
「ワクワクするね!」
今にもそれにハイタッチをかましそうな彼女の手綱を握りつつも、私達は円形の判定所の中央へと向かう。
あらかじめ手順については聞いていたし、それは単純なものだったから、戸惑うことはなかった。
驚いたことと言ったら、思っていたよりも水晶の輝きが強かったことだろうか。
「賢者……。あらゆる知識の所有者。なんか、凄そうね」
当時の私にその職業の価値はよくわからなかったが、周りに知識のある大人がいたとしたら大いに祭り上げられていたことだろう。賢者とは、職業界トップクラスのレア物だ。
そういえば、ルルがさっきから静かだ。てっきりもらった瞬間騒ぎ出すものだと思っていたが。
隣にいるルルを見ると、彼女は静かに震えていた。
「どうしたのルル……。お腹痛いとか?」
そういえば昨日は森で変な果物食べてたもんな。何回もお腹下してるんだから、いい加減懲りればいいのに。
しかしルルは静かに首を振る。さすれば頭痛か腰痛か……。
「……だった」
「え?聞こえない」
「魔女だったの!」
それは冗談を言うような表情でも声でもなかった。
貰ったばかりの賢者の職と、元からあった知識が告げる。
魔女の職業の恐ろしさを。
抑えられない魔力を辺りにまき散らし、地図すら変えてしまうような危険な職業。
数ある職業で唯一、禁忌とされている職業。
職業を司る神、エミリスを祭るエミリス教団の教えでは、魔女の職を得たものは魔女狩りにて捕まり極刑に処される。
エミリス教が国境であるこの国では、彼女が生きていくことは難しいだろう。
なにせ、悪い子供への究極の脅し文句なのだ。
「悪い子だと魔女にされるからね」というルルは聞きなれているであろう言葉は。
私は考えた。この不幸な友人を救うための方法を。
その時恐怖はなかったのかと聞かれたら、もちろんあったと答えるだろう。だが、それと友人を失う恐怖は別物であった。
たった一人の友達なのだ。
彼女を救う最善策は、神から授かったばかりの賢者の職が教えてくれた。
だから私は、震えてうつむく彼女の手をしっかりと握りなおして言う。
「逃げよう。魔女が居ても許される場所まで」
旅の経験どころかこの小さな町からすら出たことはないが、不思議と勇気だけは沸いてきた。
幼いころ読んだ冒険譚に憧れていたからかもしれない。
よく晴れた日の昼下がり。私達の冒険は始まった。
★
ここまで読んで俺はいったん顔を上げる。慣れない読書で首が痛んだ。
数十年に一人と言われる賢者の職業を引いただとかなんだとか、色々と気になる部分はあるが……。
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とにかく続きが気になる。俺はベッドに横たわりつつ続きを読んだ。
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