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第一章【剣術大会】
怪しい者
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一回戦のソクとの対戦が終わった後、選手のほとんどの人が、夜刻の事を噂のようにヒソヒソ話していた、そして、夜刻を見掛けた者は必ず
「あいつ、疾風の剣士に余裕で勝ったらしい」
と言うのだ。
さすがに夜刻もやり過ぎたなとは思った。街夜刻は街へと帰ったら、一つあることをした...
「力ありし魔物よ...今我の前に姿を現し、契約を結べ...」
そう、魔物と契約し、使い魔にすることだった、そして召喚されたのは...狼だった
「私を呼んだのは、あなた様ですか?」
その狼は、喋ったのだ
(ほう、喋る魔物とは珍しい)
そういうことを考えて、夜刻はこの魔物を使い魔にすることにした
「そうだ、呼んだのは俺だ、俺の使い魔になってほしい」
「私の主として認めるまで値するかしらべてもよいか?」
「どうぞお好きなように」
そして、狼は、真実の眼で、夜刻の色々なことを調べ、そして...
「分かりました、契約を結びましょう」
と許したのであった。契約を結ぶためには、使い魔にする魔物に名前をつけなければいけない
「うーん、お前の名前は夜狼だよろしくな」
そのとき、夜狼から眩しい光がでた
「今日からあなた様の使い魔となりました、夜狼です、今後からどうぞよろしくお願いします」
と一礼だけして、儀式を終えた...
翌日...夜刻はいつもどおりのことをしてから、パーカーを着て、フードを被り、使い魔になった夜狼をつれて会場へと向かった、途中で店員に会ってから、雑談をし、待機場所にいき、
「次は、夜刻VSケンリです、準備をしてください」
とアナウンスが入ったので大会会場へと、足を運んだ
「あなたが私の相手ね」
意外なことに、相手は女性だった
「この試合私が勝つわ」
と宣言までした
「なんでそんなに余裕そうなんだ?」
「余裕な理由、理由ね...」
と少しケンリは考えるような素振りを見せて
「あなたが今不利な立場に居るかかしら」
と言ったとき、観客席から
「うおおおおおケンリさーーーーーん!!」
と大きな声が一つだけではなく多く聞こえた
「そういうことか」
「そうよ、この中であなたは私に勝つことが出来るかしら」
「それでは、剣を構えて...始め!!」
審判の始めの合図と共に、ケンリは夜刻に剣を振り下ろした、だが、夜刻はよける
「フレーフレーケンリさーーーーーんフレフレケンリフレフレケンリーーーーーー」
観客席からの声はさっきよりも増して聞こえた、観客席をみたら、「ケンリLOVE♥」のタオルやら、横断幕などあった
「よそ見している場合かしら」
観客席をみていた夜刻に向かって剣を振り下ろすが、夜刻はよけた。
さすがに観客席が煩いと思ったのだろうか、観客席を無視しながら、ケンリの方へと一歩歩いた
「えっ」
ケンリは何度も頭のなかを思いかいしたが、やはり夜刻は一歩しか歩いていないのだ、しかしケンリの目の前に居たのだ
「っ...」
夜刻に向かって剣を振り下ろしたが気づいたときは剣は折れていた
「勝者、夜刻!!」
「そんな、私が負けるなんて...」 「ケンリだっけ、お前さ誰かに頼っているから負けたと思えばいい、だから、誰にも頼らずに練習すれば、きっと強くなれると思う...」 「...完璧に私の負けね、一つ聞いていいかしら」 「なんだ?」 「あなたは何者なの?」 「...夜刻、ただの人間だ」..... 草原 「ぐわっ」 「くっそこいつ...」 「大丈夫?二人とも」 草原の真ん中ぐらいに、魔物に襲われている三人の旅人がいた 「エリ、攻撃魔法を」 「火炎!!」 杖から放たれた炎の塊は、魔物に直撃した「キシャァァァァ」 エリに向かって魔物は牙を向ける 「危ない!!」 魔物がエリに向かって爪を振りさげたとき... 「グルォォォォ」 魔物が、倒れた 「えっ?」 三人は、いきなり倒れた魔物に驚いた 「君達大丈夫?」 不意にかけられた言葉に三人は驚いた、見ると、女性が魔物の側にいた 「大丈夫です、助けてくださってありがとうございます」 「そう、大丈夫ならよかった、ねぇ君達」「なんですか?」 「この先にある街まで連れていってもらってもいいかな、私分からなくなっちゃたんだよね」 「お安いご用です、助けてもらったので」「よーしそうとなったらその街に向かおーう」 三人の後についていって、その女性は 「夜刻...」 と呟いた....
「あいつ、疾風の剣士に余裕で勝ったらしい」
と言うのだ。
さすがに夜刻もやり過ぎたなとは思った。街夜刻は街へと帰ったら、一つあることをした...
「力ありし魔物よ...今我の前に姿を現し、契約を結べ...」
そう、魔物と契約し、使い魔にすることだった、そして召喚されたのは...狼だった
「私を呼んだのは、あなた様ですか?」
その狼は、喋ったのだ
(ほう、喋る魔物とは珍しい)
そういうことを考えて、夜刻はこの魔物を使い魔にすることにした
「そうだ、呼んだのは俺だ、俺の使い魔になってほしい」
「私の主として認めるまで値するかしらべてもよいか?」
「どうぞお好きなように」
そして、狼は、真実の眼で、夜刻の色々なことを調べ、そして...
「分かりました、契約を結びましょう」
と許したのであった。契約を結ぶためには、使い魔にする魔物に名前をつけなければいけない
「うーん、お前の名前は夜狼だよろしくな」
そのとき、夜狼から眩しい光がでた
「今日からあなた様の使い魔となりました、夜狼です、今後からどうぞよろしくお願いします」
と一礼だけして、儀式を終えた...
翌日...夜刻はいつもどおりのことをしてから、パーカーを着て、フードを被り、使い魔になった夜狼をつれて会場へと向かった、途中で店員に会ってから、雑談をし、待機場所にいき、
「次は、夜刻VSケンリです、準備をしてください」
とアナウンスが入ったので大会会場へと、足を運んだ
「あなたが私の相手ね」
意外なことに、相手は女性だった
「この試合私が勝つわ」
と宣言までした
「なんでそんなに余裕そうなんだ?」
「余裕な理由、理由ね...」
と少しケンリは考えるような素振りを見せて
「あなたが今不利な立場に居るかかしら」
と言ったとき、観客席から
「うおおおおおケンリさーーーーーん!!」
と大きな声が一つだけではなく多く聞こえた
「そういうことか」
「そうよ、この中であなたは私に勝つことが出来るかしら」
「それでは、剣を構えて...始め!!」
審判の始めの合図と共に、ケンリは夜刻に剣を振り下ろした、だが、夜刻はよける
「フレーフレーケンリさーーーーーんフレフレケンリフレフレケンリーーーーーー」
観客席からの声はさっきよりも増して聞こえた、観客席をみたら、「ケンリLOVE♥」のタオルやら、横断幕などあった
「よそ見している場合かしら」
観客席をみていた夜刻に向かって剣を振り下ろすが、夜刻はよけた。
さすがに観客席が煩いと思ったのだろうか、観客席を無視しながら、ケンリの方へと一歩歩いた
「えっ」
ケンリは何度も頭のなかを思いかいしたが、やはり夜刻は一歩しか歩いていないのだ、しかしケンリの目の前に居たのだ
「っ...」
夜刻に向かって剣を振り下ろしたが気づいたときは剣は折れていた
「勝者、夜刻!!」
「そんな、私が負けるなんて...」 「ケンリだっけ、お前さ誰かに頼っているから負けたと思えばいい、だから、誰にも頼らずに練習すれば、きっと強くなれると思う...」 「...完璧に私の負けね、一つ聞いていいかしら」 「なんだ?」 「あなたは何者なの?」 「...夜刻、ただの人間だ」..... 草原 「ぐわっ」 「くっそこいつ...」 「大丈夫?二人とも」 草原の真ん中ぐらいに、魔物に襲われている三人の旅人がいた 「エリ、攻撃魔法を」 「火炎!!」 杖から放たれた炎の塊は、魔物に直撃した「キシャァァァァ」 エリに向かって魔物は牙を向ける 「危ない!!」 魔物がエリに向かって爪を振りさげたとき... 「グルォォォォ」 魔物が、倒れた 「えっ?」 三人は、いきなり倒れた魔物に驚いた 「君達大丈夫?」 不意にかけられた言葉に三人は驚いた、見ると、女性が魔物の側にいた 「大丈夫です、助けてくださってありがとうございます」 「そう、大丈夫ならよかった、ねぇ君達」「なんですか?」 「この先にある街まで連れていってもらってもいいかな、私分からなくなっちゃたんだよね」 「お安いご用です、助けてもらったので」「よーしそうとなったらその街に向かおーう」 三人の後についていって、その女性は 「夜刻...」 と呟いた....
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