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第9話 第二階層を偵察
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その階層にいたイルミラージュを討伐した事でソルは次の階層にまで進める事となった。
ついでに言えば多少の食糧も手に入れた。いい加減調理をした方がよさそうだが。
魔法スキルで『炎(ファイア)』系統のスキルを習得すれば調理が捗るかもしれない。
それはともかくとして重要なのは『SP』であった。ソルは先ほどの戦闘で『SP』を180手に入れた。イルミラージュを6体討伐した計算になる。
こうしてソルは裏ダンジョン『ゲヘナ』の第二階層へと歩みを進めるのであった。
得られたSPは温存しておく事にした。まだ第二階層の様子をソルは知らなかったからだ。
敵を知り、己を知れば百戦危うからず、とも言う。まずは敵の事を知らなければソルはならなかった。
ソルは第二階層へと潜り込む。
第二階層に蔓延っていたのは『オーク』であった。
オーク。
説明するまでもない。豚のような見た目をしたモンスターだ。オークは大抵の場合、魔法を使用する事はないが、普通の人間とは比べ物にならない程の怪力の持ち主である。
高いHPと防御力を兼ね揃えた頑丈(タフ)なモンスターだ。
ソルは第二階層の状況を確認した後、第一階層に戻る。やはり下見は重要な行動だった。
イルミラージュを6匹討伐した事で得た『SP』は『180』。このSPをどう使うかが問題であった。
ソルはスキルウィンドウを開き、スキル欄と睨めっこをする。そこでソルは今まで気づいかなかったスキルの存在に気づいた。
それは職業などの系統と関係のない、補助系のスキル欄にあったスキル項目だ。
『ステータス変換』※SPをステータスに変換する。必要SP100。
ステータス変換。
今まではSPが30までしか溜まっていなかった為、そのスキルの存在にソルは気づいていなかった。
そして気づいた時にソルに光明が差し込んでくる。
ソルは今までLVが上がらない事で最弱のまま強くなれないと思っていた。だが、そうではなかったのだ。
固有スキル『レベル0』という制約でしかないと思っていたスキルを抱えていても強くなれる可能性がある事に気づいた。
その事が絶望していたソルにとっての希望となりえた。未だ絶望的な状況は変わっていない。だが、その事が一筋の光となった。
生きる希望となりえたのである。ソルはステータス変換のスキルを習得した。
消費するSPは『100』差し引きで『80』のSPが残った。
次に、どうするか。ステータスをどう変換するのか、ソルは熟考した。
SPが1に対して向上するステータスは1。つまりは等価交換である。
しかし、ソルは気づいていなかった。自身がSPを通常の3倍の効率で稼いでいるという事に。そしてそれは通常のレベルアップによるスタータス向上よりもよほど効率がいいところ。さらには任意にステータスを割り振れるという裁量性の高さまである。
通常のレベルアップでは任意にステータス値を割り振れたりはしないのだ。だからその分、ソルは戦略性を得ていた。
必要に応じて自分でステータスを割り振る事ができるのだ。
「よし……これにしよう」
ソルは決断を下す。やはり防御力よりも攻撃力だ。なぜならやはり倒さない事にはどうしようもないからである。
やはり攻撃は最大の防御である。ソルは残ったSP80を攻撃力に割り振る事を決断した。
ソルは改めて自身のステータスを確認する
【名 前】 ソル・ユグドラシル
【年 齢】 15歳
【固有スキル】 レベル0
※レベル0で固定される。経験値取得が意味をなさない。
【レベル】 0
【HP】 10
【MP】 5
【攻撃力】 80
【防御力】 1
【俊敏性】 1
【魔力】 1
【魔力防御力】 1
【運気】 1
【スキル】 『強化』『回し斬り』『ステータス変換』
こうしてできうる限りの準備をしたソルは第二階層の攻略へ挑む事となる。
ついでに言えば多少の食糧も手に入れた。いい加減調理をした方がよさそうだが。
魔法スキルで『炎(ファイア)』系統のスキルを習得すれば調理が捗るかもしれない。
それはともかくとして重要なのは『SP』であった。ソルは先ほどの戦闘で『SP』を180手に入れた。イルミラージュを6体討伐した計算になる。
こうしてソルは裏ダンジョン『ゲヘナ』の第二階層へと歩みを進めるのであった。
得られたSPは温存しておく事にした。まだ第二階層の様子をソルは知らなかったからだ。
敵を知り、己を知れば百戦危うからず、とも言う。まずは敵の事を知らなければソルはならなかった。
ソルは第二階層へと潜り込む。
第二階層に蔓延っていたのは『オーク』であった。
オーク。
説明するまでもない。豚のような見た目をしたモンスターだ。オークは大抵の場合、魔法を使用する事はないが、普通の人間とは比べ物にならない程の怪力の持ち主である。
高いHPと防御力を兼ね揃えた頑丈(タフ)なモンスターだ。
ソルは第二階層の状況を確認した後、第一階層に戻る。やはり下見は重要な行動だった。
イルミラージュを6匹討伐した事で得た『SP』は『180』。このSPをどう使うかが問題であった。
ソルはスキルウィンドウを開き、スキル欄と睨めっこをする。そこでソルは今まで気づいかなかったスキルの存在に気づいた。
それは職業などの系統と関係のない、補助系のスキル欄にあったスキル項目だ。
『ステータス変換』※SPをステータスに変換する。必要SP100。
ステータス変換。
今まではSPが30までしか溜まっていなかった為、そのスキルの存在にソルは気づいていなかった。
そして気づいた時にソルに光明が差し込んでくる。
ソルは今までLVが上がらない事で最弱のまま強くなれないと思っていた。だが、そうではなかったのだ。
固有スキル『レベル0』という制約でしかないと思っていたスキルを抱えていても強くなれる可能性がある事に気づいた。
その事が絶望していたソルにとっての希望となりえた。未だ絶望的な状況は変わっていない。だが、その事が一筋の光となった。
生きる希望となりえたのである。ソルはステータス変換のスキルを習得した。
消費するSPは『100』差し引きで『80』のSPが残った。
次に、どうするか。ステータスをどう変換するのか、ソルは熟考した。
SPが1に対して向上するステータスは1。つまりは等価交換である。
しかし、ソルは気づいていなかった。自身がSPを通常の3倍の効率で稼いでいるという事に。そしてそれは通常のレベルアップによるスタータス向上よりもよほど効率がいいところ。さらには任意にステータスを割り振れるという裁量性の高さまである。
通常のレベルアップでは任意にステータス値を割り振れたりはしないのだ。だからその分、ソルは戦略性を得ていた。
必要に応じて自分でステータスを割り振る事ができるのだ。
「よし……これにしよう」
ソルは決断を下す。やはり防御力よりも攻撃力だ。なぜならやはり倒さない事にはどうしようもないからである。
やはり攻撃は最大の防御である。ソルは残ったSP80を攻撃力に割り振る事を決断した。
ソルは改めて自身のステータスを確認する
【名 前】 ソル・ユグドラシル
【年 齢】 15歳
【固有スキル】 レベル0
※レベル0で固定される。経験値取得が意味をなさない。
【レベル】 0
【HP】 10
【MP】 5
【攻撃力】 80
【防御力】 1
【俊敏性】 1
【魔力】 1
【魔力防御力】 1
【運気】 1
【スキル】 『強化』『回し斬り』『ステータス変換』
こうしてできうる限りの準備をしたソルは第二階層の攻略へ挑む事となる。
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