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第二章
第75話『守るものの大きさ』
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目的であるパンドラの箱奪還は叶わなかったが、俺達は何とか全員無事に魔王城へ帰ることが出来た。戦死0人なんて、史上初らしい。皆、死者0人の快挙を誇らしく思っている。
夜更けと共に帰還を果たした俺とベルゼ達は報告のため、謁見の間を訪れていた。尚、俺達以外のメンバーは体を休めるため、城の大広間にて休んでいる。食事や服の支給があるらしく、今日はみんな城に泊まっていくらしい。
アスモやベルゼの治癒魔法のおかげで皆、怪我は治ったが、体の疲れまでは取れないからな。家に帰る気力すら残っていないだろう。ゆっくり休んでくれれば良いが····。
「では、早速───────────報告を聞こうか、諸君」
そう言って、音もなく現れたのは我らが魔王 ルシファー。バサッとマントを翻し、玉座に腰掛けるルシファーはニコリとも笑っちゃいなかった。普段の穏やかな表情が嘘のように凛とした面持ちで俺達を見つめている。
ルシファー····怒ってるのか?
「はっ!ご報告申し上げます。パンドラの箱奪還作戦は失敗致しました」
「·····詳細を」
「はっ!結界解除までは順調に作戦を進めることが出来ましたが、明朝到着予定だった勇者パーティーの襲来により、パンドラの箱を破壊されてしまいました」
「ほう····?その勇者はどうした?」
「はっ!誠に遺憾ながら、こちらが攻撃を仕掛ける前に転移魔法でさっさと撤退して行きました。深追いは危険と見なし、追撃はしておりません」
ルシファーはベルゼの報告に軽く頷くと、背もたれに寄り掛かり、足を組む。柘榴の瞳は俺達ではなく、天井を見つめていた。
空虚を眺めるルシファーの赤眼からは何の感情も窺えない。
ルシファーは今回の作戦が失敗したことをどう思っているんだろう?やっぱり、残念に思っているんだろうか?いや、残念に思ってない筈がないよな。もしかしたら、パンドラの箱はヘラの恩恵を封印出来る唯一の依代だったのかもしれないし····。
この世界を救う手段がついに依代破壊に限られてしまった。
しかも、朝日という勇者が居る状態で·····聖剣の詳細も分からぬまま·····。
ルシファーは暫く何も言わずに黙り込むと、俺達に目を向けずに口だけ開いた。
「もう良い。下がれ。今日はゆっくり疲れを癒すといい」
「「はっ!」」
ベルゼとアスモはスッと立ち上がると、そのまま部屋を出ていく。マモンは何か言いたげな表情でルシファーを見つめるが、結局何も言わぬまま溜め息をついてベルゼ達の後に続いた。
扉が閉まる音が鳴り響く中、ここに残った俺は銀髪赤眼の美丈夫を見上げる。物憂げな表情を浮かべるルシファーはこの場に残った俺を咎めようとはしなかった。
なんか、ルシファーの様子が可笑しいな·····?
「なあ、ルシ····」
「─────────オトハくん、我が民を守ってくれてありがとう」
「へっ·····?」
『ルシファー』と奴の名を呼ぶ前に銀髪の美丈夫は言葉を重ねる。空虚を眺めていたレッドアンバーの瞳は今、俺を映し出していた。
ルシファーの言う、我が民ってウリエルの事だよな?朝日達に人質にされたウリエルを助けてくれてありがとうってことだよな?
でも、ベルゼは報告のとき一言もウリエルの事なんて·····人質のことだって言っていなかった筈だ。言ったのは勇者の襲来に遭ったことだけ。それ以外は何も言っていない。
なのに何で知って·····!?
驚きを隠せずにいる俺にルシファーはクスリと笑みを漏らす。
「忘れたか?私は水の水面を使って遠く離れた場所をリアルタイムで映し出すことが出来る」
「あっ····!!じゃあ·····!!」
「ああ。ずっと見ていたさ、君達が必死に戦う姿を····」
どこか苦しそうな表情で言葉を紡ぐルシファーは精神的に参っているように見える。
遠くから俺達を見守る事しか出来ない己の無力さに、自己嫌悪に陥っているのかもしれない。
「ずっと見ていた····ベルゼが死霊使いに操られたベルフェゴールの体を焼き払うところも、勇者パーティーがウリエルを人質に捕らえるところも、パンドラの箱を破壊されたところも····全部見ていたんだ、私は····」
今回の戦いは運良く死者が出なかったが、損失が無かった訳では無い。パンドラの箱を破壊されたことが一番の損失だが、それ以上に戦士達の心と体を傷つけた。特に同胞の体を焼き払ったベルゼは精神的にかなりキツいだろう。
それらを見守る事しか出来ないルシファーもまた相当辛い筈····。世界最強の生命体でありながら、前線に出ることが出来ない彼は己の運命を何度呪ったか分からない。
もしかして、ルシファーがあのとき泣いていたのは····己の無力さを嘆いたからか?それとも·····死体で帰ってくるかもしれない俺達を心配したからか?
「なあ、オトハくん····」
「····なんだ?」
「私は最低の王だ。君がパンドラの箱より、ウリエルの命を取ったとき····私は君に猛烈な怒りを感じた。何故パンドラの箱を取らなかったのか、と····本気で怒ったんだ····。目先の命よりも多くの命を救うべきだと····私は思ってしまった」
「ルシファー·····」
『私は最低だ!!』と叫ぶルシファーは顔を手で覆い隠した。まるで、そう思ってしまった自分を隠すように手で顔を覆う。俺に対して怒りを感じてしまった自分を恥じるルシファーに俺は緩く首を振った。
違う。違うぞ、ルシファー·····。お前は正しい。
「ルシファーが俺に怒りを感じたのは当然のことだ。お前は魔族の王で、この世界を救うため立ち上がった主導者。たった一人の少女の命を救うため、世界を救う手段を一つ潰した俺に怒りを抱くのは当然のことだよ。むしろ、怒らない方が可笑しい」
ルシファーは間違っちゃいない。魔族の王として正しい反応だ。俺なんかより、ずっと守らなくちゃいけないものが多いルシファー·····。守るものが多ければ、より多くの者が助かる方に気持ちが傾く筈。ウリエルしか守るものがない俺とルシファーでは価値観の差があり過ぎる。だから、ルシファーが俺に怒りを抱くのも仕方のない事だった。
「俺とお前じゃ守るものの大きさが違う。俺が守りたいのはウリエルただ一人に対して、お前はどうだ?たった一人だけか?」
「っ·····!!違うっ!!私は同胞達を····魔族みんなを守りたい!」
「ああ。そうだな·····お前はそういう奴だ」
優し過ぎるお前はとても欲張りだ。あれもこれもって守るものが多過ぎる。
でも──────────お前には心強い仲間が居る。
お前の守りたいもの全部がお前の仲間であり、力だ。
だから、己を恥じるな。隠すな。後悔するな。
前を向け───────────お前が前を向かなければ皆、迷子になるぞ。
「お前は最低な王なんかじゃない。俺に怒りを抱いたのも極正常な反応だ。ま、俺は後悔なんかしちゃいないがな。例え、時が戻って過去に遡っても俺は何度でもウリエルの手を取る。パンドラの箱を捨てる。自分の気持ちが赴くままに行動する。例え、お前に恨まれてもな」
「フッ·····オトハくん、君はやはり強いな」
ルシファーは俺の滅茶苦茶な言い分をフッと鼻で笑い、僅かに目元を和らげる。柘榴の瞳はただ穏やかに笑っていた。
そうだ。お前はそうやって笑っていれば良い。お前から笑顔が消えれば民達が不安がる。
胸のつっかえが取れたように清々しい笑みを浮かべるルシファーはスッと玉座から立ち上がった。
「それと────────────君に英雄は似合わない」
「それは俺も同感だな」
肩を竦める俺にルシファーは僅かに目を細める。
根暗陰キャな俺に英雄なんて似合わねぇ。闇魔術師とかがお似合いだぜ。
「部屋まで送ろう」
そう言うと、ルシファーは俺の返事も聞かぬまま歩き出した。
夜更けと共に帰還を果たした俺とベルゼ達は報告のため、謁見の間を訪れていた。尚、俺達以外のメンバーは体を休めるため、城の大広間にて休んでいる。食事や服の支給があるらしく、今日はみんな城に泊まっていくらしい。
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「では、早速───────────報告を聞こうか、諸君」
そう言って、音もなく現れたのは我らが魔王 ルシファー。バサッとマントを翻し、玉座に腰掛けるルシファーはニコリとも笑っちゃいなかった。普段の穏やかな表情が嘘のように凛とした面持ちで俺達を見つめている。
ルシファー····怒ってるのか?
「はっ!ご報告申し上げます。パンドラの箱奪還作戦は失敗致しました」
「·····詳細を」
「はっ!結界解除までは順調に作戦を進めることが出来ましたが、明朝到着予定だった勇者パーティーの襲来により、パンドラの箱を破壊されてしまいました」
「ほう····?その勇者はどうした?」
「はっ!誠に遺憾ながら、こちらが攻撃を仕掛ける前に転移魔法でさっさと撤退して行きました。深追いは危険と見なし、追撃はしておりません」
ルシファーはベルゼの報告に軽く頷くと、背もたれに寄り掛かり、足を組む。柘榴の瞳は俺達ではなく、天井を見つめていた。
空虚を眺めるルシファーの赤眼からは何の感情も窺えない。
ルシファーは今回の作戦が失敗したことをどう思っているんだろう?やっぱり、残念に思っているんだろうか?いや、残念に思ってない筈がないよな。もしかしたら、パンドラの箱はヘラの恩恵を封印出来る唯一の依代だったのかもしれないし····。
この世界を救う手段がついに依代破壊に限られてしまった。
しかも、朝日という勇者が居る状態で·····聖剣の詳細も分からぬまま·····。
ルシファーは暫く何も言わずに黙り込むと、俺達に目を向けずに口だけ開いた。
「もう良い。下がれ。今日はゆっくり疲れを癒すといい」
「「はっ!」」
ベルゼとアスモはスッと立ち上がると、そのまま部屋を出ていく。マモンは何か言いたげな表情でルシファーを見つめるが、結局何も言わぬまま溜め息をついてベルゼ達の後に続いた。
扉が閉まる音が鳴り響く中、ここに残った俺は銀髪赤眼の美丈夫を見上げる。物憂げな表情を浮かべるルシファーはこの場に残った俺を咎めようとはしなかった。
なんか、ルシファーの様子が可笑しいな·····?
「なあ、ルシ····」
「─────────オトハくん、我が民を守ってくれてありがとう」
「へっ·····?」
『ルシファー』と奴の名を呼ぶ前に銀髪の美丈夫は言葉を重ねる。空虚を眺めていたレッドアンバーの瞳は今、俺を映し出していた。
ルシファーの言う、我が民ってウリエルの事だよな?朝日達に人質にされたウリエルを助けてくれてありがとうってことだよな?
でも、ベルゼは報告のとき一言もウリエルの事なんて·····人質のことだって言っていなかった筈だ。言ったのは勇者の襲来に遭ったことだけ。それ以外は何も言っていない。
なのに何で知って·····!?
驚きを隠せずにいる俺にルシファーはクスリと笑みを漏らす。
「忘れたか?私は水の水面を使って遠く離れた場所をリアルタイムで映し出すことが出来る」
「あっ····!!じゃあ·····!!」
「ああ。ずっと見ていたさ、君達が必死に戦う姿を····」
どこか苦しそうな表情で言葉を紡ぐルシファーは精神的に参っているように見える。
遠くから俺達を見守る事しか出来ない己の無力さに、自己嫌悪に陥っているのかもしれない。
「ずっと見ていた····ベルゼが死霊使いに操られたベルフェゴールの体を焼き払うところも、勇者パーティーがウリエルを人質に捕らえるところも、パンドラの箱を破壊されたところも····全部見ていたんだ、私は····」
今回の戦いは運良く死者が出なかったが、損失が無かった訳では無い。パンドラの箱を破壊されたことが一番の損失だが、それ以上に戦士達の心と体を傷つけた。特に同胞の体を焼き払ったベルゼは精神的にかなりキツいだろう。
それらを見守る事しか出来ないルシファーもまた相当辛い筈····。世界最強の生命体でありながら、前線に出ることが出来ない彼は己の運命を何度呪ったか分からない。
もしかして、ルシファーがあのとき泣いていたのは····己の無力さを嘆いたからか?それとも·····死体で帰ってくるかもしれない俺達を心配したからか?
「なあ、オトハくん····」
「····なんだ?」
「私は最低の王だ。君がパンドラの箱より、ウリエルの命を取ったとき····私は君に猛烈な怒りを感じた。何故パンドラの箱を取らなかったのか、と····本気で怒ったんだ····。目先の命よりも多くの命を救うべきだと····私は思ってしまった」
「ルシファー·····」
『私は最低だ!!』と叫ぶルシファーは顔を手で覆い隠した。まるで、そう思ってしまった自分を隠すように手で顔を覆う。俺に対して怒りを感じてしまった自分を恥じるルシファーに俺は緩く首を振った。
違う。違うぞ、ルシファー·····。お前は正しい。
「ルシファーが俺に怒りを感じたのは当然のことだ。お前は魔族の王で、この世界を救うため立ち上がった主導者。たった一人の少女の命を救うため、世界を救う手段を一つ潰した俺に怒りを抱くのは当然のことだよ。むしろ、怒らない方が可笑しい」
ルシファーは間違っちゃいない。魔族の王として正しい反応だ。俺なんかより、ずっと守らなくちゃいけないものが多いルシファー·····。守るものが多ければ、より多くの者が助かる方に気持ちが傾く筈。ウリエルしか守るものがない俺とルシファーでは価値観の差があり過ぎる。だから、ルシファーが俺に怒りを抱くのも仕方のない事だった。
「俺とお前じゃ守るものの大きさが違う。俺が守りたいのはウリエルただ一人に対して、お前はどうだ?たった一人だけか?」
「っ·····!!違うっ!!私は同胞達を····魔族みんなを守りたい!」
「ああ。そうだな·····お前はそういう奴だ」
優し過ぎるお前はとても欲張りだ。あれもこれもって守るものが多過ぎる。
でも──────────お前には心強い仲間が居る。
お前の守りたいもの全部がお前の仲間であり、力だ。
だから、己を恥じるな。隠すな。後悔するな。
前を向け───────────お前が前を向かなければ皆、迷子になるぞ。
「お前は最低な王なんかじゃない。俺に怒りを抱いたのも極正常な反応だ。ま、俺は後悔なんかしちゃいないがな。例え、時が戻って過去に遡っても俺は何度でもウリエルの手を取る。パンドラの箱を捨てる。自分の気持ちが赴くままに行動する。例え、お前に恨まれてもな」
「フッ·····オトハくん、君はやはり強いな」
ルシファーは俺の滅茶苦茶な言い分をフッと鼻で笑い、僅かに目元を和らげる。柘榴の瞳はただ穏やかに笑っていた。
そうだ。お前はそうやって笑っていれば良い。お前から笑顔が消えれば民達が不安がる。
胸のつっかえが取れたように清々しい笑みを浮かべるルシファーはスッと玉座から立ち上がった。
「それと────────────君に英雄は似合わない」
「それは俺も同感だな」
肩を竦める俺にルシファーは僅かに目を細める。
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